宮口幸治のレビュー一覧

  • 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ
    わかりやすい。
    理論的なことばかりしゃなく、具体的な声かけとかものっていて読みやすいし、子どもの姿がうかぷ
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    ・支援したく無いような相手だからこそ支援しなければならない

    ・本人は望まないけど支援しなければならない。
    困ってないように見えるから支援しなければならない。自分で来られないから支援しなければならない。
    支援の現場は、そういった矛盾と葛藤に満ち満ちているのが現状です。

    ・安心の土台には、ずっと支援...続きを読む
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    頑張れない人にこそ支援が必要であるというのは、言われてみれば当然の気もするがこれまで気づかなかった視点だった。確かに人は頑張ってる人を応援したくなるしそれ自体は何も悪いことではない。だが支援、救済は本当に必要な人はその手の届く範囲には声の届くところにはいないことのほうが多い。
  • 境界知能とグレーゾーンの子どもたち
    漫画でサクッと読めた。利用者対応が上手くできないこともあるけど、聞く力が弱い、自信がないなど身体的家庭的色々な可能性を考えてコミュニケーションをとっていきたいと思った。
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    売らずにずっと棚に置いておきたい1冊。自分が子どもの立場になった時に、大人になんと声を掛けられたらやる気が出るだろうと想像することが大切だと思った。
  • 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ
    宮口先生の著書は何冊か拝読しているが、大体が「いかにコグトレが素晴らしいか」にフォーカスしており、手前味噌感が強い…でも、序章の境界知能の子供たちが12%ほどいること、彼らが抱える問題などはわかりやすく、どう対処していくべきかも明確に書かれている。
  • 境界知能とグレーゾーンの子どもたち
    類似内容の新書を読んでから、こちらを読んだ。
    これは学校という現場での事例に合わせた解釈・対応策に焦点が当てられている。

    努力が足りない、怠けていると判断する前に「伝わっていない」「理解できない」「誤解している」などの可能性を検討することは、双方にとって有益だろう。

    新書に比べて読みやすいので、...続きを読む
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻
    ずっと気になっていた本の漫画版を電子書籍で見つけたので、早速、読んでみました。
    少年院に入所している少年たちの実態。
    ・社会の変化で犯罪者を減らすのともできるのだろう。
    ・当たり前は、人の数だけある。
    そのようなことを思いました。
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    少なからずある現実

    この作品を知りこの際に見てみたがこういう現実があり少なからず自分の近くにもいるのかもしれない
    この作品を読んで初めて知った
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻
    新書とはまた違って、少年たちの表情が描かれているのがポイントだと思います。
    実態だけがあり解決策は描かれていないので、読むとかなり疲れます。
  • 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ
    実行機能を支えるもの。
    認知機能の強化。記憶→言語理解→知覚→推論・判断の順番。それを下支えする注意機能。
    コグトレの年齢の目安が書かれていてわかりやすかった。
    鵜呑みにせずにあくまでも「目安」として使っていきたい。
  • 「立方体が描けない子」の学力を伸ばす
    コグトレについて書かれた本。
    発達障害があるのか、見極めて、早めにこういうトレーニングをする方が子どものためになると思う。
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    "ケーキの切れない非行少年たち"の続編。
    頑張れない人たちを支援する側の人に、より焦点を当てている。

    関わるのが大変な人こそ支援が必要な人だという話にハッとさせられた。頑張っていることが周りから見て分かりやすい人、助けを求められる人というのは自然と支援者も応援やサポートをしたい気持ちになる。
    逆に...続きを読む
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    頑張れない人たちを見限ってしまいそうになるが、そうのような人たちこそ1番支援を必要としている人たちであるという。
    自分だけでは困りから抜け出せないからこそ支援が必要ではあるが、そのような人たちを支援するには、息の長い関わりが必要である。
    しかし、どうしても頑張れない人たちを支援することは容易なことで...続きを読む
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    責任を持てない話

    本作を見て、安易に犯罪はダメだ、恐ろしい人がいる、と思うことは間違っていないが、その結論で終わらせてしまう限り、こういった非行や犯罪はなくなることはないだろう。
    もちろん、だからといって肯定もできないことは事実で、被害者のいることを許せだの仕方ないだのと割り切らせることは弱者に順番をつけるだけで何も...続きを読む
  • ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ(新潮新書)
    非常に分かりやすかった。一見いらなそうな精神科医の娘、杏奈の描写は誰でもどんな環境にいても非行に走ること自体はあり得るし、被害者にもなりえる、ということを示すものだったと思う。
    でも、やっぱり境界知能や軽度知的障害、自閉症スペクトラムを持つ子どもたちや不遇な環境で生まれる子と杏奈は違う部分もたくさん...続きを読む
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    "彼ら"を支援する人にも支援が必要で、その支援をする人にも支援が必要で、、、これが悪循環になるのか好循環になるのか。
    言葉だけではいくらでも言える、彼ら自身にも支援する人にも頑張ろうと思ってもらえるような"ホスピタリティ“が大切。頑張らなくてはいけないのは彼らだけでなくその周りにいる人たちも共に成長...続きを読む
  • 逆境に克つ力~親ガチャを乗り越える哲学~(小学館新書)
    面白かった。第5章「明日から実行!幸福になる力を高めるヒント」に自力でたどり着ける子は逆境に克てる。たどり着けない子に、届けれるか否か。
    こと自分に関しては、他人(同じ環境で育ったのに「親ガチャに外れた人の結果」みたいな人生を歩んでる人への疑問、不信感。)に注意が行ってたが、自分はどうか?と問いかけ...続きを読む
  • 「立方体が描けない子」の学力を伸ばす
    ベストセラー「ケーキの切れない非行少年たち」の著者よる、境界知能とされる子どもたちの認知能力をいかにしてあげていくかという実践の記録。少年刑務所において利用するために実際に著者が開発した「コグトレ」は、認知機能をあげていくための具体的なメニューが色々と工夫されている。非行少年だけではなく、一般の子ど...続きを読む
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)
    「頑張ったら支援する」という言葉は裏を返せば「頑張らなければ支援しない」ということ。しかし実際に支援が必要な人は「頑張りたくても頑張れない人」。

    また世の中「頑張らなくてもいい」という風潮があるが、実際頑張らなければ評価されず生きていけないのが世の常。無理をさせるのは良くないが、本人が頑張る必要は...続きを読む