光吉さくらのレビュー一覧

  • 九龍城砦1  囲城

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    哎呀!!好好玩!!

    こちらの本、今年の2月に映画館で見て面白くってぇ。原作の日本語訳に大喜びで手を出した次第。映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」の原作本です。

    あとがきで作者の余兒(ユー・イー)さんが書いていたのですが、映画を見た熱心な日本人ファンの方は日本語訳の本が出る前から原書を翻訳機を使って熱心に読んでらした方が多くいたとか。すごい熱量のファンの方たちだぁ。

    この映画、登場人物が多く、揃いも揃ってキャラが濃く、映画を見た人によってハマるキャラが違うんですよね。私はルイス・クーの演じた龍捲風(ロンギュンフォン)にずっと痺れていました!九龍城砦を統括する人徳溢れた龍兄

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    2025年11月30日
  • 三体

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    読まれた方にはそれはどうなのと思われそうだが
    三体3作全てまとめて。何故なら時間軸の違いだけでまとめて同じ話と感じたので
    宇宙人と地球人の物語として少なくとも2000年以降の小説では最高峰と思います

    正直、古典な内容ですし
    正直、文句もたくさんありますし
    でも正直、くっそ面白いのです
    2900万部、いいじゃないですか

    こんな、古っ典のふっるくっさい話が世界中でウケたんです。しかも中国から発信されたんです。こんなものが。最高じゃないですか、みんな戦争なんてやめて好きな本の話教えてくれよ。なんぼでも聞くから。その間は少なくとも争わないだろ、そうだろ


    ド頭から中国の歴史、背景が語られます

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    2025年11月20日
  • 三体

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    リア充という言葉が普通に出てきて驚く。原著ではなんと書いてあって、どのように使われてるのか気になる。

    壮大なプロローグ。プロローグでも既に面白いのだが、Ⅱ黒暗森林を読み終わる頃には三体ワールドに引きずり込まれている。一巻目を読んだ人は二巻も勢いで行っちゃった方が良いと思います。

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    2025年11月18日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    たった一人の、世界に絶望してしまった人の虚空に向けたメッセージによって、地球の運命をまさか一枚の紙によって葬ることになるとは誰も想像出来なかっただろう。
    壮大なスペクタクルで描かれる二次元攻撃の描写はあまりにも壮大過ぎて頭の中で完全な映像化が追い付かないまま、読み進める手を止められなかった。

    人の尊厳は責任を背負うことによって保たれる。

    雲天明と艾AAが晴れやかな死を向かえたことを祈る。

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    2025年11月18日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    面白かった。前評判に違わぬとてつもないスケールの大きさと面白さだった。
    上巻から思っていたのだが、程心は登場から常に傲慢だったと思う。
    程心のもたらした結果は常に人類、もしくは程心にとってよくない方向へ進み、その度に後悔を繰り返していたが、結局最後まで傲慢であり続けた。
    一方で程心以外の主な登場人物は己の手で道を切り拓き、常に前に進み続けた。
    この対比は割と意識して描かれていたんじゃないかと思う。
    程心の傲慢さに少しイラッとすることもあったが、きっと自分が同じ立場ならそうするし、傲慢こそが人類が持つ特性なのだと思う。
    そう思えば、この三部作の中で一番共感の持てる主人公であったし、一番嫌いな主人

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    2025年11月18日
  • 三体3 死神永生 上

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    現状、ここまで読んできた中では今作が1番のお気に入りになった。
    面白いし、ワクワクするし、宇宙や未知に対する思考が自分の脳とは全く違う。
    新しい学問を学んでるみたい。

    あと人間の傲慢さが満遍なく描かれていた。
    でも、人間を形成するうちの一つが傲慢さだから、きっとこれを捨てきることはないんだろうな。

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    2025年11月17日
  • 三体

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    専門用語が多く、特に次元に関してはほぼさーっとひか目を通せなかった。
    ただ、それを差し引いてでも面白かった。
    途中から読む手が止まらなかった。
    僕は読む前にドラマを視聴していたので、ある程度想像がしやすく良かった。
    しかし、ドラマを見ていなかったら結構読んでイメージが湧きづらかったと思う。

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    2025年11月13日
  • 三体3 死神永生 下

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    「なぜこの世の定数は今ある値なのか」という問いに対する答えがストーリーを通じて示されていて、恐ろしくも壮大で、ある意味儚い物語だった。

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    2025年11月03日
  • 三体

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    「『三体』とは何か?」を中心に、過去と現代を交互に行き来するストーリーは、サスペンスのようでもあった。ラストに張られた伏線が回収され、ある種の絶望感を残して終わる物語は一本の映画を見ているようだった。
    SF好きだけじゃなくて、ミステリー好きにもおすすめできそう。

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    2025年11月03日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    中華SFの傑作である三体の前日章のSF小説。
    三体と同一世界線の話であり、三体に登場した人物も1人登場するが、基本的には三体の話とは関係がない、雷の球のような現象についての小説。

    (あとがきに記載されていたことだが、中国版の三体ではこの雷球のことが元々書かれていたそうで、翻訳の際に書き換えられたそう。なので、前日章というのは間違いではないらしい)

    現実には存在しない科学技術も登場するが、科学的な理由付けも素人にはかなりそれっぽく思えるほど話が練られているので、非現実感はそれほど無く没入感を得られる。
    もちろん、そんなもんあるかいというような物も出てくるのてSF感は感じられる。

    科学や技術

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    2025年10月16日
  • 三体

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    ネタバレ

    超骨太
    物理学とかのことはわからんけどわからんなりにちゃんと楽しめる
    最初のパートはなんだったんだろうなと思いながら読み進めてた、ああ総帥の人物像を深めるためだったのか
    三体人が かなり人間っぽくて変な気持ちになる
    次から、戦争ですか!?

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    2025年10月03日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    面白すぎる!!物理法則を武器として使う⁉️今の物理法則はすでに歪められている⁉️すごーい

    さすがにこれ以上は広がらないだろ、、、と思った話がさらに広がる。そんなことある?

    ユンティエンミンの愛の大きさと、直接会うことのなかったチェンシンの運命が切ない。1800万年の間に何があったんだろう。

    ジーズーは人類を超殺したけど、チェンシンと仲良くしてて面白い。

    ラストも想像が膨らんで素敵だな〜
    作者はもっと書けるんだろうけど

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    2025年10月02日
  • 三体3 死神永生 上

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    ネタバレ

    いやーすごいわ。ラダープロジェクトとか、それに至る運命とか、すごい!多次元宇宙はマジでワクワクする!!

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    2025年10月02日
  • 三体

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    ネタバレ

    最後まで読んでる。
    文革の話がここまで広がるとは。最初は宇宙人の話であることすらわからなかった。
    丁寧に丁寧に段階を踏んでてマジですごい。一冊の中にたくさんの人の人生と努力と運命を感じる。どんな取材をしたら書けるんだろう

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    2025年10月02日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    と言うわけで、三体の名を冠する本は全て読んだわけですが、やはり三体本編に引けを取らぬ面白さですね。特に球電の正体を解き明かすまでのドキドキ感は三体の黒暗森林仮説による抑止を,ルオジーが成し遂げるまでの流れと同じ感覚でした。最後の方で智子の存在が暗示されていたりと様々な伏線回収があり素晴らしい作品となっていました。
    最も印象深いのはやはり軍人達ですね、日本や中国関係なくどの国でも軍隊は全てをそれに結びつけてしまいます。

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    2025年10月01日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    やはり劉慈欣の作品は面白い。
    作品に登場する科学理論や事象を全て理解することは難解だが、それを超えるエンタメ性を提供してくれるから最後まで諦めずに読破できる。

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    2025年09月20日
  • 三体

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    あっという間に読んでしまいました。正直科学的な、専門的な記述は半分くらいしか理解できていないと思いますがそれでも面白かったです。多くを語らない文体なのにここまで壮大な話を描けるなんて、表現の素晴らしさを実感します。

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    2025年09月15日
  • 三体3 死神永生 下

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    上巻を読み終えた勢いで、一気に読み終えた。
    三体Ⅱよりもスケールが大きいと思って読んでいた三体Ⅲ上巻よりも、更にどんどんとスケールが大きくなり、最後にはもうこれ以上は本当にあり得ないというスケールの宇宙にたどり着く。
    一生の内にこれだけ大きな物語に触れることができたことは私にとって幸運であったと思えた。
    読み始める前は、決して読み終えられないと思った。途中で挫折してしまうのではないかという恐怖があった。まるで宇宙に出て新天地を探すことをためらう人類のように。
    読み進める内に、想像したこともない展開の数々に心が躍った。ときにはページがなかなか進まない暗黒領域のような地帯もあったが、前へ、何があろ

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    2025年09月12日
  • 三体

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    なんで現代人がこんなものを書けるの。作者実は未来人だったりしない?SFなのにとにかくリアリティがすごい。ただ人名が中国語で覚えづらい。

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    2025年09月08日
  • 三体3 死神永生 上

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    暗黒森林に続き、本巻でもどんどんとスケールが大きくなり、ページを捲る手が止まらなかった。
    梯子計画、万有引力と藍色空間、人類大移住とどの展開も自分が今まで映画やアニメで見たことのある物語よりも一回りスケールが大きく、未知の世界を疑似体験するというフィクションの醍醐味を存分に味わえた。
    特に「四次元のかけら」が登場する場面では、四次元空間についての説明を読みながら、私なりの四次元空間が脳内に展開された。この本を読んでいなければ、決して想像できなかったであろうイメージを体感できる。SFって凄いと毎巻思わされる。


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    2025年09月04日