光吉さくらのレビュー一覧
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ネタバレ『三体』の前日譚という触れ込みであったけれど、実際には丁儀という物理学者が共通して出ているという程度で、話の繋がりはほとんどない。
が、そんなことはどうでもよくて、『三体』に比べて圧倒的に若書きで詰め込み過ぎなのが気になってしょうがなかった。
出だしは面白かったんよ。
14歳の誕生日に、目の前で両親が球電によって灰にされた陳は人一倍死を怖れながら、球電に魅せられ、物理学徒となる。
最初は気象を学んでいたが、自分が知りたいことは物理を学ばなければ分かり得ないと気づき、ひたすら球電についての研究を一人で行っていた。
ところが軍属の美女・林雲と出会ったところから、急速に物語は加速していく。
究極 -
Posted by ブクログ
渋谷に香港を模した店がオープンし、その店の内装を手がけたのがこの本を原作とする映画の美術スタッフというニュースから興味を持ったのだが、イマイチだった。劇画的な小説なのだが話が浅い。香港語からの翻訳のせいなのかもしれないが、言語や登場人物の思考のロジックも意味不明。購入したので最後まで読んだが、次回作を読む気はない。
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追記①
香港のデモ運動を描いたカレン・チャンの本を読み始めた。英国から中国に香港が返還され、時を経て強まる中国共産党の支配に対する市民の抵抗運動が激化するのは2014年。
対して、この本が描く香港は返還前の九龍城砦。英国の体制下というシェルターに包まれていた時代の物語 -
Posted by ブクログ
読書備忘録934号。
★★★★。
劉慈欣さん公認の三体スピンオフ作品。
とにかく難解で読み難い・・・。
三体本編(特に三体Ⅲ)では詳細が語られなかった部分をファンが補完した!という作品。
①雲天明が三体文明に囚われていた時の話。
②二次元化攻撃を仕掛けた文明の話。
③マスター(しもべとして天明)と潜伏者の戦い。
④リセットされた新しい宇宙の話。
そして、もうちょっと細かく砕くと。
①壮大な宇宙の構造の話。
②宇宙マスターと潜伏者という反逆者の話。
③十次元からゼロ次元に宇宙を壊していく潜伏者の話。
④高次元に戻す次元逆転を仕掛けるマスターと探索者の話。
⑤それを百億年の周期で繰り返すこと -
Posted by ブクログ
プロローグ
映画『トワイライトウォーリアーズ』の原作
この映画は、今年の、いやここ10年で最高の作品だ
以前から九龍城砦に興味があったのと、
往年のサモ・ハン・キンポーが出演してるとの
ことで、ほんの軽い気持ちで鑑賞しに行った
不覚だった、もう完全に気を抜いていた
こんなにも映画で魂が打ち震えたのは
いつ以来だろうか
エンドロールが終わり、場内が暗闇から
薄明かりに転じてもなお、立ち上がれない己に
十数年ぶりの興奮を確信した!
本章
『九龍城砦1 囲城』★4.5
チョー個人的趣味な1冊!
映画版とは異なるが、原作も素晴らしい
時は80年代香港の九龍城砦
中国返還前の香港だ
麻薬、風俗 -
Posted by ブクログ
ネタバレやはり面白かった。『三体』三部作のスピンアウト作品、と位置付けされているが、先にこちらを読んでから、三部作を読む順番の方が良い気がする。
というのは、本作品では、球電の謎が解き明かされていくに従って、量子状態やマクロ電子など取っ付きにくい言葉で説明される超(?)自然現象が、あたかも我々のいる世界で起きているかのようにすっとイメージを抱けるのではないかと思ったから。
ある程度の現代物理学の基礎知識があった方が楽しめるシリーズだと思うので、三部作の壮大×100倍位のスケールで、いきなり馴染のない言葉を追っかけるよりも、まず我々の世界と地続きにある本作品の世界で馴化しておくと、より楽しめるのではない -
Posted by ブクログ
ネタバレやっぱしスケール、規模感よな
扱う内容がどれも自身の生活の範疇を超えすぎていて、ニヤけてしまう。
最強の武器とは?球電とは?
そんなスケールを扱いつつ、叙情的でいちこましい描写が並び、そちら側でない人間の心にも寄り添ってくれたりしてにっこり。
男と女の関係性に関しては今作もほぼノータッチ、一方通行な恋慕があるだけ。まあこの作品はそれでいいんですよ。男女の関係はここに求めていないから。
シュレディンガーの猫やシェイクスピアを引用した人間存在が描かれているのは興味深いし、様々な武器を紹介するところは驚きとともに恐怖でもある。液体地雷とかね。
SFが強みだけどサイエンスフィクションの先端に