光吉さくらのレビュー一覧

  • 三体X 観想之宙

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    中国の厄介オタクが書いた大作SS

    流石にもう少し地球人向けに描いてもらえると読みやすかったと思う。
    少なくとも三体シリーズを家族に貸している状態で読むべきではなかった、手元に置いてもうちょっと振り返りたいかも。
    次はNetflix版でお会いしましょう

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    2025年07月13日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    スケールが広く、慣れていない私にとって、分かりづらいところも多々あった。
    三体の存在はこれまでよりも薄く、タイトルも三体ではないような印象になった。死神永生っていうのは理解できたと思う。
    回帰運動声明の部分は、広げすぎた風呂敷を回収するにしては、主人公たちが素直に行動しすぎていて、何だか肩透かしな感じだった。
    三体はⅡが好きだなと思った。

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    2025年07月09日
  • 三体3 死神永生 下

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    圧倒的なスケール!!
    後半はSF ネタが強すぎてついていけなかった。
    セカイ系のような星と宇宙のプレゼントが、よかった

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    2025年07月04日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    三体のエピソード0。本編とは別の、"球電 BALL LIGHTING"という現象にまつわる話。
    中盤がやや難解で苦戦しました。が、三体同様遠大な話ですが、大きく広げた風呂敷をストンと最後は収めたかな、と思います。

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    2025年06月29日
  • 超新星紀元

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    ネタバレ

    最初の設定は面白かったが、その後の流れについては正直「すごいAIがいるならこうはならないのでは……」という気持ちが強くてあまりのめり込むことができなかった。

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    2025年06月29日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    最初に雲天明の物語の解読から始まったが、そのあたりはあまり共感がなく、中盤あたりのウェイドのやり取りが個人的にしっくり来た。
    また、あい・AAのやり取りも好感が持てたが、やはり主人公の考え方はあまり馴染めず、ストーリーの中で疑問に感じてしまった。
    一番最後は、壮大すぎて想像力が追い付かない部分があったが、第3章で細かい章の部分を、誰がどういった背景で記載しているか、その部分は非常に面白かった。

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    2025年06月22日
  • 三体3 死神永生 上

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    ネタバレ

    第3部も第2部とは主人公が変わり、三体の脅威に最初にさらされた時代の人物(程心)である。
    細かい章に分かれていて、それぞれどういった目線で書いているのかが不明であったが、それぞれの人物のことを書いているため、特に気にせず読むことができた。
    「執剣者」という新しい考えが出て、それを巡る駆け引き、その結果起こる災難、それを開放した宇宙艦隊のやり取り、それぞれ面白く読むことが出来た。
    ただ、主人公程心の考え方があまり納得感がなく、その部分は合わないなと感じた。
    また、物語にして伝える、というのもよくわからなかった。

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    2025年06月22日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    スケールの大きさに驚く!まさか太陽系が二次元に崩落して紙ペラになってしまうなんて誰が想像できるだろう?なぜこんなストーリーが思いつけるのか。作者の桁違いの想像力に敬意を表したい。
    特に好きなのは、童話に隠されたヒントを解読する場面と、プラネットブルーに着陸できず途方もない時間が経ってしまうシーンだ。全ての生き物たちと時の流れで隔たれてしまう切なさと言ったら....これがSFの醍醐味だと思う。
    ただ、程心のキャラクターは好きになれなかった。愛の象徴だとしても、一辺倒すぎるというか、人間らしい奥行きを感じられない。ウェイドの研究に迷いなく終止符を打つあたりはウェイドの言う通りもう少し考えるべきだっ

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    2025年06月20日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    四次元世界との絡みをもっと膨らませるのかと思ったらファンタジーな話に。まあ、広大な宇宙からしたら人類とは...となるとそうなるかという感じ。広さもそうだが何万年何億年と言う時間軸を人は想像できない (by ドーキンス) 難しい世界...。

    原著は2008年出版(元は2006年頃連載?)の小説。量子もつれで超高速通信?智子(ソフォン)の11次元構造→2次元展開?冬眠(SF定番ですね)?水滴は強い力(相互作用?)で全部結合してるの?推進力は?突っ込みどころは多々あると思われるが、気にしてはいけない。それっぽい物理用語 (10次元宇宙は超ひも理論からかね?) とSF用語が散りばめられているだけでわ

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    2025年06月15日
  • 時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

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    ハードあり戦争ありロマンスあり

    なんでもありも硬派SF短編集を楽しめた。これで作者さんの短編はすべて訳されたらしい。

    全体的に三体の空気つまり圧倒的なスケール感が漂う世界観が魅力で、読み手のイマジネーションが試される作品群だな。

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    2025年06月15日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    三体三部作のスケールには及ばないものの、素粒子をベースにした読みごたえのあるSFとして楽しめます。
    少しだけ現実社会に近い分、分かりやすくなってます。かな?

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    2025年06月09日
  • 超新星紀元

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    ネタバレ

    超新星紀元を読んだ。これは劉慈欣の最初の長編ということで内容が初々しい感じがした。
    だいぶ多くの劉慈欣の作品を読んできたので、その1つとして楽しむことが出来た。

    この本の内容としては、大人が一度に死滅して、子どもたちが中心の世界になるとどのような社会になるのかを思考実験するという本だった。
    最初の大人たちが子どもたちの将来のためにいろいろなことを教えて準備していくパートは、文化祭の準備のように一つ一つ課題を進めていくという点で、ワクワクして面白かった。
    また、この準備がそのまま子どもたちのためにはならないという点が、作者の皮肉が効いていて良かったと思う。

    中盤以降は子どもたちの

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    2025年05月06日
  • 三体3 死神永生 上

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    三体文明の地球侵略に対抗する面壁計画の裏で、女性エンジニア程心が発案した極秘の「階梯計画」が進行していました。
    目的は、三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。
    そしてこの程心の決断が、人類の命運を揺るがすことになっていきます。
    新たな展開を見せる物語。
    益々面白くなっていきます。

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    2025年05月05日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    三体シリーズの前日譚。驚愕展開が矢継早に放たれるシリーズとは打って変わり、ひとつの現象に生涯をかけて向き合う科学者や軍人たちの姿が描かれる。SF的エンタメ要素が盛り沢山だが、同時に人類の叡智への賛歌であり、警告でもある。科学技術の発展と軍事利用の切れない関係性。やや冗長かつ感傷的過ぎる気もしたが、充分に楽しめた。

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    2025年05月04日
  • 盗墓筆記1 地下迷宮と七つの棺/怒れる海に眠る墓

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    盗掘物語。若い主人公が叔父さんはじめ変な連中と盗掘に行く。一編が山の中。一編が海の底。
    話がどんどん変わっていく。スピード感がすごい。次から次と事件が起きる。ただ何か同じような話と思えなくはない。

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    2024年12月16日
  • 超新星紀元

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    面白くはあった…が、あまりにも現実味がない。
    少なくとも、西暦時代の大人が、子どもに対してあんなに純粋な幻想を抱き、性善説に基いた政治的な判断をするはずがないと思う。
    前提があまりにおかしいので、全てにリアリティを欠く。SFではなく、純粋なファンタジーとしては、可もなく不可もなく。

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    2024年11月13日
  • 超新星紀元

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    超新星爆発の放射線の影響により子供は細胞の再生力が高いから助かるが、大人は一年後位に全員死亡する。大人がいなくなるまでに子供に国家運営の全てを託す...。

    最初の方は面白くて大人との別れに切なさも感じたけど、大人達いなくなってからの子供特有の残酷さと刹那的な振る舞いにストレスを感じてしまった。
    また、前半にキャラクターと伏線を出してたので、どう畳むのかと思いながら読み進めてたら何も触れられずに終わってました。

    中々に大味だし粗も多々あるが憎めない作品です。
    三体読もうか凄く悩む。長いのよ...。

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    2024年06月19日
  • 超新星紀元

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    超新星爆発により、14歳以上の大人が死滅してしまう世界のお話。
    『gone』とか、『百年法』の最後らへんのようで、好きな設定でした。

    大人たちに残された時間は10ヶ月。その間に自分たちの知識と技術を子どもたちに継承して、今まで通り生活できるようにしなければ。という大学習時代。そして、大人たちとの別れ、最初の混乱までは理解できる。でも、そこから後の展開がまったく分からん感じでした。ひたすらなぜそうなるの繰り返し。私が大人だからなのか。
    とりあえず、大人は子どもに純真さを見るけど、子どもたちはそれよりももっとずっと残酷な生き物であるということはなんとなく共感できました。

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    2024年03月31日
  • 超新星紀元

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    前半はとても引き込まれて面白いのですが、後半は結構お話が迷走します。
    コンセプト止まりといった感じで、他作品に比べると少し勢いが足りない感じです。

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    2024年02月29日
  • 超新星紀元

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    とても興味深い設定のSF

    後半は、一辺倒になってしまって自分的には面白さには欠けました
    ラストもあっけない感じ
    子どもたちが成長成熟して後世紀を創ってゆくのが描かれたりしてたら良かったな

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    2024年01月03日