光吉さくらのレビュー一覧
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風呂敷ではなく魔法の絨毯だ
こどもたちだけの世界になる。潤沢な生活が送れる日常からゲームへ、戦争へ。ここまでは多少の眉唾を感じながらも、「こども」の理解が深いことに驚きながら読み進めることができた。「エンダーのゲーム」を思い起こしながら。
そこからの展開が、まさに風雲急だった。少しダレてきた感じの戦争ゲーム終結からの展開は、風呂敷ならぬ絨毯をひろげたものだった。これには驚いたなぁ。
その狙いや効果についてあまり理解が追い付かなかったのは事実なんだけれど、着眼点というかゲームの延長としての発想に、純日本人である私は驚愕したわけだな。地や血が知を上回るという島国感情かなぁ。
ラスト -
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ネタバレようやく読めました、劉慈欣の長編一作目!やはり一作目なので荒削りで、最初の盛り上がりから、途中でお?となり、おお?となって、なんか終わった笑という感じでした。
14歳未満の子供たち以外が死滅するという設定は超面白いし、それまでに大人たちが必死に子どもたちに何かを残そうとした最初のパートはお涙頂戴のエンタメとしてはぐぐっと読ませる面白さがあった。ただその後の展開としては、超スーパーコンピューター最初だけしか登場しないじゃん…?とか、いくら子供でも戦争途中で止めるんじゃない?とか、こういうことしているうちに大人になっていくわけで、そうしたらやっぱり《西暦時代》と同じような習慣になるんではないか?と -
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『幸福路上』の監督の京都留学時代のエッセイ。この映画が好きで、監督のことも知りたいと手にとった。
題名から想像して、京都での辛く寂しい留学体験期だったらどうしようとドキドキしながら読み進めたが、想像と正反対。個性的で魅力的な人々との出会いや日常の出来事がキラキラしていた。
大家の土屋さん、シャンテの松本さん、シャンテの常連のおじいさん、台湾で新しい生活をはじめた金子さん、郁美さん、チア、美香、鹿王子、寺内君、ユリさん、みんな素敵。
さすが映画監督の観察力構成力だなぁと思った。自然な訳にも感激した。光吉さくらさんの他の訳書も読んでみたい。 -
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三体、に見事にハマり、1ヶ月で全部読み終わってしまい完全なるロスに、、、。そこでこの三体Xを手に取りました。ファンの方が書いたとあっては気になる!
私は普段から二次創作も好んで読んでいるので、なんの抵抗もなく読み進めましたが、、、うーん。。
私にとって三体の好きなところの1つは、余計(無駄)な恋愛描写が無いところだと思っていて、だからこそ天明の愛の形や想いが愛しく思えたのですが、、
本作ではなんだかみんないきなり恋愛脳だし、日本の某女優さんが出てくるしで強い二次創作感が滲む感じがして、、、。
ただ、作者が別なんだと思えば、これはこれでひとつの作品として面白かったです!
読まない方が良かった、と -
Posted by ブクログ
中華SFの金字塔(らしい)。
文化大革命で父を亡くした天体物理学者の葉文潔やナノマテリアル研究者の汪淼らの視点を中心に、VRゲーム『三体』の謎に迫っていくというのが話の大まかな流れ。シリーズものだし正直単体では評価が難しい作品かな〜。作中のハードSF風の要素が響くかどうかで評価が分かれそうという印象。恐らくハードSFと相性が良くなさそうなので、あまり自分の中で評価は上がらなかった。「SF」「翻訳小説」と聞くと身構えてしまうが、意外とリーダビリティが高くストレスフリーに読めた。
I単体であまり語ることはないので、ひとまず通読します。(Ⅱはかなり面白いらしい!) -
Posted by ブクログ
この作家さんは、いろいろな説明が冗長過ぎて退屈してくる事が多い。
軌道エレベーターから宇宙ステーションの説明。各宇宙都市の説明など本編からすると、もっと簡素に説明してくれる方がテンポ良く読みやすくなると思うのは僕だけかな?
それにラストの話は宇宙の馴れ初めや起源に関わる話は興味深く面白かったけど、もう少し手前で終わっても良かったかと思う
。
トマス・ウェイドがチェン・シンとの約束を守ったのは彼らしく納得出来るけど、部下の兵士達の中には反旗を振りかざす奴が現れても良かったと思うし、あれだけの理想と決意を持って入れば、ウェイドのチェン・シンに対する従順な対応に、不満を持ってしかりだよ。
ましてや