工藤勇一のレビュー一覧
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ネタバレ箇条書き
感情の対立はタチが悪い。
前向きな話ができなくなる。
人は動かないものだ。
嫌いな人
嫌いな理由を挙げると、傾向が見えてくる。
①自分がこだわっているところ
(時間を守るようにしてるとか)
②自分にもその傾向がある
(嫌だと思う部分)
ブレスト
付箋とホワイトボードでできる
沢山の意見を出して、KJ法でグループ化していく。
チーム運営
①参加者全員を当事者にする
②参加者全員が最上位目標で合意する
③参加者全員で実現する手段を考える
情報の発信する意図を考える
日本語で書かれたのウェブサイトは全体の2.4%しかない。
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子どもたちが自律的に考え、他人と合意を形成していくための教育をしていこうという主張。成田悠輔さんの22世紀の民主主義を合わせて読んでいたこともあって、工藤先生がおっしゃる民主主義という言葉が適切であるのかは少し疑問でした。
自分自身から見える世界ではやはり、他責的な思考に陥っていることは確かにそうであり、自律的に物事を考える姿勢を子どもたちに伝えていきたいということには共感できました。
一方で、対話の中でwin-winになれる結論を探っていくことは大事ではあるが、そのような合意を形成すること難しさが抜けていると思う。誰にでも、また、短期間でできるようなことではないでしょうか?
現に工藤先生自身が行った改革はトップダウンによる強硬突破だと思います。
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目的意識が大事だということを実感させられました。これは教育に限らず民間企業でも私生活でも同様だと思います。
自分は何を実現したいのか。誰のどんな問題解決に貢献したいのか。今慣習も含めてやっていることは実現したいことにどう貢献しているのか、どんな改善が有効か。考えて実行することが大事。
その上で、教育において最重要の目的は、子どもたちが社会で活躍できるようにすること、社会をより良く変えていけるようにすることであり、そのためにはいろいろな情報や人や機会・経験に触れさせて、自分や社会について考えさせることだというメッセージに強く共感した。そのために大人に求められる接し方は、やってあげることではなく自分で考えてできるように支援することであり、そのように自分自身が取り組む姿を見せることだと強く思った。 -
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宿題や定期テストを廃止した校長先生の著書。新聞広告で気になって借りた。3分の1くらい過ぎてから途端に面白くなった。目的のところや制服、最後のスピーチまで一気に読んだ。
以下メモ
●チームが機能しない真因は「人は簡単には動いてくれない」という当たり前のことを考えない「人に動いてもらう努力を怠っているリーダー」にある。
●クリティカルシンキングは「本質を見抜く力」「吟味的思考力」「分析的思考力」と捉えられる。すぐに結論を出さない。それって本当か?と疑い続ける。
●自分の嫌いなところや欠点は、自分がたまたまこだわってるから気になっているだけ。他の人にもよくある普通なことが多い。
●脳のくせ、無意識は書き換えられる。
●ポジティブな言葉を口に出し自分の脳に伝える。こだわりに執着しない。自分を書き換える、という経験をするかしないか。できるかできないか、ではなくてするかしないか。
●正しい議論のすすめかたは「目的について」話し合うこと。本質。チームを率いる時に最も優先すべきこと。レストランを開業する時にコンセプト決めずにメニューは決めない。
●体育祭はなんのためにやるのか、を考える発想自体が湧き出ないことが多い。全員がOKと言える目標を探し出すこと。全員OKでないということは、反対する人が我慢をするということ。誰ひとり置き去りにしないリーダー。
●生徒が楽しめれば来場者はどうでもいいと考えている文化祭はやる必要はない。実行委員が「生徒が主役の文化祭」のようなスローガンを立てていたら、目的はなんだ?と本質的な問いかけをして軌道修正をさせる
●メンバー全員を当事者に変えること。がリーダー。
●どの案に決定しても全員がOKなら多数決はやって良い
●リーダーの上の人が失敗を許さないタイプの場合は、事前に上の人に伝えて了承をもらっておく。今はこういう状況でこういう計画で行こうと思う。こういう点が心配。課題を洗い出す意味で一度トライする。
●どうしたの?君はどうしたいの?何か私に手伝えることはある?
●自分の真意が伝わらないのは、相手が理解できないからではない。伝わらない言い方をしている自分に問題がありそうだ。と考えること→どうやったら伝わるだろうか。と戦略を練ること
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娘が小学校に通いだして自分の小学校時代からほとんど進化していない教育手法に嫌気がしていた。ランドセル・PTA・教材の現金集金などやり方なども変わらず、教員不足やブラック労働・いじめ・不登校など全くもって改善をしていない。これは学校だけが悪いのではなく保護者も含めて「学校ってこういうもの」という当たり前が改善できなかった原因だと思う。
こういったことは文科省の指導要領などが悪いと思っていたが、この本には公立中学校でも校長が本気になれば現代の教育として最適なものに近づけるということが書かれていて一保護者という立場ではあるが子供の教育環境を良くできないか、と思いこの本を手に取った。この本は自分が学校に対して考えていた不満や問題に対して公立中学校長が言語化してその解決策を実体験から示していてとても興味深い内容となっていた。
この本で共感したことは多くあるが特に印象に残ったものとしては
・学校に行くことが全てではない。やりたいことがあればそれにコミットする(囲碁の例)
・宿題の出し方、やり方
・学校は人が「社会の中でよりよく生きていける」ようになるために学ぶ場所
・トラブルを学びに変える
・企画型取材旅行
・学校という不動産の活用
・進路を狭めるとその後の進路は広がる
・多数決の弊害、少数派意見の尊重
・小さな改善を重なることでオセロの駒が一気に返される日がきっとくる。
現代の高校ではN高とかオンラインの学校もあるが、実質的に卒業までに必要な授業時間は一般的なリアルの高校の20%程度で済むと聞いたことがある。つまり8割の時間は自分の本当にやりたいことにつかるということ。私が望む教育はこの8割の時間に学校でしか経験できない体験型学習や世代を越えた交流などを充実させて、子供たちに「社会の中でより良く生きていける」ようになってほしいと思う。 -
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ネタバレflierの動画を見て、仕事のヒントになると思い購入する。
学校現場の話に重点はおいているものの、一般企業でもこの本の考えは通用すると思う。
「手段」「目的」を意識しすること。また、目的を達成するために手段があるが、やることが目的になっていないかなど、当たり前を疑うことが大切ということを学んだ。
また、工藤勇一さんの教育観や人生を振り返りが記載されている章は、参考になる点が多かった。
仕事が教育関係の方は読むことをお勧めする。初任から管理職まで重要な考え方が書かれおり、参考となる点が多々あるからである。
以下 読書メモ 後日記入
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自律に必要な要素
→心理的安全とメタ認知
心理的安全
→過剰なストレス環境下にいると脳は萎縮し、適切な反応ができなくなる。しかし、ストレス自体は悪いものではなく、成長には必要なこと。ストレスを取り除くのではなく、自己調整しながら向き合うことが必要。そこで、自己決定が求められる。
自己決定に必要な3つの言葉がけ
→どうしたの?君はどうしたいの?何を支援して欲しいの?
⭐️子供から求められるまでは我慢
メタ認知
→客観は定点、俯瞰は複数の視点(過去の自分と今の自分等)メタ認知は俯瞰
反省はしない
→人間は新たなことを継続するには脳に過大なエネルギーが必要。自分と向き合って、どうすればできるか、仕組みや行動にフォーカスする。
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千代田区麹町中学校の元校長と、脳神経科学者の共著。
麴町中学校の、子供に他責ではなく当事者意識を持たせるための取り組みが良い。
・心理的安全と心理的危険
深い思考をしたり、理性的な判断を下すには心理的安全が不可欠
心理的危険の典型的な反応は「ファイト・オア・フライト」(逃げるか戦う)
・脳の大原則
①Use it or lose it(使わなければ失くすだけ)
②人の意識は有限(同時に複数のことに集中できない)
③本来ネガティブ思考が発動しやすい(生存本能)
・心理的危険になると現実に沿った思考やエラー検知(凡ミス)、意識的な注意と思考、不適切行動の抑制(怒って暴言)、感情の調整(ストレス状態だと怒りやすくなる)が起きやすい
・幼少期にストレス体験が多いと、ストレスに反応しやすい脳になる(Use it or lose itの原則)
・激しく怒られるほど頭に残らず、怒られた記憶と感情だけが鮮明に残る
同じミスを子供が繰り返すのは、大人の伝え方が問題かも
・子供を心理的危険に追い詰めないという前提を守りながら、ノルアドレナリン(やらなきゃ)とドーパミン(やりたい)性のモチベーションをうまく使って子どもの力を引き出す
・自己肯定感がストレス耐性をあげる。そのために否定しない環境を作る。
・心理的安全状態を作るには、安心できる環境にする(失敗しても大丈夫、失敗こそが学び)
・自己決定を促す3つの言葉
①どうしたの?
②君はどうしたいの?
③何を支援してほしいの?
・大人が完璧な人間を演じない、目指さない
大人が完璧だと子供は自分の小さな失敗も汚点に感じ、心理的安全性を脅かす
大人が失敗したり試行錯誤する姿を積極的に見せる
・子供時代は失敗をたくさん経験して、そこから学ぶ時代
・教育の目標は自分で自分を成長させ、幸せな状態を作れるようになってもらうこと。
その実現に不可欠な状態が心理的安全、不可欠なスキルがメタ認知能力。
・メタ認知とは自己を俯瞰的(主観+客観)に捉え、自己について学ぶ機能
・自分と向き合う習慣がない人ほど他責になる
他責は生まれ持った性格ではなく、脳の使い方の癖。
・外部評価に依存して自己形成すると、周りの意見に流されたり、周りを気にして積極的に行動できない脳になる
・メタ認知能力を高めるためには、
子供を責めない、否定しない(失敗しても大丈夫、みんな違ってよい)、自分ではどう思うのかを聞く
・ピグマリオン効果(教師期待効果)
子供は大人が期待すればよい方に、期待しなければ悪い方に変化する
・問題を起こす子は依存心が強い。自己決定する習慣が必要 -
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1.ずっと前にテレビで紹介されて以来、気になっていたので読みました。
2.中間テストやクラス担任という学校生活では当たり前の習慣を廃止してきた著者の努力を書いたものです。
昔のしきたりに囚われている学校がここまで変化するためには相当な努力が必要です。著者はその努力をいとわずに当たり前を疑っては改革を行ってきました。「教師とは?」「学校とは?」「教育とは?」という本質的な問いから始め、それにそぐわない行為は徹底的に切り捨ててきました。こうすることで、生徒自身の成長を加速させますし、企業の人たちも賛同してくれます。
3.WHYから始めることがどれだけ大切なのかがわかる本でした。この本では学校でしたが、会社でも同じことだと思います。意味が分からないルールがずっと残っており、上司からの指示でやらされているという体験をしたことがある人は多いと思います。そんななかで、本書は自分で変えていくという選択肢の見本となる本でした。
本書を読んでいる際に気づいたのですが、もし自分が上司になって「こうあるべきなんだ」と思った瞬間がダメになる瞬間だと思いました。こう思った時点で先入観に囚われますし、押し付けにしかなりません。そうならないためにも常に「WHY」に戻るということが大事なのだと思いました。