工藤勇一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
義務教育の一番の意味って和を学ぶ事と思っていましたが、自律を学ぶ場所。
すごく納得できました。確かに何か悪いことが起きれば、何かのせい・何々が悪いなど、自分も含めてそういった不満先行が最近特に多い様な気がします。
100%学校教育のやり方でそれが起きているわけでは無いと考えますが、学校で過ごす時間も多いのでやはり大きな部分になるのでは無いでしょうか。
このシステムが公立学校でできるんだなという驚きと、娘2人が中学卒業していて凄い差があるなと思いましたが、これは自分が学校教育に興味がないからわからない所為なのか、本当に差があるのか。また、教育委員会の差で起きている事なのか、校長の力量なのか。
実はすごく怖い事が起きているような… -
Posted by ブクログ
子供の中学校でも、定期テストが少なくなり、固定担任性が廃止されている。
工藤校長の行動が、結果として、良かったからこそ、世の中に浸透してきている、ということなのだと思う。
学校に限らず、当たり前をやめる、というのはとても難しいことだと思う。
目的のための作業がいつの間にか目的になってしまうのはあるあるなので、常に日々の行動を疑ってかからなければいけないし、個人ではできない、複数人の目がなければ難しいと思う。
課題のリスト化はそのまま自社でもできると思った。その際は、従業員から上がってくるものでなければならない。
早速やってみる。
学校における子供のように、会社における従業員に「自律」を促せるような組織でありたいと思った。
上司は従業員の成長、自律を考えなければいけないが、直接的に成長を促す、ということがマイクロマネジメントで引っ張り続けることなのか?と難解さを抱いていたが、
別の本で読んだように、間接的に成長を促す、つまり、経営者自身が成長をし続けて、それを見せ続けることで、従業員の成長に間接的に寄与する、ということを学び、今は随分とスッキリしている。
↓メモ
大半の部分は、法令よりも「慣例」によって動いているだけです。校長が覚悟を持って、自らの学校が置かれた立場で何が必要かを真剣に考え抜くことができれば、いくらでも工夫できるものです。
作業」を早く終わらせるべく、「へん」だけを先に 20 個書き、その後に「つくり」を 20 個埋めていくなんて「作業」をした人もいるでしょう
★心が行動を決め、行動は心を変える
ノートの取り方については、「黒板を写す」のが日本の学校では主流となっています。しかし、黒板をただ書き写すだけでは、「書き写す」ことが目的となりがち
対立は当たり前、もしそこに対立があれば、対話を通じて合意形成を図ることで、生徒が自らの言葉で話せるようになることが合宿のねらいです
そのためにまず最初に行ったのが、課題のリスト化
★リストづくりは、教員自身の「自律」を高めるために取り組みました。もし、リスト化を私が単独で行えば、教員による業務改善は、「やらされる」ものとなる
★学校は子どもの「自律」を育成する場
学校を良くするためには、校長や教員だけでなく、保護者も地域住民も、「学校を良くするために、自分たちは何ができるか」という視点を持たなければなりません
世の中はろくなもんじゃない! 大人なんてなりたくない」と考えているような人間は、自力で解決する姿勢を放棄し、誰かのせいにするからです
★宿題や定期考査の全廃、固定担任制の廃止 -
Posted by ブクログ
この本を読んで好きな言葉が2つできました。一つ目は感情をコントロールする事、そしてもう一つがトラブルを学びにかえる。今の時代コミュニケーションを円滑にしていく中でいつも怒ってる人、なんとなく付き合うのを遠慮してしまう人、逆にこの人ともっと仲良くなりたいと思う人、いろんな方がいる中でこの感情のコントロールができている、できていないはこの子供の時から作られているんだということがとても大切なことだとおもいました。私自身感情のコントロールできてる方かなとは思いますが、人それぞれ熱くなるところポイントは人それぞれです。相手とお話している時にこの言葉を話してあげればその人も少しは冷静になるのかぁと感じました。もう一つのトラブルを学びにかえる、失敗を学びにというのは聞いたことありましたがトラブルというフレーズが私には刺さりました。ただのトラブルで終わるのではなくそこから学びの財産に変えることわかっていますがすべて仕事の中でやれているかというと三分の1くらいだと思いますので、いろんなトラブルの報告から学びがあるかを考えチェックしていこうと思います。
本についてですが学校の目的はその人が人生をより良く生きるための手段であり、いくことが目的ではないこと。そんな本来の目的を今一度考えるきっかけになりました。会社もその人がよりよく生きるための手段です。その中で本人にも学びややりがいを与えることができ、人生80年の長い人生で仕事をこれから50年くらいする時代に会社で仕事をすることが楽しみの一つになってもらえるように精進しようと思います。 -
Posted by ブクログ
ちょうど、「民主主義とは何か?」と疑問に思っていたところにこの本が出版され、すぐに購入した。
大方の議論に異論は今のところない。
改革をしていく、デモクラシーを起こしていくことはとても勇気がいることだ。教育学部生の頃は志高かったはずの私も、若手教員になり、気づけば周りに流されて「仕方ない」と思ってしまったりする。しかしそんな若手でも少しずつ変えていけるのだというメッセージには励まされた。
納得できないのは「心の教育」への批判である。
「トラブルが起きない社会」が問題なのは理解できる。しかしそれを「心の教育」のせいだとするのはクリティカルではない気がするし、「心」の軽視を感じる。
私自身「心」について語る材料をもっていないので深く議論はできないが、違和感が残る。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は、宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止などの教育改革を公立中学で行ってきた校長先生。
子の学校教育について考える過程で読んだ本。
プロセスをほめる大切さや、親が物事を否定しないことなど、他の育児書でも言われていることもある中で、ハッとさせられた内容もあった。
「手をかけないほど、子どもは自律する」
例えば、子ども同士のおもちゃの取り合いでは、親が間に入って、トラブルを未然に防ごうと「お友達と仲良くね」「取り合いになるならやめようね」「貸してあげて偉かったね」など、つい様々な言葉をかけてしまうが、
子どもたちはこういったトラブルのなかで、自然と多くの社会性を学び、「自分で解決する」という意識を持つ
(親が介入を続けていると、大人がいなければトラブルは解決できない、という認識の子どもに育ってしまう!)
遊ばせる子どもの親同士の同意が取れていなければ難しい部分もあるとは思うが、
「必要以上に手助けをしたり、障壁を取り払ったりするのではなく、子どもが自らその壁を乗り越えることができるよう、たくさんの失敗をと成功を重ねる姿を見守らなければならない」ということは心に留めておきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
内容は良かったけど、先に読んだ著書の内容と被っていて、そちらの方がより詳細で良かったので星3つ。
・子どもは、大人が気にすることを気にする。
・親が通った道が、正しいわけじゃない。
・子どもが気にしていないことは、あえて指摘しない。
・子どもにとって、社会でよりよく生きる能力を身につけることが大切。
たしかに、同年代と仲良くするとか、漢字を書くとか、社会に出たら真っ先にしなくなることを、親が目的化して勝手に問題にしてはいけないなと思った。
他人のせいにしない、ということが繰り返し書かれているけど、自己肯定感に繋がる楽観思考は他人のせいにすることも必要だというのを別の本で読んだので、他人のせいにしない、でも自分のせいにもしない、そのバランスの着地点を見つけたい。