麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

913円 (税込)

4pt

東京のど真ん中に「学校の常識」をひっくり返している公立中学校長がいます。
宿題は必要ない。固定担任制も廃止。中間・期末テストも廃止。
多くの全国の中学校で行われていることを問い直し、本当に次世代を担う子どもたちにとって必要な学校の形を追求しているのが、
千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長です。

大人が手を掛けすぎて、何でも他人のせいにする…。
そんな今の教育に反し、改革を断行し、話題を呼んでいます。
一部始終を表した『学校の「当たり前」をやめた。』はベストセラーに、朝日新聞、NHKなどメディア出演も昨年後半から急増。
文部科学省など視察は後を絶たない。
現役ビジネスマンであっても関心の高い、日本の教育問題。
それを根底から変える、稀代の教育者が初めて親向けに子育て論を出版!

「子どものために」が自立をはばむ――。
名門と呼ばれる麹町中学に赴任するやいなや、課題を200も挙げ、次々と改革に着手されていった工藤校長。その視点には、教育界にどっぷりつかった者や親が思考停止してしまっていて、気づかない「気づき」が多くあるのではないでしょうか。たとえば、宿題をとにかくやらせる、運動会で結束をうたって組体操をさせる…などなど、大義名分の名のもとに慣習を変えられない教育関係者は大勢いるはずです。
そこで本書は、「その教え方は本当に正しいのですか?」と投げかけることで、多くの親の教育への思考をクリアにできるのではないか、と企画いたしました。「子どものため」を思いながら、逆に自律を妨げてしまっている規制やルールや思い込み。そこから自由になることで、真に現代に合った子育てを標榜する、そのための1冊をめざします。

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麹町中学校の型破り校長 非常識な教え のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何冊か著作を読みましたが、この本は、後半が特にビンビンと響きました!!長いけどけど引用させてもらいました。う~ん。この先生は勉強されてるな!すごいな!

    p118~
    「みんな仲良く」を否定した全校集会
    全校集会でアップル創業者のスティーブ・ジョブズについて、こんな話をしたことがあります。
    「ス

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    何のために=目的
    が忘れられて、手段ばかりになっている学校現場

    シンプルに。
    子どもの自立と自律

    そのためには、
    子どもが自分でやってみるしかない。

    どうする?考えて
    違いを乗り越えて
    失敗して
    自分と周囲のことを知って。

    大人は子どもの声を聞いてアドバイスする


    総合的な学習の時間を

    0
    2022年09月11日

    Posted by ブクログ

    何をするにも目的が一番。

    子育ても、何を目的とするのか。ついつい、口を出したり、躾と称して色々とやってしまう。手段の目的化になってしまっていないか、具体的な事例も載っていて参考になる。

    一番印象的だったのは、幸せと不幸の線を大人が引いてしまうこと。子どもが転んでしまって、慰めるのは不幸なことだと

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    ☆人のせいにしない、主体的にに課題解決に挑むことができる子。違いを尊重し、地道な対話を通じて、合意形成をはかることができる子。
    ☆しつけの最上位目標
    「これは何を目的として子どもを叱ろうとしているんだっけ?」
    ☆1命に関わる危険なことはしない2人権的に反することはしない(犯罪、差別、いやがらせ、無視

    0
    2022年04月01日

    Posted by ブクログ

    目からうろこだった。宿題のくだりは、自分も中学時代に納得できず、結果、宿題がない高校を選んで進学した経験があったので、問題点がわかりやすく言語化されていて何度もうなずきながら読んだ。
    手段を目的化して押し付けることがないようにしたい。子どもを持つ世代にはもちろん、組織にも通じる示唆に富んでいる。

    0
    2021年03月02日

    Posted by ブクログ

    昔の教育では限界。
    大人の当たり前を見直さないと。
    テストや夕方までの授業、部活で疲れて帰って宿題、どんな子供を日本は育てなければいけないのか、考えさせられる本。

    0
    2020年10月01日

    Posted by ブクログ

    総じて、先生っぽくない先生で、
    言ってることがことごとく納得する言葉でスッと入ってきて驚き。なんでだろう。

    こどもの持っている能力を信じられるか。それが大事か。
    あと、子どもに教えないといけないことって、大人にとっても当然大事なことで、うまくやることは大人にも難しいことな気がした。タイムマネージメ

    0
    2020年09月07日

    Posted by ブクログ

    子どもを育てる上での最上の目的は「自律」。
    「子どものため」と銘打ってやってあげていると、与えられて当たり前になり、与えられないことや与えられるものの質に不満を言うようになる(上手くいかないことを人のせいにする人間の完成)。
    そもそも学校の規律は、大人が「従順さ」を求めて勝手に作った問題であり、決め

    0
    2020年08月18日

    Posted by ブクログ

    ・実力のある先生が書いてるだけあって、
    ポイントがまとまっていて非常に読みやすい
    数時間で一気読みできた

    ・社会人基礎力から逆算して
    どんな教育をすべきか考えられていた

    ・就活のときに感じていた学校教育と社会とのギャップへの違和感の原因も明確になった気がする

    ①人と意見が対立することは前提とし

    0
    2020年05月14日

    Posted by ブクログ


    型破りって、ひとことで言うけど、
    考えて考えての改革です、これは。
    覚悟の決め方も、ちょっとやそっとじゃないと思う。教育の世界って、しがらみだらけだろうから。

    校則ってなんであるのかな?と息子(小6) に聞かれて、「そりゃあ、縛りたいからだろうね。」と答えてしまう、今の慣例ってちょっと悲し

    0
    2020年05月11日

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