工藤勇一のレビュー一覧
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「当たり前」を疑うことは、これから先の社会を担う子どもたちを育てる立場である教師にとって、無くてはならない考え方だ。
工藤勇一校長は、宿題や校則、年間行事、期末テストなど、当たり前のように行われている取組が、本当に子どもの力になっているのか、見つめ直し、改革していった。
このように、まずは、どこに問題があるのか見つけるところから始めるとよいだろう。
渡辺道治先生が述べる「足並みバイアス」が学校現場のどこに存在しているのか、その問題を明らかにするところから始めよう。
問題点を見つける際に大切な視点としては、「伸ばしたい子どもの力」を育てるための取り組みになっているかどうか。
過去の実体 -
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2021.3.4
中学校の改革の話かと思って読み始めたら、子育てにも言及していて、わかりやすく非常に参考になる話ばかりだった。
とても良い本だったのに、自分の語彙力のなさで的確な感想が書けなくてくやしい。この本はぜひ手元に置いておきたいので購入しようと思う。
私も学校の一律教育には非常に疑問を持っていて、同じ疑問を工藤先生も持っており、風当たりは強くても信念を持ってさまざまな改革をしたことに感動した。
意味のない漢字の書き取りや、揚げ足取りのようなテストの採点、誰得の作文や読書感想文など、クソ食らえと思う教育がたくさんあるが、子供が入学するまでに改善していると良いなと思う。
何が子供のた -
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ネタバレいろいろな子育て・教育本を読んでいると、なんだか共通したものに行きつくなと思う。それが、子どもを尊重すること。教育の目標は、自律できるようにすること。そのためには、子どもに任せる部分を増やすこと。親はいい加減でよくて、ダメなところも見せて良くて、家族みんなが笑っていることが最高だよね。っていうメッセージが心にすとんと落ちました。この本の中では、前半がとくにそんなメッセージだった気がします。だんだんに先生としてかかわってきた中学生のことも絡めて・・・となっていたように思います。自分は大したことがない人間なのに、子育てしていると、子どもにはあれもこれもできてほしいと思ってしまうんですよね。思うよう
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自律に向かって。
学校の仕組みをどうすればいいのか?を考えて中学校を運営してきた校長先生の子育て論。
失敗していいんだ、と思える場があると子供は安心して大きく成長する。
親も教師も完璧じゃなくていい!失敗して構わない。子供は感じとる。善意の上での悪の話。
未熟な子ども。トラブルがあって当然。いろいろな子どもがいることで沢山の学びがある。問題があるから、学びがある。生徒指導は学校の規則に合わせる事が目的ではなく、その子がこの問題をどう自律するための学びに繋げるかを指導する。
発達障害の生徒にもそう。学校の規則にはめ込む支援ではなく、その子が将来生きていく上でどう環境を整えてあげるかを支援する -
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麹町中学校の校長先生がどんな考え方なのか知りたくて読んだ本。
内容も特別なことが書いてあるわけではないけれど、愛情をもって子供に接し(ただし言葉にしないと伝わらないのでちゃんと伝える)、過干渉になりすぎず、子供の自律を促すように親や教師や周りは見守る姿勢で子育てをする
ようことが書かれている。
こういう考え方の校長先生の学校なら公立でも子供を通わせたいな、と思ったけれど残念ながら今年で定年だとか。
今まで通り四角四面な教育スタイルではなく、こうした子供の自律を促すような柔軟な教育スタイルがこれからの日本の多くの学校に広がればいいなと思った。 -
Posted by ブクログ
とある管理職(候補含む)や指導主事に向けた研修会で講師として招かれていたときに初めて存在を知り話を聴いた(というか聴かされた)。
本書でも書かれているとおり、著者の実力は間違いなくトップレベル。「最上位の目標として、誰一人置き去りにしない」という教育理念も素晴らしい。
でも、この人をいわゆるウチの教育行政の中核を担う研修会で呼んだとて、ウチの市の教育内容がドラスティックな変貌を遂げるどころか、変わらずそのまんまである。つまり、ウチの市では影響力は皆無であったと言っても過言ではないと思う。
そういう感想と同じ感想が、この1冊を読んでいて率直に感じたことである。
教育現場に「スーパー・ティーチャー