工藤勇一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
義務教育の一番の意味って和を学ぶ事と思っていましたが、自律を学ぶ場所。
すごく納得できました。確かに何か悪いことが起きれば、何かのせい・何々が悪いなど、自分も含めてそういった不満先行が最近特に多い様な気がします。
100%学校教育のやり方でそれが起きているわけでは無いと考えますが、学校で過ごす時間も多いのでやはり大きな部分になるのでは無いでしょうか。
このシステムが公立学校でできるんだなという驚きと、娘2人が中学卒業していて凄い差があるなと思いましたが、これは自分が学校教育に興味がないからわからない所為なのか、本当に差があるのか。また、教育委員会の差で起きている事なのか、校長の力量なのか。
-
Posted by ブクログ
子供の中学校でも、定期テストが少なくなり、固定担任性が廃止されている。
工藤校長の行動が、結果として、良かったからこそ、世の中に浸透してきている、ということなのだと思う。
学校に限らず、当たり前をやめる、というのはとても難しいことだと思う。
目的のための作業がいつの間にか目的になってしまうのはあるあるなので、常に日々の行動を疑ってかからなければいけないし、個人ではできない、複数人の目がなければ難しいと思う。
課題のリスト化はそのまま自社でもできると思った。その際は、従業員から上がってくるものでなければならない。
早速やってみる。
学校における子供のように、会社における従業員に「自律」を促 -
Posted by ブクログ
この本を読んで好きな言葉が2つできました。一つ目は感情をコントロールする事、そしてもう一つがトラブルを学びにかえる。今の時代コミュニケーションを円滑にしていく中でいつも怒ってる人、なんとなく付き合うのを遠慮してしまう人、逆にこの人ともっと仲良くなりたいと思う人、いろんな方がいる中でこの感情のコントロールができている、できていないはこの子供の時から作られているんだということがとても大切なことだとおもいました。私自身感情のコントロールできてる方かなとは思いますが、人それぞれ熱くなるところポイントは人それぞれです。相手とお話している時にこの言葉を話してあげればその人も少しは冷静になるのかぁと感じまし
-
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は、宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止などの教育改革を公立中学で行ってきた校長先生。
子の学校教育について考える過程で読んだ本。
プロセスをほめる大切さや、親が物事を否定しないことなど、他の育児書でも言われていることもある中で、ハッとさせられた内容もあった。
「手をかけないほど、子どもは自律する」
例えば、子ども同士のおもちゃの取り合いでは、親が間に入って、トラブルを未然に防ごうと「お友達と仲良くね」「取り合いになるならやめようね」「貸してあげて偉かったね」など、つい様々な言葉をかけてしまうが、
子どもたちはこういったトラブルのなかで、自然と多くの社会性を学び、「自分で解決する -
Posted by ブクログ
内容は良かったけど、先に読んだ著書の内容と被っていて、そちらの方がより詳細で良かったので星3つ。
・子どもは、大人が気にすることを気にする。
・親が通った道が、正しいわけじゃない。
・子どもが気にしていないことは、あえて指摘しない。
・子どもにとって、社会でよりよく生きる能力を身につけることが大切。
たしかに、同年代と仲良くするとか、漢字を書くとか、社会に出たら真っ先にしなくなることを、親が目的化して勝手に問題にしてはいけないなと思った。
他人のせいにしない、ということが繰り返し書かれているけど、自己肯定感に繋がる楽観思考は他人のせいにすることも必要だというのを別の本で読んだので、他人のせいに -
Posted by ブクログ
絶対値としてよい行動だと思います。踏襲することも良いとは思いますが、ぜひ、先生達が生徒のことを考えて学校を運営してほしいと思います。そして、先生たち自身を自分たちを大切にしてほしいと思う次第です。
P78 子供の自由を尊重する場合
・世界はあなた一人のものではなくて、皆で共存している。
・自分がやりたいことであっても、結果として
他人の自由を尊重できないのであれば、それは価値がない
P92 主体的に問題を解決する姿勢、積極的コーピング
1. 自分が何に悩んでいるか洗い出す
2. 自分が解決できることと、できないことを分ける
3. できることに関しては、順番をつけて課題解決していく
4