工藤勇一のレビュー一覧

  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    校則撤廃など派手なところに注目されがちですが、対談から見える工藤氏の教育に対する考えにこそ学ぶところが多かったです。教育の本当の目的は何だということを考えるきっかけにもなりました。自律や多様性という言葉も多く出てきましたが、何よりも言葉に実感を伴わないと伝わらないって、ホント、感じます。卒業式での来賓の挨拶、つまらないですからね(笑)。最後にこれからの学校は「すべての子どもたちが持続可能な社会を築いていくための方法を共に学び合う場」と言っています。

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    2021年12月04日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    麹町中に子どもを通わせたいなぁと工藤校長の教育方針にとても興味があり(麹町中にはもういらっしゃらないので残念)、
    たまたま最近、鴻上尚史さんの物語も読んでいたので、どんな内容かとても楽しみでしたが、本当にためになりました。

    他の方の感想にもありますが、「対話」をすることの重要さを改めて感じ、ついお二人が語っている先生のような親になってしまっているなと反省してばかりです。

    人と人との関わりの中で必要なことを教えてくれる、いつまでも大切にしたい本です。

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    2021年11月08日
  • きみを強くする50のことば

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    父に勧められ読みました。
    社会人ですが、わたしにはとても気づきを教えてくれる本でした。

    現在、うつ病で休職しており、
    特に最近「自律」ができていない自分に悩んでいました。

    この本の内容が全てではないと思いますが、
    ヒントの中には今までわかっていたこと、またできていなかった・知らなかったこともありました。

    もっと早くに知っていれば、過去に行動する時に意識できていたかもしれないなと思いました。
    ですが、これも今の自分への過程だったのなら、後悔せず前を向いていきたいと思えました。

    自分の現状と悩んでる時に、この本に巡り会えてよかったです。

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    2021年11月08日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    人との違いを受け入れ、対話を重ねる。
    そして、誰ひとり取り残さない。

    人はみんな違って当たり前という事を、改めて気付かされる一冊。

    学校をテーマにしているが、会社などあらゆる場所で通用する普遍的な考え方が本書に記されている。

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    2021年11月07日
  • 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方

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    キーワードは、「心理的安全性」と「メタ認知能力」。
    「学校とは失敗をたくさん経験して、そこから自ら学んでいく場である」とあるように、私たち教員は最上位の目的に戻って考え、手段と目的をはき違えないないようにし、学校で起きている壮大な勘違いの見直しをするべきである。
    また、3つの言葉がけの実践を学校あげて行っていきたい。
    1「どうしたの?」(「何か困った事はあるの?」)
    2「君はどうしたいの?」(これからどうしようと考えているの?)
    3「何を支援してほしいの?」(「先生に何か支援できる事はある?」)

    前作、「学校のあたりまえをやめた」から一貫しておっしゃていることが、今、少しずつ全国各地で、新し

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    2021年11月07日
  • 麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

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    これを読み、今子育てで不安に思っていること、例えば勉強できる子にしなきゃ、スポーツできる子にしなきゃ、お受験するのかな、英語やんなきゃ、プログラミングやんなきゃ、ゲーマーになったらどうしよう、いい大学入れなきゃ、等々の悩みがどーでもよくなる。著者は公立校の先生というのもあり、最大公約数的な教育論なのかもしれないけど、基本のキを気をつければ親としての責務ははたせるなと思えた。

    個人的にバシバシささったのは。
    不幸になるなら理想の教育論はいらない。
    子供の問題は大人が勝手につくっている。
    あえて言葉にしないほうが、うまくいくこともある。
    親が社会を否定してはいけない。ようは人のせいにしない。

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    2021年10月18日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    多くの方に読んでほしい。
    「学校」の当たり前を問いなおす姿勢に、大変刺激を受ける。

    鴻上さんは教育畑ではないが、学校教育に対する疑問をずっと持っていたところや、演劇を通じて対話を重ねてきたところから、工藤勇一先生に対してかなり鋭い質問をバンバンぶつけている。教科書の編集委員をしている関係で、教育の裏事情もかじっている。

    このおふたりの対談だからこそ、教育のいたるところにメスを入れて、「それってそもそも何のため?必要なの?いらないでしょ」みたいな本質的で深い議論ができている。非常に面白く、刺激的。

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    2021年09月23日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    ネタバレ

    この本、めちゃくちゃいい。

    何が良かったかというと目的と手段、そして対話を大切にすることが
    一貫しているところ。

    何のための教育なのか。
    それを目指すために何をするのか。
    目的を達成するために対話を通して手立てを生み出す。

    校則がなくなったのはただの結果。
    校則をなくすために工藤先生は学校経営をしたわけではない。
    メディアがクローズアップするのは
    学テの結果、校則の廃止、支援学級がない などの
    ただの結果でしかない。

    結果を残すために自分たちは教育をしてるのでない。
    何を大切にしたいか、最上位の目的を対話により確認する。

    こうも書くと難しいよそごとのように見えるけど
    対話っていつでも

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    2021年09月12日
  • 麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

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    あまり期待していなかったというか、熱血教師の方の根性論も多いのかなという先入観があったのでオーディオで試しに聞くくらいのつもりでいたけど、子供にも大人にも信頼される教育方針に納得するものも多かった。
    今は思い出しばかりになって具体的に書けないけど、、、また読みたい一冊。

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    2021年07月15日
  • きみを強くする50のことば

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    自立と尊重。
    小学生向けの指南書で、言葉はとても優しく、振り仮名付き。読みやすいが内容は大人にも難しいことが少し書いてある。パラパラめくって誰かの役に立つならとても良い本かと。

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    2021年06月14日
  • 麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

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    世界で学べを読み、日本の教育システムに絶望しかけていた時に、この本に出会えてよかった。日本にもこんなに素敵な考え方の先生もきっと沢山いるんだと思わせてくれた。
    沢山、感動する事、なるほどと思わされることが書かれていたのでメモがかなり長くなった。


    ★「本当の厳しはとは信用」この人には信用されたいと思わせること。信用し信用される関係を築く事。信用は大人の世界でも長い時間の積み重ねで少しづつ作り上げるもの。そしてやっと作り上げた信用もわ一瞬でなくしてしまうもの。フィクションに感化され子どもに、つい信用していると簡単に言ってしまうが、信用はそんな簡単につくれるものではない、そんなことも子どもには隠

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    2021年05月13日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    目からうろこだった。宿題のくだりは、自分も中学時代に納得できず、結果、宿題がない高校を選んで進学した経験があったので、問題点がわかりやすく言語化されていて何度もうなずきながら読んだ。
    手段を目的化して押し付けることがないようにしたい。子どもを持つ世代にはもちろん、組織にも通じる示唆に富んでいる。

    ・自分で考えて、判断し、行動できる力
    ・学習習慣とは、必要に応じて主体的に勉強できること
    ・学びとは、わからなかったことがわかるようになったとき、はじめて成立するもの
    ・現状の教育が最上位の目的にかなっているのか、当事者意識をもって問い直していかねばならない
    ・子どもにはあれもこれも押し付けてしまい

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    2021年03月02日
  • 麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

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    徹底的に、子どもが生きる力をつけることを軸に論が展開されていました。大切なことだと思いました。また、その上で、いろいろうまくいかなくても、子育てで一番大事なのは、親子が幸せな関係であることだから、笑顔でいられたらそれでいい、と書かれていて、救われました。

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    2021年01月05日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    昔の教育では限界。
    大人の当たり前を見直さないと。
    テストや夕方までの授業、部活で疲れて帰って宿題、どんな子供を日本は育てなければいけないのか、考えさせられる本。

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    2020年10月01日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    総じて、先生っぽくない先生で、
    言ってることがことごとく納得する言葉でスッと入ってきて驚き。なんでだろう。

    こどもの持っている能力を信じられるか。それが大事か。
    あと、子どもに教えないといけないことって、大人にとっても当然大事なことで、うまくやることは大人にも難しいことな気がした。タイムマネージメント、狭めてやる、…


    P57
    いま世の中で活躍している大人は何かの領域で尖っています。
    「狭めるほど広がる。広げると狭まる」尖るためには多くの時間を割く必要がある。時間を割くためにはやらないことを決めないといけないのです。

    →タイムマネージメント!

    P72
    (先生が)細かなことで同じように叱

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    2020年09月07日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    子どもを育てる上での最上の目的は「自律」。
    「子どものため」と銘打ってやってあげていると、与えられて当たり前になり、与えられないことや与えられるものの質に不満を言うようになる(上手くいかないことを人のせいにする人間の完成)。
    そもそも学校の規律は、大人が「従順さ」を求めて勝手に作った問題であり、決められた通りに動く人間を作るために必要だった(一斉指導が都合良かった時代には合っていたが、そろそろパラダイムシフトの世代)。
    宿題や一斉授業もだが、これからの主体的な学習とは、出来ることをわざわざやるのではなく、出来ないことに何度でもチャレンジして出来るようにするのが学習である。要領をつかむまでが勝負

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    2020年08月18日
  • きみを強くする50のことば

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    子ども向けの本だが、人生を過ごすにあたって大切な心得が詰まった本。

    大人の私にも響く深い言葉が、子ども向けに優しく読みやすい文章で綴られているので、息詰まった時に分厚い本を読むよりも簡単に指南を受けれる手軽さはとてもいいと思う。

    一度さらっと読むだけでなく、何度も読み返したい本。

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    2020年07月24日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    ・実力のある先生が書いてるだけあって、
    ポイントがまとまっていて非常に読みやすい
    数時間で一気読みできた

    ・社会人基礎力から逆算して
    どんな教育をすべきか考えられていた

    ・就活のときに感じていた学校教育と社会とのギャップへの違和感の原因も明確になった気がする

    ①人と意見が対立することは前提として、なるたけ軋轢を生じない工夫をして双方が納得できるまで話し合う(しずかちゃんの例)

    ②「あ、いま感情的になってるな」
    自分を客観的に見て、感情をうまくコントロール

    ③どんなことも本質を明確にする

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    2020年05月14日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    型破りって、ひとことで言うけど、
    考えて考えての改革です、これは。
    覚悟の決め方も、ちょっとやそっとじゃないと思う。教育の世界って、しがらみだらけだろうから。

    校則ってなんであるのかな?と息子(小6) に聞かれて、「そりゃあ、縛りたいからだろうね。」と答えてしまう、今の慣例ってちょっと悲しい。

    教育行政(教育委員会)と現場(教員)の両方をご経験されているから、進めやすいんでしょうね。
    また、東大合格者数トップを誇った日比谷高校への合格者を多く輩出してきている、学校の基礎体力も、うまくいく背景にあるのでしょうね。

    「宿題なし」「クラス担任制は廃止」「中間・期末も廃止」って、学び

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    2020年05月11日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    前作『学校の「当たり前」をやめた。』もよかったが、この本も小さいのに内容が濃い1冊。
    うなづけることが多い。

    いっぱい線を引きました!

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    2020年03月08日