工藤勇一のレビュー一覧

  • 改革のカリスマ直伝! 15歳からのリーダー養成講座

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    会社の先輩に勧められて読みましたが、非常にためになる一冊でした。よくある「〜のテクニック100」のようなHOWTO本ではなく、それぞれの章ごとに目的、具体例を含めた解説が、わかりやすく書かれており、実際に講義を受けているような感覚で読めました。

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    2023年06月18日
  • 学校の「当たり前」をやめた。

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    工藤氏の行動力と明確なビジョン、リーダー性には只々感服するばかりでした。と同時に、身につまされる思いにもなりました、私には、リーダーになる覚悟も素養もまだありません。しかし、まずは、自分にできること、気が付いたことから、やってみようと思いました。

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    2023年05月07日
  • 学校の「当たり前」をやめた。

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    目的と手段の不一致、手段の目的化。
    私も『学校で何をするか』よりも、『学校に行く』ことが目的になっていて、大した学びもないままに学生時代を過ごしてきたように思います。
    校長や教員に恵まれなかったといえばそれまでですが、他責にするのは好きじゃないのでそうは言いません。しかしながら、子どもらは、自分で目的や手段を明確に出来る力もまだまだでしょうし、それを導いてあげるのが学校をはじめとする教育現場であるわけです。やはり、強いリーダシップのある校長や教員が不可欠です。

    先生達にも読んでほしい本でしたし、親として、自分の子にも伝えてあげたい内容が沢山でした。

    教育現場だけでなく社会や、仕事の場でも役

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    2023年04月12日
  • 学校の「当たり前」をやめた。

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    学校とはなんの為にあるのか。本当考えさせられました。
    学校は人が「社会の中でよりよく生きていける」ようになるために学ぶ場所、その目的を達成する為の手法は、いくらでもあり、宿題や定期考査、生徒指導など、従来通りの手法に疑問をもち、撤廃や改善を進める筆者に感銘をうけました。
    旅行会社とのタイアップによる企画型の取材旅行やスケジュール管理なども、なるほどと思いましたし、自分の子供は今年中学1年生ですが麹町中学校に通わせたいなとおもいました。

    固定担任制の廃止は、うちの子供の中学校でも今年から導入したようです。今後、麹町中学校をケースモデルとした公立中学校も増えていく事を期待したいと思います。


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    2023年04月12日
  • 学校の「当たり前」をやめた。

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    これはやり方では無く、在り方の本だ。教育から社会を良くする。このメンタリティ尊敬する。

    学び
    上位目標に意識を向けて慣例に流されない
    考えや対立はあって当たり前、そもそも人は違う
    どんな荒れてる場でも粛々と課題を解決していくだけ
    人は動かない、戦略を持って

    to do
    目的とセットで考えよう
    対話+聞いてすり合わす
    粛々と課題解決のメンタリティ

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    2023年03月25日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    本書は、工藤先生と演出家の鴻上さんの対談本です。

    学校を「変えた」人として注目される工藤先生ですが、全編を通じて、工藤先生も鴻上さんも、何も難しいことはおっしゃっていません。
    大事なのは自分で考えること。大事なものとどうでもいいものを間違えないこと。
    それに、命より大事なものなんてないじゃないか。分かり合えなければ、分かり合えるまで対話したらいいじゃないか、と。
    決して精神論や根性論ではない具体的な思考プロセスが示され、非常に納得感のある内容でした。誰かに責任を負わせるのではなく、何はなくとも現場でこれだけのことができるんだよ、と道筋を示しているところが良いです。
    繰り返し読み、自分なりに理

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    2023年01月14日
  • 改革のカリスマ直伝! 15歳からのリーダー養成講座

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    「リーダーに必要なことは能力ではなく技術であり、誰しもがリーダーになれる」という言葉通りの内容でした。
    技術も難しいことを書いているわけではなく、いかに日々の中でそれを意識するかです。

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    2023年01月08日
  • 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方

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    脳科学からのアプローチがとても有意義な内容でした。
    当事者意識を持つこと(持たせること)、心理的安定がベースにあることなどは、学校だけでなく会社や組織、あらゆる場面やグループで活用できるヒントになります。
    個人的には、大人・子ども関係なくメタ認知できている人とそうでない人がいるなと感じました。

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    2023年01月07日
  • 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方

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    『叱っている大人が心理的危険状態』
    p63~本文から引用します。

    感情は人間にとって必要なものであり、感情自体を責めるのではなく、感情反応を引き起こすプロセスに目を向けてはどつでしょう。たとえば次のアプローチが考えられます。

    1 ストレスをストレスとして感じにくくなるように考え方を改める
    (例)子どもは大人の言うことを聞くべきだ→子どもの主体性を尊重すべきだ
    (例)恐怖で圧倒しないと意見が通らない→平和的に意見を通す方法があるはずだ
    (例)子どもを引っ張るのが大人の役目だ→子どもの成長を見守るのが大人の役目だ

    p119~
    スポーツ指導者が言及することもあり、ネット上でも有名になっ

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    2023年01月07日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    何冊か著作を読みましたが、この本は、後半が特にビンビンと響きました!!長いけどけど引用させてもらいました。う~ん。この先生は勉強されてるな!すごいな!

    p118~
    「みんな仲良く」を否定した全校集会
    全校集会でアップル創業者のスティーブ・ジョブズについて、こんな話をしたことがあります。
    「スティーブ・ジョブズは嫌われものだったって知ってるかな。相当嫌われてたらしいよ。じゃあ、彼はどんなことに優れていたかわかるかな?それは『目的』なんだ。彼はアップルの製品を通じて世界中の人を楽しませたいという目的を持っていた。だから、(中略)一切の妥協をせず、細部にこだわって自分の理想とするアイデアを押

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    2023年01月07日
  • 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方

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    子どもたちが当事者意識をもち行動ができるかを心理的安全性とメタ認知の観点から述べている。いかに日本の教育が子どもの可能性を狭くしているかがよくわかる内容であり、親としても子どもへの言葉かけの大切さを学ぶことができた。

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    2023年01月06日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    鴻上尚史さんと工藤勇一先生の対談集。演劇と教育の共通点という視点が面白い。当事者意識の必要性、他人事にするからクレームが多いなど、自分自身がこれからどのように教育に向かうのか、しっかり考え、行動していきたい。

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    2022年12月28日
  • 麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

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    著者の発想に、目から鱗。
    子どもが学校に上がる前に読めて、良かったです。
    欲を言えば、もっと早くに出会えていれば。。

    子どもを口うるさく叱ること。それは、親自身のコンプレックスの裏返しである、という指摘。
    命に関わる危険なことや、他人を傷つけてしまうこと以外は、叱らずに穏やかでいたい。

    でも、実際は過剰に叱っている。私が(もはや反射的に)神経質に叱ってしまうこと。
    それは私自身が、個人的に気にしていることです。
    子どもは別人格ですから、本当に叱らなければならない場面以外で、いちいち口を出さない方が良いなと思いました。
    子どもが、そのことについて神経質になって「気にしてしまう」のも可哀想です

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    2022年12月20日
  • 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方

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    ネタバレ

    心理的安全状態を作る。心理的危機状態では、何も入ってこない。叱責は無駄。
    「どうしたの?」「あなたはどうしたいの?」「何か手伝うことはある?」この3つの質問だけで、あとは子どもが考え始める。
    自己肯定感を上げるには自己決定が必要。

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    2022年11月22日
  • 改革のカリスマ直伝! 15歳からのリーダー養成講座

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    これからの社会で求められるリーダーというのは、まさに本書に書いてある通りの人物だと思う。今日まで想像してたリーダーとは異なっており、いわゆる「グイグイ引っ張る」というのがその姿であった。私も自社でできることから実践し、多くの人に当事者意識をもってもらえるように工夫して行こうと思う。これまで、「なぜ当事者意識のない人のために我々が苦労しなければならないのだ」と不満に思うことが多かったが、これからは「人は簡単には動いてくれない」ことが当たり前だという前提に立って行動しようと思う。

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    2022年10月30日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    学校って団体の中で、これから世の中に出て普通に過ごせる様、基本的な事を学ぶ・教える所だと思っています。
    生徒主体に学校を持って行くのは本当に大変だったと思います。
    工藤さんすごい!
    やはり先生作り?から始めないとダメですよね。
    昔、中学校の用務員を3年間勤めていました。大学出てすぐの世間も知らない22歳の新人教員が、生徒、親、みんなに「先生!先生!」って毎日呼ばれていると普通の人でも調子に?のりますよね。そうゆう新人先生を沢山見てきました。
    一般社会を何年か経験してから「学校の先生」になるのがいいのではないかなぁ。
    教員になるための仕組みを変えないと、本当の「学ぶところ」、学校にはならないと思

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    2022年10月27日
  • 麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

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    37項目に及ぶ内容は、どれも実践できる範囲のことであり、大変分かりやすい。
    子育てにおいて、親にしかできないこと、他人と協力して可能になること、学校と連携して実現できることなど、様々な状況があります。これはすべて「環境を整える」と言う事になると思うのですが、大人の仕事ですね。子育てに正解はないですが、環境を整えてあげられるのは親です。そのことを肝に銘じて私自身の子育ても考え直してみたいと思います。

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    2022年09月23日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    何のために=目的
    が忘れられて、手段ばかりになっている学校現場

    シンプルに。
    子どもの自立と自律

    そのためには、
    子どもが自分でやってみるしかない。

    どうする?考えて
    違いを乗り越えて
    失敗して
    自分と周囲のことを知って。

    大人は子どもの声を聞いてアドバイスする


    総合的な学習の時間を
    もっと活かしたい。

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    2022年09月11日
  • 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか

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    新しい気づきがある本だった!
    自律・対話・創造
    本当に守らないといけないことを考えると校則のバカバカしいところが見えてきたりとか、宿題はいらないとか(できる人にはムダ、できない人にはただの壁。机に向かわせるのが美徳という観念だけであり、時間マネジメントの概念も大切)、定期テストは一夜漬けを産む悪しき慣習で、単元テストで履修確認すれば良い(テスト失敗したらやり直しあり)とか、物の見方を覆されるような討論がされていて、面白く読んだ。
    横浜創英、3年前に見学会行ったときは本当に普通のややかっちりした高校だと思ったけど、工藤校長になって変わったのかなぁ。秋に学校説明会行く予定なので、変化と校長の話がか

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    2022年08月30日
  • 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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    何をするにも目的が一番。

    子育ても、何を目的とするのか。ついつい、口を出したり、躾と称して色々とやってしまう。手段の目的化になってしまっていないか、具体的な事例も載っていて参考になる。

    一番印象的だったのは、幸せと不幸の線を大人が引いてしまうこと。子どもが転んでしまって、慰めるのは不幸なことだと子どもに教えてしまっている。特に、何も反応しなければ、不幸とは思わなくなる。

    学校もそうだが、子育ての親として、仕事をしている職場の最上位目的は何なのか。常に意識したい。

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    2022年08月14日