工藤勇一のレビュー一覧
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■校長として一番大事なことを促す。それは原点に立ち戻るということ。
最上位の目標とは何だったのか。それをみんなで確認する。
■校長は感情に訴えかけるな。
組織を成長させるためには「感情に呼びかけてはいけない」。
組織が成長していくためには、参加者一人一人が当事者となってトライアンドエラーを繰り返すことが必要になる。逆に失敗させることこそが大切。小さい失敗ができる組織こそ、大きな失敗を起こさない。
大きなリスクにならない失敗は、体験を通して課題を理解し、解決力を伸ばすチャンスになる。トップがいつも答えを示してしまうようでは、人材も組織も育たない。
■国をあげて労働生産性を向上させる取組を -
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私の母校の先生が書いた本。
民主主義とは何か、社会とは何か、法とは何か、そういった色んな疑問について深く考えた上で発された言葉が、子どもたちを現実に変えていて、そこがすごいなと思った。
工藤先生の時代を経験できる今の学生さんはいいな。羨ましい。
民主主義についてよく考え、考え抜いた上で、対立しながらも止揚(という言い方はしていないが)する概念を探す。そういう訓練が、すごくよくできた人なんだなという感じをもった。自由は押し付けられてしまうと意外と大変とか、色んな示唆に富む内容が書いてある。
単純に民主主義はなんでも決められて、自由でいいと思いがちなんだけど、決めたことには責任というか、自由を -
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ネタバレ何度も読み直したいと思う本に出会えた。
民主主義と誰1人取り残さない。
色々な考えを受け入れて、自分の思いを一方的にぶつけない、そんな教師でありたいと思った。
以下本文抜粋
3つの問いかけ
1.どうしたの?
2.どうしたいの?
3.何か手伝える事はある?
日本型教育の問題点の解決のポイント
1.心の教育
思いやりだけで問題は解決しない
2.いじめ問題
ちょっとしたトラブルもいじめ扱いし、大人が過度に介入することが、子供の自立や問題解決力を奪ってしまう
3.教員養成
教師の仮面を被る練習をさせない。教師も失敗することのある1人の対等な人間
4.理不尽な校則
理不尽な校則が民主主義社会に -
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15歳に限らず大学生や社会人になりたての人などあらゆる人に読んでほしい本だった。
著者が中学高校の校長ということで出てくるエピソードが学校生活にまつわるものばかりであり、しかもその語り口も15歳の方達に向けたものになっているためどの年齢層の人が読んでも理解できる内容になっている。
ブレストやKJ法、アサーティブコミュニケーションや共感力などさまざまなテクニックに触れることで今後より学びを深めていくための第一歩としても使える。
15歳の方が読むならこの本の著者ように悩んでいる人に手を差し伸べている方がいることを知ってほしい。また、この本に書かれていることを実践してみてこの本の内容を理解するだけで -
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ネタバレ生徒、部下、後輩、子供、そして自分自身も含め、人は誰しも、人を育てていると思う。全ての「育てる人」が、育て方を考えるきっかけをくれる本だと思う。
「大きな対立があっても、上位目的を見据えて対話を図れば、必ず合意形成に至る」という言葉は、全ての人が上位目的に対して真摯に向き合ってくれることを前提とした、言わば性善説的なものではあるが、この希望は常に頭に置いておきたいと感じた。ここを諦めてしまうと、何も動けなくなってしまう。
例えば実社会においても、一部の利己的な人が、上位目的を達成するためのフリをして、実際は自分の利益のために行動するようなことが散見される。しかしその行動が見過ごされている根底 -
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すべての教育者にオススメ。
2大テーマ「心理的安全性」「メタ認知能力」
心理的/ 人間の脳が深い思考をしたり、理性的な判断を下すために必要
メタ/ トラブルなどの葛藤や失敗のネガティブな記憶をポジティブな学びに変えていくときに使う
高次の、(自分の)認知自体の認知→自分を知ること
☆教育の目標は、自らの力で自分を成長させられる術と、幸せな状態を作り出せる術を学ぶこと
脳の大原則
1. Use it or lose it
エネルギー効率が抜群にいい回路、を無意識下で選択
2. 人の意識は有限
雑多な情報やストレスで散らかったままだと深い思考も高い集中力も発揮されない
3. 人は本来 -
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日本の教育の現状と課題を提示した本。
感想
良い本で非常に考えさせれる本。
10年くらい前に出会っていたかったなぁとも思う。
また工藤先生は民間のご経験があるのかと私は勘違いしていた。
どこかでお話を聞いたりご一緒してみたりしたいと思った。
教育界だけでは無いかもしれないが、
特に学校という現場は、
感情論が入りやすいような気がした。
教員の感情、
生徒の思い
卒業生の思いなど。
だから、何が最上位目標なのか?
を忘れがちな気がする。
厳しいことを言えば
この本が良い本と言われているくらいでは、
正直まだまだ日本はレベルが低いと思ってしまった。
ここに書いてること -
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私の好きな苫野一徳氏と、話題の工藤氏の共著ということで、読んでみましたが、期待に違わぬ良書でした。私は滅多にないんですか、もう一度読み返しました。すると、たくさんの学びがありました。工藤氏の教育に対する並々ならぬ熱い思いと、行動力に圧倒されました。何かを変えるときに、最上位目標の設定がいかに大切かが、分かりました。また、改革するとき、「対立構造をつくらない亅「戦わなくていいところから変えていく亅という指摘がとても新鮮で、心に留めておきたい言葉でした。また、「何が目的で何が手段なのか亅「手段として優先すべきものは何なのか亅を考えていこうと思いました。
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目的と手段の不一致、手段の目的化。
私も『学校で何をするか』よりも、『学校に行く』ことが目的になっていて、大した学びもないままに学生時代を過ごしてきたように思います。
校長や教員に恵まれなかったといえばそれまでですが、他責にするのは好きじゃないのでそうは言いません。しかしながら、子どもらは、自分で目的や手段を明確に出来る力もまだまだでしょうし、それを導いてあげるのが学校をはじめとする教育現場であるわけです。やはり、強いリーダシップのある校長や教員が不可欠です。
先生達にも読んでほしい本でしたし、親として、自分の子にも伝えてあげたい内容が沢山でした。
教育現場だけでなく社会や、仕事の場でも役