工藤純子のレビュー一覧

  • だれもみえない教室で

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    小学校のいじめを扱った話だった。章ごとにちがう登場人物が主人公になっていて読みやすいが、いじめの傍観者になってはいけないとか、先生が安易にさせがちな仲直りとかを問題視していて、目新しい視点は無かった。

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    2023年05月20日
  • だれもみえない教室で

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    教室内で起こるいじめに対してどのような態度を取るか、被害者、加害者、傍観者、教室、親などの視点から描いた模範ケースのような物語。全部こんなふうに解決できるならいいんだけど。
    そして誰にも言い分があるという事がよくわかる。

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    2023年03月30日
  • サイコーの通知表

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    先生が生徒を評価するなら、生徒が先生を評価してもいいんじゃない!?最後には先生の通知票あり。自分が先生なら、うるっときちゃいそうだなぁ。

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    2022年01月29日
  • サイコーの通知表

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    子供と読みました。
    物語としてはまずまずですが、教員の資質や通知表について考えさせられるお話でした。これを読めば、通知表に一喜一憂してしまうお子さんや親御さんは減るのではないでしょうか。
    通知表を嫌がる子供たちが、「先生の通知表をつけよう」ということになり(ちょっと無理矢理な展開)、通知表について考え、先生を観察し、評価する。でも、その評価では自分たちの考えが伝わらない、と評価の理由も伝えた上で先生に通知表を渡します。その先生がとてもいい先生で。
    いい先生と出会えるかどうかって、子供にとってはとても大事。でも、いい先生でも、悪い先生でも、公立学校の教員は公務員だから年功序列で報酬は決まってるんですよね…。

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    2021年12月11日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    ピンチな時や迷っている時に行ける「ぎりぎりの本屋さん」違う書き手なのでファンタジーだったり多少不穏だったり、個性がある。最初に出てきた菜菜子がラッキーな菜子のお話で、ちょっとまだ弱虫だったのが残念。ベストアンサーのお話が一番好きかな。

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    2020年11月08日
  • スポーツのおはなし サーフィン ぼくらの波を走る!

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    スポーツのおはなしシリーズ、「サーフィン」

    高度な挿し絵!
    わたせせいぞう「ハートカクテル」思い出した(笑)

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    2020年07月03日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    【収録作品】プロローグ/「ひとつ多い“な”」 まはら三桃/「ベストアンサー」 菅野雪虫/「ラッキーな菜子」 濱野京子/「思い出のかみかくし」 工藤純子/「魔本、妖本にご用心!」 廣嶋玲子/エピローグ

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    2019年04月02日
  • となりの火星人

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    ネタバレ

    火星は「マーズ」と呼ばれていて、ローマ神話の神マルスから名付けられた。赤く見えることから、戦火や血を連想した戦いの神の名をつけられたのだ。けれど、実際の火星は地表に酸化鉄が大量に含まれていて赤さびのような状態。石ころだらけの砂漠なのに、平均気温はマイナス55度、季節によっていはマイナス130度になる寒い惑星なのだ。
    そんな見た目のイメージと実際が違う火星が、今年、地球に大接近するという。

    水谷かえでは、頭はいいけど、人の気持ちがわからない、空気が読めないと言われる女の子。でも、他人と仲良くしたくないわけではない。友達になって、普通に人の輪に入りたい。
    同じく空気読めない倉沢湊くんは、かえでとは幼稚園からの仲良し。湊は頭は良くないけど、いつも明るく、表裏がない。他の人も、湊に癒されるし、好かれている。
    和樹はすぐキレてしまう。他の人からみたらささいな事で怒り、暴れたり、物にあたってしまう。本当はこんな乱暴な自分が嫌いだけど、どうすることもできない。大好きなお母さんに迷惑はかけたくないのに、学校に呼び出しとかされてしまう。

    学校カウンセラーの真鍋先生は、困った子なんていない、困っている子がいるのだ。その困ったことも自分の一部だから、それを受け入れて、見方を変えよう。どうすればいいか考えようと言ってくれる。

    他人から見られている自分と、本当の自分にズレがある。それは火星のように。
    そんなふうな子は火星人。

    いろんなタイプの子だ登場する。自分と同じだと感じたり、クラスに似た子がいたら、その子の気持ちを少し理解できるかもしれない。見方を変えてポジティブに一歩進んで行く姿がいい。

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    2019年02月03日
  • モーグルビート!

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    ネタバレ

    雪深い山村に生まれた小学6年生の一子は、雪山で自由にスキーを楽しんでいた。
    しかし、近頃はいくら滑っても気持ちが満たされない。
    父親がスキーで亡くなったと聞かされており、母親は一子がスキーをすることにいい顔をしない。
    ある日、遠い親せきにあたる美鈴が一子の家に冬の間だけとのことで一緒に住むことになるが、お互い仲良くできない。
    実は美鈴はモーグルスキー選手で、この村にはモーグルの特訓のためにやって来たのだった。
    ライバル心や美鈴の華麗な演技に刺激された一子はモーグルスキーを始める。
    モーグルに自分の夢と希望を見つけた一子は美鈴に勝つため、そして父に近づくためモーグルの魅力にとりつかれていく。

    モーグルスキーといえば上村愛子さんで、一気に知名度があがりましたね。
    主人公は小学生ですが、モーグルでてっぺんと獲るという夢に向かって進みます。
    恐らく、児童書になると思いますので、小学生のお子様でも十分に楽しめます。
    読みやすく、飽きずに読み進められる本です。

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    2019年01月14日
  • ぐるぐるの図書室

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    ネタバレ

    やり直した人は図書室へ。
    五人の自動作家の連作小説。
    秘境のループが一番切ない終わりかたに思えた。

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    2018年04月19日
  • ぐるぐるの図書室

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    とある小学校の図書室で5年生の子どもたちが出会う、不思議な本たち。

    昨日のことを後悔するのぞみ。
    大嫌いなかぼちゃを食べさせるお母さんとケンカをした卓也。
    ボーイッシュな千尋と仲良くなりたい、女子力の高い男子の光。
    周りの子を「エイプ」と小馬鹿にしている現。
    本に全く興味がない樹。

    きゅっとなる胸を抱えた相手、親子、友達。
    いろんな関係と本がぐるぐると絡み合う。
    それぞれの作家さんの個性が出ていて、楽しい。

    木の葉は土に還るもの。言の葉も同じです。これはもう、多くの人の中に肥やしとなって糧となって消えた本。朽ちて形もなくなって、読んだことすら覚えていない人もいるでしょうが、その人たちの言の葉の中に、生まれ変わっているのです。

    自分の好きな本なんて、そう簡単には出合えないもの。好きな人に簡単に出会えないように。
    でも、そうやって怒りに囚われているうちに、あなたは平太郎君を見逃し、あの子を失う。

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    2018年03月30日
  • ぐるぐるの図書室

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    【収録作品】プロローグ/「時のラビリンス」工藤純子/「妖怪食堂は大繁盛」 廣嶋玲子/「秘境ループ」 濱野京子/「九月のサルは夢をみた」 菅野雪虫/「やり残しは本の中で」 まはら三桃/エピローグ/スペシャル座談会-本たちと私たちが出逢ったころのお話し デビュー10周年記念- 
     本の豊かさを知ってほしいという気持ちが詰まった連作。やや押しつけがましさもあるが、それも本が好きだから。

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    2017年03月26日
  • セカイの空がみえるまち

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    ネタバレ

    もう少し大久保から新大久保、百人町あたりの独特の懐の深さが見えるとよかったのだけれど。この年ごろの人を使ってでは書きにくいのだろうなあ。

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    2016年12月12日
  • ぐるぐるの図書室

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    工藤純子「時のラビリンス」繰り返し系は好きだ。
    廣嶋玲子「妖怪食堂は大繁盛」おいしそう。
    濱野京子「秘境ループ」甘酸っぱい。
    菅野雪虫「九月のサルは夢をみた」新見南吉の『久助君の話』を読みたくなった。
    まはら三桃「やり残しは本の中で」結末がもうちょっと…だけどメロスチックなストーリーは好き。
    うーん、「妖怪食堂は大繁盛」が一番好きかなあ。

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    2016年11月26日
  • ダンシング☆ハイ 強引な天使とダンスの王子さま!?

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    ◆転校初日から失敗つづきで、友だちができるか不安いっぱいの野間一歩、小学5年生。ひょんなことから、クラスの天使・白鳥沙理奈の本性を知ってしまう。ダンスチームに入るなら、友だちになってあげる―妙な取引をもちかけられて、むりやりダンスをはじめることになったけど…!?夢と恋、友情がつまった青春★ダンスストーリー第1弾!小学校上級~。


    (^^)<Comment
    転校先でなかなか友だちのできないイッポが、ダンスを通して、仲間を手に入れるまでの展開がよかった。
    イッポ、サリナ、ミッキー、ロボ、ネコ…5人とも個性的。
    サリナがダンスをするために手段を選ばないところとか、ミッキーがダンスをやめてしまった過去もまだ完ぺきには明かされてないし。
    それぞれに背景があって、今後の活躍が楽しみです。

    わたしもダンスは10年以上やっているけど、ダンスの描写もリアルでした。

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    2016年08月22日
  • モーグルビート!

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    父親が事故死したあと、ペンションを営む母と暮らす小6の一子はスキーが得意。モーグルの練習のために一子の家で暮らすことになった美鈴とぶつかり合いながら、一子もモーグルに魅せられていく。夢をみつけて打ち込んでいく子どもたちの葛藤と成長を描く。正統派のスポーツ成長小説。

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    2012年02月16日
  • ピンポンはねる

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    対象年齢は何歳なのだろうか。

    スポーツを通して自分らしさを見つける少女の話。
    何かを懸命に頑張るのは恥ずかしいのが日本人。
    しかしながら、必死にやれば結果も出るし何かが残る。

    ちょっと漫画風にしすぎかと思ったが、子供に読ませるにはとてもいい本だな、と。

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    2011年07月24日