工藤純子のレビュー一覧

  • ルール!

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    5.6年から。中学校の校則で理不尽にスマホを没収された主人公。反省文を読み上げさせられることに反感を覚え、生徒会と協力し、中学生の主張に挑む。上からの圧力の世界を感じていると、大人の読者でもモヤモヤと怒りが湧いてくる。子どもの思いを代弁するだけでなく、取り残さない今の時代を反映して未来に繋ぐ。

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    2023年12月17日
  • ルール!

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    校則のおかしさについて、正面から見つめ直し、正しく変えていこうと挑んだお話。少数意見を無視せずに考える姿勢が良かった。中学生に勧めたい。

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    2023年12月14日
  • だれもみえない教室で

    ネタバレ 購入済み

    大人こそ読むべき一冊

    テーマはいじめ。小6の仲良し男子5人組の間に突如亀裂が入る。リーダー格の男の子が一人の子をターゲットにいじめを始める。周りの子は戸惑うばかりで傍観者となる。危機意識がまるでない担任の先生。とまあよくある話なのだが、それぞれの立場の視点から語られる心情吐露によって、各々の気持ちの変化や葛藤が浮き彫りになってくる。成長するのは子どもだけではない。先生もまた成長する。担任の先生やいじめっ子の劇的な変化には思わず拍手。最後がハッピーエンドでホッとした。

    #共感する #ダーク #切ない

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    2023年11月11日
  • だれもみえない教室で

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    小学6年男子の5人の仲間が、ちょっとしたきっかけで、1人が仲間外れにされ教科書を隠されたり、ノートに落書きされたり…。
    それがランドセルに金魚のエサを入れられているのを母親が見つけたことから次第に事が大きくなる。

    あやまって、反省文を書かせて、握手させて、はいそれで仲直り…なんて簡単なものでもない。
    未だにそれが通用すると思っている大人がいれば、おかしいだろうと思う。

    子どもたちもいじめを知っていて誰も声をかけたりしないことが問題で…。
    確かに勇気もいることだし、逆に自分がいじめを受けてしまう、といったことも考えてみて見ぬふりをしているのがほとんど。

    担任の先生も過去の自分の過ちを告白し

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    2023年10月02日
  • あした、また学校で

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    誰もが自分らしくいられる、学校がそんな場所だったら…。「また明日」と言える場所が、誰にもありますように。児童書は、それを通じて自分が過ごしたかった子ども時代を疑似体験できるところに醍醐味がありますね。

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    2023年06月12日
  • だれもみえない教室で

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    いじめた児童、いじめられた児童、見て見ぬふりをした児童、そして先生の立場から語られ物語。それぞれの想いが伝わってくる。小学生向けなのでシビアになり過ぎない程度に抑えているが、よく現状をとらえていると思う。高学年以上だが、上手に手渡したい。

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    2023年03月17日
  • リトル☆バレリーナ あこがれのバレエスクール!

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    ここちゃんのバレエの成長の物語。
    練習を重ねて、バレエがどんどん上達していくここちゃん。
    やがてコンクリートにもチャレンジしていきます。
    最後ここちゃんは、どうなるのでしょう?
    「次はどうなるのか?」と気になるところがいっぱいのお話です。
    ぜひ読んでみてください。

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    2023年02月06日
  • サイコーの通知表

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    私も子どもの頃、通知表が大嫌いだった。そして、今我が子の通知表をもらう立場になっても、終業式の日はなんだかドキドキする。
    この本を読んで、通知表の本質を知らないのに苦手意識を持っていることに気付いた。
    通知表って?という点を簡単に説明されていること、通知表をつける側(先生)の気持ちに触れられていること、納得できるものに仕上げるために探求する子どもたち、お互い真摯に向き合う先生と子どもたち…心に沁みた。
    通知表に関わっている人たち(特に先生)に読んでもらいたい。

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    2022年07月31日
  • サイコーの通知表

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    物語なのかもしれない。
    理想なのかもしれない。
    でも、こんな学校社会になって欲しいと、
    心から思う。

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    2022年03月27日
  • サイコーの通知表

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    通知表かぁ、その人を評価するって不思議なこと。いいところを探そうとしてつける通知表がいいな。
    間違ってたらあやまってくれる大人。
    意見を聞いてくれる大人。
    子供たちを守ってくれる大人。
    それが子供たちの求めている大人なのかもしれない。

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    2021年12月31日
  • あした、また学校で

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    我が子のため?
    それは本当は自分のため?
    いろいろな悩みを持つ人たち。
    そこに想像力を働かせられたらすてきだな。

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    2021年11月22日
  • あした、また学校で

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    学校はみんなのもの。一将のことばはいいなと思った。ぼくの話を、お父さんとお母さんは聞いてくれるけど、先生の中にはちゃんと聞いてくれない人もいる。
    おぎ野先生は、いろんなことをがんばっているけど、すぐおこっしたり意地悪したりするから、うまくいかない。一生懸命やってるのに、校長先生が協力しないのがひどい。自分は正しいと思ってるけど、心のどっかで、どうしたらいいのかって思っていて、いやな感じだけど、かわいそう。
    ぼくは、大間さんが一番好きだった。大間さんは、えらい人なのに、子どもに勝負をいどんだり、とつ然大会の会場で一将に一言話すように言ったりするのがおもしろい。(小4)

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    2021年10月10日
  • 恋する和パティシエール4 ホットショコラにハートのひみつ

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    三色団子のチョコと、おしるこ風の白玉ホットショコラがとてもおいしそうだった。
    いつか作ってみたいと思った。

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    2021年10月08日
  • サイコーの通知表

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    通知表がずーっとできるだけの朝陽。
    体育以外まるでダメな大河。
    なんでもできる成績優秀な叶希。
    一見なんの共通点もないこの3人だが、ある共通点がある。それは、通知表が嫌いということ。
    そんな3人はあることを思いつく。
    それは…先生に通知表をつけるということ。
    おかしいように思えるが、朝陽の父の会社では、部下が上司に成績をつけるらしい。
    それなら生徒が先生に通知表をつけるたっていいじゃないかということで、先生の通知表作りを開始するが…。

    面白かったです。
    通知表をつけるのは意外と難しんだなと思いました。

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    2021年09月11日
  • あした、また学校で

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    『学校は誰のものか』これって難しいと思いませんか?
    先生の言うことを聞くのがいい子。先生は親の顔色ばかりうかがう。
    子供が育つための学校が生徒で作れない。
    悲しいと思いませんか?
    とてもリアルで学校を変えるのってとても大変なんだなと思いました。

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    2021年09月05日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    児童書ですが、面白い☝️。この本屋さんでわたしが巡り合う本はどんな本なのか?。ギリギリのところで教えてもらいたいっ

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    2020年10月26日
  • セカイの空がみえるまち

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    新宿を主な舞台に、中学生群像劇。一人ひとり「小さな秘密」があって、その秘密が「個人的なことは社会的なこと」として描かれる、珠玉のジュブナイル

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    2020年10月14日
  • となりの火星人

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    感動した話でした。かえでは静かな子ではありながら湊という友達がいます。その他にも話が進むたびに友達は増えています。是非読んでみてください。

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    2020年06月22日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    ギリギリの人が辿り着く、ぎりぎりの本屋さん。表紙の店員の男の子がお話のイメージとぴったり。5にんの作家さんのリレー形式、ということで少しずつ登場人物がリンクしていておもしろかった。
    個人的には廣嶋さんの『魔本、妖本にご用心!』が好きかな。不思議な世界だけど、本が逃げ出すなんておもしろい。小学生からすると本を買うって大きなことだったよなって懐かしくなった。こんな書店があったらぜひ私も行ってみたい。合言葉は、「ぎりぎりだったね。」

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    2020年06月21日
  • あした、また学校で

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    大縄跳び大会をめぐりゆれる子どもや先生の気持ちを丁寧に描く。
    大人のパートになっても違和感なく読める描写がうまい。
    一人一人が自分の意見を言うこと、言えること。ほんの少しでいいから。その大事さがよくわかった。

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    2019年12月29日