工藤純子のレビュー一覧

  • サイコーの通知表
    朝陽の通知表は1年生から4年生2学期まで、ずっと真ん中の「できる」に丸がついていて、「それって「ふつうの人間です」という証明みたい」と感じている。それぞれ通知表について思うところのある友達と話すうちに、担任のハシケン先生にも通知表をつけようと思い立つ。
    通知表の意味、人が人を評価する事について考える...続きを読む
  • サイコーの通知表
    通知表に疑問を持った朝陽は、仲間といっしょに先生の通知表をつけようと考えはじめる。試行錯誤がおもしろい。現実には難しいかもしれないけど、温かい気持ちになる。
  • ぐるぐるの図書室
    普段あまり図書室に行かない小学5年生たちが図書室に貼られている貼り紙を見て図書室に行くと、見知らぬ先生がいて…

    5人の作家さんによる5つのお話。
    「決して見てはいけない」と言われるとかえって見たくなって…というのは昔から変わらない。

    工藤純子さんの『時のラビリンス』
    「今日という日は、二度ときま...続きを読む
  • じりじりの移動図書館
    前半いまいちで読むのをやめそうになりましたが、濱野京子さんの「スケッチブックは残された」から面白くなり、次の工藤純子さんの「AIユートピア」が一番気に入りました。
    SFは苦手だと思っていましたが、かつてのフィクションが現実味を帯びてきているからでしょうか、こんな未来が本当になるかも、と考えさせられま...続きを読む
  • ぎりぎりの本屋さん
    ぎりぎりの人たちが集まる本屋さん。作中に出てくる本選びのコツ、「難しく考えず、その時興味をもった本を読めばよい。」、名言でした。
  • ぐるぐるの図書室
    本は人の選択に大きな影響を与えてくれるもの。本を知るきっかけになればという、作家さんたちの愛情が詰まった一冊です。
  • となりの火星人
    一見子供向けの作品だが、勧められて読んでみたところ、大人が呼んでも十分楽しめる作品だった。
    子供達も読んでいるので、少しでも学校生活に生かしてくれたら。
  • ぐるぐるの図書室
    五人の人気作家の共作。タイムリープしたり妖怪の世界に行ったりと、不思議な世界に連れて行かれる。
    五編ともそれぞれの持ち味が出てて、しかも同じようにどきどきさせられる。
    短い中でもそれぞれの子どもの世界が少しずつ変わって成長していく青春小説として読みました。
  • ぎりぎりの本屋さん
    レビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。

    五人の児童文学作家の届ける、競作リレー小説です。

    この本屋さんにやってくる人たちには共通点があります。
    「ぎりぎり」
    どの人もみんな「ぎりぎり」状態のせっぱつまった人ばかり。
    店員は小学五年生くらいにみえるけど「300年くらいやってます」と...続きを読む
  • ぐるぐるの図書室
    「ぎりぎりの本屋さん」がおもしろかったのでこちらも読んでみた。司書さんのキャラクターが思っていたより冷たい(そっけない?)感じだった。
    工藤さんの『時のラビリンス』と濱野さんの『秘境ループ』が好きだった。好きな男の子に誕生日プレゼントを渡すために何度も昨日をやり直す、便利だけど時は戻れないからこそ大...続きを読む
  • スポーツのおはなし サーフィン ぼくらの波を走る!
    <スポーツのおはなしシリーズ>※小学生中級
    東京2020オリンピック種目の、陸上(リレー)、空手、卓球、柔道、サーフィン、スポーツクライミング、テニス、バドミントン、野球、体操の各種目ごとの小説です。
    文字が大きく、漢字にはルビがふってあるので小学生でも読みやすく、ページ数も1冊につき約70ページほ...続きを読む
  • あした、また学校で
    学校は誰のもの? 大縄飛び大会の意義、いじめ、子どもの貧困、遺棄、離婚、不妊、…… 子どもの視点から、さまざまな問題を浮かび上がらせている。お話としてはきれいすぎるが、問題提起によい本だと思う。
    無神経な言葉をかけてくる相手は想像力が足りないというのは事実。世の中は急には変わらないが、変えようと思え...続きを読む
  • あした、また学校で
    数ページ読んで、あぁリアルだなぁと、心がざわざわした。私が子どもの頃、ファンタジーや外国が舞台のお話など、非現実的な世界を本に求めていたように思うので、子どもの頃に読んだらどんな風にかんじたのだろうか。
    先生が自分に都合よく論点を変えていくところ…私は母として、自分がしないように気をつけたいなぁ。
  • となりの火星人
    教室でちょっと居心地が悪いこどもたちが出てきますが、そういう子のなかなか言葉にできない気持ちをうまく代弁してくれた気がします。
    そんな子たちがいっしょにがんばっていこうとするのはありえなそうだけど爽快感がありました。
  • ダンシング☆ハイ 強引な天使とダンスの王子さま!?
    「和パティシエール」の著者による、ちょっとお姉さん向けのレーベルかな?
    テーマがダンスということで、これはムスメも読むであろうとリクエストしてみた。
    二人で読んでおります。面白いです。

    児童書作家氏にはよくあるけど、「和パティシエール」と、全然雰囲気が違う・・・。
    あちらのあんこちゃんがかなり前向...続きを読む
  • 恋する和パティシエール6 月夜のきせき! パンプキンプリン
    表紙がハロウィンやわ・・・。色合いのパンチはあるけど、全体的なバランスは最初のほうが凝ってたかもー。笑

    相変わらず丹精につくられたクリエイターの本やと思う・・・。早くEテレでアニメ化すればいいのに。

    さて前回までに
    まさかあんこちゃんと倫也くんの間にラブが!?
    と、色めくよりは動揺した私やけど、...続きを読む
  • 恋する和パティシエール5 決戦! 友情のもちふわドーナツ
    ちょ・・・ちょっと・・・。
    うっかり泣きそうになってんけど!!

    相当、疲れとかストレスとか溜まってんな。笑
    いやそりゃ溜まってるけどね、相当!! (二度いう)

    相変わらず、ムスメの本をいっしょに読ませていただいております。このシリーズは完全に児童書なので、30分程度で読み終わるんやけど、かなり面...続きを読む
  • 恋する和パティシエール3 キラリ! 海のゼリーパフェ大作戦
    海でっせ。
    夏休みでっせ。
    あんこちゃんと(なんでか倫也も)マリエちゃんの家族旅行について行って、マリエちゃんのお兄ちゃん登場でっせ。

    今回も面白かった!

    また表紙も可愛くてねえ・・・。


    それはさておき、吉沢家は美男美女一家のようやけど、マリエ兄の春樹さんが(美形の真打として)登場。
    マリエ...続きを読む
  • ぐるぐるの図書室
    とある小学校にある不思議な図書室。
    いきなり少女の可愛いお話ににっこり。
    いいなぁ、こういうの。
    不思議な司書さんの存在もいい。
    カボチャきらい少年のお話もいい。最後に彼の思いつきがナイスすぎる。ママさん、どんな反応するのだろ(笑)
    秘境の話はちょっと切ない。うまくいくと思ったのだけどな。
    子供には...続きを読む
  • 恋する和パティシエール2 栗むしケーキでハッピーバースデー
    今回は、前作ほどのインパクトはなかったな~。
    (児童書にどこまで求めるのかと)

    あんこちゃんとマリエちゃんと倫也くんが、おばあちゃんたちのために仲直りケーキを作るっていう筋はよかった。
    相変わらず「恋はしてへんよな」と、思いつつ読んだのに、最後にあんこちゃんがぽろっと倫也に対して好意的なセリフをい...続きを読む