作品一覧

  • スポーツのおはなし サーフィン ぼくらの波を走る!
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    「こわい波やいやな波もあるけど、にげないで、あわてなければ、そのうち通りすぎていくし、いい波もやってくる」 波のことを言ってるのに、ぼくにはちがうように聞こえた。いやなことがあっても、ずっとつづくわけじゃない。いつかいいこともあるって、言ってるように聞こえる。 「でも、いい波ってそんなに来ないから、今だって思ったら、そのチャンスをのがしちゃダメなんだ」 (本文より) 東京から千葉に引っ越したけれど、転校先で友だちができない海波(みなみ)。ひとり、スケボーで海へ行くと、波の上をすべるように走る子どもを見つけた。サーフィンをしていたのは、5年生の昴(すばる)。初めて会った昴から「なあ、サーフィン、やんない?」とさそわれた海波は、おじいちゃんに背中を押されて海に出ることにした――。 子どもたちに人気のスポーツをテーマにした童話シリーズ「スポーツのおはなし」。 オリンピックに採用されるスポーツについて、各一冊ずつ、豪華執筆陣が描き下ろします。 小学低学年から中学年向けの創作童話です。 2019年11月から3ヶ月連続で刊行致します。 ●シリーズ「スポーツのおはなし」の特色 ・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。 ・「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた童話作品として楽しむことができます。また、シリーズを通して読むことで、さまざまなスポーツの特徴や面白さ楽しさを学べます。 ・ほぼすべての見開きに、実力ある画家によるイラストが入っていて、低学年から、ひとりで読めます。 ・巻末に収録したコラムページで、各スポーツへの理解がさらに深まります。 ・朝読にもぴったりのボリュームです。 【予定されているラインナップ】 卓球(吉野万理子)/体操(小林深雪)/リレー(小手鞠るい)/空手(くすのきしげのり)/サーフィン(工藤純子)/野球(あさのあつこ)/バドミントン(落合由佳)/テニス(福田隆浩)/柔道(須藤靖貴)/スポーツクライミング(樫崎茜)
  • 海にかがやく
    3.0
    1巻770円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄道会社の重役、大林二郎は、鉄道の起工イベントのため、故郷へもどった。そして自分の人生を変えたひと夏のできごとを思い出した。小学6年生だった二郎は、カツオ船の船主の頼みで、その孫の少年を駅にむかえにいくが見つからない。焦った二郎だったが、じつは孫は女の子で見逃していたのだ。都会育ちの少女、夏生は、二郎を気にいったらしく、いっしょに釣りをしたりして、仲良くなっていく。村をあげての竜神祭の日、舟の競争、伝馬くらべで事件があり二郎は窮地におちいるが、夏生の機転で助けられる。その日の夜、二郎と夏生は、事件に関わった利男と光彦とともに海へ漕ぎだし、ふしぎな体験をする。

ユーザーレビュー

  • スポーツのおはなし サーフィン ぼくらの波を走る!

    Posted by ブクログ

    <スポーツのおはなしシリーズ>※小学生中級
    東京2020オリンピック種目の、陸上(リレー)、空手、卓球、柔道、サーフィン、スポーツクライミング、テニス、バドミントン、野球、体操の各種目ごとの小説です。
    文字が大きく、漢字にはルビがふってあるので小学生でも読みやすく、ページ数も1冊につき約70ページほどなので色々なスポーツの物語を無理なく、飽きずに楽しめます。
    また、最後のページにはそれぞれの種目の特徴やオリンピックを楽しむための解説が載っており、より一層スポーツに興味を持つことができると思います。
    スポーツを題材とした親しみやすさで、お子さんの読書のキッカケづくりにぴったりの本です。

    0
    2020年06月30日
  • スポーツのおはなし サーフィン ぼくらの波を走る!

    Posted by ブクログ

    スポーツのおはなしシリーズ、「サーフィン」

    高度な挿し絵!
    わたせせいぞう「ハートカクテル」思い出した(笑)

    0
    2020年07月03日
  • 海にかがやく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    舞台は昭和30年代の海辺の漁師町。東京から来た夏生と漁師の息子二郎は、村の竜神祭の夜、仲間たちと竜神を見る。

    村を出て東京へ行った夏生の母への村の大人たちの目、子どもらしい闘争心など、戦後の経済成長が始まるころの子どもたちを生き生きと描いている。

    でも、大人になった主人公のプレイバックから始まり、大人になった登場人物たちのその後で終わるような書き方は、子どもの読者にはどう受け止められるのか。大人が読むという前提の小説としては面白いけれど、子ども目線では、いらない記述になりかねないのでは?

    0
    2012年09月14日

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