【感想・ネタバレ】サイコーの通知表のレビュー

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小学生たちが担任の先生の通知表をつくる物語。

・通知表の目的は?
・評価を通じて先生にどういうメッセージを伝えたい?
・そのメッセージがきちんと伝わる渡し方は?

会社の人事評価でにもあてはまりそうな視点で描かれているのが興味深く、題名の通り「サイコーの通知表」のエンディングです。

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2024年05月25日

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私も子どもの頃、通知表が大嫌いだった。そして、今我が子の通知表をもらう立場になっても、終業式の日はなんだかドキドキする。
この本を読んで、通知表の本質を知らないのに苦手意識を持っていることに気付いた。
通知表って?という点を簡単に説明されていること、通知表をつける側(先生)の気持ちに触れられていること、納得できるものに仕上げるために探求する子どもたち、お互い真摯に向き合う先生と子どもたち…心に沁みた。
通知表に関わっている人たち(特に先生)に読んでもらいたい。

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2022年07月31日

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物語なのかもしれない。
理想なのかもしれない。
でも、こんな学校社会になって欲しいと、
心から思う。

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2022年03月27日

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通知表かぁ、その人を評価するって不思議なこと。いいところを探そうとしてつける通知表がいいな。
間違ってたらあやまってくれる大人。
意見を聞いてくれる大人。
子供たちを守ってくれる大人。
それが子供たちの求めている大人なのかもしれない。

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2021年12月31日

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通知表がずーっとできるだけの朝陽。
体育以外まるでダメな大河。
なんでもできる成績優秀な叶希。
一見なんの共通点もないこの3人だが、ある共通点がある。それは、通知表が嫌いということ。
そんな3人はあることを思いつく。
それは…先生に通知表をつけるということ。
おかしいように思えるが、朝陽の父の会社では、部下が上司に成績をつけるらしい。
それなら生徒が先生に通知表をつけるたっていいじゃないかということで、先生の通知表作りを開始するが…。

面白かったです。
通知表をつけるのは意外と難しんだなと思いました。

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2021年09月11日

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ネタバレ

4年生の朝陽の通知表は全部「できる」。1年生からずっと同じだ。
友達の大河は体育以外は「もう少し」も多い。でも朝陽は、大河の通知表の方がいいと思っている。全部「できる」はふつうの証明書みたいだからだ。
ある日クラスで通知表をもらってうれしいのか、内容がよくわからないのに意味があるのかという話になる。
そこから担任のハシケン先生にサプライズで通知表を出そうということになり…。
自分達が通知表をもらって感じたことをいかして通知表を作って渡す場面は感動的です。
学校の先生にも読んでほしい。

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2023年08月15日

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令和6年光村4年下の巻末この本読もうに掲載される本なので、読んでみました。
主人公は一年からずっと「できる」(ふつう)の評価しかない、真ん中の四年宮永朝陽。担任は橋本健太(ハシケン)先生。朝陽が通知表のことを考えはじめ、友達や何人かで先生の通知表をつけようと考えたり、そもそも評価って何だろう?と悩んでいたら賢い姉から絶対評価と相対評価を教えてもらったりします。途中まではわりと予想通りな展開ですが、最後にいよいよ通知表の発表のあたりは、色々考えさせられたり、大人目線だからかもしれないけど、かなり共感して、心動かされました。
工藤純子さん、恋する和パティシエール位しか読んでない。ぐるぐるの図書室なども読まねば。

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2023年07月10日

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成績、全部普通。何も長けていることがないと言われているようでいや。という主人公。
成績表の見方は子どもにも大人にも、ごほうびや叱責の基準として扱われることが多いけど、変化してきている基準の仕組みや「評価すること」の難しさ、相手を見る観点など、本人の気づきや周りを巻き込むことで見えてくるものがある様子が興味を惹いた。

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2022年09月24日

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通知表の評価をみて納得いかない思いをした人は多いんじゃないかなー。
どうしてその評価になって、どこをどうすれば次は上がるとか説明書きがあれば、もう少し納得できたような気もします。
みんなで考えた先生の通知表、愛が溢れていました。

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2022年03月06日

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子供や親にとって、通知表の評価は重要なのですね。気にする子・反発する子・諦める子。主人公は[普通]すぎて悩む子。子供の気持ちがよくわかる。通知表をつける側の先生に読んで欲しい。

#小学生#中学生

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2021年12月12日

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通知表ってなんであるの?そんな疑問から先生の通知表をつけることになった朝陽たち。人を評価するってなかなか難しい。
「よくできる」も「もう少し」もなくて、「できる」だけの通知表は、ふつうであることの証明みたい。なるほど、確かにと思った。お姉ちゃんの、あるものを変えたり始めたものを終わらせるのは難しいっていうのすごくわかる。だからみんなそのままなんとなく続けてる。生きてるとそういうものにたくさん出会う気がする。
先生へ通知表をわたすときはグッときた。おもしろかった!

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2021年09月28日

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朝陽の通知表は1年生から4年生2学期まで、ずっと真ん中の「できる」に丸がついていて、「それって「ふつうの人間です」という証明みたい」と感じている。それぞれ通知表について思うところのある友達と話すうちに、担任のハシケン先生にも通知表をつけようと思い立つ。
通知表の意味、人が人を評価する事について考える。学級会での話し合いの様子、先生の評論の項目もいい。読後感は爽やか。

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2021年08月06日

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通知表に疑問を持った朝陽は、仲間といっしょに先生の通知表をつけようと考えはじめる。試行錯誤がおもしろい。現実には難しいかもしれないけど、温かい気持ちになる。

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2021年07月06日

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通知表っていったい誰のためのもの?なんのためにあるの?貰って嬉しいのは誰?
なんてことから先生にも通知表を付けよう、と考え始めて、クラス全員で担任の先生の通知表を作ることになった朝陽達。
そう言われれば通知表って何?って考えさせられた。
未来へ繋がる評価でなくてはならないはずのものなのに、本当にその機能を果たしているだろうか?
数字で表せない評価は個人的な感情が混ざり込んで来ないものなんだろうか?なんて色々考えさせられた。
子ども達にも読んでほしいけど、通知表をつける先生達にも読んでほしいなあ。

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2023年12月12日

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子供と読みました。
物語としてはまずまずですが、教員の資質や通知表について考えさせられるお話でした。これを読めば、通知表に一喜一憂してしまうお子さんや親御さんは減るのではないでしょうか。
通知表を嫌がる子供たちが、「先生の通知表をつけよう」ということになり(ちょっと無理矢理な展開)、通知表について考え、先生を観察し、評価する。でも、その評価では自分たちの考えが伝わらない、と評価の理由も伝えた上で先生に通知表を渡します。その先生がとてもいい先生で。
いい先生と出会えるかどうかって、子供にとってはとても大事。でも、いい先生でも、悪い先生でも、公立学校の教員は公務員だから年功序列で報酬は決まってるんですよね…。

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2021年12月11日

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