夜光花のレビュー一覧

  • 七日間の囚人

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    最後にどんでん返しが…と言う類のものではなかったけれど、これが誰の仕業で何の目的でどうして、とか考えずに頭空っぽのまま、危機に強い亮二にどの辺りでホモ嫌いの要が堕ちるか、堕ちたらどんなエロい行為が…ってだけ追って読むと楽しめる。

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    2012年02月22日
  • 花の残像

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    「~七色の攻防~」読んでいる最中に、須王のパートナーの話と言うので読んだが、タイミング的に凄く良い具合だった気がする。それにしてもこのシリーズの獣人に対しての餌である受け君たちは、本当に無自覚誘い受けの特徴をみんな継投しているな(笑)。巴の「〇〇〇ですか?」って言う、日本語がたどたどしいって喋り方が、故意にやってない分、反則的に可愛らしい。

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    2012年02月22日
  • 凍る月~漆黒の情人~

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    ネタバレ

    夢枕獏の「キマイラ吼シリーズ」ファンにはたまらないモチーフがぶっ込まれ、それにBLの要素がてんこ盛りと言う…個人的になんとも贅沢なお話。獣化する人間、と言うのはDNAに擦り込まれているのか、たまらない要素の一つ。恐らく、人間の姿の時は美しいのが、獣化すると「獣」になってしまう、と言う、この急激な落差がたまらないんだろう。「キマイラ」も鳳と久鬼と言う、見目麗しい男二人が獣人化してしまう、と言う、「なんで、美しい者があんな姿に…」と言う、ある種背徳的な喜びがあった。20歳までしか生きられないと言われて、ひっそり身を隠すように生きて来た光陽と、彼の前に傍若無人に現れて契約を迫る梁井。(ここからネタバ

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    2012年02月06日
  • 闇の花

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    この親にしてこの子あり、と言う暗い面を誠の存在で克服した尚吾が幸せになればいいなぁ、と願いつつ読み切った。半分しか血が繋がってないとは言え、実の兄弟である、と言う面は否めないが、禁忌を犯していても生きていて欲しいと願う父心が救った気がする。尚吾の母親の薫はどうやって生まれてきて、どうしてああなったのか、背景が全く描かれていない面が気になったが、そう言う面が気になるのは、BL小説ではなく、一般小説と同じ感覚で自分が読んでたから気になるんだな、と気付いた。BL的には薫はああいう存在、ってだけでも十分なんだけど、夜光さんは「物語を紡ぐ」と言う面でエンターテイメント性が非常に高いと思う。
    尚吾はようす

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    2012年01月23日
  • 堕ちる花

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    過疎化の進む故郷の村の暗い秘密、故郷の友人からの不可解な葉書、友人の死、母の違う兄弟…振りは横溝正史風味で、舞台設定自体が大好物だ。媚薬ではなく、人間の理性を狂わす花の存在により、兄と弟は禁断の関係を結ぶ事に…って、ありがちと言ってしまえばそれまでなんだけど、そこへ強烈なスパイスとなっているのが、弟に異常なまでに深い愛情を抱く兄と、その兄をに真っ直ぐな心で親愛の情を向ける弟。この二人の存在が浮かび上がってきて、「世界は二人の為に」でいいじゃないか、と思える作品。
    エロの種類も実に豊富で、粘膜接触により性的興奮度が高まると言う描写が秀逸。

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    2012年01月16日
  • 跪いて、永遠の愛を誓う

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    導入部分のざわざわ腹の底が湧きたつ感じでずっと進むとしんどかったが、多分これはこうだろうな、って読みが当たり(笑)この部分は払しょく。すぐに、父の秘書で自分のお目付け役の孝彰に腕力で車に押し込まれたりする様が、すぐに2頭身キャラで脳内変換されて、ちょっと和んじゃったりする。表紙絵のような主従関係を行使する場面がとにかくいやらしい…甘ったれ坊ちゃんの雄太が、下剋上的に戒められる様はS心をくすぐるんだよな。最悪の事態の中で、少しでも有利にならないか、と大人しくする様が妙にいじらしくてね…

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    2011年12月05日
  • リアルライフゲーム

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    8年ぶりに再会した4人の幼馴染がゲームに興じて…と言う導入部分はミステリっぽくて掴みがまず好みなのだが、それから、ゲームの内容にホラー的な恐ろしさが加わり、それに伴ってゲームに関わる事で4人の人間の心理面がエゴを剥き出しにする感じが醍醐味なこの作品。加え、トーヤと翔太、平良と佳宏の関係を肉感的なものへ誘う為のゲームなんだろうな、と最初の頃に気付いてしまうんだが、気付いてしまっても逆に「どう言う風にそこへ持って行くのか」と言うわくわく感があり、私的にとても大好物な話の展開で一気に読めた。更に、エロ部分が「そのくらいやってくれると嬉しいけど」ってとこまで持って行ってくれるので、非常に読み応えあった

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    2011年12月05日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    ネタバレ

    薔薇シリーズ4巻目です

    前巻より約3年、時間は進みます
    今回は巻き返しの巻
    二人の守護者を取り戻す主人公

    謎も少しづつ解け、これから終盤にむけて動き始める
    そんな感じです

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    2011年11月12日
  • 薔薇の刻印

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    ファンタジーもの…でしょうか

    シリーズものの第一弾、ということで
    主人公のプロフィール、謎とその伏線引きの巻です

    さわりの部分としては、いい感じかと。。

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    2011年11月12日
  • 君を殺した夜

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    夜光さんにしてはイマイチ。おまけで4★。罪の意識があって後ろ向きのはずの幸也が、キスをした聡に「イヤだよ!」とか、意外に無神経で図太い所がいいです。話が暗くなり過ぎないし、陰湿じゃなくて救われる。

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    2011年11月06日
  • 忘れないでいてくれ

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    キャラが良かったです
    ツンデレ受け萌えました

    前半ちょっと微妙かもと思ったけど、後半・ラストが良かった

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    2011年10月27日
  • 愛にふれさせてくれ

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    善悪も関係無しに盲目的に求められるって…読んでて重みがあります。「何があっても愛してるとは言えないかわりに…命を賭けてでもまっとうな道におきたい」いいカップルです。

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    2011年10月17日
  • 凍る月 瑠璃色の夜明け

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻、めでたしで終わって良かったです。獣人対人間の図式が出てきた時は、話大きくなりすぎ終わんないぞと思いました。ですが、まるく納まりすぎだとは思いますが、これもまた有りかなとも思います。亨の母親が「公務員になれていいじゃない」と言う感覚が、日常でいいです。、アイナス1は主人公梁井の活躍不足からです。(そのかわり須王かっこいい)ただ、光陽が主人公で無いと、お花畑エンドにはならなかったような気がしますね。ラブコレの温泉シーンを今から読みます。楽しみです。

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    2011年10月09日
  • 堕ちる花

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    人気俳優×大学生(異母兄弟)

    主人公は人気俳優の兄と東京で二人暮らし。
    しかし、故郷である四国の幼馴染からの便りがきたことから、二人の間の平和な空気が乱れていく…。
    故郷の秘密をめぐって、幼馴染が、兄が親が、そして主人公の無くした過去の記憶が錯綜していきます。

    このお兄ちゃん、いわゆる
    「母違いの弟が好きで好きで可愛がって可愛がって可愛がり過ぎて好きになっちゃったんだけど、気持ち抑えられなくて…でも離したくないから囲ってて」
    っていう典型的なブラコンからラブタイプです。
    弟も兄大好きだからまあ、とまらんですわな(笑)
    エロもねっとりハードです。
    死ぬ登場人物もいるので、全体的に話が暗いです

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    2011年10月06日
  • 偏愛メランコリック

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    変態純情攻めに流され受け。世間からずれた人形作家のずれた悩みっぷりが良かったです。対して人形を壊してしまったからって、いきなり身体で返そうという敦彦はちょっと不審。

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    2011年09月21日
  • ミステリー作家串田寥生の考察

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    作家と担当編集のお話ですが、ミステリアスな展開です。編集さんが作家先生を好きなことを知ってか知らずが、受け入れちゃう作家先生の行動がなんかよくわからないのだけど、彼なりに理由があって納得のいくストーリーだった。

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    2011年09月19日
  • 薔薇の奪還 【イラスト付】

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    毎回ハラハラしながらも進んでくのが嬉しいですw
    今回はちょっとラウルよりっぽいのが今後どうなるか楽しみ!
    前巻の説明がちょっと多めなので、★1つ減。

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    2011年10月02日
  • 偏愛メランコリック

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    こりゃあいいトンチキだ!
    なんかもう……攻めが……攻めがすごく斜め上で思い込み激しい変人で腹筋やられました。遠くで見てるぶんにはいいけどお近づきにはなりたくないです!
    地の文が冷静でテンポよくて好きです。
    たたみかけるエロにちょっと疲れたけどおもしろかった!!

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    2011年09月12日
  • ミステリー作家串田寥生の考察

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    はああおもしろかった!!
    夜光さんのこういう話読んだの二冊目だけどこっちのほうが断然好き。
    淫乱受けかわいいです……
    先生が自由人ですごくいい。飄々としててなんか心配になりつつ好きだ。
    もうちょいラブしてほしかった気がしなくもない。

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    2011年09月12日
  • 偏愛メランコリック

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    ネタバレ

    また破れ鍋綴蓋系の、ダメすぎる攻めと、まともなつもりで無神経受けという楽しい組み合わせ。もちょっと攻めに格好よさがあればなー。

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    2011年09月06日