【感想・ネタバレ】凍る月 瑠璃色の夜明けのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

長いお話が終わりました。
前回で獣人の存在を政府に知られて、獣人狩りが始まったのでもう流血は避けられないんだろうと思っていました。
しかし、最後まで諦めないという事がいかに大切か!!
御花畑思考の光陽です。
彼の機転が利いたお陰で沢山の命が救われました。
ここで陛下へお手紙をという発想と、光陽の祖父がそれを可能にする状態にあった事が奇跡的でした。
それから昔光陽が生まれた時にその身の上を占った祖父の友人と組織の相模が身内同士だった事も運命的ですね〜
「何事も諦めない」事が事態を良い方向へ導く、と思いました。
やはりハッピーエンド、これにつきます。
感動の嵐でしたが、梁井さんのやりたかったことって
帯ぐるぐるだったんですね(笑)

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2011年06月15日

Posted by ブクログ

生まれつき特異体質の鳳光陽は、同じ境遇の梁井轟と契約を交わしている。
そうした契約相手がいないと死んでしまう体質の者たちは、互いに支えあい、ひっとりと生きてきた。
しかしある時、その存在が人間にばれ、仲間たちが次々と捕えられてしまう。
契約相手と引き離されれば、片割れを死なせてしまうかもしれない――
愛情以上の固い絆で結ばれた相手を守るため、仲間たちと共に梁井もまた、戦いの前線に向かおうとするのだが…。
梁井に降りかかる危機、光陽の決意、悲しい運命を巡る恋人たちの信愛長編!いよいよ完結!!
(出版社より)

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2012年10月04日

Posted by ブクログ

獣人VS人間、と言う様相が大きくなり、最後は大円団で、バトルものとしてはご都合主義っぽさがないとは言えないが、やはりBLであるんだなぁ、と言う気がするのは仕方ないか。主軸のテーマは「BL」であって、バトル小説ではないんだもんねぇ。巴と光陽が手錠で身動きとれなくなった場面で、巴が「餌」は治癒能力が高いので手首を切り落とす決断をとっさにしている、と言う場面でぐらっと来たと思ったら、蓮がクッキー缶に鍵を入れておく、と言う、こう言うとこがお話を進める為には仕方ないお約束か…と気が抜けちゃった場面はあったものの…。獣人と餌、と言う関係性の駆け引きまではとても萌え上がるものを感じたんだが、いい意味で風呂敷が広がり過ぎて、梁井と光陽、二人の絶対性の高い関係性においての濃密度合いは薄れて行った感じがする。ラストの濃い濡れ場読むと、やっぱりBLと言うジャンルの小説なんだなぁ、と言う気がする(笑)。

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2012年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ最終巻、めでたしで終わって良かったです。獣人対人間の図式が出てきた時は、話大きくなりすぎ終わんないぞと思いました。ですが、まるく納まりすぎだとは思いますが、これもまた有りかなとも思います。亨の母親が「公務員になれていいじゃない」と言う感覚が、日常でいいです。、アイナス1は主人公梁井の活躍不足からです。(そのかわり須王かっこいい)ただ、光陽が主人公で無いと、お花畑エンドにはならなかったような気がしますね。ラブコレの温泉シーンを今から読みます。楽しみです。

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2011年10月09日

Posted by ブクログ

シリーズ完結編。人外対人間という図式では善悪がつけられる場合が多いけど、ここでは立場が違えば正義も違い、それぞれに守るべきものを守ろうとするという真理が組み込まれていて納得できた。それを無自覚ながらも主張し続けた光陽に拍手。お花ちゃんの光陽と巴が頑張ってる姿が良かった。突っ走った気がしないでもないけど事態を動かすきっかけをいくつも作った彼らに拍手。厳しい展開の中、ホッと和ませてもくれてます。終盤は少々駆け足気味な印象はあるけど、主人公が違うという変則的シリーズが見事に大団円を迎えていてとても満足です。

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2011年06月01日

Posted by ブクログ

凍る月シリーズ完結巻。

受けっこ2人が頑張りました!萌え!!

しかし、獣人と人間、お互いすごく傷つけあってきた結果にしては解決の仕方があっけなかったなという印象があります…8冊分のモヤモヤをそう解決してしまってよいのかどうか…まぁこれ以上重厚なストーリーにしたらとてもこの巻で終われなかったのでしょうが…

という訳で厳しめの評価ですが、
このシリーズは本当にファンタジーらしからぬリアリティを感じて、獣人も人間もあらゆる場面ですごく「らしく」て、とても読み応えがありました。

じっくり時間をかけて大作を読みたい方にお勧めします。

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2012年02月01日

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