夜光花のレビュー一覧
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◎プロの若手バイオリニスト・刈谷充にとって、今日は特別な火曜日だった。オケのコンマスを務める南大智との合同練習の日だ。清廉潔白な大智と独創的な充。正反対の二人だが、音楽への情熱は同じくらい熱い。充はそんな大智に友情以上の想いを抱かれている。三年前に酔って大智の部屋に泊まった夜、眠る充にそっとキスをしてきたのだ。関係を壊したくない一心で、今までずっと大智の気持ちに気づかないフリをしてきたが…。
◎詳細
出版社: 海王社
発売日: 2012/6/28
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シリーズ三作目のタイムトラベラー -
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ネタバレバグの正体がついに明かされて、七生との関係なども分ってきました。
蠱な描写もどんどん増えてきて、より猟奇的な雰囲気に……。
私は蠱とかそういったのは苦手な方なのですが、それ以上に先が
気になって気になって、もうページを捲る手が止まりません。
面白いです。
ふたりのラブな展開は相変わらずお預け状態で、これは最早BLレーベル
から出た普通のサスペンスファンタジーだと思います(笑)
次回でラストだそうなので、その時にはぜひとも水雲の努力が
報われるといいなと思いながら読んでました。
とりあえず衝撃の事実から、一体どうやってこの風呂敷を畳むつもり
なのか、それがもう気になって続きが待ち遠しい!
薔 -
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夜を閉じ込めた館
読み終わった時、喉がカラカラになってました。
BLですが推理小説の様に、雪で閉ざされた洋館で、追悼会で集められた関係者の中から死人が出ます。
その洋館でなくなった女主人の死にこだわる息子、降霊会、関係者それぞれの思惑。
いつの間にか入り込んで読んでました。
ラストも「えっ!?」って感じで予想外と云うか、まぁ、こういうのも有りだなと。
BLだし、この作品にはとても合ってると思いました。
主人公が唯一の友達とオセロをするシーンとか、みんなラストに繋がってる。
女主人の死にまつわる真相が分かるところなど、推理小説をよく読む人には、予想の範疇かもしれませんが。
ただ -
購入済み
ひ〜ぃ!
シリーズ中一番おっかなかった〜!夜読んでて後悔したほど。あの峰っちが主人公でイメージがだいぶ変わりましたね、衛の担当の顔はもっと飄々とした印象だったけど実は案外ダークな面もあるとゆーか繊細で、さらにまたもの美形!(夜光さんの長身美形祭り大好き。笑)義弟の幸司が存在感執着心共に若干弱かった気もしますが有無を言わせぬエロさのクオリティ(笑)さすが夜光さんであります!これで多分シリーズ完結ですよねぇ、尚吾や誠まで遡って登場してるし。。私には薔薇シリーズとの双璧って感じでホラー弱いにも拘らずかなりお気に入りのシリーズでした。
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蟲を操るバグの正体が明らかになり、ますますスリリングな展開になっていました。
息もつかせない、とはこのこと。ほんとに夜光花センセのストーリーテラーぶりには感服です。前回でも思ったけど、気持ち悪さとエロさが表裏一体になっていて、ホラーのドキドキがいつの間にか萌えのドキドキに変換されてしまうんですよね。
また、いいところで次回へと続いています。
どうなっていくのか、早く続きが読みたいです!
七生のモズへの気持ちがどんどん軟化していってるので、恋愛的にも期待を持たせてくれます。
とは言え、とても重要なことをモズに告げずに一人で行動を起こしてしまうところなど見るとまだまだという気はしますが、それで -
購入済み
爽やか夜光さん(笑)
ダークファンタジーと言えば夜光さん、と言ってもBL限定ですが(笑)今回は好奇心を掻き立てられるタロットの世界観!しかしBLじゃないので至って健全とゆーか「色」なし、いっつも濃ゆ〜い夜光さん作品としては驚愕レベルで異例な感じですね(笑)。原作は小説で出てるんでしょうか、すごく興味深い内容なのでぜひ活字でじっくり読みたいですね。コミ担当のときわサンはお初でしたが日高ショーコさんや宝井理さん風な小綺麗な絵柄で美しくてこのファンタジックな世界観に合ってて良かったです。最後が割と呆気なかったとゆーか簡単にまとまりすぎた気もするんですが、それでも読後感は面白かったの一言です。
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シリアスというよりはラブコメ系のホラーでした。
怖いけどどこかとぼけたテイストの話は、夜光花センセならではです。
恐怖心をあおりつつ、エロ的にも期待以上に濃厚なので、読んでいてダブルでドキドキしました。
不動産屋に勤める地味メガネの祐樹と、大学時代の憧れで今では有名な映画監督になっている太智との再会愛です。
太智はホラー映画を撮るために怖さを実体験しようとワケありの部屋をさがしていて、カッコいいのにちょっと変。
嫌々、祐樹はいわくつきの部屋を紹介すると、その妖気漂う部屋で太智からなかば脅されるように、あれこれHなことをされてしまいます…
太智が自分勝手に祐樹を弄んでいるかのように見えるんで -
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楽園彼岸後編。
完成間近の大型リゾート施設に招待された家族旅行で、次々に殺人が起こる恐怖の4日間。
予想以上にスリルとサスペンスいっぱいで、手に汗握ってしまいました。もう少しお気楽な展開かと思ったら容赦なかった…
匠の身に危険が迫ってきてハラハラさせられました。昔の事故の状況が思い出せない匠に襲い掛かる魔の手。
周りはどんどん殺されていく人が増えていくし!
カオスなことになって心配したけど、最後はあちこちに転がっていた伏線もキレイに回収され、納得の読み応えでした。
ただ楽しみにしていた犯人当ては序盤でわかってしまう展開になっていて、果たせず…
犯人怖いです。人間離れしてるし!
迫力あるハー -
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ネタバレ積読消化です。
トラウマ刑事とトラウマサイコメトラーな話でした。
受のトラウマはよく見ますが、攻もトラウマって珍しい。
なので結構重たい内容なのですが、直情型攻とツンデレ受の
夫婦喧嘩を挟みつつ、微妙にマイルドな仕上がりにされて
いたため、あんまりサスペンス感は感じませんでした。
またイラストが美麗で、かなり助けられてる感あります。
桃色シーンはもっと削って頂いていいので、その分を
ふたりの心理描写に費やして欲しかったです。
攻が受の顔が好みだ、としょっぱなからやらかしちゃって
たので、受へ心が傾いていく様をもう少し丁寧に描写
してもらってたら大満足かも。
そしてそして、ツンデレ受が思うさま -
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ネタバレリゾートに閉じ込められて、人がバッタんバッタん死んでいくパターン。ある意味王道ですが、色々な容疑者を予想させるので、金田一くらいの読みごたえある。しかも主人公(受け)が記憶障害だから、もう本当誰が犯人なのか…というわけで後半が楽しみすぎます。
BLの部分に関しては、再会、再熱、執着、しかもセクスシーン大サービスで大変美味しかった~。だけども、流れに応じた雰囲気のセックスの使い分けは必要じゃないかな…。受けの親族亡くなった直後なのに、攻めの言葉攻めが違和感あった…萌えたけど(^^;)二巻読めば納得いくかな。
あと小山田先生、表紙は綺麗だったけど、あまりタッチを進化させないでほしいです(T-T) -
購入済み
予想外にツボり〜。
評価がイマイチでしたが、むむう、さすが夜光さん無駄にエロいわ淫靡だわですんごい官能小説読んだよーな充実感(笑)さらに執着攻めスキーとして義隆も及第点でしたが喬一の病んでる?キレてる?執着っぷりには絶句、否むしろ大ファンに(笑)報われないだろう終着をネガティブに想定し精神的に追い詰められてく喬一に思わず涙ぐんじゃう件もありましたが、結論どっちもどっちもデレなしバカップルだったてことでしょうかね?側から見れば若干迷惑ですが。。(笑)病的な執着とともすれば逸脱してるレベルの愛憎劇、夜光さんてやっぱスゲぇ。
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☆忘れないでいてくれ のスピンオフ。永眠された朝南かつみ様への追悼本のためイラストなしとなっています!!(感動)
一部過去の記憶がない怜士。憧れの先輩(通称・花吹雪先輩)と再会することにより恋心が再燃する。マイペースで人間的な感情に欠けている先輩のわずかな変化や、怜士がトラウマを乗り越えられるかどうかの事件に胸がやられてしました ( ; _ ; ) あぁ…せつない。
花吹雪先輩でなくても怜士のあの行動は読めませんでした。真実ばかりを求めたがった先輩。
良くも悪くもあの経過があってのラストだと思えました。
「サクラ咲ク」…とっても素敵でした (*^ ^*) -
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おバカ受とツンデレ攻。。
夜光さんには珍しく?執着攻サマではありません。個人的に夜光さんの「病的に受けに固執する攻めサマ」が好きですが本作は逆転タイプ。夜光さんらしくエロくて濃ゆ〜い濡れ場とオカルト色が強いながらも歩のぽややん具合によりやけにのほほんとしたお話に仕上がってます(笑)さて初めは西条に魅力を感じませんでしたが、最後に歩に好きだ愛してる照っれ照れで伝える件にムラムラっと異常に興奮しちまいました。ツンがデレるとスゲぇ!です(笑)
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あらすじ読んで怖くなり、ちょっと放置していました。ホラーというかオカルトちっくなのは興味津々なんですが、虫系ホラーSFって手にとるまでに勇気が必要でした…
…なぜ読む気になったか?
そりゃ、これですよ。
攻のモズです!どこがステキかって、スーツに日本刀…!!
クラクラときてしまいました。軍服に刀とかサムライに刀は当たり前ですが、このスーツに日本刀の違和感には腰砕け。私的萌えツボ。
そのおかげで読むに至ることができました。この萌えツボは、ミナヅキアキラセンセの作品にもありましたね~
設定、構成、キャラ立ち、全てにおいて引き込まれました。話の作り方が上手いです。
捜査一課の刑事七生が遺体なき殺人 -
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読み切りかと思ったら続きものでした。
RPGのような大胆設定で、わくわくするような読み応えでとてもおもしろかったです!和の趣が強いので、着流し萌えがたまりません♥
受の主人公は刑事で、事件にかかわる特別捜査官が攻。
能力者である攻が、自分の能力が効かない受と出会い行動を共にして事件の真相に巻き込んでいく確信犯♪
攻めてますね。自分のものにする気満々です。
受は普通の刑事で、大の虫嫌い。
その「虫」が、このお話しのキーワードです。
ひたすら攻が受を好きな甘々設定は、薔薇シリーズに似てるかも。なしくずしのHでしたが、十分甘いし!
まだ1巻なのでこれからですが、期待できる作品です。
情緒が壊れ