夜光花のレビュー一覧

  • 凍る月 七色の攻防

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    展開も先行きも暗い。梁井もっと主導権とって欲しかったな。
    須王に応援、銀はやりすぎよね。最終巻はこれでハッピーエンドが期待できるんでしょうか?みんな不幸になって欲しくないんだけどな。

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    2011年08月31日
  • 銀月夜

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    ヘタレな攻め…意外といいです。寝込みを襲ったり弱みをついたり、少々卑劣な手を使う所が読んでて楽しい。
    精神的には銀の方が上なのに受けなのは面白かった。

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    2011年08月06日
  • ミステリー作家串田寥生の考察

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    ネタバレ

    串田より久緒のほうがしっくりくるというか。意外というか予想どおりというか奥が深い人物よ。
    なかなかにミステリでした。
    真面目くん乱れシーンも楽しい話でした。

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    2011年07月31日
  • 眠る劣情

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    ネタバレ

    ミステリー作家~を先に読んで、気になったので購入。
    とにかくエロかった…。
    あやしいタイトルの通り、受けが自分でも知らなかった嗜好にうっかり目覚めてしまい、葛藤する話。そしてサスペンス&ドロドロもあり。
    妹の誘拐どうのは案外あっさり解決して拍子抜け。
    しかし妹が一番怖い。何よりぞわぞわした。
    真相が、そうじゃないのかなーと思っていたまんまだったのでもう一ひねり欲しかったと思ったら最後でゾっとしました。
    SM開発モノと思ったらそうでもなかったですが、エロは満足です。夜光さんの書かれる濡れ場は独特の色っぽさがあり好きです。

    攻めの描写が少なくていまいちキャラクターが掴めなかったのでもうちょっとま

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    2011年07月19日
  • 花の残像

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    「凍る月」スピンオフ。「灰色の衝動」に登場した組織側、須王の話です。対立している相手側なので敵視しそうなところですが、須王を知るにつれその魅力のトリコになってしまいました。
    情があって優しくて、強いのにそれを鼻にかけない攻の王道を行く素晴しさ。巴が危険な目に会うと必ず助けに向かい、守り抜くところも理想的です。
    そんな須王の「餌」となった巴。とても健気で純粋で愛しく思わずにはいられません。研究所で隔離されて育ったせいで、まさに純真無垢、悪く言えば世間知らずで、性善説を地でいくタイプです。この素直な発想が、組織内での事態をいい方向へ導くといいんですが…

    須王と巴の互いを裏切ることのない信じあえる

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    2011年07月05日
  • 蒼穹の剣士と漆黒の騎士

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    異世界ファンタジーでつもの夜光さんと雰囲気ちょっと違う。セックス方面の知識の無いユーゴをうまくたらしこむ狼炎はえらい!!
    でも、ユーゴに卵ができなかったら残念よね。

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    2011年06月27日
  • 凍る月 灰色の衝動

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    今回は鈍い梁井が女の子連れて帰ってきて、大顰蹙買いましたね。光陽のショックを考えるとかわいそうすぎる。
    読者からのブーイング聞こえてきそう…
    あまりにも、空気読めてない梁井ですが、光陽もそのイヤな気持ちが嫉妬だと気付くのが遅いです。経験がないから仕方ないとしても相変らずの脱力系ですね。でも、憎めない二人で割れ鍋に綴じ蓋です。

    話は次第に核心部分に辿り着きそうで、新たに須王など登場人物も増えて組織との関係も一触即発な感じ。バトルシーンは迫力充分。ドキドキハラハラです。
    なのに、光陽のまっとうな行動や言動に、最後はみんな気圧されるところもあって、その妙な脱力感も見ものです。

    梁井はほんとに光陽

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    2011年06月25日
  • 偏愛メランコリック

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    かなり気に入りました!
    いろんなコメントを読ませていただきましたが、ほんとにその通り!
    思いっきり変人ですねvでも痛くてどろどろグチョグチョな変人ではなく、なんと純情(?)な変態であることやら・・・。
    その反面受の優柔不断もいい感じです。

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    2011年06月24日
  • 偏愛メランコリック

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    ★★★★あらすじで感じた怖いというか人形に執着というのではなかったですね。ちょっと苦手な感じで恐々読んでいたのですが、すっごく中身は面白い!しすごく攻めの夏目が可愛かったです。ちょっと壊れ気味の夏目だけど、ものすごい気に入ってしまいました。

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    2011年06月19日
  • 偏愛メランコリック

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    プラチナ文庫初だそうです。蓮川先生の絵も初めてらしく、読んでいて素敵なイラストに引き込まれました~題名通り、かなり偏愛の人形作家夏目とその編集敦彦。夏目の溺愛する人形、杏珠にそっくりな敦彦が編集として目の前に現れたらもう、一目惚れどころではありません。寝ても覚めても敦彦で一杯になって、無碍にされたら眠れなくなって睡眠薬をもらう事になったりと、激しい盲目の愛の嵐です。敦彦は過去の笑えないトラウマから人形が異常に嫌いなんですけれど、高額な夏目の人形を壊してしまいその代償に身体を差し出す訳です。夏目の執拗な愛がよかった。蓮川先生の絵が余りに素敵で、もっともっと見たかった、です☆~

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    2011年06月14日
  • 凍る月 紅の契り

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    「凍る月」2作目です。
    登場する獣人が増えて、獣人と餌の関係や、謎の組織や、幼馴染みの亨の顛末など物語に厚みが出てきました。

    よく考えると、光陽はとりまく男達が増量してモテまくりなんですが、実際はと言えばそうでもないのが笑えるかも。大体、天然おぼっちゃまなんで、本人にモテてる自覚が皆無です。餌にしようと襲い掛かる獣人達が、拍子抜けしてパワーダウンするのがなんか快感。

    亨が覚醒して現れ、光陽に契約を迫るようになったことで、梁井の独占欲は益々激しくなっています。光陽にしつこく執着して、でもちょっと報われていなかったりするのがとっても気の毒。なのに、光陽は持ち前の天然を発揮して、言うこときかず亨

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    2011年06月09日
  • 凍る月~漆黒の情人~

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    この巻だけ読んだ時には今ひとつピンとこなかった人外ものです。続きものの1巻目ということで、人外ものというだけで世界観がよくのみ込めていなくて。続巻読むうちに面白さがじわじわとわかってきました。

    獣人でバトル絡みの流血シーンもあって、一見読む人を選びそうですが印象はそれほどハードではないのがいいところ。
    そう思えるのは、何といっても餌!である光陽が、天然で見事に脱力系な性格のコだから。
    初めのうちは、二十歳になるまで大事に育てられた箱入り息子だからかな、と思ってたけどそれだけじゃないみたいです。
    そのせいで、かなりクールでミステリアスに登場した梁井も光陽の前では形無しで、気の毒で、もう愛しさい

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    2011年06月10日
  • 凍る月 瑠璃色の夜明け

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    シリーズ完結編。人外対人間という図式では善悪がつけられる場合が多いけど、ここでは立場が違えば正義も違い、それぞれに守るべきものを守ろうとするという真理が組み込まれていて納得できた。それを無自覚ながらも主張し続けた光陽に拍手。お花ちゃんの光陽と巴が頑張ってる姿が良かった。突っ走った気がしないでもないけど事態を動かすきっかけをいくつも作った彼らに拍手。厳しい展開の中、ホッと和ませてもくれてます。終盤は少々駆け足気味な印象はあるけど、主人公が違うという変則的シリーズが見事に大団円を迎えていてとても満足です。

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    2011年06月01日
  • ミステリー作家串田寥生の考察

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    楽しみにしていた「眠る劣情」のスピンオフです。迷脇役だった久緒さんメイン、編集の神凪守の視点から描かれていて、久緒静――ペンネーム串田寥生の職業にふさわしく、ミステリー仕立てです。

    冒頭から、串田のぶっとんだキャラが炸裂。守はゲイで彼に片想いだけど、公私にわたって振り回されてとんだ迷惑被ってます。
    串田のセリフがいちいち笑えます。守との会話が夫婦漫才!串田も頭の回転が早いけど、それを迎え撃つ守のツッコミも大したもんだと思います。
    ミステリー作家串田の新作構想は、孤島で起きる連続殺人事件。横溝チックですね。
    そして、主役キャラの探偵は「からくり人形探偵内野」!!だそうです。いいですね、受けまし

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    2012年03月23日
  • 忘れないでいてくれ

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    攻め:刑事・秦野道也
    受け:守屋清涼


    触れればその人の思い描いている記憶を見る事が出来る清涼はその能力を使って催眠療法で、消して欲しい記憶を消す(正解には記憶を思い出さないようにする)仕事をしている。

    ある日、それをした女性について刑事がやって来て。

    CDから先に聴いて原作を読んだ。
    CDは秦野@安元さん、清涼@遊佐さんで読みながら脳内変換。
    CDでストーリーを知っていたものの、原作は更に細かい心理描写を読めて面白かった。
    清涼が特殊だったけれどそれを上手に音源化したなと、ますますCDの出来の良さに感激。

    清涼の孤独感や、秦野のトラウマ、そんな苦い部分を事件を通して二人が少しずつ克服

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    2011年03月28日
  • 凍る月 灰色の衝動

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    すれ違ってるので、ちょっと楽しくないけど、このシリーズはとても好きです。梁井さんいいとこないよねー。

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    2011年02月27日
  • 愛を乞う

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    エロ切なくて良かった。前半トンデモ親父と冷めた中に純粋さを失ってない攻めの展開に食い付けたけど、最後の方は割りと普通だったなぁと。
    変態な親のせいで監禁されてるわけでもないのに牢獄にいるような閉塞感がうまかったです。守ろうとしている攻めもいい感じだったし。春也も囚われていたけど、息子である一輝はそれ以上に囚われててそれでも足掻いてたんじゃないかと切なかった。便○は…言葉のダメージを改めて感じた。

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    2011年02月24日
  • 凍る月 七色の攻防

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    須王達も出てきて、エンドに向かう物語だと実感させられる展開でした。組織と組織を潰そうとする銀たち。それぞれが掲げる正義が理解できるだけに読者としてもどちらかに肩入れが出来ないもどかしさ。敵対する者たちを一歩引いたところからみている光陽の願いは理想論でしかないのかもしれないけれど、そこに終着して欲しいと願ってしまいます。消える者も出て辛い展開ですが、アホッ子光陽と梁井のやりとりが和ませてくれました。大変なラストになってるのでどんなエンディングを迎えるのかわかりませんが、どうかハピエンでありますように。

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    2011年02月08日
  • 堕ちる花

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    ダークミステリーな匂いがムンムンの兄弟モノです。夜光花センセの本領発揮というかんじ。
    男同士で、しかも兄弟というW禁忌の設定に実に弱い!そういう方はかなり多いと思いますが、私も例にもれず磁石のようにその手の作品に吸い寄せられるタイプです。
    大抵、兄弟モノになると、痛いドロドロ系、読後重くなるものだけど、これは違った。
    ミステリー部分は、閉鎖的な村の様子と共に暗く妖しく印象付けられますが、それと比べると尚吾と誠の関係は都会の洗練された暮らしぶりに重ねられ、思っていたより明るい印象。
    確かに、許されない関係に悩みはするものの、わりと背徳感に欠けているんですよ、この二人。特に弟の誠は、かなりのブラコ

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    2011年02月07日
  • 不浄の回廊

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    小さな時いろいろな霊的な物が見えていた歩も中学生になった時には見えなくなっていて普通に生活していた。でもクラス替えで知りあった西條の背後にある黒い影は見えてしまう。それを機にまたいろいろな霊的な物が見えるような霊媒体質に戻り。
    24才になった歩は父の命令で一人暮らしをすることになりそこで西條と再会する。西條の黒い影は更に大きくなっていて。


    受けの歩が世間知らずな天然。西條は男子が早死にする家系で生に対してや人との関わりに何も期待していない俺様。節操もないけど死んだと思っていた歩には少しずつ心を許し始める。

    霊的なものって怖い感じがするけど歩が天然なせいか、明るく読めました。
    Hに至る心理

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    2011年01月30日