大木毅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ご本人が決算としての語り下ろしというように、強い問題提起や新説はありませんが今までの本件についての議論の流れを冷静かつ客観的にもれなくまとめて真剣にしかし堅苦しくなく講義してくれています。
山本五十六についてはすでにご自身に著書があり深く探究されているわけですし、その他の人物についても肩入れする必要のない立場を貫いておられるので「ココ大事」な点をピンポイントで明るく照らすような内容になっています。
坂井三郎「大空のサムライ」や淵田/奥宮「ミッドウェー」「機動部隊」は擦り切れるくらい何度も読んだ大好きな作品ですが、いわゆる戦記物といわれるような本は書かれていることの全部が正しい記録・史実と思い込 -
Posted by ブクログ
スターリンの開戦予報の無視やドイツによる開戦準備から、バルバロッサ作戦とベルリン陥落までを簡潔に示した1冊。内容は軍事に留まらず、スターリンの指示やヒトラーとマンシュタインの激論についても記載されている。
特に興味深かったのは、バルバロッサ作戦では電撃作戦によるモスクワ制圧を目論んでいたが、いざ戦火が交わるとそれは叶わず、ドイツの勝利は全くの蓋然性を奪われたことだ。1941年の時点で戦争の帰趨が決定していたとは知らなかった。敵の戦闘能力を冷静に判断する必要があるというのは、ロシア・ウクライナ戦争にも言えることではないだろうか。
次点で興味深かったのは、スターリングラード包囲戦ではヒトラーの -
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大木ちゃ〜ん、だめよ〜だめだめこんなことしちゃ〜
ほんともう困るわ〜
良くないわ〜
なしろもう序章がすこぶるカッコいい!
なにこの文才
こんなん読んでもうたらロンメルの人生に興味津々なるに決まってるやないか!
第二次世界大戦下のドイツ陸軍元帥エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルの人生を大木毅さんか相変わらずのかっちょええ筆致で追います
相変わらず、戦闘、戦術の書き方が詳し過ぎて、ちゃんと理解しようとするとさすがのわいも時間かかる
(ユッキー、わいも時間かかるで!)
でもこの詳し過ぎるところが大木毅さんの売りでもあり面白いところなので、じっくり読む
そしてロンメルと言えば「砂漠の狐」 -
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ネタバレユンカーの軍人一族でヒンデンブルクの甥。エリート軍人まっしぐらで戦間期も実質的参謀本部の作戦第一課長。
WWⅡでは、電撃戦の立案者にしてヒトラーを動かす。
更に、バルバロッサ作戦では自動車化軍団長、セヴァストポリ陥落、スターリングラード解囲、撤退・反攻、クルスク攻勢と縦横無尽の活躍をし、電撃戦、浸透戦術、撤退攻勢と戦術レベルでは天才的作戦家。
しかし、著者は戦略レベルでは疑問符が付くとする。もっとも国家戦略レベルでは軍人の意見は限界があっただろうし、その下の前略レベルでもドイツの国力の限界とヒトラーの介入があったので、いずれにしろ十全な発揮ができようもなかったであろう。
ヒトラーが頻々と前線 -
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大君の御盾とただに思ふ身は
名をも命も惜しまざらなん
はい、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官山本五十六大将です
彼は戦後の日本において、開戦前に対米戦争必敗を説いたことや、その先見性や、真珠湾攻撃の大勝から「軍神」「名将」ともてはやされていましたが、一方でそのアンチテーゼとして「凡将」もっと言えば「愚将」とされる論調もあった軍人です
本書は用兵思想から見た正当なる評価を試みた良書であります
大木毅さんが下した山本五十六の評価については本書を読んで頂くとして、ここではみなさんが最も気になっているであろうひまわりめろん評について述べたい
どっちでもいいじゃん!(ババーン!)
いや -
Posted by ブクログ
田中芳樹も悪いと思う
というわけで、WWⅡのドイツ国防軍において天才と評されたエーリッヒ・フォン・マンシュタイン元帥の人生を追いながら二十世紀の戦争を検証する『天才作戦家マンシュタイン』を、やっとのこと読み終えましたよ
長いわ!
しっかしあれだ
同じく大木毅さん著の『独ソ戦』のレビューでも書いたし、ほんとレベルの低い話で申し訳ないんだけど、まずかっこいいが先にくる
もうWWⅡの時点で、もうかっこいいもの
でさ
エーリッヒ・フォン・マンシュタイン元帥
ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアン上級大将
エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル元帥
ヒマハルト・フォン・メーロングラム元帥
名 -
Posted by ブクログ
独ソ戦である
要するにヒトラーVSスターリンということである
まずは2人の共通項をあげてみたい
どちらもひげのおっさんである
ヒトラーの有名なちょび髭に対しスターリンはいわゆるカイゼル髭である
カイゼルとはドイツ語で皇帝を意味し、ドイツ皇帝ウィルヘルム2世の口髭が始まりとされていいわ!髭の話はいいわ!
ふざけちゃいけないやつだわ!
はい、話戻します
2人の共通するのは極悪独裁者ってことです
そんな2人の全面対決ですから、それはもう悲惨です残酷です
そして本書ではそんなところにも目を向けつつ、戦史、軍事史面から独ソ戦を紐解いている
注目したいのは戦略戦術についても多くページが割かれている -
Posted by ブクログ
第二次世界大戦をドイツと旧ソ連の戦いに絞って軍事史だけでなく政治外交史や戦時経済のことも含め様々な視点で説明された「独ソ戦通史」
かなり歴史に疎い私でも読み切れたので、歴史初心者にもおすすめしたい一冊。
岩波新書の中ではかなり読みやすく、新書の中ではデータを元に俯瞰的に描かれており、良書ではないかと(歴史に詳しくないから違うかもだけど)
独ソ戦、私の中ではヒトラーやべぇ、スターリンコワッ、ぐらいやったんやけど、この本を読むと、慢心はいかんし、失敗から学ぶことは多いし、数の暴力は→
怖い、という感想。あと、戦争はやはり嫌だな。人がチェスのコマみたいに使われているの、ほんとキツい。
ものすご