紺野天龍のレビュー一覧

  • 錬金術師の消失

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    前作も好きだったので続編も読んでみることに。
    キャラクター小説としても楽しめ、ミステリの要素もたっぷりつめられていたので大満足。特に水銀の塔にまつわる謎が面白かった。次作からはもっとSF色が濃くなるのか? 期待して待ちたい。

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    2021年10月18日
  • 錬金術師の消失

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    カタカナの名前は覚えにくいのでメモを取りながら読んだが、ニコラ・フラメルとテレサ・パラケルススの推理合戦が火花を散らす展開で、448ページだったが3日ほどで読破できた.錬金術師と変成術師の葛藤、舞台となった水銀塔の管理者たち、教会関係の聖騎士たち、更には巡礼者たちが入り乱れたなかで、首なし死体が3つも発生し、ニコラとテレサが中心になって調査する.当初はニコラが優勢で、水銀塔の管理者に疑いを抱いたが、テレサの相棒エミリアの活躍やエミリアの古い友人の支援で真犯人を突き止める.最後に出てきたエミリアとシャルロッテのエピソードにはほっとする感覚が得られて良かった.それにしても、このような奇想天外な物語

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    2021年09月07日
  • 錬金術師の密室

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    錬金術が実在する世界を舞台にしたファンタジーミステリ。
    軍人エミリアは錬金術師テレサの同行者として、フェルナンド三世が「魂の解明」を実現したとして披露する神秘公開式へと赴いた。しかし式の前夜に三世の死体が密室で発見され、二人は事件に巻き込まれることに‥
    ラノベ風のキャラ設定、ファンタジー要素が入っているものの新本格っぽい謎の構成、ラストの意外な結末など読みやすく面白かった。
    シリーズ続編も出ているようなので読んでみたい。

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    2021年08月18日
  • 錬金術師の消失

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    ネタバレ

     今回の舞台は水銀でできた塔。そこでの密室殺人。
     異端狩りを追うテレサとエミリオ。
     敵国の錬金術師ニコル。
     どうやって密室で殺人を起こすことができたのか?
     遺体から首が切り取られていた意味は?

     ある意味凄い設定の嵐の山荘でしたぁ。

     面白かったなぁ。続きが楽しみ♪

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    2020年12月28日
  • 錬金術師の消失

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    ネタバレ

    ――

     これこれ。これだよ…こうでなくては! ひっっっさしぶりに帯文と感想がマッチしたわ。
     シリーズ二作目にして、陸の孤島/嵐の山荘もの。これはよくある構想自体はこっちが一作目、というやつかしら。
     錬金術、というファンタジーな部分をフルに活かしたこの水銀塔という舞台装置が、このミステリの核心でもあり“ミソ”でもあって、
     まぁ逆に云うとそれを素直に受け入れられるかどうかによって評価は分かれるんだろうなぁ。
     これは漫才ではない論争と同じようなものである。

     受け入れ、超えていくこと。それこそが、とまでは云わないけれど、そういう知性もある。


     タイトルに関しては、前作『密室』と比べる

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    2020年12月25日
  • 錬金術師の密室

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    ファンタジー&ミステリー
    錬金術師だからファンタジーだけど、
    密室の謎を解く。

    ちょっとラノベっぽかったし、
    あの作品のオマージュなんだろうみたいな所もあったけど勢いで読めた。
    次回作もぜひ!

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    2020年09月15日
  • 錬金術師の密室

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     〇〇×ミステリ、といえば?


     青春×ミステリなんてありがち。
     伝奇×ミステリや歴史×ミステリは妄想爆発してていい感じ。
     SF×ミステリはそれはもう相性が良いことが歴史的に実証されてると云ってもいいでしょう。
     本×ミステリ、珈琲×ミステリもまぁ、そこに必然性があれば楽しく読むけど。
    (ちなみに青春×ミステリはキャラクタ的に必然性があるということにしておく。なんでもありやな。青春だからね。)

     その点イロモノの今作は錬金術×ミステリ。

     いい加減ネタバレしてもいいんだろうけど最近のイロモノと云えば『屍人荘の殺人』が爆発的に売れたけど、あれも〇〇×ミステリですね。

     個人的にはこち

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    2020年05月18日
  • 錬金術師の密室

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    ネタバレ

    定番の探偵と助手もの。遊び人で破天荒なテレサと実直なエミリアという対照的な2人のやりとりが楽しい。

    ファンタジー×ミステリということだが、事件に関する細々とした伏線はあまりないので、情報がさっぱりしていて読みやすかった。(ミステリをあまり読まないので、単に私の読解力不足かもしれない)
    かといってストーリーが物足りないというわけでもなく、事件の謎に加えてテレサとエミリアの過去に関わる情報や世界設定の話が同時に繰り広げられていくので、各方面に面白かった。錬金術の階層構造や、錬金術師と国家情勢のつながりなど、今回詳細に描かれなかったものを含めて世界観の広がりにわくわくする。そういう点では、どちらか

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    2020年04月09日
  • 検索結果はありません

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    「検索結果はありません」で始まる24個の短編
    不思議な話が多くて、理解が難しいものもあったけど、サクッと読めていい

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    2026年09月18日
  • シンデレラ城の殺人

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    ネタバレ

    童話とミステリーの組み合わせが気になり、Audibleにて視聴。

    まず、冒頭から義理の姉にいじめられるシンデレラが登場…と思っていると、このシンデレラ、様子がおかしい。
    確かに義理の姉はシンデレラをいびっている。しかし、シンデレラも普通に言い返す。というかおちょくっているようにすら見える。このシンデレラ、口が達者である。
    シンデレラの片方の姉は美人のようだが、もう片方の姉は超巨体で食べるのが大好きらしい。「大姉様」という呼び名に別の意味が付随している。
    義理の姉も、母も、シンデレラに厳しいものの、シンデレラの口に辟易しており、言い負かされたりもしている。決して、生意気な口をきいたシンデレラを

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    2026年09月11日
  • 錬金術師の密室

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    「神薙虚無最後の事件」を読んで面白かったのを思い出してこの作品を読んでみたが、比べると前者の方が雰囲気も含めて面白かった。

    全体を通してファンタジーの要素とミステリーを上手く組み合わせられていたことはとても凄かったが、ここで驚かせたいんだろうなという肝心要があまり響かなかったので⭐️3に留まった。せっかく設定は悪くなかったのに、不可能性を打破するトリックがそれかぁとなってしまってやや残念だった。

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    2026年09月08日
  • 雛森寧子のミステリな日々 コンビ作家の誕生

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    日常の謎がテーマのライトミステリで、文才はあるがトリックはからっきしな青年と、頭の回転が早くトリックを解明できるが、作文能力皆無の引きこもり少女がペアを組んでミステリ小説を書くといったストーリー。軽快でテンポよく物語が進み、さらっと読み終えてしまうそんな作品。

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    2026年09月07日
  • 魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心

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    ネタバレ

    前作「神薙虚無」の続編。
    前作同様、多重推理を披露し、矛盾をついて真相に迫っていくタイプのミステリー。

    事件そのもののトリックや真相は良かったが、魔法と省していた物が結局は現実でしたというあっかり結末があまり好みではなかった。
    ファンタジーものとして魔法を貫くか、某ガ○レオシリーズのようにファンタジーを嫌い初めから論理的に推理する方向に行った方が個人的な好みになったなと感じる。

    矛盾をつかれた姉たちがあっさり引くのも違和感があった。末妹を思うならもうちょっと引き下がるんじゃない?トリック考える時間はあるでしょうと思ってしまった。

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    2026年08月22日
  • シンデレラ城の殺人

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    思っていたよりも随分と軽い調子のミステリー。
    毒舌で屁理屈シンデレラ笑
    舞踏会に行って、王子様殺しの容疑者として裁判にかけられるシンデレラ。
    シンデレラの一人称で語られる法定ミステリー。
    サクサクっと読める軽ーい語り口。けどロジックもしっかりしてる。
    読みながら、ライラお姉様がSPY FAMILY のミリーさんに脳内変換されていた笑

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    同じ文章から始まっても、行き着く先は本当に様々。
    今回もこんな展開があったか!と面白く読めました。
    ちょっとホラー系が多めだったかな?

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    2026年08月15日
  • シンデレラ城の殺人

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    ネタバレ

    一癖も二癖もあるシンデレラの法廷活劇
    行方不明の王子(偽)の行方はこの世界観ならではになっていてとても面白かったのだけれども、とても気の毒でもあった。
    正体がネズミだったとは言え、周囲が丁重に扱ってくれたのが嬉しかった。ただ10年間という時間は長く重すぎるように思う。物語の全体はコメディカルでハッピーエンドになっているが、蓋を開けてみるとケビン王子が一番不憫だった。偽王子の存在感はケビン王子の中でもかなり大きかったのでは。軽い読み口なので読みやすいのは良いが、入れ替わりの事実も軽く扱われ、踏み込みすぎるとシリアスになりすぎるせいか深く言及されないので少々モヤモヤが残る。

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    2026年07月31日
  • 検索結果はありません

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    2026.07.28

    このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。

    お気に入りは3作。
    市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。

    横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。

    河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした

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    2026年07月29日
  • シンデレラ城の殺人

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    青柳さんの赤ずきんシリーズを彷彿とさせる、童話✕ミステリという仕立て。叙述トリック的要素があるあたりも似てるかな。
    台詞のテンポが良くてスイスイ読める。最後のオチは全く予想外でした(笑)

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    2026年07月26日
  • 検索結果はありません

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    やっつけ仕事とまでは言わないが、まあ全力投球でもない「検索結果はありません」から始まるオムニバス短編集。2・3・4本目が横関大・岡崎隼人・我孫子武丸で始まり、今回はかなり期待できるかと思ったが、個人的にはやはり玉石混交。横関・我孫子両先生は流石に「らしい」短編で流石格が違うと思わせる。あとは印象に残った着眼点が良いと思った作品を挙げる。風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、麻根重次「ロスト・マム」、高田崇史「太郎の悲劇」。

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    2026年07月19日