紺野天龍のレビュー一覧

  • 錬金術師の密室

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     〇〇×ミステリ、といえば?


     青春×ミステリなんてありがち。
     伝奇×ミステリや歴史×ミステリは妄想爆発してていい感じ。
     SF×ミステリはそれはもう相性が良いことが歴史的に実証されてると云ってもいいでしょう。
     本×ミステリ、珈琲×ミステリもまぁ、そこに必然性があれば楽しく読むけど。
    (ちなみに青春×ミステリはキャラクタ的に必然性があるということにしておく。なんでもありやな。青春だからね。)

     その点イロモノの今作は錬金術×ミステリ。

     いい加減ネタバレしてもいいんだろうけど最近のイロモノと云えば『屍人荘の殺人』が爆発的に売れたけど、あれも〇〇×ミステリですね。

     個人的にはこち

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    2020年05月18日
  • 錬金術師の密室

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    ネタバレ

    定番の探偵と助手もの。遊び人で破天荒なテレサと実直なエミリアという対照的な2人のやりとりが楽しい。

    ファンタジー×ミステリということだが、事件に関する細々とした伏線はあまりないので、情報がさっぱりしていて読みやすかった。(ミステリをあまり読まないので、単に私の読解力不足かもしれない)
    かといってストーリーが物足りないというわけでもなく、事件の謎に加えてテレサとエミリアの過去に関わる情報や世界設定の話が同時に繰り広げられていくので、各方面に面白かった。錬金術の階層構造や、錬金術師と国家情勢のつながりなど、今回詳細に描かれなかったものを含めて世界観の広がりにわくわくする。そういう点では、どちらか

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    2020年04月09日
  • シンデレラ城の殺人

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    思っていたよりも随分と軽い調子のミステリー。
    毒舌で屁理屈シンデレラ笑
    舞踏会に行って、王子様殺しの容疑者として裁判にかけられるシンデレラ。
    シンデレラの一人称で語られる法定ミステリー。
    サクサクっと読める軽ーい語り口。けどロジックもしっかりしてる。
    読みながら、ライラお姉様がSPY FAMILY のミリーさんに脳内変換されていた笑

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、

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    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

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    同じ文章から始まっても、行き着く先は本当に様々。
    今回もこんな展開があったか!と面白く読めました。
    ちょっとホラー系が多めだったかな?

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    2026年08月15日
  • シンデレラ城の殺人

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    ネタバレ

    一癖も二癖もあるシンデレラの法廷活劇
    行方不明の王子(偽)の行方はこの世界観ならではになっていてとても面白かったのだけれども、とても気の毒でもあった。
    正体がネズミだったとは言え、周囲が丁重に扱ってくれたのが嬉しかった。ただ10年間という時間は長く重すぎるように思う。物語の全体はコメディカルでハッピーエンドになっているが、蓋を開けてみるとケビン王子が一番不憫だった。偽王子の存在感はケビン王子の中でもかなり大きかったのでは。軽い読み口なので読みやすいのは良いが、入れ替わりの事実も軽く扱われ、踏み込みすぎるとシリアスになりすぎるせいか深く言及されないので少々モヤモヤが残る。

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    2026年07月31日
  • 検索結果はありません

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    2026.07.28

    このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。

    お気に入りは3作。
    市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。

    横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。

    河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした

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    2026年07月29日
  • シンデレラ城の殺人

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    青柳さんの赤ずきんシリーズを彷彿とさせる、童話✕ミステリという仕立て。叙述トリック的要素があるあたりも似てるかな。
    台詞のテンポが良くてスイスイ読める。最後のオチは全く予想外でした(笑)

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    2026年07月26日
  • 検索結果はありません

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    やっつけ仕事とまでは言わないが、まあ全力投球でもない「検索結果はありません」から始まるオムニバス短編集。2・3・4本目が横関大・岡崎隼人・我孫子武丸で始まり、今回はかなり期待できるかと思ったが、個人的にはやはり玉石混交。横関・我孫子両先生は流石に「らしい」短編で流石格が違うと思わせる。あとは印象に残った着眼点が良いと思った作品を挙げる。風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、麻根重次「ロスト・マム」、高田崇史「太郎の悲劇」。

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    2026年07月19日
  • シンデレラ城の殺人

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    ネタバレ

    第1章 シンデレラ、舞踏会へ行く
    第2章 シンデレラ、裁判に掛けられる
    第3章 シンデレラ、捜査をする
    第4章 シンデレラ、推理をする
    エピローグ

    シンデレラが舞踏会に行くと、王子が殺害されてしまう。疑われ裁判にかけられるシンデレラが、屁理屈と論理で無罪を勝ちとり真相を解明していく話。


    原作?の童話のシンデレラとは全然内容が違っていた!

    シンデレラのキャラクターはサバサバしていて結構好きだった。ただ全体的にギャグっぽさがあり、滑っていると感じてしまうシーンも多かったかなぁ。

    中盤が1番面白かった!
    最後謎が解明されていく辺りは、少し話が難しいと感じた!魔法を使える世界なので想像しづら

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    2026年07月19日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    人物の心理と思考、ストーリーが面白くて500ページ超えの小説と思えないほどに読みやすかった!

    個々の章で綴られるミステリーは物足りない感じを抱きつつも最後まで読めば、あーなるほどってなるお話になってました。

    ストーリーを通して心の在り方は本当に大切だよな
    って感じる所が多かったです!
    探偵として復活してからの推理展開がとても面白かった!

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    2026年04月05日
  • シンデレラ城の殺人

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    シンデレラをモチーフにした登場人物は出てくるが、性格も世界観も全く違う。そもそも王子が殺されて、シンデレラに容疑がかかる。そしてなにより、シンデレラがマイページで強か。大事なことなのでもう一度言う。シンデレラ超強か。
    自分にかけられた容疑を、自分で弁護していくし、相手のあやふやなところはズバズバ突っ込んでいくところが痛快。そして最後にまさかのオチ。コミカルな内容でさくさく読めた。

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    2026年03月09日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    ネタバレ

    【収録作品】
    プロローグ
    第1章 〈夏への扉〉トンネル効果事件
    第2章 氷結魔法事件
    第3章 量子テレポーテーションの殺人
    最終章 聖女の原罪、探偵の論理
    エピローグ

    元高校生名探偵の新道寺浩平と宗教団体「科学の絆」の聖女・天祢こと門倉綸が「信者」たちの事件に取り組む。

    2人の関係性、それぞれの事件、そして真犯人。
    細かい事件の真相はともかく、大筋は直感でわかる(真犯人は主要登場人物が出そろって関係性がわかったところでわかる)ので、もうひとひねりあるとミステリとしては面白かったかなと思う。が、物語として甘めの終わり方は安心できてよかった。

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    2026年03月09日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    宗教色が強いかな?とビビってましまが、いざ読んでみると読みやすく面白かったです!

    連作短編小説で見事にラストで謎が収束したのも良き。

    ラノベ感は強く硬派なミステリー好きな方は違和感があるかも・・・。

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    2026年03月07日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    三上延さんの「微笑みに死す」が面白かった!
    誉田哲也さんのも、このシリーズちょっと読んでみたくなった!

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    2026年03月03日
  • 神薙虚無最後の事件 名探偵倶楽部の初陣

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    小説内小説がネーミング等厨二病的過ぎて悪酔いそうなくらいだったが、結構楽しく読めました。小説内小説だからそこで全てが語られてるわけではないし、誘導もあるだろうことを前提として、でもそれを頼りにして推理しなければならないという複雑な構造。

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    2026年02月09日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    新興宗教団体と探偵。スピリチュアル方面の話じゃなくてしっかり謎解きしていて面白かった。天祢のキャラが好き。

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    2025年12月30日
  • 鬼の花婿 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    今回は、鬼。
    そう言えば、幽世に鬼がいない様に見えたのは、幽世とは別の異世界に集まっていたためなんですね。
    槐の正体は、意外だったけれど、異世界の中の鬼族の有り様は、その伏線だったのだろう。
    この後どの様に話が進んで行くのか、楽しみです。

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    2025年11月30日
  • シンデレラ城の殺人

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    面白かった。
    けど、たまに現れる今時のバカみたいなセリフの言い回しは無い方がいいな。
    クロノア裁定官カッコ良かった。
    オチがなかなか良かった。

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    2025年12月01日
  • シンデレラ城の殺人

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    童話をモチーフにしたリーガルミステリで、キャラのギャップも面白いとのことで読んでみたが…
    う~ん、要素的には好きなジャンルなのにあまり好みの作品ではなかった。敬体で書かれているからか、入り込みづらさもあり、いまひとつ。
    ただ、シンデレラの巧みな話術だったり、緊張感のある舌戦が繰り広げられる様など、テンポがよく飽きのこない展開は良かった。登場人物もキャラが濃いので覚えやすく、なんだかんだで平和なお話だったので嫌な気持ちはせず楽しめた。エピローグも良き♪

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    2025年11月10日