紺野天龍のレビュー一覧
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〇〇×ミステリ、といえば?
青春×ミステリなんてありがち。
伝奇×ミステリや歴史×ミステリは妄想爆発してていい感じ。
SF×ミステリはそれはもう相性が良いことが歴史的に実証されてると云ってもいいでしょう。
本×ミステリ、珈琲×ミステリもまぁ、そこに必然性があれば楽しく読むけど。
(ちなみに青春×ミステリはキャラクタ的に必然性があるということにしておく。なんでもありやな。青春だからね。)
その点イロモノの今作は錬金術×ミステリ。
いい加減ネタバレしてもいいんだろうけど最近のイロモノと云えば『屍人荘の殺人』が爆発的に売れたけど、あれも〇〇×ミステリですね。
個人的にはこち -
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ネタバレ定番の探偵と助手もの。遊び人で破天荒なテレサと実直なエミリアという対照的な2人のやりとりが楽しい。
ファンタジー×ミステリということだが、事件に関する細々とした伏線はあまりないので、情報がさっぱりしていて読みやすかった。(ミステリをあまり読まないので、単に私の読解力不足かもしれない)
かといってストーリーが物足りないというわけでもなく、事件の謎に加えてテレサとエミリアの過去に関わる情報や世界設定の話が同時に繰り広げられていくので、各方面に面白かった。錬金術の階層構造や、錬金術師と国家情勢のつながりなど、今回詳細に描かれなかったものを含めて世界観の広がりにわくわくする。そういう点では、どちらか -
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最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
(ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)
特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、 -
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ネタバレ一癖も二癖もあるシンデレラの法廷活劇
行方不明の王子(偽)の行方はこの世界観ならではになっていてとても面白かったのだけれども、とても気の毒でもあった。
正体がネズミだったとは言え、周囲が丁重に扱ってくれたのが嬉しかった。ただ10年間という時間は長く重すぎるように思う。物語の全体はコメディカルでハッピーエンドになっているが、蓋を開けてみるとケビン王子が一番不憫だった。偽王子の存在感はケビン王子の中でもかなり大きかったのでは。軽い読み口なので読みやすいのは良いが、入れ替わりの事実も軽く扱われ、踏み込みすぎるとシリアスになりすぎるせいか深く言及されないので少々モヤモヤが残る。 -
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2026.07.28
このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。
お気に入りは3作。
市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。
横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。
河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした -
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ネタバレ第1章 シンデレラ、舞踏会へ行く
第2章 シンデレラ、裁判に掛けられる
第3章 シンデレラ、捜査をする
第4章 シンデレラ、推理をする
エピローグ
シンデレラが舞踏会に行くと、王子が殺害されてしまう。疑われ裁判にかけられるシンデレラが、屁理屈と論理で無罪を勝ちとり真相を解明していく話。
原作?の童話のシンデレラとは全然内容が違っていた!
シンデレラのキャラクターはサバサバしていて結構好きだった。ただ全体的にギャグっぽさがあり、滑っていると感じてしまうシーンも多かったかなぁ。
中盤が1番面白かった!
最後謎が解明されていく辺りは、少し話が難しいと感じた!魔法を使える世界なので想像しづら -
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ネタバレ【収録作品】
プロローグ
第1章 〈夏への扉〉トンネル効果事件
第2章 氷結魔法事件
第3章 量子テレポーテーションの殺人
最終章 聖女の原罪、探偵の論理
エピローグ
元高校生名探偵の新道寺浩平と宗教団体「科学の絆」の聖女・天祢こと門倉綸が「信者」たちの事件に取り組む。
2人の関係性、それぞれの事件、そして真犯人。
細かい事件の真相はともかく、大筋は直感でわかる(真犯人は主要登場人物が出そろって関係性がわかったところでわかる)ので、もうひとひねりあるとミステリとしては面白かったかなと思う。が、物語として甘めの終わり方は安心できてよかった。