あらすじ
父の仇を討ちたい――。悲願成就のため、破鬼の巫女・御巫綺翠(みかなぎきすい)のもとへ弟子入りを望む青年剣士・物部総十郎(もののべそうじゅうろう)。偶然に彼と知り合った空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)は、総十郎の病を心配しつつも彼の稽古を見守るが、そんな中、極楽街では謎の剣士に襲われる人が次々と現れる……。綺翠とともに祓い屋を担う釈迦堂悟の師弟関係を描く中篇を含む二篇を収録。現役薬剤師が描く、異界×和風ファンタジー!
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Posted by ブクログ
幽世の薬剤師9作目。
破戒僧の釈迦堂が、
悟りを開いたので師匠から独立したいと言い出す騒動。
命の危険をきっかけに悟りを開いたと思っていたのは間違いだったが、
少年の頃に悟りを開いていたという複雑な感じ。
だが、悟りを開いたが師匠の下にいたいので、
その悟りをなかったことにした、ということらしいのだが、
師匠の下にいたいと思うこと自体、悟りを開けてないのでは?
二つ目のお話は、妖刀の話だが、
綺翠の妹、穂澄の恋物語。
ほのぼのしていて良かった。
Posted by ブクログ
釈迦堂、悟りを啓く。
薄命の青年剣客、現る。
の、二本立て。
前回の朱雀院のエピソードにつづいて
脇役を掘り下げていく回。
つまらなくはないけれど、盛り上がるわけでもない。
剣客は穂澄のキャラに厚みを持たせようとしたのかなぁ。
第2幕に入ってから何のストーリーも進まず、
ただただ各キャラクターのエピソードを足すだけの時間が続いている。