あらすじ
幽世(かくりよ)。鬼や神霊などの「怪異」と人が共存する異世界に偶然迷い込んだ空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)は、漢方診療科の薬剤師という経験を生かし、街で起きた不可解な「吸血鬼」事件を解決に導く。そして、そこで出会った巫女・御巫綺翠(みかなぎきすい)の勧めに従い、慣れない異界暮らしを始めるが、今度は「神の子が宿る」伝承がある村から、助けを求められ……。現役薬剤師が描く漢方×異世界×医療ミステリー、第2弾。
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「神の子が宿る」
伝承の真相を解き明かしていく物語。
真相が気になって気になって(^^;
一気読み(*´艸`*)
とても面白かったです(^^)
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この話も良い。このシリーズは、世界観に引き込まれる力がすごい。引力。すごい。
結末が全然予想出来なかったけど、めっちゃ面白かった。ふたり、もっといちゃつけ。
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1巻に引き続き、こちらも世界観に引き込まれてあっという間に読み終えました!
根源怪異と感染怪異といった、ややこしい設定ではあるけど、すごく面白いです!
漢方や病気についての医学も関わっていて、その点も好みでした
鬼の槐(えんじゅ)、良いこと言うし快活だし好きだなぁ、と思っていたら次回以降も出てきてくれそうで嬉しい(´˘`*)
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漢方薬に興味が出てくる。
異世界での生活にも慣れてきて、自分だけの仕事を見つけて楽しんでる?受け入れてる?
悪だと思ってた人が味方だとか、実は人の為に行動してるいい人だとか。。
やっぱこれ、アニメ化したら絶対面白いよ。
Posted by ブクログ
だんだんはまってくる話しです。
村を守るために 神様である大蛇に 毎年村の娘を
嫁がせる風習のある村
嫁になると決まってから 性交もなしに娘のお腹が膨らんでくる。
神様の子を宿した。とされていた。
その子は しばらくすると血を吐いて死ぬ
姉が花嫁に選ばれた村長の娘が 空洞淵に助けを求める。この主人公の うろぶち というのが読めなくて 慣れるまで大変!霊力のある巫女綺翠とともに 村に向かう。
この実際 起こっていることを 科学的に分析
水と寄生虫との関係に気がつく。
その後はイナゴの蝗害
ほっておくと 横溝正史の話しになりそうな おどろおどろしい話しを 科学的に 組み立てて考えるところが 話しを明るくしえいていいですね!
Posted by ブクログ
1巻に続き、一挙に読み切ってしまった。
2巻は「女性に神の子が宿る」伝承がある村のお話。
2巻を読み終えて、月詠の印象が変わった。また、苦難を乗り越える決意や覚悟といった、人の深い部分を的確に描写しており、自分が当事者になったかのように感じられ、物語に引き込まれた。
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一作目に引き続きちゃんと面白い!
2作目以降は面白くあるけどだいたい落ち着き感がただよい淡々と過ぎていく感じがするけど
この作品は事件が起こり、それを解いていく過程に加え登場人物たちの関わりや恋愛話もいい感じに展開してとても良い!
久しぶりに好きなタイプの作家に出会えた。
Posted by ブクログ
幽世の薬剤師2作目。
幽世での漢方薬剤師としての生活も落ち着いてきた空洞淵の下に、
少女が駆け込んできた。
幽世の創造主である金糸雀の保護を離れた隠れ里から、
神の妻に選ばれたために死ぬ運命にある姉を救ってほしいとやって来たのだった。
ミズチ様は村に豊穣をもたらす代わりに、
年に一人、村の女性が神の子を宿し、だが産むことなく死んでいくという。
空洞淵は金糸雀の許しを得て、大家である巫女の綺翠と村に向かう…。
相変わらず、謎解き部分のロジックがちょっと難しい。
綺翠との仲がちょっとだけ進んだのは良かったが、
帰ってみたらミズチにされていた鬼が神社に住みついていたのには驚いた。
次回から登場人物となるのだろうか。
Posted by ブクログ
根源怪異と感染怪異という考え方が奇妙で面白い。周りの人々にその考えや思いが浸透してしまうと、本人にあずかり知らないうちに変容してしまう。迷惑な話だが、実際の世の中でもそんな現象がありそうで怖いなあ。神の子が処女解任するという村に世話焼きモードで乗り込んでいく漢方薬剤師の空洞淵霧瑚と巫女・綺翠。へなへなしながらも頑張って問題を解決しようとする霧瑚とツンデレ綺翠がいいねえ。
Posted by ブクログ
今回も推理はしっかりしたわかりやすい解説がついていてとても読みやすく楽しめました。
滞在先の村の人々に決断を促す霧瑚がとてもかっこいいです。自分の考えを押し付けるでもなく、あくまで個人の意見として伝える話術をもっているのが羨ましい。
今回の問題は前回のものよりも考えやすい内容であったので、それを説明する霧瑚をどう描くかを著者は悩んだだろうなと感じました。
個人的に少し気になっているのが、霧瑚は「転生」したのかということ。前作では生きたまま幽世にやってきたはずなのですが、これが今作でも謎のままの「右目」ともしかしたら関連していたりするのかも。
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怪異と奇病の関係性が、小さな村の歴史や信仰という要素にピタリとハマっていく展開が面白かった。"伝承”や"信じること”の思い込みの強さが現実世界にも影響を与えてしまう状況は、今の世の中にも通じるものがある気がする
Posted by ブクログ
現実世界の根拠に基づいたような科学的事実と、幽世の怪異など科学的根拠のないものが、うまく両方組み込まれていて読んでいて楽しかった。謎解きのような快感があっていいと思う^ ^
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22.11.1.280p。神の子が宿る伝承の村からやってきた少女に助けを求められて。謎解きメインになっているので、もう少し漢方知識もあると面白そう。新しいキャラが仲間入り?
Posted by ブクログ
今回も面白かったが、年に一度の花嫁の生贄で去年や今まで娘を生贄に出した親は何も思わなかったのかなと疑問。
ただソコを書くと助長し、暗くなるので端折ったのかとも感じるがご都合主義かなと。
あと処女懐妊って、ちょっと姑獲鳥の夏っぽいかなと思ったが、ちゃんと祓うことが出来てよかった。
続き読むぞ!
Posted by ブクログ
最後のあやつ等はゾッとするよね。。。
ミズチ様という神を信仰している村で起こる怪異。
それを解決しにゆく2人。
ストーリーの展開は大体1巻と同じ。
なんか最近読む本に怪異モノ、増えたな。。。
槐がいいキャラなので楽しみ
2023.8.5
122
Posted by ブクログ
主人公の名前をたびたび忘れてしまって
なんて読むんだっけ?
って、ほかのキャラもなんて読み方だっけ?って読む手が止まってしまうことがあるが面白い
感染怪異、根源怪異
設定について把握してないと完全に置いてけぼりになりますが
僕は一巻が好きだなぁ
Posted by ブクログ
とある村の少女が姉を助けて欲しいと空洞淵の所を訪ねてきた。
空洞淵と綺翠はその村を訪れて、神に孕まされ死ぬと言う現象が、月詠によって作られた感染怪異で、実は日本住血吸虫による感染しょうで、腹水などの症状がでてると見破る。
村人は神の信仰をやめ、犠牲者を今後出さないことを選ぶが、今まで厄災がなかった村に、蝗害がおとずれる…
1巻でも思ったけど、論理的に話してるせいで惑わされるが、矛盾してる気がして仕方ない。
感染怪異になる経緯や認知がイマイチ理解できず、入り込めない…
そして、月詠の真相って何?