あらすじ
冬を迎えた幽世(かくりよ)にて、新たな事件が起こる。曰く「死神」に魂を刈り取られた者は目を覚まさなくなる……。昏睡に陥った患者を救うため、破鬼の巫女・御巫綺翠(みかなぎきすい)とともに診療に赴いた薬剤師・空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)だったが、謎の症状に頭を悩ませる。そして深夜、二人は衝撃的な出会いをすることに――。死神とは誰か。病の原因は、何か。現役薬剤師が描く、漢方×異世界×医療ミステリー、第4弾。
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Posted by ブクログ
『死神』
今回も真相が気になって気になって一気読み
(*´艸`*)
「そんな過去があったなんて!」
となりました(^^;
とても面白かったです(^^)
Posted by ブクログ
今回は 死神 が相手です。
綺翠も 金糸雀のところの紅葉も 町の祓屋たちも
死神にやられて 眠ってしまう。
死にはしないが ねむりから醒めない。
思いがけず キリコの先祖が この世界の初めにいたことがわかる。
右目が見えないのは 父も祖父もそうだった という。
御座神社の最初の巫女が出てきたり
金糸雀の用心棒に 執事のような男が出てきたり
嗜眠性脳炎なんて病気があるんですね!
初めて聞きました。
死神にょって眠らされている人は 嗜眠性脳炎だった。
漢方で魂を肉体に戻すなんて薬があるんですね。
へえーほおー!と思っていたら
金糸雀が倒れた ところで終わってしまいました。
まだまだ続きが読めそうです。
Posted by ブクログ
幽世の薬剤師4作目。
綺翠が祓いに失敗し神刀を折られてしまう、という衝撃の展開。
しかも空洞淵と綺翠がつきあうことになるとは。
”死神”が現れ、魂を刈り取られた人は眠りづつけてしまうようになる。
金糸雀の侍女紅葉も魂を刈り取られてしまい、
ちょっと剣呑な執事、薊が登場する。
(狼ということらしい)
死神の正体は綺翠の先祖であり、
幽世の創生期に疫病の原因が自分であるということで人柱となり、
封印された巫女だった。
今回も、
治療困難な病を「死神によって眠らされている」という怪異に上書きするために、
極楽街に現われたいうことだった。
比較的わかりやすい。
先祖なら「破鬼の巫女」の綺翠が敗れても仕方ないところだが、
実は剣の才能がなくて気弱な女の子だったという過去設定には驚いた。
それと、空洞淵が配置薬を始めていたとはびっくり。
Posted by ブクログ
ついに巫女と薬剤師さんが…!
大切な人がずっと隣にいる確証はないと身に沁みて感じたのでしょう。
しかし現世に戻ったりというのはこれからあるのかな?そこも気になるので続き楽しみ。
Posted by ブクログ
今回は丸っと一冊同じ怪異、死神、の話。
主要人物達に関する過去の話、屋敷から出ない設定(私は少なくともそう思っていた)の金糸雀が外に出たり、新しい従者が出てきたり、色々進展のある巻でした。
そして、2人の関係も、シンプルに収束しそうな。
したと言えないのは続きで何があるかわからないから。。。
2024.2.10
21
Posted by ブクログ
4作目にきて、ようやく話が進んできた感じです。登場人物の色々が、見え隠れ……
空洞淵くんの活躍に、目が離せません!
5作目が待ち遠しい。と、思ってしまうくらい「どはまり」です。
Posted by ブクログ
幽世という非現実な世界だけど
現実とかけ離れているとかではなく
一昔前の日本のような感じがして
ぐっと物語の世界に惹き込まれました。
霧瑚と綺翠の関係性の変化も
ありのままでいられる運命の出会い
って本当にありそうだなぁと
自分の事のように感じました。
Posted by ブクログ
今回は謎があっさりめで、本作の世界観が明らかになる部分が多い話でした。
幽世の成り立ちや霧瑚の右目の謎が少しだけ明らかになったり、綺翠との関係で判明する過去や進展する仲など、明かされる情報が多かったです。
ラストに物語が一気に進むことが予感させられる表現があります。本シリーズがどんな結末を迎えるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
幽世で新たに起きた、「死神」が絡んだ事件。死神とは誰か、病の原因は何かが明らかになるにつれ衝撃も大きくなり、読み応えがあった。シリーズもひとつの山場を迎えている感があり、次巻が楽しみ。