あらすじ
漢方診療科の薬剤師、空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)が迷い込んだ異界「幽世(かくりよ)」には、現実世界では存在しえない者たちがいる。とり憑いた悪魔を祓う「エクソシスト」。神秘を探究する「錬金術師」。果たして、彼女たちが見せる奇跡は本物なのか。あるいは、詐術なのか。巫女・御巫綺翠(みかなぎきすい)とともに、空洞淵は事件の背後にある《病》の解明を試みるが……。現役薬剤師が描く漢方×異世界×医療ミステリー、第3弾。
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『エクソシスト』と『錬金術師』
今回も真相が気になって気になって一気読み
(*´艸`*)
「えっ!そうだったの?」
となりました(^^;
とても面白かったです(^^)
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今回の話で、感染怪異の特性がより詳しく理解出来たと思う。実例がリアルで、かつ人と人との繋がりが描かれていて感動した。また、2人の距離感も確実に縮まってきていて先が気になる。好きすぎるこの2人。
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エクソシストと錬金術の二本立て。
錬金術というだけでなく、容姿や話し方から、アヴィケンナは璐美姉さんの声で脳内再生された。
何度も言うけど、もうこれはアニメ化しかないんじゃない?
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今回は エクソシストと錬金術師のお話し
本当のエクソシストは誰だったか
というあたりがポイントですね、
長女にしか宿らない霊力が エクソシスト誕生のポイントになります。
錬金術師の説明を聞いて
へえー錬金術師ってそういうもんなのか!
と思いました。
悪い奴の出てこないお話しなので 気持ちよく終われます。
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今回は「悪魔を纏う娘」と「錬金術師は賢者の石の夢を見るか」の2章立て。
1巻の時は比較的簡単に予想できる結末だったが、2巻の結末や今回の結末は私の想像の域を超えていた。結末を推理しながら読んでいたのに予想外の結末を突きつけられてとても面白かった。
シリーズを通してどこを読んでも面白く、だれることも無い、主人公の設定や世界観も新しい隠れた名作だと思います。
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もともと このシリーズの主要人物は個性豊かだと思っていたけれど、新しく登場した錬金術師のアヴィケンナが これまた変人で…キャラクター達の織り成す掛け合いが、読んでいて とても楽しかった!
これは、現在 薬学を学んでいる身としての個人的な感想になるが…小説の中で薬や毒物の知識が出てくると、普段は将来誰かの助けになれたらと学んでいる知識を 自分の教養として用いているようで、すごく贅沢な楽しみ方をした気分になった
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幽世の薬剤師3作目。
エクソシストと錬金術師のお話。
妹と血がつながっていないことを隠そうと、
エクソシストになろうとしていた姉のお話はまだわかったが、
錬金術師の方は難しかった。
錬金術師が神秘に至ることではなく、神秘を化学で再現するを目標としているので、
神秘を起こす「鬼人」となってしまっては錬金術師ではなくなってしまうので、
綺翠に祓ってもらいたかった、というこで良いのだろうか?
前回の鬼は極楽街に住み着いたらしい。
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エクソシストに錬金術師。東洋医学と西洋思想が混ざり合うときに生じる歪み(知識の違いや認識齟齬)をうまく使っている作品。
ただ、物語がスムーズすぎて空洞淵と綺翠が金糸雀よりもチートキャラに見えてきた最近w
この作品は悪人が出てこないので、読後感が爽やかです
2023.11.23
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Posted by ブクログ
幽世という非現実な世界だけど
現実とかけ離れているとかではなく
一昔前の日本のような感じがして
ぐっと物語の世界に惹き込まれました。
霧瑚と綺翠の関係性の変化も
ありのままでいられる運命の出会い
って本当にありそうだなぁと
自分の事のように感じました。
Posted by ブクログ
とり憑いた悪魔を祓う「エクソシスト」。神秘を探究する「錬金術師」が登場…またまた濃い人達が出てきたなと思いつつ、一気に幽世の世界に引き込まれた。"覚悟”を持つものが見せる奇跡は美しく、気高い。久しぶりに朱雀院さんが登場したのも嬉しい
Posted by ブクログ
23.2.1.261p。
①悪魔を纏う娘
朱雀院が持ち込んだ依頼。凄腕のエクソシストとは?
②錬金術師は賢者の石の夢を見るか?
異世界に連れてこられたアヴィケンナ・カリオストロは賢者の石を使って治療を?
Posted by ブクログ
まあ、幽世という特殊な世界の感染怪異という特殊な理論をもとにしたミステリーぽい物語。最初のエクソシストと次の錬金術師の話も、結局はその理屈をどう利用するか(?)というもの。主人公は真っすぐな人間だだけに、なんだか理屈っぽくなってしまう。美少女巫女の御巫綺翠はあんまり出てこなかったのは残念。
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シリーズ3作目。今回は、エクソシストと錬金術師。西洋の術師が主題。薬剤師が彼女達が関わった事件のからくりを解き明かす。
シリーズ通しての謎、なぜ霧瑚が幽世に転移させられたのかについては、ちらっと影が見えるだけで、まだ五里霧中というところか。霧瑚と綺翠との仲の方が進行が早そう。
Posted by ブクログ
今回は笑える展開が多く十分に楽しめました。
一方、推理のほうは少し強引なように感じました。
前半は霧瑚の勘がたまたま当たっていたのと大差ない内容でしたし、後半は今回の患者である錬金術師についての前提がやや強引に思えました。
錬金術師は神秘の再現を目指すなら、本当にできるなら実際にやりたがるのが人間ってものじゃないでしょうか?神秘に至ってはいけないのが錬金術という学問なのだと決めつけるように書いているのは少し変な気がします。
また、化学者だってもしも既知の真理が揺らぐような事態が起きればそれについて研究したくなると思うのですが。簡単に真理は覆らないといっても、それで自分の研究は無価値だなんて決めつけていたら事象の可能性を追求することをやめることになるわけですから、研究者としての自分の存在を自分で否定することなりますが、研究者ってそういうものなのでしょうか?