紺野天龍のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回も推理はしっかりしたわかりやすい解説がついていてとても読みやすく楽しめました。
滞在先の村の人々に決断を促す霧瑚がとてもかっこいいです。自分の考えを押し付けるでもなく、あくまで個人の意見として伝える話術をもっているのが羨ましい。
今回の問題は前回のものよりも考えやすい内容であったので、それを説明する霧瑚をどう描くかを著者は悩んだだろうなと感じました。
個人的に少し気になっているのが、霧瑚は「転生」したのかということ。前作では生きたまま幽世にやってきたはずなのですが、これが今作でも謎のままの「右目」ともしかしたら関連していたりするのかも。 -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目
錬金術が存在する世界観でのミステリ
前作同様に、事前に錬金術でできることやその他の条件など提示されているので、特殊設定ミステリとしてフェアだと思う
今回はクローズドサークルの館もの(塔だけど)
「神の子」が建造し「始まりの錬金術師」が住み着いたとされる、表面が液体水銀で覆われた奇跡の塔「水銀塔」
第五神秘の解明に繋がる資料があるとの情報を受けて派遣されたテレサとエミリア
そして、教会関係者、聖騎士、帝国の錬金術師、巡礼者との邂逅
セフィラ教会の聖地で王国と帝国の間を流る川の中州に建つため、嵐による川の増水で陸の「孤塔」となった水銀塔で起こる、連続首なし死体事件
犯人の動機