紺野天龍のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ美しいシンデレラは、義母と義姉2人がお城の舞踏会に出かけたのでお留守番。
そこへ魔法使いがやってきて、舞踏会に参加するための素敵なドレスにカボチャの馬車とネズミの御者を魔法で用意してくれました。しかもガラスの靴まで。
(家でダラダラしていたかったけど)シンデレラはお城に向かい、王子様の密室殺人事件の容疑者となってしまった。
登場人物が全員一癖あり。だけど、好きになってしまう。元の物語を知ってるほど、そのギャップにやられてしまう。
非常に勝気で口が回り、したたかなシンデレラはもちろんですが、2人の義姉がなんとも可愛いくって。
密室殺人の謎解きには魔法も絡んでいて、難しかったけれど、解けてしまえ -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界観が想像しやすくて、それほど文章がぎっしり詰まっているわけではないので読みやすかったです。
主人公は大学病院に勤める薬剤師で、あるとき使いの者に「幽世」という世界へ連れて行かれます。「幽世」の世界に入ってしまうと、使いの者と一緒に行き来しない限り帰れません。実質不可能という設定です。「幽世」という世界は「あの世とこの世の中継地点」と設定されているそうです。この世界では「吸血鬼になる」というウィルスが蔓延している(特に女性がかかりやすい)その中で主人公がウィルスの正体を突き止めていくストーリーです。
この小説のジャンルを「ファンタジー」にするか「ミステリー」にするかで自分は悩みました。 -
Posted by ブクログ
村の平穏が約束される代わりに、一年に一人、神の花嫁が選ばれ、神の子を宿して血を吐いて死ぬ。
要するに生贄ですよね。
毎年一人の犠牲で済むと考えればいいのか、そのあたりの感覚は何とも理解し難いのですが。
まさかここに現代の医学?薬学?が活かされるとは。
こういう伝承ものって、そういうもんだって納得したくなっちゃうんですけど、しっかり説明されて、すっきりしました。
霧瑚が幽世に来たことで、幽世の人々の生活は良くなったと思いますし、綺翠との関係も進展しそうで、そこは楽しくもなるのですが、いつか元の世界に帰る日がくるのかな。
月詠は存在感だけ残して登場はしなかったですし、続きが気になります。 -
-
Posted by ブクログ
綺翠の霊力が消失。
これまで名前だけが登場していた朧様がとうとう登場。
……も、様子がおかしい。
霊力の回復のために3人は
朧の“荒魂”を探して旅立つ。
今回はまた、あまり漢方は関係なかったし、
“謎”も地球上の要素から都合のいい部分を
かなり恣意的に拾ってきた感は強いけれど、
こればかりは初めの段階でこれが可能な世界観を構築した作者にしてやられたな、という感想。
いよいよ“狐面の男”とも対峙して、終わりも近づいてきた気はするけれど、ラノベ的にはもうちょっと先延ばししたくなりそうな要素も今巻で追加。
……このシリーズはこれまでにラノベ文化が作ってきた“定番”をなぞることを課しているのだろ -
Posted by ブクログ
シンデレラの知的でありながら、飄々としていて憎めないキャラクターがとても好きだった。自分の考えをさらっと言葉にできる姿には少し憧れてしまう。軽妙な会話のテンポも心地よく、最後まで楽しめた。
事件の真相には途中で少し気付いた部分もあったけれど、最後の仕掛けは全く予想できず、思い込みを利用した展開を楽しめた。
読み終わったあとに改めて表紙を見てみると、不思議なくらい印象が変わっていて、「なるほど、そういうことか」と思わされた。
この表紙、どこか見覚えがあると思って調べたら、『メディウム』『インヴァート』と同じイラストレーターさんだった。綺麗なのに少し不気味さがあり、作品の世界観にぴったり。内