紺野天龍のレビュー一覧

  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    ネタバレ

    まず、作品自体はミステリとしてとても魅力的な構造を作ろうと試みていて面白かった。
    以下、ネタバレありで引っかかりを感じたことについて



















    ・「第2章 氷結魔法事件」と真相について
    ダミーの犯人である剛田は、ガラス像が冷たいと犯行時刻からあまり時間が経っていないことが明らかになってしまうため、ガラス像を砕いた
    最終章における真相では、本当は0時頃に殺害し、ガラス像も外に出していた。これにより、そのまま放置すれば常温となってしまい、用意していた剛田犯人説と矛盾するため、ガラス像を砕いた
    冷たいから砕いた→常温だから砕いた
    ここでは砕いた理由の逆転が発生している

    0
    2026年01月03日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    ひさしぶりにラノベっぽいラノベを読んだ!
    結構オチが最初の段階から読めてしまったのはもったいないなぁという印象だが、まぁよしとして。久しぶりの軽い小説は楽しかった。SFの世界観も程よく、続編読みたくなった。

    0
    2025年12月26日
  • 堕天の誘惑 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    幽世の薬剤師8作目。

    妖の世でもある幽世に教会とは、
    またこれ、ぶっ込んできた感じ。
    キリスト教は、

    教会で世話をしていた子供たちが「こっくりさん」で遊ぶうちに、
    天使になることを夢見る少女が幽世を滅ぼすまでの力を持ってしまう。
    その少女を救うために、
    教会の神父とシスター、実は一人の肉体を分け合った二つの魂が、
    その一つを失ってしまうお話。

    その合間に、綺翠が神父に笑みを見せたのに、
    空洞淵がやきもきするというしょーもないエピソードがはさまれる。

    少女をそそのかした狐の仮面の男の正体は、
    結局全く分からず。
    教皇に使われる「猊下」という敬称が、
    神父に使われたところが違和感があった。

    0
    2025年12月22日
  • 魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心

    購入済み

    魔法VS推理

    名探偵倶楽部シリーズ第2弾。個人的には煌が好きなので、今作での扱いはやや残念だったけど、魔法VS志希の推理の連続で面白かったし、両者の根底にあるものも共通していて、読後感も悪くなかった。あと、心から白兎頑張れ!

    #泣ける #感動する #ハッピー

    0
    2025年12月02日
  • 最後の薬師 災厄の村と九十九の書

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    「幽世の薬剤師」の紺野天龍さんが描く
    新たな薬師の物語。

    舞台は古代の中国を想起させる大国“蓬莱”
    痩せぎすの薬師に
    美しい尊顔の陰陽師の組み合わせは
    どこかから“ひとりごと”が聞こえてきそうな……。

    ミステリー調で謎を追っていく過程は
    十分に面白いのだけれど、
    「医療が禁止されている」という設定は
    一応の説明はなされるものの
    なかなかに呑み込みづらいものがある。

    ただ“最後の”薬師になってしまった過程には
    まだ謎が残っていて
    巻が進んでいけばもっと背景が語られる場面もあるかも。
    続きも楽しみにします。

    0
    2025年11月05日
  • 魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心

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    ネタバレ

    作中作が苦手なkitanoですが、今回も眠たかった
    本書は魔法世界に住む姉妹たちが魔法殺人により
    バラバラの生活を強いられた、その最年少の少女
    が過去の想い出をグリモワール=暗黒魔導書=只
    の日記?にあるとSNSで仄めかしてから10年前
    の事件の真相と魔導書を掛ける事態に陥る
    人に幸せを運ぶ探偵に成りたい来栖志希が魔法の
    世界を現実に引き寄せる、二転三転が当たり前の
    本シリーズは今回も苦い思いとハートフルな推理
    を読者にプレゼントしてくれるのだよ

    0
    2025年10月30日
  • シンデレラ城の殺人

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    シンデレラをモチーフにしたリーガルミステリ。ファンタジー要素もあるけど、法廷で必死で無実を証明しようとする緊迫感と、どことなくとぼけた風味がいい塩梅。ミステリとしては普通だけど、読み物としては大変面白く、ニヤニヤしそうになるのを抑えながら読んだ。最後は、そうきましたかと。ライラお姉様、かわいすぎる。

    0
    2025年10月29日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    前提として、ミステリーとして
    しっかり捻りもあって見事な着地をして楽しめた、
    というところを明言したうえで、
    どうしても舞台が「科学を信仰する宗教団体」というところに
    ノイズを感じずにはいられなかった作品。

    そして、その設定を舞台装置として受け入れると
    現代主流になっていそうな“特殊設定ミステリー”に
    この作品も分類されてしまう(少なくとも自分の中では)
    というパラドックス。

    現代で本格ミステリーをやろうと思うと
    どうしてもギリギリのラインを攻めるしかないことは
    とても理解できるところではある。

    0
    2025年10月24日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    #聖女の論理、探偵の原罪

    550ページの分量に身がまえるが、最初の50ページで既に面白い。設定が良い、テンポが良い、キャラが魅力的。ストーリーは多重解決の秀作で作者のミステリ愛を感じる。
    クライマックスは名探偵登場のカタルシス満載だよ。

    #読書好きな人と繋がりたい
    #ミステリの秋2025

    0
    2025年10月13日
  • シンデレラ城の殺人

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    ストーリー設定はあのシンデレラ
    シンデレラの家族は意地悪ではなくウィットに富んでいて童話のように暗くない。会話や関係性は楽しめる。
    そんなシンデレラが舞踏会で王子殺しの容疑者になる。

    屁理屈と悪あがきで探偵となり真相を突き止める。
    魔法ありなのが少しマイナスだがそれも込みの伏線や設定を面白く受け入れていた。

    面白かった

    0
    2025年10月12日
  • 幽世の薬剤師6(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     ある日、目の前に突然不思議な少女があらあれ、気がついたら自分の住んでいた世界とは明らかに違う<幽世>という世界に連れていかれた海洞淵霧瑚。
    彼は、<現世>では、漢方診療科に勤める薬剤師であった。
     
     その<幽世>では、<現世>のこと、そして<現世>とのかかわりがあることで、こういった現象も起こることがあり、また、連れてきたその少女にも心当たりがあるということで、この地の神社の巫女を務める綺翠たちの元に身を寄せ、<現世>に戻る方法を探し始める。
     
     巫女の綺翠はまた、怪異を祓う祓い屋としての強い能力も持っていた。そして、霧瑚は漢方薬剤師としての知識を生かし、祓うべき怪異の裏に隠れていた病気

    0
    2025年10月12日
  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    一作目に引き続きちゃんと面白い!
    2作目以降は面白くあるけどだいたい落ち着き感がただよい淡々と過ぎていく感じがするけど
    この作品は事件が起こり、それを解いていく過程に加え登場人物たちの関わりや恋愛話もいい感じに展開してとても良い!
    久しぶりに好きなタイプの作家に出会えた。

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    2025年10月06日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    想像を超える物語力!
    医療ミステリーの中では1番面白くて好きな[知念実希人]が絶賛と帯に書いてあり期待して読んだ。
    いつものあやかしファンタジー小説だと思ったら大間違い。漢方薬師が主人公なのだけど、現実世界を舞台にしたとしても面白そうだけどそこに何でもありの異世界を絡めてきたから縦横無尽のストーリー展開に難しい漢方知識が混ざってまぁ難しいやら面白いやら!シリーズ化してくれてありがとうございます!!

    0
    2025年10月01日
  • 神薙虚無最後の事件 名探偵倶楽部の初陣

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    ネタバレ

    ちょっとだけ(本当にちょっと)清流院流水のコズミック的な探偵たちの推理パーティーを妄想してしまった
    舐めた読み方をしていたが伏兵が(予想通り)出てきて名推理を披露してくれたので☆4つ、面白かったので続編も予約しました
    この作品が、作中作が、名探偵俱楽部が、往年の名探偵たちが全て来栖志希の誕生の為に用意されたものだというのであれば、作者は次回作を矢継ぎ早に生み出す責任があるだろう

    0
    2025年09月17日
  • 錬金術師の密室

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    普段あまりファンタジーを読まないのでファンタジー×ミステリか〜なんでもありになりそう…とか斜に構えて読み始めたけど、中盤からラストにかけての畳み掛け方がエグすぎてもう完敗でした。仰々しい帯に偽り無し!文句無しに面白かった〜!良い意味でなんでもありな展開で一気読みしました。作者あとがきで影響を受けた本に、西澤保彦さんの『七回死んだ男』を挙げられていたのが嬉しかったな。電撃文庫から出てるループもの(?)『エンドレス・リセット』読んでから続編読みたいと思います。最近のハヤカワさん好みな作品が多過ぎて困る。

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    2025年09月01日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    異世界ものシリーズ。
    薬剤師という職業が主人公なのにひかれて読んでみた。全体的に面白かった。
    吸血鬼になってしまう事象を現代に当てはめて解決しそうになったところには感心したし、
    ファンタジーと現代医療、どっちもが存在していて、でも基本はファンタジーだよという頭があれば十分楽しめる!
    個人的には恋愛要素はなんだかちょっとって感じではあったけど。全体的には面白い!

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    2025年08月06日
  • 錬金術師の消失

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    前作に続いて面白い…

    先が気になって一気に読んでしまうほど面白い

    水銀製の奇妙な塔で起こった殺人事件
    これの解決に奔走するテレサとエミリア
    今回は二人の秘密が暴かれた後の話になっているので
    ところどころ錬金術が使われているのが面白くて興味深い

    人間関係や錬金の秘密
    そして水銀塔が作られた理由

    などなど謎はスッキリ解明されても
    またもやの大きな秘密を投下され、驚かされる最後

    読んでいて全く飽きのこない展開に
    もっと読んでいたいとさえ思ってしまう…

    とっても満足感溢れる一冊

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    2025年06月15日
  • あやかしの仇討ち 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    釈迦堂、悟りを啓く。
    薄命の青年剣客、現る。
    の、二本立て。

    前回の朱雀院のエピソードにつづいて
    脇役を掘り下げていく回。
    つまらなくはないけれど、盛り上がるわけでもない。

    剣客は穂澄のキャラに厚みを持たせようとしたのかなぁ。

    第2幕に入ってから何のストーリーも進まず、
    ただただ各キャラクターのエピソードを足すだけの時間が続いている。

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    2025年06月05日
  • シンデレラ城の殺人

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    弁が立つシンデレラ‼️面白すぎます。
    謎解きはいくつか強引な箇所もありますが、最後こう来ますか!キュンとしつつ、とある2人のやり取りを再読してしまいました

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    2025年06月01日
  • 魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心

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    シリーズ2作目
    今回は魔法使いの師匠殺しを巡るお話

    以下、公式のあらすじ
    ----------------------
    業界震撼させた『神薙虚無最後の事件』、待望の続編!
    〈名探偵倶楽部〉シリーズ第二弾!

    「名探偵たるもの、信じ抜くのです!」
    剣が宙を舞い、炎を操る。
    そんな証言を、あなたは信じられますか?
    やさしい名探偵の傑作ミステリー

    ーーー
    人を不幸にしない名探偵を目指す大学生・志希が出会ったのは、
    自らを魔法使いと信じる女性だった。

    依頼された事件は、師匠の死。
    剣が宙を舞い首が落ちる事件で、
    獄炎使いも人形師も次々に犯行を自白する
    という異常事態を論理で解決せよ!

    「探偵た

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    2025年05月30日