紺野天龍のレビュー一覧
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前作の「錬金術師の密室」の興奮も醒めやらぬ中、つい最近続編が出たと知り、速攻で書店で買ってきたものです。
本作の舞台は、世界で唯一の現存する神秘であり、《神の子》が建造し、《始まりの錬金術師》が住み着いたと言われる聖地で、表面が液体水銀で覆われた奇跡の塔《水銀塔》。
そして「共犯」コンビのテレサとエミリアが挑むのは、そこで起きた連続殺人事件の謎です。
いわゆる館〜クローズド・サークル〜もので、巻頭の水銀塔見取り図を見た時からワクワクしてしまいました。
錬金術師ニコラ・フラメルやエミリアの学友シャルロッテなど新キャラも登場。
事件の影に彼ら二人の過去へとつながる因縁が垣間見え、物語世界の根幹を揺るがすような事実が明かされたところでジ・エンドという悶絶もののラスト❗️
この続きを読むまではコロナに負けてなどいられません。 -
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ネタバレ6巻目は空洞淵霧瑚が現世か幽世のどちらで生きるのかが中心でした。その中でやはり御巫綺翠の存在が大きく、決め手は御巫綺翠であったようでした。私としては現世に居続けても良かったのにな、と個人的には思ったのですが、ストーリーの流れだからこれはこれで良かった選択だったのかなと思いました。
1~6巻を通して読んでみてこの「幽世」の世界観が上手く構成されていました(たまに自分も幽世に住んでみたくなるように思いました)。面白かった作品でした。
自分は恋愛小説を読むのがあまり得意ではなく、この物語も恋愛要素を含む箇所がいくつかありましたが、この物語ではその恋愛にフォーカスを置いているのではなく、怪異の正体を突き止める所にフォーカスを置いているので自分は嫌な気分にならず、スラスラと読めました。 -
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ネタバレ原因不明の病に倒れた「金糸雀」を救うため、空洞淵霧瑚と御巫綺翠は、朧を「娘」として連れ、北の隠れ里へと行きます。その里では、金糸雀と同じ「人魚」の伝承による不老不死の力を持つ一族が、次々と怪死する事件が起きていました。数百年の時を生き続けてきた一族は、なぜ死を迎えているのか。金糸雀の「賢者の病」にも通じると考えた二人は、その死の真相を探るため調査に乗り出します。
ストーリーの終盤で、「人魚の肉は実は人間の肉だった」と書いてありましたが、これって自分の好きな水平思考クイズ「ウミガメのスープ」の流れじゃんと思っていたら、このあとのストーリーでやっぱり「ウミガメのスープ」の話が書いてありました。ここらへんのストーリーは「ホラー要素」があって怖く感じたところもありました。あと聞いたこともない病気の名前が書いてありました。
面白かった作品でした。6巻目が楽しみです。 -
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一応は正規の政府側の人間であるはずの追手が
あまりにちゃんとした悪役なのが、
まったく意味が解らず中盤の話が入ってこなかった。
「錬金術師の密室」シリーズでもそうだったけれど、
異世界を描くのに中心の生活を描かずに、
主人公がすぐ旅に出てしまって、
異世界の中の異郷に行ってしまうのはどうにかならないものか。
世界観がはっきりとわからないのに異郷の生活を見せられても、という気持ちになる。
この作品だと、主人公たちのこの世界における立ち位置がまったく掴めないまま。
話は面白いだけに、もうちょっと丁寧にすすめてくれないかなー、と思ってしまう。 -
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ネタバレいやぁーー(‘ᾥ’ )!!
久しぶりに読後感の満足度高かったぁ!!!
どなたかがオススメに上げてて読ませてもらったのですが、オチというか、ラストが最高に好きでしたね(о´∀`о)
あとは、主人公のキャラが好きすぎるwだいたいの人が想像しているシンデレラの話しでは全くないです(笑 性格も違うしね。
とりあえず、殺人で現行犯逮捕された主人公が、自分の無実を証明しようと頑張る話しです(˶ᐢᗜᐢ˶)ほぼ裁判が起こってから会話で進むのですが、読みにくいとかでは無いが、何せ言葉の応酬になるので、頭のカロリーをガンガン減らされて、正直疲れましたw事件の内容や推理が特別面白いとかでは無い(⇽酷い言い様で申し訳ないが)が、上記でも書いたが締めが上手だったので、満足した!って感じです!! -
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ネタバレ今回のテーマは「死神」主人公が幽世の世界で「死神」の謎を解くストーリーでした。エピローグで「人魚の肉と不老不死」のセリフが出てきました。最後に【「御屋形様が倒れられました」運命の螺旋は〈終わり〉へ向かって急速に収束を始める。】と書いてあり、これが次回作のポイントだと思っています。いずれ読むつもりです。
今回も面白かったストーリーでした。
ときどき思うことがあるんですが、このシリーズの本を読んでいると、自分も幽世の世界に行きたいなぁと思っちゃいます。確かに現代の世界のほうが便利っちゃ便利で、この幽世の世界は文明が何世代か遅れているようで不便と一見思うんですが、人間同士の友情や絆は強く感じます。そして古来の日本神話の重要性に気づきます。
あと、この幽世のの世界がだんだん漫画「幽遊白書」の「霊界」に思えてきました。 -
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ネタバレこれは面白かった
前振りが長いのと作中作が作中でも言われてるようにやたら中二の名前だったりでなかなか佳境に入るまではしんどい
ヒロインの後輩もやたらかわいいかわいい言っていちゃつくだけでもうええわと思ったけどこれは後半掘り下げがあって重要人物だったからよし
毒チョコをオマージュするならサクサク話が進むところも意識してほしかった
肝心のトリックについてはエレベーターの体重制限そもそも厳しすぎない?というのはおいておいてよかった
50kgの重りをもって移動するのが無理って論点は重りは最初から下の階にあるんじゃないかと思ってたけど上の階から脱出した方法になってるのもよかったと思う
実際に可能かは分からんが
扉を開けてる間だけ音楽がなるというシンプルな設定をかなりうまく扱って色んな推理やその否定してたのは良かったと思う
でも対応した音楽を変えたというオチはそもそもちゃんと設定してるのを信頼しての推理だからなんかギリギリな気がするな…人格によって扉を開けた時の音楽を変えるのも現実的にはやりようがない気がするし
あと娘が結局人に頼りっきりで最後までなんにもしてないのは微妙だな…
面白かったです -
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ネタバレ語り部である瀬々良木白兎の所属する〈名探偵倶楽部〉
そこに過去の小説、作中内作品である奇書の謎を解いて欲しいと依頼される。
名探偵倶楽部に所属する全員がそれぞれの視点から推理を展開していくのが面白かった。瀬々良木や雲雀、輝の推理も勿論面白かったが、やはり真相を見抜いた来栖志季は名探偵の血を継いでいると思うほど素晴らしいものだった。
ただ作中作が厨二病チックだったことと、文庫の文字が小さくて密度が高い気がしたから読むのには体力が必要だったな、、
来栖が推理前に言った「それはもう驚天動地で抱腹絶倒、荒唐無稽で国士無双な推理です」は決めゼリフにして欲しいなぁ、かなり気に入った笑 -
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ネタバレ美しいシンデレラは、義母と義姉2人がお城の舞踏会に出かけたのでお留守番。
そこへ魔法使いがやってきて、舞踏会に参加するための素敵なドレスにカボチャの馬車とネズミの御者を魔法で用意してくれました。しかもガラスの靴まで。
(家でダラダラしていたかったけど)シンデレラはお城に向かい、王子様の密室殺人事件の容疑者となってしまった。
登場人物が全員一癖あり。だけど、好きになってしまう。元の物語を知ってるほど、そのギャップにやられてしまう。
非常に勝気で口が回り、したたかなシンデレラはもちろんですが、2人の義姉がなんとも可愛いくって。
密室殺人の謎解きには魔法も絡んでいて、難しかったけれど、解けてしまえば真実が理路整然と並びスッキリ。
これ、シリーズ化して欲しいなぁ。また、シンデレラでもいいし、他の物語でもいいなぁ〜 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界観が想像しやすくて、それほど文章がぎっしり詰まっているわけではないので読みやすかったです。
主人公は大学病院に勤める薬剤師で、あるとき使いの者に「幽世」という世界へ連れて行かれます。「幽世」の世界に入ってしまうと、使いの者と一緒に行き来しない限り帰れません。実質不可能という設定です。「幽世」という世界は「あの世とこの世の中継地点」と設定されているそうです。この世界では「吸血鬼になる」というウィルスが蔓延している(特に女性がかかりやすい)その中で主人公がウィルスの正体を突き止めていくストーリーです。
この小説のジャンルを「ファンタジー」にするか「ミステリー」にするかで自分は悩みました。ただ、別にストーリーが難しいというわけではなく、面白かった作品でした。「幽世の薬剤師」はシリーズになっているので、この続編もいずれ読みたいと思います。