紺野天龍のレビュー一覧
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■勝手に予告編
ある夏の夜の公園に、二人の魔法使いが対峙していた。異様な光景を目撃してしまった僕は、事態を飲み込もうと余計に凝視していると、
「大人しく〈グリモワール〉を渡せ」
と赤髪の魔法使いは言う。
その手にメラメラとした火の玉が出来上がったと思ったら、もう一人の魔法使いに手を引かれ、僕は深夜の公園と赤髪な魔法使いから逃げ延びる。
僕の知らない魔法の世界があるのか?
いや、そんな子供じみた話があってたまるか。
でも、この状況は一体?!
『神薙虚無 最後の事件』に続き、またもや小さな名探偵と助手が魔法を相手に謎を解く!!
■読後の感想
前作は作中作『神薙虚無 最後の事件』を登場人物 -
購入済み
もっと長編で読ませろ
謎の2重構造は好きだけど、内側の謎(殺人事件)は地味な展開で残念。折角ゲームの中なんだし、建物が回るとか派手なギミックでもいいのでは?「ボスに殺されました」では「まあSAOはそういうゲームだからな」に思えて、謎と言う程ではないな。
それに比べて手記の謎は面白かった。物語の謎を追ってたら、現実でも…!?この展開本当好き。肝心なヒロイン(誤解を恐れずに言うと俺は表紙の女の子に釣られて購入した)もちゃんと幼馴染名探偵(?)しててグッドです。回想ばかりで出番が少ないのが悔やまれる。
「この世のすべての謎には、意味があると考えている。そしてその謎の根底には、救いを求める誰かの意思がある。」と名探偵は -
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ネタバレ幽世の薬剤師10作目。
間違えて9作目の前に読んでしまった。
今回は長編。
空洞淵は、金糸雀の従者の紅葉に、さらなる異界「紫鬼城」に連れ去られる。
そこは鬼たちが住まう世界で、統べる者「紫鬼」とは紅葉の双子の妹、呉葉だった。
「黒鬼」となる呪いを受けてしまった紫鬼を治すべく、
空洞淵が動き始めるが、どさくさ紛れなのか治せなかった場合は、
紅葉が空洞淵を婿としろという勅命が出されてしまう。
鬼の世界は、幽世ができた直後にフィラリアを隔離するために創られた世界で
という結論がわかったが、
その過程の論理展開が難しすぎてついていけない。
鬼の紅葉に錬金術師のカリオストロと、
急にもてている空 -
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ネタバレまず、作品自体はミステリとしてとても魅力的な構造を作ろうと試みていて面白かった。
以下、ネタバレありで引っかかりを感じたことについて
・「第2章 氷結魔法事件」と真相について
ダミーの犯人である剛田は、ガラス像が冷たいと犯行時刻からあまり時間が経っていないことが明らかになってしまうため、ガラス像を砕いた
最終章における真相では、本当は0時頃に殺害し、ガラス像も外に出していた。これにより、そのまま放置すれば常温となってしまい、用意していた剛田犯人説と矛盾するため、ガラス像を砕いた
冷たいから砕いた→常温だから砕いた
ここでは砕いた理由の逆転が発生している
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ネタバレ幽世の薬剤師8作目。
妖の世でもある幽世に教会とは、
またこれ、ぶっ込んできた感じ。
キリスト教は、
教会で世話をしていた子供たちが「こっくりさん」で遊ぶうちに、
天使になることを夢見る少女が幽世を滅ぼすまでの力を持ってしまう。
その少女を救うために、
教会の神父とシスター、実は一人の肉体を分け合った二つの魂が、
その一つを失ってしまうお話。
その合間に、綺翠が神父に笑みを見せたのに、
空洞淵がやきもきするというしょーもないエピソードがはさまれる。
少女をそそのかした狐の仮面の男の正体は、
結局全く分からず。
教皇に使われる「猊下」という敬称が、
神父に使われたところが違和感があった。 -
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ネタバレある日、目の前に突然不思議な少女があらあれ、気がついたら自分の住んでいた世界とは明らかに違う<幽世>という世界に連れていかれた海洞淵霧瑚。
彼は、<現世>では、漢方診療科に勤める薬剤師であった。
その<幽世>では、<現世>のこと、そして<現世>とのかかわりがあることで、こういった現象も起こることがあり、また、連れてきたその少女にも心当たりがあるということで、この地の神社の巫女を務める綺翠たちの元に身を寄せ、<現世>に戻る方法を探し始める。
巫女の綺翠はまた、怪異を祓う祓い屋としての強い能力も持っていた。そして、霧瑚は漢方薬剤師としての知識を生かし、祓うべき怪異の裏に隠れていた病気