紺野天龍のレビュー一覧
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ネタバレある日、目の前に突然不思議な少女があらあれ、気がついたら自分の住んでいた世界とは明らかに違う<幽世>という世界に連れていかれた海洞淵霧瑚。
彼は、<現世>では、漢方診療科に勤める薬剤師であった。
その<幽世>では、<現世>のこと、そして<現世>とのかかわりがあることで、こういった現象も起こることがあり、また、連れてきたその少女にも心当たりがあるということで、この地の神社の巫女を務める綺翠たちの元に身を寄せ、<現世>に戻る方法を探し始める。
巫女の綺翠はまた、怪異を祓う祓い屋としての強い能力も持っていた。そして、霧瑚は漢方薬剤師としての知識を生かし、祓うべき怪異の裏に隠れていた病気 -
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シリーズ2作目
今回は魔法使いの師匠殺しを巡るお話
以下、公式のあらすじ
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業界震撼させた『神薙虚無最後の事件』、待望の続編!
〈名探偵倶楽部〉シリーズ第二弾!
「名探偵たるもの、信じ抜くのです!」
剣が宙を舞い、炎を操る。
そんな証言を、あなたは信じられますか?
やさしい名探偵の傑作ミステリー
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人を不幸にしない名探偵を目指す大学生・志希が出会ったのは、
自らを魔法使いと信じる女性だった。
依頼された事件は、師匠の死。
剣が宙を舞い首が落ちる事件で、
獄炎使いも人形師も次々に犯行を自白する
という異常事態を論理で解決せよ!
「探偵た -
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作中の事実を元にしたノンフィクション小説の事件の真相を推理する、多重推理もの
以下、公式のあらすじ
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本に秘された謎、倶楽部が明かします。
「誰かを不幸にする
名探偵なんていりません!」
圧巻推理に絶賛続出!
人が死なないミステリー
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大学の一角を占有する謎の団体〈名探偵倶楽部〉。
一員である白兎と後輩の志希は、
路上で倒れた女性にある奇書の謎を解いてほしいと依頼される。
不可解な密室、消えた寄木細工の秘密箱、突如炎上する館。
不可能犯罪の数々が記された書籍「神薙虚無最後の事件」は残酷な真相を指し示すが――。
「誰かを不幸にする名 -
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このシンデレラ、とんだ曲者。
冒頭からキャラ立ちしすぎて「もしやバカミスなのか…?」と別の意味でハラハラさせられた。
大丈夫、ちゃんと法廷ミステリでした。
コミカルな作風とロジカルな推理の組み合わせは読んでいて楽しい。
シンデレラの義母と義姉に好感が持てるなんて、原作ではあり得ないもんなあ。
自身の無実を証明すべく、屁理屈と論理で応戦しまくるシンデレラが面白い。
窮地に立たされる度、証言の穴を突き、何度でも起死回生を図る。
二転三転どころじゃないストーリー展開に振り回されっぱなしだった。
もはやゲームの逆転裁判に近いものを感じた。
面白かったです。 -
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《名探偵たち》と《怪盗王》がすべてを賭して、遺したかったものとは一体?
神薙虚無という謎多き名探偵を筆頭とした《名探偵たち》一行は、好敵手である怪盗王《久遠寺写楽》の館で起きた事件により、多くの者が行方知れずとなった。これは写楽の計略なのか?それとも?
神薙虚無の活躍を記録した神薙虚無シリーズ最終巻『神薙虚無最後の事件』は、多くの読者を悲しませ、様々な仮説が繰り広げられたが、今もなお謎は解かれぬまま…。
時は経ち、とある大学の《名探偵倶楽部》に属する男女と出会った御剣唯により、これまで明かされなかった《真相》の幕が上がる。
感想です。
最初から最後まで《読者への挑戦状》みたいな作品でし