紺野天龍のレビュー一覧

  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    世界観が把握できているので、前回よりすんなり読み進められた。
    蝗害の見落としは、予想外にしても致命的すぎて怖い。

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    2023年01月31日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    知念さんの「天久鷹央」シリーズが好きなので、帯に知念さんのコメントが書いてあり、釣られて買った。正直リアリティ薄そうと舐めてた。でも、この世在らざるものとの共存、その中での言葉の言い回しがわかりやすいが、複雑でとても楽しんだ。特に薬師の彼が人々のためにおしろいを自ら飲み込み危険性を示した、その場面の彼の命をかけてでも誰かを守ると言った異常なその行動が心に響いた。できないから、非現実的だから諦めるのではなく、できる最大限を尽くすその姿がカッコよかった。

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    2023年01月29日
  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    今回も推理はしっかりしたわかりやすい解説がついていてとても読みやすく楽しめました。

    滞在先の村の人々に決断を促す霧瑚がとてもかっこいいです。自分の考えを押し付けるでもなく、あくまで個人の意見として伝える話術をもっているのが羨ましい。
    今回の問題は前回のものよりも考えやすい内容であったので、それを説明する霧瑚をどう描くかを著者は悩んだだろうなと感じました。

    個人的に少し気になっているのが、霧瑚は「転生」したのかということ。前作では生きたまま幽世にやってきたはずなのですが、これが今作でも謎のままの「右目」ともしかしたら関連していたりするのかも。

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    2022年11月03日
  • 錬金術師の消失

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    シリーズ2作目
    錬金術が存在する世界観でのミステリ

    前作同様に、事前に錬金術でできることやその他の条件など提示されているので、特殊設定ミステリとしてフェアだと思う

    今回はクローズドサークルの館もの(塔だけど)

    「神の子」が建造し「始まりの錬金術師」が住み着いたとされる、表面が液体水銀で覆われた奇跡の塔「水銀塔」
    第五神秘の解明に繋がる資料があるとの情報を受けて派遣されたテレサとエミリア
    そして、教会関係者、聖騎士、帝国の錬金術師、巡礼者との邂逅
    セフィラ教会の聖地で王国と帝国の間を流る川の中州に建つため、嵐による川の増水で陸の「孤塔」となった水銀塔で起こる、連続首なし死体事件
    犯人の動機

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    2022年07月11日
  • 錬金術師の密室

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    ネタバレ

    とても面白かったのですが、疑問に思ったことが1つ。

    族に襲われそうになり、咄嗟にエミリアが錬金術を使用したシーンがあったと思うのですが、あのときテレサとエミリアの首には爆発する首輪が付いていたように思います。
    錬金術を発動した際になぜ爆発しなかったのでしょうか?
    何か読み損じているところがあるかもしれませんが、わかる方が居れば教えて頂きたく思います。
    気になって仕方がありません。

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    2022年03月30日
  • 無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる(2)

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    1巻とは打って代わり、ラブコメとSFの融合を王道で行く話に変わりました。二人をくっつけないと世界が滅亡するけど、その事を当人には言えないから周りからどうするんだ、というところを、ハルヒっぽいSFチックな要素を交えて話が進んでいくので、楽しく読めました。1巻の設定が活かしきれていない点や、ヒロインが空気な点はちょっと残念だけど、次巻以降きっと活躍してくれると思います。

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    2021年12月30日
  • 錬金術師の消失

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    前作も好きだったので続編も読んでみることに。
    キャラクター小説としても楽しめ、ミステリの要素もたっぷりつめられていたので大満足。特に水銀の塔にまつわる謎が面白かった。次作からはもっとSF色が濃くなるのか? 期待して待ちたい。

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    2021年10月18日
  • 錬金術師の消失

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    カタカナの名前は覚えにくいのでメモを取りながら読んだが、ニコラ・フラメルとテレサ・パラケルススの推理合戦が火花を散らす展開で、448ページだったが3日ほどで読破できた.錬金術師と変成術師の葛藤、舞台となった水銀塔の管理者たち、教会関係の聖騎士たち、更には巡礼者たちが入り乱れたなかで、首なし死体が3つも発生し、ニコラとテレサが中心になって調査する.当初はニコラが優勢で、水銀塔の管理者に疑いを抱いたが、テレサの相棒エミリアの活躍やエミリアの古い友人の支援で真犯人を突き止める.最後に出てきたエミリアとシャルロッテのエピソードにはほっとする感覚が得られて良かった.それにしても、このような奇想天外な物語

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    2021年09月07日
  • 錬金術師の密室

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    錬金術が実在する世界を舞台にしたファンタジーミステリ。
    軍人エミリアは錬金術師テレサの同行者として、フェルナンド三世が「魂の解明」を実現したとして披露する神秘公開式へと赴いた。しかし式の前夜に三世の死体が密室で発見され、二人は事件に巻き込まれることに‥
    ラノベ風のキャラ設定、ファンタジー要素が入っているものの新本格っぽい謎の構成、ラストの意外な結末など読みやすく面白かった。
    シリーズ続編も出ているようなので読んでみたい。

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    2021年08月18日
  • 錬金術師の消失

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    ネタバレ

     今回の舞台は水銀でできた塔。そこでの密室殺人。
     異端狩りを追うテレサとエミリオ。
     敵国の錬金術師ニコル。
     どうやって密室で殺人を起こすことができたのか?
     遺体から首が切り取られていた意味は?

     ある意味凄い設定の嵐の山荘でしたぁ。

     面白かったなぁ。続きが楽しみ♪

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    2020年12月28日
  • 錬金術師の消失

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    ネタバレ

    ――

     これこれ。これだよ…こうでなくては! ひっっっさしぶりに帯文と感想がマッチしたわ。
     シリーズ二作目にして、陸の孤島/嵐の山荘もの。これはよくある構想自体はこっちが一作目、というやつかしら。
     錬金術、というファンタジーな部分をフルに活かしたこの水銀塔という舞台装置が、このミステリの核心でもあり“ミソ”でもあって、
     まぁ逆に云うとそれを素直に受け入れられるかどうかによって評価は分かれるんだろうなぁ。
     これは漫才ではない論争と同じようなものである。

     受け入れ、超えていくこと。それこそが、とまでは云わないけれど、そういう知性もある。


     タイトルに関しては、前作『密室』と比べる

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    2020年12月25日
  • 錬金術師の密室

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    ファンタジー&ミステリー
    錬金術師だからファンタジーだけど、
    密室の謎を解く。

    ちょっとラノベっぽかったし、
    あの作品のオマージュなんだろうみたいな所もあったけど勢いで読めた。
    次回作もぜひ!

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    2020年09月15日
  • 錬金術師の密室

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     〇〇×ミステリ、といえば?


     青春×ミステリなんてありがち。
     伝奇×ミステリや歴史×ミステリは妄想爆発してていい感じ。
     SF×ミステリはそれはもう相性が良いことが歴史的に実証されてると云ってもいいでしょう。
     本×ミステリ、珈琲×ミステリもまぁ、そこに必然性があれば楽しく読むけど。
    (ちなみに青春×ミステリはキャラクタ的に必然性があるということにしておく。なんでもありやな。青春だからね。)

     その点イロモノの今作は錬金術×ミステリ。

     いい加減ネタバレしてもいいんだろうけど最近のイロモノと云えば『屍人荘の殺人』が爆発的に売れたけど、あれも〇〇×ミステリですね。

     個人的にはこち

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    2020年05月18日
  • 錬金術師の密室

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    ネタバレ

    定番の探偵と助手もの。遊び人で破天荒なテレサと実直なエミリアという対照的な2人のやりとりが楽しい。

    ファンタジー×ミステリということだが、事件に関する細々とした伏線はあまりないので、情報がさっぱりしていて読みやすかった。(ミステリをあまり読まないので、単に私の読解力不足かもしれない)
    かといってストーリーが物足りないというわけでもなく、事件の謎に加えてテレサとエミリアの過去に関わる情報や世界設定の話が同時に繰り広げられていくので、各方面に面白かった。錬金術の階層構造や、錬金術師と国家情勢のつながりなど、今回詳細に描かれなかったものを含めて世界観の広がりにわくわくする。そういう点では、どちらか

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    2020年04月09日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    人物の心理と思考、ストーリーが面白くて500ページ超えの小説と思えないほどに読みやすかった!

    個々の章で綴られるミステリーは物足りない感じを抱きつつも最後まで読めば、あーなるほどってなるお話になってました。

    ストーリーを通して心の在り方は本当に大切だよな
    って感じる所が多かったです!
    探偵として復活してからの推理展開がとても面白かった!

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    2026年04月05日
  • シンデレラ城の殺人

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    シンデレラをモチーフにした登場人物は出てくるが、性格も世界観も全く違う。そもそも王子が殺されて、シンデレラに容疑がかかる。そしてなにより、シンデレラがマイページで強か。大事なことなのでもう一度言う。シンデレラ超強か。
    自分にかけられた容疑を、自分で弁護していくし、相手のあやふやなところはズバズバ突っ込んでいくところが痛快。そして最後にまさかのオチ。コミカルな内容でさくさく読めた。

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    2026年03月09日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    ネタバレ

    【収録作品】
    プロローグ
    第1章 〈夏への扉〉トンネル効果事件
    第2章 氷結魔法事件
    第3章 量子テレポーテーションの殺人
    最終章 聖女の原罪、探偵の論理
    エピローグ

    元高校生名探偵の新道寺浩平と宗教団体「科学の絆」の聖女・天祢こと門倉綸が「信者」たちの事件に取り組む。

    2人の関係性、それぞれの事件、そして真犯人。
    細かい事件の真相はともかく、大筋は直感でわかる(真犯人は主要登場人物が出そろって関係性がわかったところでわかる)ので、もうひとひねりあるとミステリとしては面白かったかなと思う。が、物語として甘めの終わり方は安心できてよかった。

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    2026年03月09日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    宗教色が強いかな?とビビってましまが、いざ読んでみると読みやすく面白かったです!

    連作短編小説で見事にラストで謎が収束したのも良き。

    ラノベ感は強く硬派なミステリー好きな方は違和感があるかも・・・。

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    2026年03月07日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    三上延さんの「微笑みに死す」が面白かった!
    誉田哲也さんのも、このシリーズちょっと読んでみたくなった!

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    2026年03月03日
  • 神薙虚無最後の事件 名探偵倶楽部の初陣

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    小説内小説がネーミング等厨二病的過ぎて悪酔いそうなくらいだったが、結構楽しく読めました。小説内小説だからそこで全てが語られてるわけではないし、誘導もあるだろうことを前提として、でもそれを頼りにして推理しなければならないという複雑な構造。

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    2026年02月09日