紺野天龍のレビュー一覧

  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    漢方薬に興味が出てくる。
    異世界での生活にも慣れてきて、自分だけの仕事を見つけて楽しんでる?受け入れてる?
    悪だと思ってた人が味方だとか、実は人の為に行動してるいい人だとか。。
    やっぱこれ、アニメ化したら絶対面白いよ。

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    2023年08月21日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    これ好き!
    是非ともアニメ化してほしい!
    異世界ものではあるけれども転生ではない……巷に溢れる異世界ものとは少し経路が違う異世界もの。
    怪異を薬で祓う?なんて発想、面白すぎるわ!
    ハイブリッド作品。

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    2023年08月21日
  • 幽世の薬剤師4(新潮文庫nex)

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    今回は 死神 が相手です。
    綺翠も 金糸雀のところの紅葉も 町の祓屋たちも
    死神にやられて 眠ってしまう。
    死にはしないが ねむりから醒めない。
    思いがけず キリコの先祖が この世界の初めにいたことがわかる。
    右目が見えないのは 父も祖父もそうだった という。
    御座神社の最初の巫女が出てきたり
    金糸雀の用心棒に 執事のような男が出てきたり
    嗜眠性脳炎なんて病気があるんですね!
    初めて聞きました。
    死神にょって眠らされている人は 嗜眠性脳炎だった。
    漢方で魂を肉体に戻すなんて薬があるんですね。

    へえーほおー!と思っていたら
    金糸雀が倒れた ところで終わってしまいました。
    まだまだ続きが読めそう

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    2023年07月05日
  • 幽世の薬剤師3(新潮文庫nex)

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    今回は エクソシストと錬金術師のお話し

    本当のエクソシストは誰だったか

    というあたりがポイントですね、

    長女にしか宿らない霊力が エクソシスト誕生のポイントになります。

    錬金術師の説明を聞いて
    へえー錬金術師ってそういうもんなのか!

    と思いました。

    悪い奴の出てこないお話しなので 気持ちよく終われます。

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    2023年07月04日
  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    だんだんはまってくる話しです。
    村を守るために 神様である大蛇に 毎年村の娘を
    嫁がせる風習のある村
    嫁になると決まってから 性交もなしに娘のお腹が膨らんでくる。
    神様の子を宿した。とされていた。
    その子は しばらくすると血を吐いて死ぬ
    姉が花嫁に選ばれた村長の娘が 空洞淵に助けを求める。この主人公の うろぶち というのが読めなくて 慣れるまで大変!霊力のある巫女綺翠とともに 村に向かう。
    この実際 起こっていることを 科学的に分析
    水と寄生虫との関係に気がつく。
    その後はイナゴの蝗害

    ほっておくと 横溝正史の話しになりそうな おどろおどろしい話しを 科学的に 組み立てて考えるところが 話し

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    2023年07月02日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    面白いこと考えましたねえ!

    漢方の薬剤師 実家は何代も続く漢方の家

    実家の屋号は 伽藍堂

    異世界に連れてこられ 吸血鬼に血を吸われた女の子たちの治療に漢方薬を試みる。

    漢方って 病気の原因は問わず 出た症状を治めていくものなんですね。

    最後に 吸血鬼にわざと襲われ その子の身体と心が違う性に支配されてることを 教える。

    最後に前 薬剤師さんがいた薬局を掃除すると
    なんと 実家の屋号 伽藍堂と書かれていた。

    実の世界の隣に寄り添っている異世界

    ここからの続きも楽しみです。

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    2023年07月01日
  • 錬金術師の密室

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    ファンタジー世界に於ける本格ミステリ。
    三重の密室内で殺害された世界最高の錬金術師の謎! 世界設定、人物設定、舞台設定、謎設定どれも外連味たっぷりで、しかも推理の道筋が美しい。実に僕好みのミステリでした。
    あとがきを読み、なるほどあれが好きだから、あれがあるのかとほくそ笑む。
    ミステリは過去作品からの積み重ね、連綿と続き影響を与えられ続けながら新たな世界を築く。それが楽しいのです。
    だからミステリは過去の作品を読めば読むほど、現代の作品が面白くなり、未来の作品への愛が高まるのです。

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    2023年05月26日
  • 幽世の薬剤師3(新潮文庫nex)

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    今回は「悪魔を纏う娘」と「錬金術師は賢者の石の夢を見るか」の2章立て。

    1巻の時は比較的簡単に予想できる結末だったが、2巻の結末や今回の結末は私の想像の域を超えていた。結末を推理しながら読んでいたのに予想外の結末を突きつけられてとても面白かった。

    シリーズを通してどこを読んでも面白く、だれることも無い、主人公の設定や世界観も新しい隠れた名作だと思います。

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    2023年02月17日
  • 幽世の薬剤師2(新潮文庫nex)

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    1巻に続き、一挙に読み切ってしまった。
    2巻は「女性に神の子が宿る」伝承がある村のお話。

    2巻を読み終えて、月詠の印象が変わった。また、苦難を乗り越える決意や覚悟といった、人の深い部分を的確に描写しており、自分が当事者になったかのように感じられ、物語に引き込まれた。

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    2023年02月10日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    こんなにもワクワクしながら一気に読み切れた小説は久しぶりに会った。登場人物にそれぞれ個性があり、没入してしまう!
    漢方薬剤師が幽世という異世界に飛ばされ、そこで起こる怪事件に薬剤師や漢方の知識で立ち向かうお話。
    薬学の知識がある人が読むと、漢方の名前や病気の名前に聞き馴染みがあって、また違った意味で面白さを見いだせるかもしれない。

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    2023年02月10日
  • 幽世の薬剤師(新潮文庫nex)

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    幽世での怪異を払う、設定もおもしろかった!

    謎解きも二転三転して
    別シリーズの錬金術師を彷彿とさせて
    読みごたえがあった。

    シリーズ化されて、長く読みたい

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    2022年09月25日
  • 錬金術師の消失

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    前作とはまた雰囲気が違い初めは戸惑ったが、
    後半の畳み掛けるような謎解きはおもしろかった!
    シリーズ物として次回作も楽しみ。

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    2022年09月16日
  • 錬金術師の消失

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    ネタバレ

    錬金術×ミステリーのシリーズ第2弾。
    今作もミステリーとして、そして、錬金術ファンタジーとしても面白かった。

    首無し死体の連続殺人犯、ニコラ・フラメルの説に納得していたのですが、テレサが暴いた真犯人はまさかの人物。すっかり著者にやられました!

    天に輝く一番星《ニビル》も、まさかでしたね。これからのストーリー展開が楽しみです。

    今回、登場したバアル帝国のニコラ・フラメルとシャルロッテ・アイゼナッハの2人組もいい味だしてるので、レギュラー出演してほしいです。

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    2021年03月22日
  • 錬金術師の消失

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    前作の「錬金術師の密室」の興奮も醒めやらぬ中、つい最近続編が出たと知り、速攻で書店で買ってきたものです。
    本作の舞台は、世界で唯一の現存する神秘であり、《神の子》が建造し、《始まりの錬金術師》が住み着いたと言われる聖地で、表面が液体水銀で覆われた奇跡の塔《水銀塔》。
    そして「共犯」コンビのテレサとエミリアが挑むのは、そこで起きた連続殺人事件の謎です。
    いわゆる館〜クローズド・サークル〜もので、巻頭の水銀塔見取り図を見た時からワクワクしてしまいました。
    錬金術師ニコラ・フラメルやエミリアの学友シャルロッテなど新キャラも登場。
    事件の影に彼ら二人の過去へとつながる因縁が垣間見え、物語世界の根幹を揺

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    2021年02月03日
  • 魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心

    購入済み

    魔法VS推理

    名探偵倶楽部シリーズ第2弾。個人的には煌が好きなので、今作での扱いはやや残念だったけど、魔法VS志希の推理の連続で面白かったし、両者の根底にあるものも共通していて、読後感も悪くなかった。あと、心から白兎頑張れ!

    #感動する #泣ける #ハッピー

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    2025年12月02日
  • 最後の薬師 災厄の村と九十九の書

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    「幽世の薬剤師」の紺野天龍さんが描く
    新たな薬師の物語。

    舞台は古代の中国を想起させる大国“蓬莱”
    痩せぎすの薬師に
    美しい尊顔の陰陽師の組み合わせは
    どこかから“ひとりごと”が聞こえてきそうな……。

    ミステリー調で謎を追っていく過程は
    十分に面白いのだけれど、
    「医療が禁止されている」という設定は
    一応の説明はなされるものの
    なかなかに呑み込みづらいものがある。

    ただ“最後の”薬師になってしまった過程には
    まだ謎が残っていて
    巻が進んでいけばもっと背景が語られる場面もあるかも。
    続きも楽しみにします。

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    2025年11月05日
  • 魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心

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    ネタバレ

    作中作が苦手なkitanoですが、今回も眠たかった
    本書は魔法世界に住む姉妹たちが魔法殺人により
    バラバラの生活を強いられた、その最年少の少女
    が過去の想い出をグリモワール=暗黒魔導書=只
    の日記?にあるとSNSで仄めかしてから10年前
    の事件の真相と魔導書を掛ける事態に陥る
    人に幸せを運ぶ探偵に成りたい来栖志希が魔法の
    世界を現実に引き寄せる、二転三転が当たり前の
    本シリーズは今回も苦い思いとハートフルな推理
    を読者にプレゼントしてくれるのだよ

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    2025年10月30日
  • シンデレラ城の殺人

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    シンデレラをモチーフにしたリーガルミステリ。ファンタジー要素もあるけど、法廷で必死で無実を証明しようとする緊迫感と、どことなくとぼけた風味がいい塩梅。ミステリとしては普通だけど、読み物としては大変面白く、ニヤニヤしそうになるのを抑えながら読んだ。最後は、そうきましたかと。ライラお姉様、かわいすぎる。

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    2025年10月29日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    前提として、ミステリーとして
    しっかり捻りもあって見事な着地をして楽しめた、
    というところを明言したうえで、
    どうしても舞台が「科学を信仰する宗教団体」というところに
    ノイズを感じずにはいられなかった作品。

    そして、その設定を舞台装置として受け入れると
    現代主流になっていそうな“特殊設定ミステリー”に
    この作品も分類されてしまう(少なくとも自分の中では)
    というパラドックス。

    現代で本格ミステリーをやろうと思うと
    どうしてもギリギリのラインを攻めるしかないことは
    とても理解できるところではある。

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    2025年10月24日
  • 聖女の論理、探偵の原罪

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    #聖女の論理、探偵の原罪

    550ページの分量に身がまえるが、最初の50ページで既に面白い。設定が良い、テンポが良い、キャラが魅力的。ストーリーは多重解決の秀作で作者のミステリ愛を感じる。
    クライマックスは名探偵登場のカタルシス満載だよ。

    #読書好きな人と繋がりたい
    #ミステリの秋2025

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    2025年10月13日