紺野天龍のレビュー一覧
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村の平穏が約束される代わりに、一年に一人、神の花嫁が選ばれ、神の子を宿して血を吐いて死ぬ。
要するに生贄ですよね。
毎年一人の犠牲で済むと考えればいいのか、そのあたりの感覚は何とも理解し難いのですが。
まさかここに現代の医学?薬学?が活かされるとは。
こういう伝承ものって、そういうもんだって納得したくなっちゃうんですけど、しっかり説明されて、すっきりしました。
霧瑚が幽世に来たことで、幽世の人々の生活は良くなったと思いますし、綺翠との関係も進展しそうで、そこは楽しくもなるのですが、いつか元の世界に帰る日がくるのかな。
月詠は存在感だけ残して登場はしなかったですし、続きが気になります。 -
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綺翠の霊力が消失。
これまで名前だけが登場していた朧様がとうとう登場。
……も、様子がおかしい。
霊力の回復のために3人は
朧の“荒魂”を探して旅立つ。
今回はまた、あまり漢方は関係なかったし、
“謎”も地球上の要素から都合のいい部分を
かなり恣意的に拾ってきた感は強いけれど、
こればかりは初めの段階でこれが可能な世界観を構築した作者にしてやられたな、という感想。
いよいよ“狐面の男”とも対峙して、終わりも近づいてきた気はするけれど、ラノベ的にはもうちょっと先延ばししたくなりそうな要素も今巻で追加。
……このシリーズはこれまでにラノベ文化が作ってきた“定番”をなぞることを課しているのだろうか。 -
Posted by ブクログ
シンデレラの知的でありながら、飄々としていて憎めないキャラクターがとても好きだった。自分の考えをさらっと言葉にできる姿には少し憧れてしまう。軽妙な会話のテンポも心地よく、最後まで楽しめた。
事件の真相には途中で少し気付いた部分もあったけれど、最後の仕掛けは全く予想できず、思い込みを利用した展開を楽しめた。
読み終わったあとに改めて表紙を見てみると、不思議なくらい印象が変わっていて、「なるほど、そういうことか」と思わされた。
この表紙、どこか見覚えがあると思って調べたら、『メディウム』『インヴァート』と同じイラストレーターさんだった。綺麗なのに少し不気味さがあり、作品の世界観にぴったり。内容を読んだ後にもう一度眺めたくなるような、魅力的な表紙だと思う。
童話×ミステリーという設定も面白く、ぜひシリーズ化してほしい。白雪姫など、他の童話を題材にした作品も読んでみたい。
また、このイラストレーターさんの他の作品も、また読んでみたくなった。 -
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■勝手に予告編
ある夏の夜の公園に、二人の魔法使いが対峙していた。異様な光景を目撃してしまった僕は、事態を飲み込もうと余計に凝視していると、
「大人しく〈グリモワール〉を渡せ」
と赤髪の魔法使いは言う。
その手にメラメラとした火の玉が出来上がったと思ったら、もう一人の魔法使いに手を引かれ、僕は深夜の公園と赤髪な魔法使いから逃げ延びる。
僕の知らない魔法の世界があるのか?
いや、そんな子供じみた話があってたまるか。
でも、この状況は一体?!
『神薙虚無 最後の事件』に続き、またもや小さな名探偵と助手が魔法を相手に謎を解く!!
■読後の感想
前作は作中作『神薙虚無 最後の事件』を登場人物たちと読み解きながら、当時の真相を暴く流れでした。今作も『グリモワール』を読み解く展開でしたが、解釈が二転三転して、私の予想は180度変わってしまいました(^_^;)
『魔法使いが多すぎる』というタイトル通り、何人もの魔法使いが登場人物として描かれますが、知れば知るほど、奇跡の魔法に心がジーンと来ます。最近読んだミステリ作品の中では、結構好きな作品となりました。
次回作の登場を楽しみに待ちたいです♪