神田桂一のレビュー一覧

  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
    カップ焼きそばと言う題材に親近感が湧き、各々の特徴を良く捉えており、とても共感出来る1冊でした。ユニークな発想で、タイムトラベルをした気分になりました。
  • めぞん文豪(2)

    続巻希望

    あっという間に読み終わってしまいました。マッチョなリア充兄さん風な志賀直哉、かっこ良かったです。実際の志賀直哉も、文武両道のイケメンで、城崎へ行ったときに、すごい男前が来たと地元で評判になったそうですし。治ちゃんが元気になってきて良かった!
  • めぞん文豪(1)

    面白いー!

    個性豊かな文豪たちの共同生活。太宰も啄木も安吾も実篤さんも、キャラ濃すぎ。ドキドキハラハラしながら読み進められました。菊池寛は小説家兼出版社経営のパワフルなお方。彼が作った芥川賞は現在も文学賞の最高峰だし。続きが楽しみです。
  • 台湾対抗文化紀行
    すっっっごく面白かった。個人的に台湾が好きということもあるし、普通に台湾へ行っただけでは体験できないことや知れないことが書かれていて興味深かった。すぐに現地で友だちを作ってしまう著者を尊敬する。日本でも器用に生きているのだろうと思ったからあとがきを読んで少しビックリした。
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
    素晴らしい文章力! 何の役に立たないが、ただただ楽しませてくれた。個人的には、作家より思想家の文章模倣がおもしろかった。
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX
     前作の「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」略して『もしそば』の続編。
     前書きと後書きは前作同様に村上春樹っぽい文体なのですが,前作の100人からパワーアップして新たに120人の文豪たちの文体です。
     そして,ただただカップ焼きそばの作り方のようなものが書かれています。「のようなもの...続きを読む
  • 台湾対抗文化紀行
    旅は視野を広げるとよく言われるけど、ただ行くだけでなくそこの人と関わって能動的に知ってのめり込みたい、それをするとしたらどの国が面白いかな、と考えている中でたまたま読んだ。案の定、台湾面白そうだと思った。歴史が浅くて外からの影響も受けやすいから?近隣の文化を取り入れることにも柔軟で、中国との関係が日...続きを読む
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
    色んな作家の書き方を真似て"カップ焼きそばの作り方"を綴ってる本。

    短い文章を寄せ集めてる。それらの文章は冗談を織り交ぜてるから楽しいし、まるで本人が書いたみたいにその人らしさが伝わる文章だった。どこから読んでもいいから好きな作家のパートだけを読むのもアリ◎こういうテーマで書こうと思うアイデアが素...続きを読む
  • 台湾対抗文化紀行
    本書を読む前はもっとライトな内容かと思っていましたが、中身は従来の台湾本とは異なった視点の台湾論でした。中々面白かったです。
  • 台湾対抗文化紀行
    音楽、雑誌、政治、日本。
    さまざまな角度から、いま育まれつつある”台湾らしさ”を探る。

    音楽面から探る台湾というのは、なかなか珍して新鮮でした。著者が日台の音楽文化にかなり詳しく、最近台湾ポップスを知ったばかりなので非常に面白く感じました。
    本書で紹介されていたグループなどは是非探して聞いてみたい...続きを読む
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
    手放そうとも思ったけれど、定期的にパラパラとめくることで、「嗚呼。前回読んで以来、俺はまたいろんな作家のいろんな表現力に触れてきたのだな」と悦に入ったり読書進捗の指標にしたりと、何かと便利なので、普段目につかないとこにしまっといて、見つけたら流し読みしてる。
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
    まさに、この作家さんならこういう書き方するよなというツボをおさえた本で、よくもこんなんい特徴をとらえているなと思いました。
    村上春樹の、「完璧な湯切りは存在しない」はしょっぱなから笑っちゃいましたw
    他にも知らない作家さんでも、こういう書き方するんだなーというのが感じられたし、池上彰や吉田豪の対話式...続きを読む
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX
    著者2名が分担して120名の文豪の文体模写をしているので、どちらが誰を担当しているのか見分けてみるのも楽しい、とあとがきまで読んで気付いた。ただカップ焼きそばを作るだけでなくてたまに失敗するのがいいし、力技、ネット関連のネタには笑ってしまった。有名な作家の有名な本が多くて、読んだことのあるものが多い...続きを読む
  • yom yom vol.50(2018年6月号)[雑誌]

    レトロゲームファクトリー

    意外に早く最終回になり、少し物足りなさを感じましたが、ハッピーエンドで気持ちよく読み終える事ができました。私は、論理的に説明されないと心が動かない方ですが、三段論法で人の心は動かないと言うのも確かです。(しかし、昨今のおれおれ詐欺は、人の感情に訴えかける犯罪ですから、また厄介です。) 最終回は、...続きを読む
  • yom yom vol.49(2018年4月号)[雑誌]

    レトロゲームファクトリー第2回

    前号に引き続き、「レトロゲームファクトリー」を読みました。これから一話完結のスタイルで進んで行くのでしょうか。今回は、各登場人物の背景的説明も徐々にされて来て、思いがけないコーギーの生い立ちも含まれていました。数日前には、レトロゲーム機の復刻の新聞記事もありましたので、40、50代である私達の世...続きを読む
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX
    こっちのほうがより面白かった。全部読んだわけじゃないけど。
    まえがきの村上春樹具合が前作よりよりよくなっていて面白かった。
  • 台湾対抗文化紀行
    旅好きのフリーライターが、伝手を頼って台湾に住む人たちや台湾に関わる人たちに出会って話をして考察する。音楽、ZINE、店作り、街、政治意識…

    台湾アイデンティティや政治意識の話を興味深く読んだ。
  • もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら
    なるほど〜たしかに面白かった。文豪たちの名著とされるものをなんとなくかじった人ならきっと楽しめるはず。かなりリアル。
  • めぞん文豪(1)
    太宰治が主人公とし、各文豪がシェアハウスで織り成す日常をテーマにした漫画です。そこかしこに各人のストーリーを散りばめているので知っていればわかるもの、わからなくてもそれなりに楽しめる作品だった。ただ、まとめとした内容としては平凡に感じたのとキャラを美化するのはいいとして、武者小路実篤の塩梅が笑。とに...続きを読む
  • 台湾対抗文化紀行
    面白かった。〈台湾の人たち〉という大枠ではなく、著者が出会った〈個々人〉の生き様、考え方が描かれていて、かえってそれが「こんな面白い人たちがいる場所に行ってみたい」と思わせる。