神田桂一のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
続巻希望
あっという間に読み終わってしまいました。マッチョなリア充兄さん風な志賀直哉、かっこ良かったです。実際の志賀直哉も、文武両道のイケメンで、城崎へ行ったときに、すごい男前が来たと地元で評判になったそうですし。治ちゃんが元気になってきて良かった!
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購入済み
面白いー!
個性豊かな文豪たちの共同生活。太宰も啄木も安吾も実篤さんも、キャラ濃すぎ。ドキドキハラハラしながら読み進められました。菊池寛は小説家兼出版社経営のパワフルなお方。彼が作った芥川賞は現在も文学賞の最高峰だし。続きが楽しみです。
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Posted by ブクログ
前作の「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」略して『もしそば』の続編。
前書きと後書きは前作同様に村上春樹っぽい文体なのですが,前作の100人からパワーアップして新たに120人の文豪たちの文体です。
そして,ただただカップ焼きそばの作り方のようなものが書かれています。「のようなもの」とかいたのは,宣伝会議とか,献辞とかそもそも作り方ではないものもあって(笑),でもカップ焼きそばなのです。
ラインナップをみると,樋口一葉,野坂昭如,永井荷風,司馬遼太郎など,日本文学史にも名前の上がる文豪。ゲーテ,ヘミングウェイ,カミュなど,海外の文豪。羽田圭介,川上未映子,綿矢りさ,朝井リ -
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Posted by ブクログ
音楽、雑誌、政治、日本。
さまざまな角度から、いま育まれつつある”台湾らしさ”を探る。
音楽面から探る台湾というのは、なかなか珍して新鮮でした。著者が日台の音楽文化にかなり詳しく、最近台湾ポップスを知ったばかりなので非常に面白く感じました。
本書で紹介されていたグループなどは是非探して聞いてみたいとおもいます。
台湾意識に関する台湾人に住む一住民の話を細かに知れたパートも良かったです。
さらに良いのは、大陸の中国人の意見も記述していること。
また、各分野の歴史や用語を全く知らない自分でも、ちゃんと楽しめる配慮(下段の面白いワード解説)があり良かったです。
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Posted by ブクログ
面白かった。
知っている作家や雑誌などは、確かに、とニヤリとしながら読んだ。
村上春樹なんかはよくこういったネタに使われるが、本書はなかなか見ない作家や媒体も取り上げ、多岐に渡る。見事な書き分けに感心するとともに、そうか作家とはこれほど個性があるものなんだな、と、取り上げられた作家たちに改めて唸った。
自分はこういったネタは軽くさっと流したいため、個人的にはもう少し短くても良かったかな。書き分けには感心するが、後半はただの悪ふざけのように見えるものも多数で、徐々に好奇心と感心が薄れ、飽きがきてしまった。まあ作者ら的にはそもそも悪ふざけなのかもしれないが…。ネタものは引き際が大切かなぁと、思っ