神田桂一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歌手や芸能人のモノマネの『文体』バージョンだ!
そういう視点で読んでみると、モノマネ番組見てる時と同じ感想になり面白い。(モノマネ番組大好きです)
元ネタを知ってる人だと似てる似てないだの評価したり、これはかなりデフォルメしてるな!なんてのもわかる。
知らない人の場合はその人本人の文章に惹かれれば面白く感じるし、そうじゃなきゃつまらない。
自分にとって昔の人なら、名前は知ってるけどこんな文章書いてるのねぇ、なんて思って、自分にとって好きな人なら、全然似てないし、こんな文章書かないし!と腹が立ってくる。
この発想を閃いた時点で成功だし、実行に移した事がすごい。本好きには是非おすすめしたい本 -
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Posted by ブクログ
主人公は、太宰治です。現代でも文豪と呼ばれる
作家たちが現代でルームシェアするお話です。
作家たちの逸話や作品、エピソードなどから抽出した
キャラクター像が魅力的です。もしも、現代に彼らがいて、Twitterなどを使っていたらこのような
感じかもしれませんね笑
内容は全体的にコミカルな雰囲気です。
個人的に良いな〜と思った点は
ご飯がめちゃくちゃ美味しそうに描かれている
ところです!カボチャの煮付け食べたい!
それと安吾先生がカッコ良すぎますね…
そして川端康成先生は可愛い…
多分この中で一番Twitterを
使いこなしていらっしゃる笑笑 -
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Posted by ブクログ
タイトル通り、色々な作家、インタビュー、雑誌、新聞の文体でカップ焼きそばの作り方を書いたら?が100パターン
元はtwitterで村上春樹の文体でカップ焼きそばの作り方がバズったのがきっかけで、他の作家さんの文体に飛び火したんだっけ?
これのちょっと前は「爆発して振り返る」描写の作家ごとの違いとかあったなぁ
あとがきでも書かれてあるけどレーモン・クノーの「文体練習」のカップ焼きそば版だな
ま、それよりももっとくだけた感じではあるけどね
確かに作家さんや媒体ごとの特徴をよくとらえている
特に女性誌でもそれぞれ読者層が違うので表現が異なってるあたりがリアル
作家さんにしても、読んだことある人 -
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