神田桂一のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
続巻希望
あっという間に読み終わってしまいました。マッチョなリア充兄さん風な志賀直哉、かっこ良かったです。実際の志賀直哉も、文武両道のイケメンで、城崎へ行ったときに、すごい男前が来たと地元で評判になったそうですし。治ちゃんが元気になってきて良かった!
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購入済み
面白いー!
個性豊かな文豪たちの共同生活。太宰も啄木も安吾も実篤さんも、キャラ濃すぎ。ドキドキハラハラしながら読み進められました。菊池寛は小説家兼出版社経営のパワフルなお方。彼が作った芥川賞は現在も文学賞の最高峰だし。続きが楽しみです。
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前作の「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」略して『もしそば』の続編。
前書きと後書きは前作同様に村上春樹っぽい文体なのですが,前作の100人からパワーアップして新たに120人の文豪たちの文体です。
そして,ただただカップ焼きそばの作り方のようなものが書かれています。「のようなもの」とかいたのは,宣伝会議とか,献辞とかそもそも作り方ではないものもあって(笑),でもカップ焼きそばなのです。
ラインナップをみると,樋口一葉,野坂昭如,永井荷風,司馬遼太郎など,日本文学史にも名前の上がる文豪。ゲーテ,ヘミングウェイ,カミュなど,海外の文豪。羽田圭介,川上未映子,綿矢りさ,朝井リョウなど,若手小説家文豪。
そして,2ちゃんねる,はてなブックマーク,炎上CM,ガチャピン,ムックなど,はて文豪か,そもそも人間なのか分からないものも。
そして,オイラ心に響いたのが,平野レミとか,若林正恭とか,高橋みなみとか,文豪からは遠い方々。
最近あんまり本を読んでないしなー。
で,この中の司馬遼太郎のものを読んで思い出したのが,清水義範の「猿蟹の賦」です。
『もしそば』もパスティーシュ(文体の模倣)だったんだなあ。
巻末の解説の黒柳徹子さんの文体模写がもう徹子さんとしか思えない(笑)。 -
Posted by ブクログ
もしカップ焼きそばの作り方を多崎礼が書いたら・・・を貴庄が書いたら。
「ごー盛り国物語」
カップ焼きそばの話をしよう。
極熱の油に身を焼き、3分の湯にて戦場に舞い戻ったものたちの。
麺のうねりに身を投げ、旨さを託したものたちの。
カップ焼きそばの話をしよう。
即席麺の王。日・はカップ焼きそば市場を平定し、比類なき濃さのUF・を作り上げた。
その市場にありながら、無名のままに愛されるようになった商品があった。
それがごー盛りだ。大容量と安価な値段となるこの商品は、近年『カップ焼きそばのダークホース』と呼ばれてきた。東:水産のオープン価格帯の卸売に、東:水産の無広告精神により無名を貫いてきた。
ごー盛りの抱える祝福と宿命。
そこに生きた者たちの努力と才能。
東:水産が明かさなかった真実をここに記そう。
カップ焼きそばの話をしよう。
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本作は表題のとおり、誰でも知っているカップ焼きそばの作り方を、有名人がそれぞれの文体で表現するとどうなるだろうという作品である。やっていることは文体練習なのであるが、とにかくジャンル豊富である。皆さんご存じの太宰治から週刊雑誌と、とにかく幅が広い。
さて、本作のおもしろい遊びを紹介しよう。
1.はじめに不透明な下敷きを用意する。
2.目次を飛ばし、適当にページを開く。
3.誰が書いたのか下敷きで隠し、本文を読む。
4.だれが書いたのか考える。
単純だが、当てられた時は非常に面白い。それだけ筆者のエミュレートが上手であり、存外的中するので成立する遊びである。筆者の観察眼に脱帽である。 -
Posted by ブクログ
音楽、雑誌、政治、日本。
さまざまな角度から、いま育まれつつある”台湾らしさ”を探る。
音楽面から探る台湾というのは、なかなか珍して新鮮でした。著者が日台の音楽文化にかなり詳しく、最近台湾ポップスを知ったばかりなので非常に面白く感じました。
本書で紹介されていたグループなどは是非探して聞いてみたいとおもいます。
台湾意識に関する台湾人に住む一住民の話を細かに知れたパートも良かったです。
さらに良いのは、大陸の中国人の意見も記述していること。
また、各分野の歴史や用語を全く知らない自分でも、ちゃんと楽しめる配慮(下段の面白いワード解説)があり良かったです。