ジャック・アタリのレビュー一覧
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スラヴォイ・ジジェク / ジョセフ・E・スティグリッツ / エリック・カウフマン / ジェイソン・ヒッケル / ジョセフ・ヘンリック / ジャック・アタリ / ミチオ・カク / ジェレミー・リフキン / 大野和基
Posted by ブクログ
ネタバレ難しいテーマは丸々1冊だと読み切れないけど、インタビュー形式で読みやすい。
人口動態が変わっていわゆる白人中心・優位な時代が終わりつつあり、多極化やトランプ政権など国際政治の状況も様変わりで、価値観や政治が不安定化している、という現状分析が多かったかと。世界がどこにどう向かうのか、帯の「「常識」の時代は終わった。「力が正義」の時代が始まる」は暗澹とするけど、ある程度ニューノーマルとして現実を認識する必要はあるのだろうな。
興味深かったのは、ジョセフ・ヘンリック(人類学者)のパート。
・WEIRD(西洋の、教育水準の高い、工業化された、裕福な、民主主義の)な特性(個人主義、他人への信頼、傾向性 -
Posted by ブクログ
●食という人類の活動で大きなウエイトを占める活動から人類の歴史を紐解くとともに、食の未来を予測する本。
●食という主題から人類の歴史を眺めてみる。→食に関する雑学が増えたとともに、現在の食の在り方に疑問を覚えた。
●21世紀の歴史』などで知られる知の巨人ジャック・アタリが、今回「食」というレンズを通して人類の過去から未来までを一気に射抜いたのが本書。著者の筆致は、食を「歴史の中核に位置する人間活動」と定義し、政治、経済、そして権力の変遷として描き出す。特に興味深いのは、「食と言葉」の密接な関係性。かつてのギリシア人にとって饗宴で語り合うことは文明人の証だった。しかし、アタリは現代の資本主義が、 -
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フランスで要職を歴任し、思想家としても有名なジャック•アタリ氏による歴史解釈と未来予測を綴った本です。
年末は今年起きたことを整理し、未来はどうなるか考える良い機会なので、その一助になればと本書を手に取りました。2050年の世界の状況に関する予測とその基となる考え(「心臓」と「形態」)について説明しています。著者は、今から30年前でも現在起こっている多くのことを予測できたため、今から25年後の世界を予測することも十分に可能としていますが、この点は個人的には疑問です。例をあげると、人口動態から中国が発展し、アメリカとある程度摩擦が生じることは予測できたかもしれませんが、自身が覚えている範囲では -
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Posted by ブクログ
海外の有識者2人への個別インタビューに対して、国内の有識者2人が討論するという面白い構成。
各国のコロナ対策の是非、ロシアのウクライナ侵攻に対するスタンスなど、インタビューを掘り下げていくと、有識者によって意見の食い違いがあることが分かり、国籍や立場によって複雑な事情があることを理解した。
SNSやデジタル技術によって、人々が「単純化」された理論への志向が強くなり、少しでも異質なモノを見つけ次第排除しようとする傾向は、私自身も含め危惧している。リアルの交流が減ると、ついつい異質な他者を排除できるからだ。ただし、同じ価値観を共有できるほど、社会が単純ではない。
人間は不確実で不完全な生き物。理解 -
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ウクライナ危機後の世界
以前読んだウクライナ紛争とは別の論考で非常に興味深い論考でした。
特に印象深いのはこのウクライナ紛争が民主主義の衰退を表している、コロナとウクライナ紛争による脱グローバリゼーション
、世界的インフレなど今問題になっていることが取り上げれている。また国際政治情勢も非常に理解できます。
ただ、一つ驚きが結構日本を美化しているのはちょっと驚いてます。
ここにかかれている今後起きる問題を日本の政治家や日本人がどれだけ理解しているかが心配です。
ここにあげられている方はかなり有名なので、興味ある方は読むことを薦めます。
私はジャックアタリの本は結構すきです。
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Posted by ブクログ
読後の感想ですが、正直8割くらいの中身は頭の中に残りませんでした。第1章は世界の動向についてかなりのトピックを網羅しながら、次から次へと数字が紹介されますが、まるでAIがネット上から数値を集めて書いたような無機質な文章でした(これはアタリ本人が書いたのではなく、アシスタントが数字を集めて書いたか、本当にAIに書かせたのではないでしょうか)。第2章の解説にきて、ようやくジャック・アタリの匂いがしてきます。つまりアタリ本人の主張が明確になるということで、ここは興味深く読みました。そして3章になると、また数字の羅列がはじまり、無機質な文章が始まりますが、2章の主張も織り交ぜながら、という意味ではまだ
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Posted by ブクログ
経済、医療、農業、政治、環境、テクノロジー、金融等々、現状の把握と2030年の予測をする。
明るい未来もあるが、かなり危機的なシナリオも考えられると言う。
未来をつくるのは我々だし、その負の側面を回避できるのも我々だ。
危機的なシナリオとして、
2030年、民主主義に対する批判の声は次第に高まり、ついに民主主義は否定される。なぜなら、民主主義は意義を失い、市場は制御不能に陥るからだ。
たとえば、民主主義の社会では、長期的な課題に対処できない、不人気な決定は下せない、技術進歩を一部の人のためにしか利用できない、気候変動に対処できない、移民を制御できない、社会の調和を保てない、国民の声を広く反映 -