ジャック・アタリのレビュー一覧

  • 自由の奪還 全体主義、非科学の暴走を止められるか

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    ネタバレ

    <目次>
    プロローグ試される自由の価値
    1アンデシュ・ハンセン デジタルツールが蝕む心身
    2ロルフ・ドベリ ワクチンの普及で世界は団結せよ
    3ジャック・アタリ 国民の命を真央る経済へ
    4ネイサン・シナイダー 地域間の雇用を守る協同組合のあり方
    5ダニエル・コーエン 経済的な基盤を失た人たちの怒り
    6ダグラス・マレー 移民は有史以来、最大の複雑問題
    7サミュエル・ウーリー 無秩序な陰謀論がなぜ拡散されるのか
    8ターリ・シャーロット ポピュリストは人々にコントロール感を与える
    9スティーウブン・マーフィー 困難を乗り越えるハートフルネスの力

    全体主義・非科学の暴走を止められるか

    p78多くのビジネスは協同組合モデルからうまれた 

    雑誌voiceの連載記事まとめ本


    エピローグ

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    2021年12月30日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    この著者の2030年の未来予測を読んでいたからか、まだショックは少なかった。
    世界がシナリオ通りに進んでいるだけだとしたらこわいなあと思いながら軽い知識として読んだだけ。

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    2021年11月10日
  • メディアの未来――歴史を学ぶことで、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、SNSの未来は導き出せる

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    情報を伝える媒体であるメディアの歴史を紐解いていき、現在のSNSの台頭による消費者の媒体に対する時間の変化、さらには未来までの考察を500ページ強で書いている本。
    第10章までは過去の歴史を紹介しており、特にヨーロッパを中心とした、メディア変遷の歴史背景、王族や貴族などのヒエラルキー上位の情報統制の様子などを様々な参考文献から引用したと思われる事実ベースの内容を記載している。
    11章から13章は現在のSNSに関する内容や、今後のメディアのあり方などをまと目てくれており、過去の歴史を紐解いても、現在メディアで起きている内容は技術進歩によって大衆が個のコミュニケーションをできるようになった時間軸の変化以外、大枠が変化していないことがよく理解できる。一読の価値はあると思います。

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    2021年09月26日
  • 海の歴史

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    海から見た人類史や現代の地政学から、地球温暖化と海の関係まで。

    やや前半は冗長だが、脱炭素だけでなく海産物など海洋保護を国家や個人で取り組むべき理由を論じた後半は白眉。

    装丁も良き。

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    2021年09月12日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    問題点を列挙してあるけど、具体的な解決策などには然程心動かされるようなものは少なかった。ただ、問題の解決策をSFに求めてみるというのは、鎌田浩毅さんと考えが同じでこの点には共感できるものがあった。

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    2021年04月04日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    欧州最高峰の知性、ジャック・アタリさんのコロナ論。

    ジャックさんは怒っている。多くの国が国民の健康維持を国にとっての財産なのだと理解してこなかったこと、一時停止している世の中、政府が思考停止状態に陥っていること、戦時経済体制を敷こうとしないこと、無為に自由を侵害する政策が施行されていること、無為な指導者の怠慢のツケを貧者とその子供達が払わなくてはならないこと、以前の世界に戻ることを夢見る人々、きれいごとだけを並べててる人々の多さ、世論の幻想をただそうともしない指導者たち、或いは指導者気取りの人々に対して。

    パンデミック以前の世界に戻ることはありえないとして、来るべき未来に備えるためなすべきことを語っている。

    多くの人は、今回の危機によりアメリカの覇権は幕を下ろし、代わって中国が覇権国になると考える。しかし、ジャックさんは今回の危機で両国は衰退し、覇権なき世界へ向かう変化が加速すると考える。

    覇権なき世界の中で、自由、力、豊かさを実現するために「命の経済」を説く。

    我々の生活様式と生態系への影響が、今回のパンデミックを大きく悪化させた。だから、我々は、組織構造、消費、生産の形態を抜本的に見直す必要がある。
    生産がこれまで著しく不足していたが、生活に必要不可欠だと判明した部門、「命の経済」へと社会を誘導する必要がある。
    それは、
    ①パンデミックとの戦いに勝利するために必要な部門。
    ②パンデミックによって必要性が明らかになった部門。

    例えば、
    ①治療薬とワクチン、ヘルスケア、マスク、検査用キット
    医療機器、公衆衛生。
    ②小肉多菜、小糖多果、地産地消
    レストランのテーブルの配置、テイクアウトサービス。
    ③一極集中の是正。
    隔離施設としても利用可能な構造のバカンス村。
    ④永続的、実践的、具体的な教育。
    デジタル化に向き合える人材の育成、遠隔指導。
    生涯学習の拡充。

    そして、今後、新たなパンデミックの出現があれば、恐怖に曝された人々が自由より安全を優先し、他者への警戒から他者そして自身が監視されることを容認するようになる。
    つまり、独裁社会が出現するだろう。

    それに打ち勝つには代議制で、国民の命を守り、謙虚で公平で将来世代の利益を民主的に考慮する「闘う民主主義』への移行が求められる。

    ふうっ。


    以下、メモ。
    ・死に意味を付与することに成功すると、その文明は繁栄する。逆に、意味を見出すことができないと、その文明は消滅する。

    ・感染症が蔓延すると、自由は疑問視されるようになり、民主的であろうとする社会体制は崩壊する恐れがある。

    ・自由になるには、各自が自己をできるだけ正確に知ろうと関心を持つことが重要だ。

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    2021年03月11日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    ネタバレ

    541年 腺ペスト 中国から
    1817年 コレラ インド
    1957年 アジア風邪
    1981年 AIDS 
    2002年 SARS 中国
    2005年 鳥インフルエンザ
    予見可能な死と、誰もがいつ死ぬかもしれない死

    感染爆発の原因
     医療制度が国の負荷/世界の相互依存/自信過剰/利己主義/見捨てられた層
    政治不信
     公的債務が制御可能なのは名目成長率が金利より安いうちだけ
    中国 「国進民退」
     世界の工業製品の付加価値の25%
     アフリカ債権の20%
     国連FAO、ITU、UNIDO、ICAO幹部は中国人

     世界のほとんどの一党独裁は中間層の反乱で瓦解した
     アメリカ 世界45か国に軍事基地、中国はジブチとミャンマーのみ
     アメリカと中国が衰退する?
     人工物 巨大企業が政治を動かす

    孤独という伝染病
     アメリカの四人に一人、イギリスの三人に一人、スウェーデンは50%
     高齢者施設、刑務所、精神科病院
     混雑の中でもヘッドホンの若者
     死者のバーチャル化
    生命は画一的なところには宿らない
    企業は居心地のいいホテルに

    生命の保護と自己監視
     人の感染症の60%は動物を食べたり接触が原因

    命の経済
     健康/衛生/スポーツ/文化/都市インフラ/住宅/食糧/農業/国土保全
     安全/防衛/リサイクル/水道/エネルギー/エコロジー/
     教育/イノベーション/通信/商取引/物流/配送/公共機関保険/金融
     女性が担っている 

    戦う民主主義
     1.代議制 2.命を守る 3.謙虚 4.公平 5.将来世代の利益
     

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    2021年10月14日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    命の経済とは。
    人を思う気持ちを大切にして、いかに生まれた国のため、育った故郷のために尽くせるか。
    このようなパンデミックに侵された世界から、
    もう過去のような生活スタイルは戻らないかもしれないが、どのように生きていけば良いか。
    考えさせられた著書であった。

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    2021年02月11日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    『命の経済』というタイトル(原題も)からは、何が書かれているかは、わかりにくいが、そもそもの人類と感染症との戦いから、昨年のパンデミック、経済など、その影響、パンデミック以降のこと、命の経済、つまり、ヘルスケア産業を重視せよとの提言が、データを散りばめて書かれている。
    が、どれもあっさり書かれているので、内容的には値段の割に、薄い。
    ただ、政権の中枢にいたので入手できたのか、意図的にデータを駆使している点は貴重である。
    なので、ごくあっさりと新型コロナの影響、それ以降の世界を知るのには適していると思う。

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    2021年01月02日