ジャック・アタリのレビュー一覧

  • 食の歴史――人類はこれまで何を食べてきたのか

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    #flier
    世界の人が栄養のある食事をとれるためにはどのようにすればよいか…
    アフリカの人々は、肥満の人が多いが、栄養不足の食べ物を多くとっているからときいたことがある

    今後の世界の重要なテーマだと思う

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    2020年12月06日
  • 食の歴史――人類はこれまで何を食べてきたのか

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    欧州最高峰の知性などと呼ばれている作者のことは恥ずかしながら名前だけ聞いたことがある、程度だったのだけど凄い人なんですな…「政治・経済・文化に精通することから、ソ連の崩壊、金融危機の勃発やテロの脅威などを予測し、2016年の米大統領選挙におけるトランプの勝利など的中させた」んだそうで欧州のエリートって桁違いだったりするしね。そんな人が語る食の歴史はいかなるものか、という興味だったのだけど…確かに食の歴史、については語っているがそれは前置きに過ぎず極論すればいろんな歴史家の言ってることをサマライズしただけであって本当に作者が言いたいことは後半の三分の一くらいにある。つまりこのままでは人類の食は保

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    2020年11月16日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    《アタリはアタる》

    というのが、以前から私がなんとなく感じていたことだった。
    以前に読んだ本には、近い将来世界的なパンデミックが起こるとあったが(『危機とサバイバル』)、すでに新型ウィルスが世界を席巻したのは周知の事実である。

    そんなこともあり、2030年まであと10年となった今、ジャック・アタリはこれからの10年をどのように見るだろうかというのは興味のあるところであった。

    本書の後半へ読み進むにつれて暗雲垂れ込め、第三章に至って愕然とした。
    えええええ!!!、、、世界はそんなことになっちゃうの!?
    という話が次々出てきて圧倒されたからだ。にわかに信じがたいストーリーを前に、こんなものは

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    2020年09月21日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    表紙の袖に書かれている『「起きるわけがない」と決めつけても、どんなことだって起こりうる。そうした最悪の事態を予測することこそが、最悪を回避する最善の手段なのだ』という言葉が全てを物語っている。
    随所に先見性が見られて参考になる。が、数字での解説が多いので把握しずらい。

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    2020年07月31日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    現代版ノストラダムスの大予言。ただ、ちゃんと統計データに基づいている。利他的に生きること。これは、企業も大事。

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    2019年07月03日
  • 海の歴史

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    ネタバレ

    海を思わせる鮮やかなブルーの装丁に惹かれて、書店で思わず手に取った一冊。しかも、著者はジャック・アタリ。で、これならと即買い。(アタリでなくても多分買ったと思うけれど)
    宇宙と水の誕生から、大航海時代を経て、コンテナの出現と現在の漁業に至るまで、海のこれまでを総括して、その上で問題提起と提言。正直、宇宙の誕生からヒトの誕生まで取り上げた最初の二章は、ワタシの装丁買いは“アタリ”ではなくて、ハズレだったかと思ったのだけれど、人類が船を作り出して海に進出し始めた第三章から、ワタシの読書航海も無事軌道に。そこから第六章まで、視点を海に置いて世界史を眺めてみると、これまでと少し違う風景が見えてきた。

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    2019年01月08日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    この本で語られる2030年は、たった12年後。
    「最悪の事態が起きる可能は極めて高い。その場合、2030年までに大きな危機や壊滅的な戦争が起きる。そして世界的な危機や戦争は、人類に不可逆的な被害ももたらす」、「危機がせまっていると自覚することが絶対に必要だ。そうした自覚こそが、危機をかいひするための唯一の方法なのだ。」
    「自分自身ができる限り高貴な生活を送りながら世界を救う」
    そのために、10段階の精神的道筋を歩むことが進められている。
    1.自分の死は不可避だと自覚せよ
    2.自己を尊重しろ、自分自身のことを真剣に考えろ
    3.変わらない自分を見つけろ
    4.他者が行おうとすること、そして世界の行方

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    2018年04月08日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    グローバル化による市場と民主主義の崩壊から起こりうる大惨事を食い止めるためには利他主義という捉え方に立って行動するよう説かれていた。

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    2018年03月22日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    資本主義への警鐘と受け取れた。利他的に振る舞えるよう、1人1人が内面から変わっていかないといけないという著者の啓蒙書。語られている事実は衝撃的で、説得力があった。
    一方で、変わっていかなければいけない理想は分かるけど自分が損をしないためにマネー社会に飛び込んでいかなければいけないジレンマもある。一般人にはなかなか難しい。

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    2018年02月07日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    ネタバレ

    現在世界の地政学や宗教から来る敵対関係、内情事情、環境問題、貧困、公害、高齢化など多様な社会的な懸案事項を取り纏めて解説して今後の動向をどう見極めるか?を提示してくれている。そこまではとても興味深いものがあったけど、ラストの回答とう言うか今後の指針は特別なものは無かったかなぁ〜けどね、出来るだけアンテナを高く上げていないと2030年までの荒波を乗り切る事が難しいんだよって、それは強く伝わって来た。本当にこの本で書かれていることの全てが起こるとは言えないけれど、形は少し違えども似たり寄ったりの事件や事象が発生するんだと思う。それに備えることを始めるきっかけにはなると思う。これからの世の中、情報は

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    2018年02月05日
  • 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

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    順調に推移している世界と悲惨になりつつある世界をそれぞれ具体的に上げて、それらを合わせて、未来を考察します。
    市場と民主主義はお互いに強化しあいながら新たな富の創造を促進するはずであったが、世界は既にとじておらず、まったく別の力学が働いていて、この力学こそが従来の市場と民主主義の蜜月関係を破壊し、世界を逸脱させた。その力学とはグローバル経済であり、国際的な法整備を喫緊の課題として挙げています。
    また、自分の幸福は他者の幸福に依存していることに自覚して、世界のためにも行動する準備をしろとも訴えます。
    未来予測というより、エリート層に向けての世界の協調とノブレスオブリュージュを諭した書と読みました

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    2017年10月15日
  • 命の経済――パンデミック後、新しい世界が始まる

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    パンデミックは私たちに問いかけた。命とは何か、経済とは誰のためにあるのか――。ジャック・アタリは『パンデミック後の新しい命の経済』で利潤追求を超えた価値の転換を訴える。他者の命を守ることが社会全体の繁栄につながる。医療、教育、環境――人間の尊厳を支える分野こそが未来の経済の中心だという。もはや成長か命かではない。命を育む経済こそが持続可能な繁栄への鍵だ。コロナは終わっても私たちの選択は続く。

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    2025年07月07日
  • アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃

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    トランプが大統領選で勝利する前に書かれた本だが、今の状況を理解するのにとても役に立つかな?

    と言っても、今や、毎日のように新たな行動、言行があるので、こういう本を読まなくても、十分、分かってしまうわけだが。

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    2025年05月28日
  • 世界の取扱説明書――理解する/予測する/行動する/保護する

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    難しくてわかりにくい。
    新たな資本論的な立ち位置になりたいほんなのかな?
    前半の歴史の説明もわかりにくい。心臓ってなにを表してたの?経済とか社会の中心的な意味だろうけど、説明あったか?

    後半の今後のためにどうするべきかって所は人間本位過ぎな感じがした。皆んなで頑張れば皆んなが助かるよ!って感じだったけど、皆んなは助からないと思う。

    将来のためにこうしましょう!って言うだけ言うやつ。「言い出した」って役割をこなしたから後の「大変な実務」はお前らやれよって感じてしまった。

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    2025年04月26日
  • アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃

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    世界中の超一流の識者達のインタビューをまとめた新書が900円なんてディスカウントすぎる。
    めちゃくちゃ濃い内容だった。
    中でも印象的だったのがイアン・ブレマー氏とユヴァル・ノア・ハラリー氏。
    イアン氏は去年8月にこの本が刊行された段階で今の状況をほとんど言い当てている。すごいな。
    ユヴァル氏は視点が他と違う上に怖いくらい意見が鋭い。ぐうの音も出ない感じ。

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    2025年02月13日
  • 世界の取扱説明書――理解する/予測する/行動する/保護する

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    フランスで要職を歴任し、思想家としても有名なジャック•アタリ氏による歴史解釈と未来予測を綴った本です。

    年末は今年起きたことを整理し、未来はどうなるか考える良い機会なので、その一助になればと本書を手に取りました。2050年の世界の状況に関する予測とその基となる考え(「心臓」と「形態」)について説明しています。著者は、今から30年前でも現在起こっている多くのことを予測できたため、今から25年後の世界を予測することも十分に可能としていますが、この点は個人的には疑問です。例をあげると、人口動態から中国が発展し、アメリカとある程度摩擦が生じることは予測できたかもしれませんが、自身が覚えている範囲では

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    2024年12月27日
  • 世界の取扱説明書――理解する/予測する/行動する/保護する

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    新たな洞察を期待したが、予測可能な人口動態をベースにした未来予想かカーボンニュートラルへの方針やエネルギー対応を多めに語るので、どこかで聞いたような一般論や通説という感じである。取扱説明書というには言い過ぎな気もした。ただそうした反復学習も重要だと思うので、価値のある読書。世界を学び直す。

    ー 気候変動の影響により、GDPは10%~35%減少する恐れがある。とくに、今日の首都ジャカルタの40%は水没するかもしれない。そこで、インドネシアは、ボルネオ島に新たな首都を建設中だ。このヌサンタラ(「群島」)と呼ばれる新首都の完成予定は、2045年だという。フィリピンの人口は1億6000万人を超すだろ

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    2024年12月07日
  • アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃

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    戦後80年。民主主義も意味が分からなくなってきた今、アメリカを起点としてヤバくなってきたと感じさせる一冊

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    2024年12月06日
  • 世界の取扱説明書――理解する/予測する/行動する/保護する

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    著者の過去の作品と同様に過去の歴史から現在、未来へと綴っていく構成となっている。

    2050年の未来を気候、超紛争、人工化という三つの脅威とし、詳細が数値化されている為、より一層、脅威に感じる。
    それを回避する為の手段がタイトルの世界の取扱説明書となっている。

    これを読んで、自身で何か小さい事でも行なうきっかけにしたい。

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    2024年10月28日
  • 2035年の世界地図 失われる民主主義 破裂する資本主義

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    並行してエマニュエル・トッドを読んでいたのでその理解が深まったが、やはり複数名を一冊に取り扱うようなダイジェスト本だと論説の中身が浅い。広く浅く、まずは関心を、がコンセプトなのだろうからそこで文句を言ってはいけないのだが。本書に関しては、先の賢者たちの言説紹介よりも、後半の日本人同士のセッションの方が面白く感じた。

    與那覇氏。「よなは」。と読むらしい。この方の発言で、「民主主義は皆が理性を働かせ、今より良くなっていくことを建前としている」のだから、「ニヒルな人間不信とは相性が悪い」という内容に共感を覚えた。ニヒリストは、もの凄く大きな権力とか構造に対して諦めてしまい、民主主義を放棄しがちだ。

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    2024年10月07日