あらすじ
落合陽一、大推薦!
人類は知識をどう受け渡してきたのか…歴史を見直し、AIと共に生きる未来のシナリオを考える。
「知の巨人」による予言の書!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
西洋に限らす世界各国の教育の歴史が、事実をベースに把握できます。
情報量が多くストーリーとしてでなく、事実が淡々と書かれてますので、読み通すのはなかなかハードでした。
先進国ではようやくこの100年近くで、文字の読み書きが当たり前になったり、国家がすべての子どもに教育を与えることが、当たり前になったことがよく分かりました。
知識教育はインターネット、AIなどを使って個別化していく、他方社会性を身につける場として学校が存在していくのか。
今の教育のやり方が変わりうる前提で、未来の教育を考えていく必要がある。
Posted by ブクログ
これからの教育
500ページ近い本書の内容は歴史的背景も含め世界の「教育」に関する盛り沢山の情報書だ。また、後半では近未来の教育の姿、予測など「第3のシナリオ」など実に興味深いものがある。その中で興味を持ったのはデジタル化・電子化による急変する教育環境だ。特にネット社会が生み出す「学校」が様変わりする予測(仮想現実の在宅教育)、それも思考能力、創造力等を育む反転反復授業など年齢問わず受講し、伝達(生徒であり教師なる)できる仕組みなど教育の世界は変貌するのは間違いない。現実「プロゲーマー」は既に職業として位置を確立しており、そこに博士号などの学位が必要だろうか。現在この競技人口は世界に1億3千万人いるとされ賞金トップで最高7億円を稼いでいる人もいる。現在e-Sport業界では最高20億円も稼いでいるという。
Posted by ブクログ
2024/09/19「教育の超・人類史」Jacques Attali ☆☆
「人類の教育史」500頁の超大作。日本では生まれない壮大な試み。
教育の全てが世界レベルで語られるスケールの大きさに圧倒されるとともに、人類にとって「教育」は権力者の支配を支える道具であり、「いつも未完の制度」という深刻な状況にある指摘に驚かされた。
1.教育=知識は権力・権威の基盤
①軍事・宗教・政治
②専門プロフェッショナル 医療・法律
③職人 組合ギルドで結束
④女性は家事 出産・育児も
動物にも教育はある 狩り・防衛 +本能 文字はない
2.「知の体系化
(1)かって権力者は知を独占・統制「教育の暗黒時代-1500年頃」
宗教による知の独占 特に一神教は社会発展を遅らせる
ただし中国は除く「科挙制度オープン」 紙による開放システム
(2)産業発展 「大学」の誕生・発展
3.教育制度
①体制のビジョン 君主制・民主制
②成長戦略に対応
③市民国民の存在
4.エスタブリッシュメントの固定化 既得権益集団
「貴族など」出自による固定化→社会の不活性化 身分制度など
難易度の高い難しすぎる選抜制度 科挙・ラテン語習得
5.AIの時代=知の体系の大再編へ
現代世界の教育課題は①人口動態②Digital化③グローバル化