吉野弘人のレビュー一覧

  • 嘘と聖域

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    相変わらずのストレスフルな展開だが、悪役の印象が散漫。主人公は再生する。しかし、これでいいの感がある結末。

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    2023年04月21日
  • 最後の審判

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    胸アツ法廷小説完結編!

    本作はあのジムボーン・ウィーラーが脱獄するところから始まる
    ジムボーンは復讐を果たすためにトムやトムの家族、仲間たちに次々と襲いかかる!

    あ〜ぁ神よ…
    あなたはなぜ彼らににこんな試練を与えるのですか?
    彼らの最大の武器「法」ではどうすることもできないのか…

    そして、その試練は私の大好きなボーにまで…!?


    さぁ、彼はこの状況を「ケツの穴全開」で乗り切ることができるのか!?
    そして、「正義に」乾杯をすることはできるのか!?

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    2023年03月21日
  • 最後の審判

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    ネタバレ

    すべては想定内のストーリーだったがあたりまえのように寂しく悲しい結末だった。悪役の結末はあっけなかった。リー・ロイもなんどか出てきたので良しとしよう。

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    2023年01月29日
  • 黒と白のはざま

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    こんな鈍感な私でも犯人がわかってしまった。誰がじゃなく何故だからよしとしたいがミステリーとしてはもう一歩。

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    2023年01月25日
  • 呼び出された男 スウェーデン・ミステリ傑作集

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    スウェーデンのミステリー18作品。作家が違うので色々なカラーがあって、楽しめた。児童虐待や移民問題、イジメ、LGBTなどなど、様々なテーマがあった。

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    2022年09月29日
  • 評決の代償

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    ネタバレ

    裁判というか、弁護というか、そういう時には、このように論理を構築するのかということはよく理解できた。
     ただ、ミステリーとしてどうかと言われると、口を噤みたくなるのは仕方がないことか。解決篇以外は、非常に読んでいて楽しいのだが。

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    2022年09月18日
  • 喪失の冬を刻む

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    ローズバッド居留地に住むラコタ族のヴァージルは、処罰屋として正義を実行することを生業にしている。彼は、居留地内でヘロインを売ろうとしている男がいるという話を聞く。そして彼の甥がヘロインの過剰摂取で倒れて…。

    表紙の絵が素晴らしい。内容は普通の私立探偵小説。アメリカ先住民族の食文化が興味深い。

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    2022年08月23日
  • フォーリング 墜落

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    コックピット、キャビン、
    地上の人質、FBI、管制塔、スタジアム…
    場面の転換が激しく
    過去のエピソードも差し込んできたり
    あっちもこっちもと落ち着かない。
    そのたびに緊迫感が途切れる。
    とくにクライマックスでは
    一気に駆け抜けたいのに
    そうさせてくれずにまどろっこしい。
    結局、何のために登場したのか
    中途半端な人物も多く
    いろいろTVドラマ的。

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    2022年05月27日
  • 最後の審判

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    驚きの展開はなく、法廷シーンもわずか。死んだ脇役のキャラなど忘れているので、このシリーズは一気読みが正解か。
    この街に、本当にトンネルがあるのかが気になる。

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    2022年02月04日
  • 評決の代償

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    ネタバレ

    SL 2021.11.14-2021.11.19

    ラスト数ページで真相が暴かれるのは構成的にあまり納得いかないけど、ミステリとしては面白かった。
    司法で決着がついたことに、無関係な人たちのせいで人生が狂ってしまうことにどうしようもない理不尽さを感じる。12人の陪審員たちは何も悪いことも違法なこともしてないのに。
    それが現実なんだけど。今の日本でも似たようなことは起きているんだろうな。

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    2021年11月19日
  • 評決の代償

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    映画の脚本の様な作品。主人公マヤと他の陪審員、被害者の父親もキャストを当てはめて読んだ。マヤの地道な捜査の割には犯人や犯行の動機があっけなかった。

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    2021年09月17日
  • 呼び出された男 スウェーデン・ミステリ傑作集

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    日本人には馴染みの薄い風習や空気感がどの作品にも共通していて、スウェーデンミステリ入門書としてはよくできてると思う。でも、突出して面白い作品がなく、冒頭の作者紹介を読んでる段階で食傷気味に陥る。
    紹介文がないと理解も薄くなるけど、紹介文がくどいと読む気が失せてくる。バランス大事だと思う。

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    2021年08月10日
  • ラスト・トライアル

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    CL 2021.6.25-2021.7.1

    面白かったけど、
    前作、前々作からの話が多すぎて、これ絶対前を知っていないとわからないことばかりで、単発では読めないのはどうかと思う。
    あと、主人公の"元教授“が特権意識の塊でほんと嫌い。

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    2021年07月01日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    2冊目。ボーの物語。

    レイレイのことを美しく見送っていたけれど、彼は自分の罪のせいでボーが死刑判決を受けるかもしれないとわかっていたわけでしょう?どういう神経で、トムたちと行動していたのだろう。
    レイレイを庇うことはできないわ〜。
    自分の罪で苦しむのは当然。その罪のせいでボーが苦しむことになり、なおかつ死刑判決を受けそうになっていても、ギリギリまで自白しなかったあたり、共感できない。

    にしても、何であのタイミングで自白したんだろ。いよいよ耐えられなくなったから?やっと?

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    2021年05月04日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    幼少期に刻まれた決して消えない記憶。
    5歳だった少年ボーセフィスはKKKのリンチにより目の前で父親が殺害される場面を目撃してしまう。

    あの日の行いに正義を与えるため、KKK誕生の地プラスキに弁護士として戻ってきたボーセフィス。
    5歳ではあるが、はっきりと耳に残る声により、犯人の目星は付いている。
    当時の父親の雇い主、アンディ・ウォルトンだ。
    そのことを口にすることを憚らず、ことあるごとに復讐することを触れ回るボーセフィス。
    父親の命日にバーで一人悪酔いしているところでばったりウォルトン一行と鉢合せし諍いに。

    そんなこんなで結局前後不覚に陥るほど酔いつぶれ、目覚めたところに飛び込んできたウォ

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    2021年03月06日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    法廷サスペンスの、シリーズもの?(とりあえず本作で2作目)です!


    2作目は、プロフェッサー「トム」の教え子「ボー」(1作目にも登場)が冤罪で捕まってしまい、トムたちが助け出す、というお話。


    黒人差別が話の柱になっていて、一作目もそうでしたが、社会問題も絡めたストーリー展開になっています。


    話自体はスピード感があって、サクサク読み進められると思いますが、一作目からの連作のようになっているので、まずは一作目を読まれることをおすすめします!


    全体的には面白かったんですが、個人的にちょっとおしいなぁと思った点がいくつかあり。。



    ①偶然が重なりすぎ?

    都合よく偶然が起こりすぎてい

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    2021年02月25日
  • ザ・プロフェッサー

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    この本は小説ではあるが、まるで映画のようなエンターティメント性があって、ストーリーは画面を観ているような錯覚に陥った。特に法廷シーンは必見。いや必読だ。

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    2020年08月18日
  • 黒と白のはざま

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    解説の正蔵師匠には申し訳ないですが、絶対に一作目ザ・プロフェッサーの方が好み。トムとリックの師弟コンビが今回は不完全燃焼でした。

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    2020年04月06日
  • ザ・プロフェッサー

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    ネタバレ

    謎がなく、全体的に正義真っしぐらでアメリカンな感じが私の好みではなかった。先が読め過ぎだが、痛快さを感じたい向きには面白いのかなぁと。

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    2019年04月25日
  • ザ・プロフェッサー

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    アラバマ大学ロースクールの老教授トム。学生時代に同大フットボール部で全米チャンピオンとなり、卒業後は弁護士となるも恩師の導きで再びこの大学で教鞭を執り、法学者として順風満帆な人生を過ごしてきた。しかし今は愛する妻を失い、友人の裏切りから不名誉な形で職を追われ、自身も癌を患っていた。絶望の中、彼の前に現れたのはかつての恋人。娘夫妻と孫を大手運送会社のトラック事故で失った彼女は、トムに「法廷で真相を知りたい」という。ある確執から絶縁状態にあった教え子の新米弁護士リックを適任と感じた彼は、弁護の橋渡しをし自分は故郷に身を隠すが、被告である運送会社の隠蔽工作は裁判を予想外の方向へ導き……。
    真実と悪、

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    2019年04月15日