吉野弘人のレビュー一覧

  • ラスト・トライアル

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    このシリーズも三作目となった。
    全四作らしいので次がトム最後の闘いとなる。

    物語に起承転結があるようにこの四作そのものが
    起承転結となっており今作は転になる。

    一作目の闘いがこんな形で繋がってたとは…
    驚きと感動です(*_*)
    トムの病魔との闘いもラストどうなるか?
    熱い男達の闘いを最後まで見届けたい!

    お願いだから皆んな死なないで‼︎

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    2022年08月15日
  • 喪失の冬を刻む

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    アメリカサウスダコタの居留地に住むヴァーシル。居留地には部族警察があるが重罪の捜査はFBIがするため自警団のようなものがある。ヴァーシルはそこで処罰屋をやっている。そのヴァーシルの甥のネイサンが薬物所持で逮捕される。無実を信じ捜査に協力する。居留地という土地の特性や限られたなかにあるもの。それが作品に他とは違う空気感を生み出している。元恋人のマリーの存在やその父親や友人たちの関係性と読みどころは沢山あって派手な物語ではないけれど引き込まれて一気読みの面白さがある。

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    2022年08月07日
  • 最後の審判

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    ネタバレ

    シリーズ最終作。別にそこが売りの作風ではなかったと思うのだが、ジムボーン一味がやたら強くて、景気よく人が死んでいく(ただしマクマートリー家は除く)。
    トムが引退したこともあって、こちらこそ売りだった気がする法廷バトルの割合が少ないのは不満。それでもぐいぐい読ませてくれるし、何より終盤、ライフル片手に現れたヘレン検事長のセリフがあまりにも格好良すぎて全部どうでもよくなった。何が「そろそろ法律の出番だと思ったの」だ、こやつめ。

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    2022年07月11日
  • フォーリング 墜落

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    LA発ニューヨーク行き航空機の機長の妻子が自宅で監禁される。操縦中にメールで脅迫され、東海岸のどこかで墜落させるよう命じられる。フライトアテンダントの一人がFBI捜査官の甥に連絡した。FBIが自宅に向かうと・・・

    読みやすい。映像が目に浮かぶ。

    ハイジャック犯が機内にいないという新しいタイプ。面白かった。

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    2022年04月23日
  • フォルクスワーゲンの闇 世界制覇の野望が招いた自動車帝国の陥穽

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    2016年に起こったディーゼル排気ガス不正の事件。業界内では大きな事件として取り上げられたが全貌を知ることは難しかった。この本はこの事件の概要をしることができ、そもそものフォルクスワーゲンの歴史、文化、なぜ起きたのか、なぜ発覚したのかまでとこと細かにかかれている。終始フォルクスワーゲンが悪いというような目線で描かれているので見方に注意が必要だがものづくりをしている会社に勤めている人は他人事ではなく自分ごととして読んでほしい一冊。

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    2022年04月17日
  • フォーリング 墜落

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    コースタル航空416便の機長ビル・ホフマンの元へ謎の男から送られてきたメール。そこには、爆弾を巻き付けられた家族の姿が―― 「飛行機を墜落させろ。さもないとあんたの家族を殺す」 さらに男は機内へ毒ガスを撒くことを要求する。指示に従わなければ彼の仲間が代わりに行うというが、それは機内に裏切り者がいることを意味していた……。

    これぞ、アメリカのエンターテインメントの王道を行く作品。

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    2022年03月21日
  • 最後の審判

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    末期癌に襲われた弁護士トム。刑務所に送ったはずの殺人鬼ジムボーンが脱獄し、トムの大切な人達を襲い始めた!

    四部作のラスト。アクションが多く、法廷シーンほぼゼロ。なのがちょっと不満。悪くは無いけれど、それまでの3作の方がちょっと上でのかなー。

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    2022年02月12日
  • 最後の審判

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    ネタバレ

    死んじゃったよ。(癌で享年72歳)トーマス・マクマトリ−、通称トム。
    最後の最後にすべての力を出し切って脱獄してきたあのサイコパスな殺人鬼ジムボーンから、仲間(相棒のリック、親友のボー、検事長のヘレン、ジムボーンに殺されかけて瀕死の重症を負ったパウエル)の協力を得て誘拐された孫のジャクソンを取り返せた!
    どうか、トム、リック、ジャクソンが殺されませんようにと祈るような気持ちで読んだよ。
    普通は主役だし、予定調和的な展開になるだろうと思うけど、このジムボーンはヒール中のヒールでサイボーグみたいに強い。
    これまでにもバンバン、トムのまわりの人たちを殺してきたから、更にフィリピン人のマニーという凄腕の相棒も加わってるし、油断ならなかったわ。
    今回も仲間の捜査官、ウェイド・リッチー、ボーの奥さん(離婚しかけていた)ジャズが銃殺され、いとも簡単に死なせすぎと思わなくもなかった。
    トムの家族はとりあえず、皆無事で良かったけど…。
    ヘレンのお陰で、ジムボーンもマニーも銃殺され、何ヶ月後にはトムも天国に旅立った。
    これでこのシリーズもラストと思いきや、まだリックの父親ひき逃げ事件、これはどうやらジムボーンの仕業ではなかったよう。
    これが未解決なので、また次作があるともこと。
    また引き続き読まなくては。

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    2022年02月01日
  • ゴルファーズ・キャロル

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     年が明け、最初に読んだのがこの本。昨年の最後に読んだのが同じ作家のトム・マクマートリー四部作シリーズ完結編。そちらはスポ根と胸アツとリーガルミステリーが一緒になったような作品だったが、こちらはスポーツ小説とホームドラマとファンタジーが一緒になったようなノンジャンル小説。まさにジャンルの垣根を飛び越えても書きたい物語が胸の中に燃え上がっているような作家なのだろう。どの作品にも作家のどうしても書きたいものとそこへの情熱が込められていて、好ましいのだ。

     作家とて商売。しかしそれによって生活しなければならない人生の資源であろう。才能を熟練の武器のように使いこなせる作家もいれば、どうしても書きたい物語を心から絞り出す作家もいる。ロバート・ベイリーは後者の人なのだ。どのキャラクターの中にもこの作家の真実が込められていて、別の人生を造形してゆく。

     本書は珍しくゴルフ小説である。ベイリーという作家がアメフトではなく、ゴルフにこんなにも詳しく情熱を傾けてきた人だとはこの作品に触れるまで全く知らなかった。ゴルフと言ってもプロツアーのレベルの物語であり、主人公の不思議体験の中では、アーノルド・パーマーやらジャック・ニクラウスが登場する。ゴルフというスポーツは魅力的なゲームなので、技術やスコアは別として今もぼくを強く惹きつける。

     そうしたスポーツを題材にして、ある家族の破滅的状況、自殺を決意した主人公、そして昨日死んだ親友のゴルファーという奇妙なスタート地点を読者はいきなり与えられる。そこから語られる四つのゴルフ・レッスン。一人称で綴られるのもこの作家としては初めてのことである。

     前のマクマートリー四部作シリーズで、この作家の神髄を楽しめた読者にそのままストレートに受け入れられるものかどうかの自信はないが、この作家への愛着はこの作品によってより深まるかもしれない。作者のあとがきで涙が滲みそうになる作品など、そうないことだろう。

     何が読みたいかによって作者の読書後の評価や感想は異なるものと思う。ぼくには少なくとも、この作家のコアなところに近づけたとの思いが、何よりの収穫であった気がしてならない。

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    2022年01月02日
  • ラスト・トライアル

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    ネタバレ

    私にとっては、まさにパスタ小説(パスタをゆでてる間も読みたい小説by春樹)
    読みだしたら止まらない。
    このタイトルからしたら、(トムも膀胱がんを患っていたし)トムが死んじゃって終わりになるのかと思った。
    けど、あと1作でいよいよラストになるみたいだ。
    あー、ボーがあのブリー・カルホーンの”始末屋”マニー(フィオイピン人の女性)に殺されなくて良かった。
    (間一髪でリックが来てくれて)
    リックの父親の交通事故も、マニーが絡んでいたとは。
    でも、トムがかかわる弁護に波及して死者がでるのは、どうなの。今回も友人のレル(私立探偵)の弟アルヴィンがマニーに殺されるし、裏でブリー・カルホーンと組んでいた弁護士のグレッグ・ゾーンも殺されるし、まっこの場合は口封じだろうけど、
    最後の最後であの学生が出てきて、”ウィルマ・ニュートン”を見たといった時は、そんなぁと思ったけど、娘のローリーとよく似ているという伏線があって娘の方だったのね。
    でも、すべては娘たちのためにと生きてるウィルマは罪をかぶろうとした。
    友人のパウエルとウェイド(検事側)と敵対することになったトムとボーだけど、(ここもこの小説を面白くさせてる。)
    最後は自分の信念でお互いに和解できた。
    そこが前作の親友だった男の裏切りとは違くてほっとしたよ。
    次作の”The Final Reckoning”はいつ翻訳されるんだろう。
    今回も1作めの内容を踏襲しているので、もう記憶が薄らいでいて…。
    忘れないうちに読みたいわ。
    あの冷徹で非凡な体力を持つ死刑囚、ボーセフィス・ヘインズとの対決になるようだ。
    楽しみに待とう。

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    2021年07月31日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    読書備忘録587号。
    ★★★★。
    ザ・プロフェッサーの続編です。
    リーガルサスペンスかも知れませんが、今回はサスペンス食も強いです。
    前作で、癌を患って引退しようとしていたトムのケツを蹴っ飛ばして法廷に立たせた立役者、アラバマ大ロースクールでトムの教え子の黒人弁護士ボーセフェス・ヘインズが主人公。愛称はボー。
    前作で、暗い過去があると匂わせていましたが、それは45年前に父親ルーズベルトをクー・クラックス・クラン、俗にいうKKK団に殺された過去。しかも5歳だったボーはその一部始終を見ていた。当時は、5歳児の証言は相手にされず、犯人は捕まらなかったが、ボーには誰が犯人か分かっていた。父親が働く農場の主、アンディ・ウォルトンであった。
    ボーは、アンディを含む、当時父親を殺した連中を絶対に法で裁くために故郷テネシー州プラスキの弁護士となったのである。
    父親の命日にアンディが殺された。すべての証拠はボーが犯人であることを示していた。
    負けなしで敏腕のテネシー州検事長ヘレン・ルイスはボーに死刑を求刑する。
    犯行を否定するボーはトムとリックに助けを求める。
    負けなしヘレンに、トム爺とリックが挑む!絶対的証拠を覆してボーの無実を勝ち取れるのか!
    序盤で物語の構造が分かるので、あとはアンディを殺す動機を持った真犯人が誰なのか、それを示す証拠・証人が明らかになっていくストーリーが盛り上げるのだろうと想像した。しかも何となく"こいつだな"と想像する。笑 なぜか大体当たる。笑
    今作は、アンディという被害者に対する謎解き&法廷サスペンスに加えて、ボーの父親の死の謎、という2つの殺人事件が絡み合う面白さがある。しかも45年前の殺人事件がアンディ殺害事件の動機にも絡んでくるから更に面白い。しかもしかも!前作で殺しの請負人として暗躍したボーン・ウィラーの復讐劇も絡んでくる。
    これが面白くない訳が無い!
    最後に45年前の殺人事件の真相が明かされ、思った通りの真犯人であったが、その動機は想像を超えていた!
    なるほど!色々な意味で正に黒と白のはざまである!

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    2021年05月25日
  • ラスト・トライアル

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    シリーズ第3作。引き続き面白かったが、これまでのようなサスペンスには少し欠けて、教授の心証に中心が置かれた内容だった。最近は不死身のヒーローではなく、主人公側年を取り、人生の終盤を迎えることをきちんと書く話が多くてとても良いが、これもその一つ。むしろ後書きにあった、更に続編が出ていることに驚く。これが大どんでん返しか!

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    2021年04月05日
  • 黒と白のはざま

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    第一作と同様に大学スポーツの強い絆を底流としながら、アメリカ南部地方に根強く残る白人至上主義の恥部を暴かんとする黒人弁護士が見舞われる痛切な悲劇が語られる。

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    2021年03月03日
  • フォルクスワーゲンの闇 世界制覇の野望が招いた自動車帝国の陥穽

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    アメリカ人が書いたVWについての本といった側面は否めないが、VWとその関連自動車産業の歴史や事業拡大の流れについては非常によくまとめられていたように思う。主題はデフィートデバイスを使用した排気ガス規制に対する違法行為だが、その背景をフェルディナンド・ピエヒの独裁からくる企業文化とするのはいかにもといった感じ。ただ、偏執という感じではなく、読み物としては面白かった。翻訳者さんのお力でしょうか?一読の価値ありと感じた。

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    2021年03月01日
  • 黒と白のはざま

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    「プロフェーサー」の続編となる本書は、前作で活躍した“ボー”に降りかかる災難を、トムとリックそしてトムの大学時代の友人レイレイで解決していく…。ボーを陥れた人は誰なのか、ボーが抱える過去けらの憎しみと苦しみはどうなるのか…。
    前作ほどの勢いは無いが読みやすく、そしていろんな意味で深みのある作品だった。

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    2020年08月07日
  • 黒と白のはざま

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    胸アツ法廷小説「ザ・プロフェッサー」に続く第二弾。今回は彼の教え子であるボーヘインズが主役。前回同様、熱いセリフのオンパレードだけど、ストーリーは前作が凝っていたかな。
    モーテル経営者が乗るTVドラマ『爆発デューク』ち登場するオレンジ色のダッチチャージャー(リー将軍)に保安官はじめみんなが反応するのが面白い。
    しかしKKK発祥の地テネシー州プラスキで起こる人種間抗争の裁判に集まる覆面姿のKKK達の恐ろしいこと。ブラックライブスマターの時代にもきっと変わらないんだろうな。3.8

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    2020年07月24日
  • ザ・プロフェッサー

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    評判どおりの面白さ。ロースクールの教授として順風満帆なキャリアを歩んできた68歳のトム・マクマートリー教授。腹黒い教え子の裏切りから大学を追われるが、窮地を救ってくれたのも、また教え子たちであった…という素晴らしいストーリー。
    アラバマ大学のアメフトチームは実際に大層有名なのだね。著者のアラバマ大学愛もまたストーリーを熱くしている。
    若き教え子ニックと新たに法律事務所を設立したところで本書は終わるけど、次作でも今回活躍した面々にも会えるらしいので楽しみ。
    4.0

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    2020年06月09日
  • 黒と白のはざま

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    クー・クラックス・クラン誕生の地、テネシー州プラスキ。幼い日、目の前で彼らに父親を殺された黒人弁護士ボーは、四十五年後の命日に復讐殺人を犯したとして逮捕された。親友の冤罪を晴らすべく、七十歳のロースクールの元教授トムと熱血漢の教え子リックの老若弁護士が、地元で負け知らずの女性検事を相手に矜持を賭けて法廷に立つ。胸アツ法廷エンタテインメント『ザ・プロフェッサー』の続編がついに登場!

    シリーズ第2作は、前作でいい味を出していたボーの危機を救うべく、トムとリックが奔走する。いやあ、リーガル好きにはたまりません。小学館文庫さん、応援してますよ!

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    2020年02月20日
  • ザ・プロフェッサー

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    ネタバレ

    翻訳ものでこんなに涙するなんて…年齢的に涙もろくなっただけなのか。ただ、久しぶりに感動したのは事実。主人公は68歳の大学教授。妻に先立たれ、教え子とのトラブルや捏造された学生との不適切な関係を理由に大学教授の座も追われ、自らも癌に侵されていることが発覚、と徹底的に追い込まれている。一方、敵方は圧倒的財力とギャングとの繋がりなど地方都市を牛耳る運送会社のオーナー。過密スケジュールによって発生した自社の交通事故を隠蔽しようとする彼との訴訟が始まる… ややステレオタイプの悪役描写や被害者家族の苦悩といったイントロに辟易せずに読み進むと大逆転の第5部、法廷シーンが始まります。それからは感動のつるべ落とし。泣かせようとしているのが見え見えでもそこに身を任せれば、幸せな大団円に辿り着きます。お勧めです。

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    2020年02月18日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    2作目も文句なく面白かった〜。
    まさか元KKK最高指導者の老妻、気品があって美しいマギー・ウォルトンが犯人だったとはね。
    今回は途中、ジムボーンに撃たれて(癌も患っているのに踏んだり蹴ったりな)トムの出番は少なめ。
    代わりに若い相棒リックとパウエルといつも飲んだくれのトムの旧友(離婚弁護士)が大活躍。
    でも、レイレイも元KKKでボー・ヘインズの父親(と信じてた男)を木に吊るした現場にいたとは…。
    この小説の面白さは思ってもいない真実が後半に次々と明らかになることと、窮地に追い込まれて絶体絶命の危機に必ず、救いがやってくること。
    今回もしかり、でもレイレイはボー・ヘインズをかばってしんじゃったけど…。
    ボー・ヘインズも危機一髪のとこでヘレンが、そのあとでトムが来てくれてよかった。
    そのあとの葬儀のシーンはまじボー・ヘインズのかと思ったよ。(レイレイの葬儀だった)
    3作目はシリーズの中で転換点となるそう。
    トムの余命が心配。
    待ち遠しい〜。

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    2020年02月13日