吉野弘人のレビュー一覧
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ネタバレ2作目も文句なく面白かった〜。
まさか元KKK最高指導者の老妻、気品があって美しいマギー・ウォルトンが犯人だったとはね。
今回は途中、ジムボーンに撃たれて(癌も患っているのに踏んだり蹴ったりな)トムの出番は少なめ。
代わりに若い相棒リックとパウエルといつも飲んだくれのトムの旧友(離婚弁護士)が大活躍。
でも、レイレイも元KKKでボー・ヘインズの父親(と信じてた男)を木に吊るした現場にいたとは…。
この小説の面白さは思ってもいない真実が後半に次々と明らかになることと、窮地に追い込まれて絶体絶命の危機に必ず、救いがやってくること。
今回もしかり、でもレイレイはボー・ヘインズをかばってしんじゃったけ -
Posted by ブクログ
おもしろくて、一気に読んでしまった。裁判ものというか弁護士物は海外ドラマで見たことはあっても、読んだことはあまりなかったかも。
優秀なスポーツ選手が引退後、スポーツ以外のキャリアでバリバリ働くことがアメリカでは当たり前?と聞いたことがあったが、小説でもそれを確かめられた気もした。
最終章でのどんでん返しがきもちいい。それまでの章では、味方同士の意思の疎通がうまくいかずぶつかったり、証人が脅迫や金銭で買収されてしまったり、殺されたりとうまくいかないことだらけで、どうやってあと数十ページでひっくり返すのかと思ったけれど、爽快なラストが待っていた。 -
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元フットボール王者、弁護士になりその後は大学教授と地位と名誉を手に入れたトム。60代後半になり親友に裏切られた職を失い、ガンに冒されていることを知る。ひとつの交通事故の裁判を教え子のリックに託す。事故の背後にあるもの、妨害行為とうまくいかないなかで裁判が始まる。そこからが特に面白い。展開の予想はつくけれどそれでもハラハラする。なにを守るのか、大切なのは何かとそれぞれが自問する。60代後半になろうと、病があろうと逃げずに生きるということ。トムの姿に感情が込み上げてくる瞬間がある。誰かの、なにかのために全身全霊で闘う人たちの姿が格好いい。次作もぜひ読みたい。
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ネタバレ3.2くらい。
期待していたので、ガッカリが目立つ。
主人公が数学教師でチャーリーなので、男性かと思ったら女性だった。自分の偏見具合を恥じた。
てっきり飛行機内で全部完結するかと思ったら、息子のセオの話や、キャラ回想が多くて読みにくかった。必要な情報だが、飛行機内だけの話が読みたかった。
そしてセオパートが本当に合わなかった。
セオが嫌い過ぎる。
愚か過ぎて見てられない。『女の一生』の主人公ジャンヌが馬鹿息子のポールを愛するあまりになんでもやってしまう、というのを思い出した。
セオが幼稚すぎる。よくパイロットになれたな?
幼稚で愚鈍だからこそカモにされ犯罪の片棒を担いで母親を犠牲にするこ -
Posted by ブクログ
ネタバレロビショー・シリーズ第九作。
相変わらず話が追いにくい。
解説によるとこれでも物語の輪郭がはっきりしているそうだが。
話は、
クール・ブリーズ・ブリザードという黒人男性が、
アレックス・ギドリーという看守に虐待されている、
とロビショーが知るあたりからはじまる。
FBIはクールにリッキー・スカーロッティというイタリア系ギャングのボスの犯罪を証言しようとしているらしい。
以下、殺された人と犯人。
ジャック・フリン:労働組合をつぶすために、磔の形で殺された労働運動家。
←アーチャー・テルボンヌ:旧家の地主。南部を舞台にした映画の出資者。
元警官・看守で殺し屋ハーポ・スラッグスも同席。
アイ -
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サンセット・リミテッド号の停車駅があるルイジアナ州ニュー・アイビーリア。その町の保安官事務所の刑事デイヴ・ロビショーのもとに、女性写真家ミーガンが訪ねてくる。彼女の父親は、かつて納屋の壁に磔にされて殺害された労働活動家フリンだった。この犯罪は罰せられることなく、無関心や恐怖から見て見ぬふりをした人々はみな沈黙の刻印を背負った。
窃盗罪で拘置中の黒人が看守に虐待されているというミーガンからの情報で、捜査に乗り出したロビショーは、幾重にも交錯する事件に遭遇。
映画の撮影現場で雇われたサイコパスの暗躍、過去の秘密を紛らわせるため酒に溺れる大地主の娘の不審な行動、黒人少女をレイプした白人兄弟の殺害事件 -
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ネタバレ・あらすじ
アメリカ ジョージア州が舞台。
ジョージア州ユニオン郡で保安官をしているヴィクター。
20年以上絶縁状態の弟が車に何度も轢かれて殺されたという報せを受ける。
デイド郡の保安官をしていた弟は何かの事件に巻き込まれたのか?
また同時期に薬漬けにされ縛られ殺害された10代女性の死体が複数発見される。
類似性から同一犯である事が判明し、群を超えた捜査を取りまとめることになったヴィクター。
二つの事件を捜査していく内にジョージア州内での陰謀が発覚していく。
・感想
600ページほどあったけど展開はゆっくりめ。
登場人物たちも直接的で決定的な情報は言わず(脅されてたり捜査を邪魔するために)