吉野弘人のレビュー一覧
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ネタバレ物語のスピード感に圧倒されました。
人間が瞬きする間に、様々なことを処理するAI。AIのロックは、直感を信じない。
けれど直感を信じるキャットとの対立が興味深かったです。確かに直感とは、説明できるものではなく正確性はない。けれど直感によって救われることも多くある。AIには理解できないことだと気付けました。
防犯カメラを瞬時にチェックできるロックと、
直感を信じて行動するキャットだからこそ解決できた事件。どちらか一方だけでは解決には至らなかった。警察小説としてめちゃめちゃ面白いと思いました。
また、AIが人間の感情をどこまで理解できるのかと思いながら読み進めましたが、ロックが少しずつ学習をしてい -
Posted by ブクログ
ネタバレ百戦錬磨の警視正キャットと、AI捜査官ロックがバディを組んで未解決事件に挑む作品。
刑事の勘と、データや確率を重視するAIのやり方がぶつかりながらも、少しずつ真相に近づいていく展開は、ミステリとしても純粋に楽しめた。
印象的だったのは、ロックが「お悔やみ申し上げます」と人間に話しかけるシーン。
それをキャットは、自分には理解できない感情に対して、ただ学習した返答をしただけだと不快感をあらわにする。
けれどふと、友人たちが皆やっていることではないかとも思う。
「あなたのことを思っています」というメッセージ。心から思っていなくても、言葉を選ぶことは普通にある。機械の言葉と本当に違うのだろうか、 -
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ネタバレ★4.8
めちゃ面白かった!
効率化プロジェクトによりAIを導入する警察、そこには"人間の勘"と"AIの分析"が対立する。直感を信じる警視正とデータに基づくAIが未解決事件に取り組む話
かなり近未来的なミステリーで現実と地続きに読めるのが面白い!
500ページもあるし、リアリティのある警察物なのに飽きさせない細かい場面展開でずっと楽しめる
あと人物描写もイメージとして湧き出てくるぐらい全員凄く上手く描かれてて無駄がないなと感心した!
ただリアリティの追求とどんでん返し的な要素はトレードオフかなぁと感じるしょうがない部分もあったので−0.2って感じで -
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ネタバレ楽しい〜!
これこれ〜こういうの読みたかった。
途中ターミネーター2をみんなで見るとこがあって、キャットとロックをサラ・コナーとターミネーターに置き換えたらかなりしっくりきた。
相棒はジョンじゃなくてサラ・コナーだったらみたいなifとしても面白い。ロックが言う言葉に感情などないと一蹴するキャットが後半考えを少し改めるのもストーリーの流れとして最高でした。
事件が起きる予兆がそこかしこに散りばめられてて、被害者の共通点、映画の展開がしっかり物語で回収されているので安心して楽しめた。
オコネド教授やハッサン、ブラウンの話は少ないがシリーズが続いてるからいずれ彼らの話もあるよね。
キャットが -
Posted by ブクログ
相容れない、嫌悪の対象から、無二の相棒に変わる一歩目。
未解決事件の捜査が連続誘拐事件に。
色々な人物、色々な出来事、点が、線になっていく過程が凄くリアルで、ぞくぞくした。
家族との向き合い方、病気との向き合い方、自分自身との向き合い方。
登場人物、みんながみんな人間臭くて、いい。
続編というかシリーズ化して欲しいし、なんなら映像化して欲しい。
何かと話題になるAI。凄い。
ホログラム投影で姿が見えるし、座るし歩くし、しかめ面もする。
虚像だけれど、そこに存在している、不思議な感覚。
だんだんと感情、ではないけれど対応力が上がっていくし、今後どう進化していくのか楽しみが止まらない。 -
Posted by ブクログ
やっぱりこの作家、ただ者じゃない! デビュー作『ザ・プロフェッサー』に始まるトム・マクマートリーの4作の後、その教え子である黒人弁護ポーセフィス・ヘインズ2作と、胸アツ作品ばかり叩き出してきたが、久々の新シリーズである看板弁護士ジェイソン・リッチの最新シリーズが1作目は少し世界が変わったかなと危惧していたところ、今年邦訳された第2作『リッチ・ウォーターズ』が半端じゃなく面白い。リーガル・サスペンスという枠の中でここまで、様々なバリエーションを連発してくれる作家はいないと思う。新シリーズ第一作で登場したアル中ヒーローの弁護士ジェイソン・リッチが、第一作で立ち直り、第二作は厚みも深みも増幅して、
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〜「おれたちはおまえのためにやってるんじゃない。自分たちのためにやってるんだ。そして二度とー絶対にだーおれに手を引けなんていうな。おれがだれなのか、わすれるな」
「イエッサー、大佐」〜
はい、胸アツ法廷サスペンスのロバート・ベイリーです!
うん、まさに胸アツ!
小学館の編集者をまず誉めたい
「胸アツ」以上に、この法廷サスペンスを表現する言葉があるだろうか
いやない
もう、いちいちアツい
ウオーーーーーーーーッ!なる
アツいところはもう何回も読み直しちゃう
だってアツいから
そしてそしてもう一人のアツい男も登場!
〜「彼は今も、プラスキで最も優秀な弁護士なのよね?」
彼女は鼻で笑った「彼