あらすじ
話題の胸アツ法廷エンタメ小説、待望の続編。
クー・クラックス・クラン誕生の地、テネシー州プラスキ。幼い日、目の前で彼らに父を殺された黒人弁護士ボーは、45年後の父の命日に復讐殺人の疑いで逮捕された。親友の冤罪を晴らすべく、70歳のロースクールの元教授トムと熱血漢の教え子リックの老若弁護士コンビが法廷に立つ。あまりにも不利な状況の中、「負け知らず」の女性検事を相手に二人の反撃が始まるが――。胸アツエンタテインメント『ザ・プロフェッサー』の続編が、大好評にお応えして登場です。解説は、前作読了後に「出版してくれてありがとう。続編もぜひ出して下さい!」と直接編集部にラブコールを下さった、落語家の林家正蔵さんです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひま師匠や一休さんやみんみんさんやシンタローさんのおすすめ本ですm(_ _)m
↑ちょっと学習しました。
『ザ・プロフェッサー』の続編になります。
2月の雪の降る中、枚方パークへ行った日、絶対待ち時間長いから、読むのに時間のかかる本を持っていこうと思いました。
私は兎に角翻訳本を読むのに時間がかかるので、この本は最適なのではないかと♪
あの日、屋外で待っている時間、時間はいくらでもあるのですが、寒過ぎて手がかじかみ、本を支えていられなくなり、読書は断念しました(-。-;
やっと読み終わりましたー。何日かかっているんだか。。。
一作目に続き、これまためっちゃ面白い!
今回はケツの穴全開のボーが主役ですね!!
ボーの過去が明らかになっていきます。
幼い頃、目の前で父を殺されたボーが、復讐殺人の疑いで逮捕されてしまう。
そこでボーが頼るのが、我らがトムさんとリックペアでございます♪
状況証拠は、全てボーが犯人てあると物語っていたのだが、ここからひっくり返せるのか!?
一作目の快感がまだ記憶に残っていたので、この本も安心して読んでいました。
絶対一発大逆転が起こる筈って!!
まぁ、もう一発大逆転じゃ終わりませんね!
最後畳み掛けてきますね。びっくりですわ。
もっと裁判でガッツンガッツンくるのかと思ったら、いい意味で期待は裏切られ、えーーー!?
真相はそっち((((;゚Д゚)))))))
もう酔っ払いなのにページを捲る手が止まりませんでしたよ。
で、酔っ払い過ぎてて、あんなにびっくりした真相を朝には忘れており、朝イチで読み返して、えーーー!?そんな真相が!?
と2度楽しめました(笑)
2度美味しい♪
酔っ払い万歳o(^▽^)o
Posted by ブクログ
前作、ザ・プロフェッサーは、
「裁判長、私はトーマス・ジャクソン・マクマートリーです」
この一言にグッときました。
今回は、
「おれは金曜日の朝に逮捕された瞬間から、このことをひたすら考えてきました。その決心は両手に手錠をかけられた直後から変わっていません。あなたが必要なんです教授」
「なぜだ?」トムは訊いた。
「他に心から信頼できる人はいないんです」とボーは言った。その声は感情の昂ぶりと疲れからかすれていた。「あなたしかいないんです」
この言葉にグッときました!
シリーズ第3作はどんな言葉に心を打たれることやら。
Posted by ブクログ
トーマス・ジャクソン・…
また、やられた!
また名前が出ただけでグワーってなるやつに引っかけられた!(引っかけてはいない)
それにしてもどうなってんのよ!
最初から最後まで面白いんだが!
余すところなくずっとドキドキ、ハラハラなんだが!
そして最後だけグワーなんだが!
(グワーってなによ!)
ボーの父親の死の理由が解き明かされ
固すぎる親子の絆を目の当たりにした時
こう叫ばずにはいられない!
「おやっさぁぁああああん!!」
★5じゃ足りない大傑作!
次巻が楽しみすぎてしょうがないよ、もう!
Posted by ブクログ
凄い…一作目でなんて面白い作品と出会ったんだと感激したが二作目がそれを超えてくるとは(°_°)
一作目のラストでトムが教え子熱血リックの事務所に入る所で終わった。
トムを親父と呼び危機を救った巨漢のナイスガイ弁護士ボーが今作で殺人犯となり起訴される事に!
KKK(クー・クラックス・クラン)
最初に知ったのはいつだったのか…映像を見たのはたぶん子どもの頃のはず。
ボーの過去はそれは辛いです。
トム&リックが最後に無実を証明してハッピーエンドとなるのはわかってます!
もうずっとハラハラですよ!
証人見つけるのも必死、その証人殺されるんじゃないかと読む方も必死。゚(゚´ω`゚)゚。
原作を持ち込んで出版に人力した訳者・吉野さん
ありがとう〜‼︎
そして三作目出してくれて
ありがとう〜\(^o^)/
Posted by ブクログ
前作に続き、今回もとても読みやすくてスラスラ読み進められた。
前作では登場人物の名前を覚えるのに苦労したけど、今回は予め知っている人物が出てきたので比較的内容を理解しやすかった。
最後の最後まで真相がわからず、最後に「黒と白のはざま」というタイトルに納得できてスッキリした。
相変わらず人がよく死ぬストーリーだけど、ロバート・ベイリーの世界観にもだいぶ慣れてきた。
次作のラスト・トライアルもこれから読みます。
Posted by ブクログ
「ザ・プロフェッサー」に続く2作目。
アラバマ大ロースクールの名物教授だったトムと、その教え子たちが活躍します。
前作で、恩師トムのために駆け付け、男気を見せたボーセフィス・ヘインズ(ボー)。
テネシー州プラスキという、KKK(クークラックスクラン)誕生の地で生まれ、幼い日に彼らに父を殺された過去がありました。
5歳の子の証言は相手にされなかったが、ボーは成長して弁護士になり、故郷で開業。資産家のアンディ・ウォルトンが犯人だと公然と言明していた。
ところがそのアンディが殺され、証拠はボーが犯人だと示していた…
しかも検察側は負け知らずと評判高い女性検事が担当。
若いリックが弁護に当たり、体調がよくないが老練なトムが背後をカバー。地元の離婚弁護士レイレイ・ピッカルーにも協力を頼む。
一方、前作で暗躍した危険な男ボーン・ウィーラーが再び登場。
黒人差別が大きく重くのしかかっている状態だが、現在のプラスキはKKKの町という汚名を返上したいと願ってもいる。
ボーは45年もの間、犯人を逮捕したいという執念を燃やし続け、正義のためとはいえ家族の危険も顧みないやり方だと、妻子には出ていかれてしまった。
しかし、この裁判のために妻子も戻ってくる…
ミステリとして要素が揃い、胸が熱くなる展開。
トムは70歳で病気があるって大変だけど、いや、まだまだ…?!
面白く読みました。
Posted by ブクログ
5歳の時、父をKKK(白人至上主義団体)に殺害されたボーは、そのリーダー・アンディに正義の裁きを受けさせる為、故郷のテネシー州ブラスキで唯一の黒人弁護士となった。そして父が殺された45年後のその日、アンディが同じように殺された。ボーは逮捕され、あらゆる証拠がボーを犯人と告げている。弁護を頼んだ恩師とその相棒は真相を探るが、KKKの過去を消したい街の思惑や、何者かに雇われた殺し屋に阻まれる。絶体絶命まま迎えた裁判の最終日、意外な人物による証言で法廷は大混乱に…。閉廷後も、ラストまで衝撃の連続だった。全ての謎がスッキリ解決されたが、45年の執念はボーに苦しい結果となった。
Posted by ブクログ
前作「プロフェッサー」に続いて読んだ。登場人物の多くが前作から引き続き出ていて、とても嬉しかった。気持ちの良い仲間達にまた会えたような気がして、こういう読書体験は滅多にない。藤沢周平の用心棒シリーズ以来かも。本書の内容もまた優れている。話の展開もよく、終わり方も最高。主人公のトムが1人で大活躍するような単純な話ではないのがまた良い。気持ちの良い読書をしたいなら、前作から本書を読むべし。
Posted by ブクログ
46年前テネシーで黒人の父がKKKのメンバー10人に殺された。息子ボー・ヘインズは復讐を誓い、弁護士になった。KKKの指導者だったアンディ・ウォルトンが殺された。ボーはしょっちゅうアンディを殺すと言いふらしていた。ボーは逮捕され、ロースクールの教授だったトム・マクマートリーに弁護を依頼する。証拠はボーの有罪を示している。担当検事のヘレンは負けなし。絶体絶命の裁判は・・・
うおー!2020年ナンバーワンだ。
前作「ザ・プロフェッサー」もすごく面白かったが、それ以上かも知れない。解説を読んでいて、確かに前作は誰がやったかは分かっているのでミステリー的要素は少なかったけれど、本作にはミステリー要素は多い。ボーが殺したのでないなら誰がやったかなフーダニットと、ボーの父親は45年になぜ殺されたかのホワイダニット。それだけではなくさらにもう一層下にまだネタが沈んでいる。
勧善懲悪、スカッとする小説でもあるし、アメリカの暗い歴史を学ぶ小説でもある。次作のThe Last Trialはめちゃくちゃ面白いらしい。小学館さま、絶対翻訳出して下さい。お願い致します。
Posted by ブクログ
前作「ザ・プロフェッサー」に続くロバート・ベイリーの2作目。たまたま続けて読んだがこれは2作続けて読んだ方が良い。単なる2作目ではなく「ザ・プロフェッサー」を前半、これを後半と思って読んでもいいくらいだ。
今回はミステリ要素とハラハラドキドキのサスペンス要素が両方あり、読みごたえも抜群。KKK、アーミッシュなどアメリカ独特の雰囲気も満載。
次回作を読むのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
法学教授トーマスシリーズ2作目。登場人物の名前が覚えられないのは前作と一緒。端役にも心理描写があるため読み飛ばせないせいかと思う。
楽しみだったリー・ロイは登場しなかった。
Posted by ブクログ
法廷ミステリにして胸熱小説だった前作で存在感を放った、頼れるアニキことボーセフィス・ヘインズの過去に焦点をあてた第二作。
今回も胸熱度マシマシで興奮しました。第4章に入ってからは興奮しっぱなしで、ページを繰る手が止まらないどころか、面白すぎて飛ばし読みみたいになった(いいのかそれで)
今作で登場した辣腕検事のヘレンや、離婚訴訟を得意とする酒浸りの弁護士レイレイかっこよかった。
前作よりトムの存在感は薄めに感じたけれど、リックの逞しい冒頭陳述や、レイレイの活躍など、他に見所が溢れていて不満もなし。
自作も読みたいけど一旦休憩。
Posted by ブクログ
読書備忘録587号。
★★★★。
ザ・プロフェッサーの続編です。
リーガルサスペンスかも知れませんが、今回はサスペンス食も強いです。
前作で、癌を患って引退しようとしていたトムのケツを蹴っ飛ばして法廷に立たせた立役者、アラバマ大ロースクールでトムの教え子の黒人弁護士ボーセフェス・ヘインズが主人公。愛称はボー。
前作で、暗い過去があると匂わせていましたが、それは45年前に父親ルーズベルトをクー・クラックス・クラン、俗にいうKKK団に殺された過去。しかも5歳だったボーはその一部始終を見ていた。当時は、5歳児の証言は相手にされず、犯人は捕まらなかったが、ボーには誰が犯人か分かっていた。父親が働く農場の主、アンディ・ウォルトンであった。
ボーは、アンディを含む、当時父親を殺した連中を絶対に法で裁くために故郷テネシー州プラスキの弁護士となったのである。
父親の命日にアンディが殺された。すべての証拠はボーが犯人であることを示していた。
負けなしで敏腕のテネシー州検事長ヘレン・ルイスはボーに死刑を求刑する。
犯行を否定するボーはトムとリックに助けを求める。
負けなしヘレンに、トム爺とリックが挑む!絶対的証拠を覆してボーの無実を勝ち取れるのか!
序盤で物語の構造が分かるので、あとはアンディを殺す動機を持った真犯人が誰なのか、それを示す証拠・証人が明らかになっていくストーリーが盛り上げるのだろうと想像した。しかも何となく"こいつだな"と想像する。笑 なぜか大体当たる。笑
今作は、アンディという被害者に対する謎解き&法廷サスペンスに加えて、ボーの父親の死の謎、という2つの殺人事件が絡み合う面白さがある。しかも45年前の殺人事件がアンディ殺害事件の動機にも絡んでくるから更に面白い。しかもしかも!前作で殺しの請負人として暗躍したボーン・ウィラーの復讐劇も絡んでくる。
これが面白くない訳が無い!
最後に45年前の殺人事件の真相が明かされ、思った通りの真犯人であったが、その動機は想像を超えていた!
なるほど!色々な意味で正に黒と白のはざまである!
Posted by ブクログ
第一作と同様に大学スポーツの強い絆を底流としながら、アメリカ南部地方に根強く残る白人至上主義の恥部を暴かんとする黒人弁護士が見舞われる痛切な悲劇が語られる。
Posted by ブクログ
「プロフェーサー」の続編となる本書は、前作で活躍した“ボー”に降りかかる災難を、トムとリックそしてトムの大学時代の友人レイレイで解決していく…。ボーを陥れた人は誰なのか、ボーが抱える過去けらの憎しみと苦しみはどうなるのか…。
前作ほどの勢いは無いが読みやすく、そしていろんな意味で深みのある作品だった。
Posted by ブクログ
胸アツ法廷小説「ザ・プロフェッサー」に続く第二弾。今回は彼の教え子であるボーヘインズが主役。前回同様、熱いセリフのオンパレードだけど、ストーリーは前作が凝っていたかな。
モーテル経営者が乗るTVドラマ『爆発デューク』ち登場するオレンジ色のダッチチャージャー(リー将軍)に保安官はじめみんなが反応するのが面白い。
しかしKKK発祥の地テネシー州プラスキで起こる人種間抗争の裁判に集まる覆面姿のKKK達の恐ろしいこと。ブラックライブスマターの時代にもきっと変わらないんだろうな。3.8
Posted by ブクログ
クー・クラックス・クラン誕生の地、テネシー州プラスキ。幼い日、目の前で彼らに父親を殺された黒人弁護士ボーは、四十五年後の命日に復讐殺人を犯したとして逮捕された。親友の冤罪を晴らすべく、七十歳のロースクールの元教授トムと熱血漢の教え子リックの老若弁護士が、地元で負け知らずの女性検事を相手に矜持を賭けて法廷に立つ。胸アツ法廷エンタテインメント『ザ・プロフェッサー』の続編がついに登場!
シリーズ第2作は、前作でいい味を出していたボーの危機を救うべく、トムとリックが奔走する。いやあ、リーガル好きにはたまりません。小学館文庫さん、応援してますよ!
Posted by ブクログ
2作目も文句なく面白かった〜。
まさか元KKK最高指導者の老妻、気品があって美しいマギー・ウォルトンが犯人だったとはね。
今回は途中、ジムボーンに撃たれて(癌も患っているのに踏んだり蹴ったりな)トムの出番は少なめ。
代わりに若い相棒リックとパウエルといつも飲んだくれのトムの旧友(離婚弁護士)が大活躍。
でも、レイレイも元KKKでボー・ヘインズの父親(と信じてた男)を木に吊るした現場にいたとは…。
この小説の面白さは思ってもいない真実が後半に次々と明らかになることと、窮地に追い込まれて絶体絶命の危機に必ず、救いがやってくること。
今回もしかり、でもレイレイはボー・ヘインズをかばってしんじゃったけど…。
ボー・ヘインズも危機一髪のとこでヘレンが、そのあとでトムが来てくれてよかった。
そのあとの葬儀のシーンはまじボー・ヘインズのかと思ったよ。(レイレイの葬儀だった)
3作目はシリーズの中で転換点となるそう。
トムの余命が心配。
待ち遠しい〜。
Posted by ブクログ
途中だれ気味で少々辛かったけど、最後は盛り上がった!
1作目は勢いがあったけど、作風に違いがあった…かな。
3作目は傑作!らしいので出版されることを祈りつつ、今後に期待を込めて⭐︎4つ。
Posted by ブクログ
トム・ジャクソン・マクマートリーと、リック・ドレイクを中心人物とする、法廷小説。シリーズとなっており、前作「プロフェッサー」に続く2作目が本作となる。
構成・味わいは、前作とかなり異なる。前作はプロットが単純でミステリー要素のあまりない法廷小説という風合いであったが、本作は、ミステリー小説だ。
私の好みとしては、断然、前作の方が好き。
理由は、本作はミステリーとして、謎が解けてもすっきりとしないこと、要するに、ミステリーとしては、少なくとも私の好みではなかった。一方で、前作の法廷エンタメ小説は、構造は単純ではあるが、ハラハラ出来る面白さがあった。
このシリーズは、あと何作が続くが、継続して読んでみるかどうかは、次作を読んでから決めよう。
Posted by ブクログ
2冊目。ボーの物語。
レイレイのことを美しく見送っていたけれど、彼は自分の罪のせいでボーが死刑判決を受けるかもしれないとわかっていたわけでしょう?どういう神経で、トムたちと行動していたのだろう。
レイレイを庇うことはできないわ〜。
自分の罪で苦しむのは当然。その罪のせいでボーが苦しむことになり、なおかつ死刑判決を受けそうになっていても、ギリギリまで自白しなかったあたり、共感できない。
にしても、何であのタイミングで自白したんだろ。いよいよ耐えられなくなったから?やっと?
Posted by ブクログ
幼少期に刻まれた決して消えない記憶。
5歳だった少年ボーセフィスはKKKのリンチにより目の前で父親が殺害される場面を目撃してしまう。
あの日の行いに正義を与えるため、KKK誕生の地プラスキに弁護士として戻ってきたボーセフィス。
5歳ではあるが、はっきりと耳に残る声により、犯人の目星は付いている。
当時の父親の雇い主、アンディ・ウォルトンだ。
そのことを口にすることを憚らず、ことあるごとに復讐することを触れ回るボーセフィス。
父親の命日にバーで一人悪酔いしているところでばったりウォルトン一行と鉢合せし諍いに。
そんなこんなで結局前後不覚に陥るほど酔いつぶれ、目覚めたところに飛び込んできたウォルトン殺害の報と容疑者としての逮捕宣告。
胸熱リーガルミステリと銘打たれているが、う~んどうでしょう、個人的にはそこは何かよくある芝居がかった友情物語のように感じてしまった。
もう一筆足りないというか、ありがちな関係性の枠を越えられていないというか。
ただ登場人物が少ない中でうまくどんでん返しを残しながらフーダニット、ホワイダニットを追っていく展開はやや直線的なきらいはあるが読み応えあり。
Posted by ブクログ
法廷サスペンスの、シリーズもの?(とりあえず本作で2作目)です!
2作目は、プロフェッサー「トム」の教え子「ボー」(1作目にも登場)が冤罪で捕まってしまい、トムたちが助け出す、というお話。
黒人差別が話の柱になっていて、一作目もそうでしたが、社会問題も絡めたストーリー展開になっています。
話自体はスピード感があって、サクサク読み進められると思いますが、一作目からの連作のようになっているので、まずは一作目を読まれることをおすすめします!
全体的には面白かったんですが、個人的にちょっとおしいなぁと思った点がいくつかあり。。
①偶然が重なりすぎ?
都合よく偶然が起こりすぎている気がして、なんだか不自然でした。。
②殺し屋タフすぎ?
一作目から登場する殺し屋なんですが、二作目で準主役級の扱いになってきます。
何度も蘇っては主役たちを狙うんですが、一作目からの続きという観点で考えると、あまりに狙いすぎでは?、と思ってしまって、途中から飽きてきてしまいました。。あんまり気持ちのいいキャラクターでもないし。。
全体的はおもしろかったですが、星は三つです。