吉野弘人のレビュー一覧

  • 瞬きすら許さない

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    あの日から青年の姿を見た者はいない。事故か、自殺か、あるいは……。休職明けの警視正キャットが失踪事件の捜査をともにすることになったのは、ロックという名のAIの捜査官だった。刑事の直感を信じるキャットと、刑事の直感など思い込みにすぎないと切り捨てるロック。相反するふたつの頭脳が追うごとに、事件は恐るべき貌(かお)を見せ──。

    新しい英国警察小説の書き手が登場。大きな拍手を送りたい。

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    2026年03月29日
  • 瞬きすら許さない

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    この本を手元に置いて時々読み返さなければ、と感じています。AIに対峙した人として、上司として、母として様々な折り合いをつけていく彼女の心理描写が丁寧に描かれています。続編でなくても、この繊細な物語を書く著者の次回作のファンになれるだろうと思います。

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    2026年03月28日
  • ラスト・トライアル

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    今回はボーを始め、トムを慕う人たちとの友情にぐっときた。
    トムの背中はいよいよ心配で、背中の描写が挟まれる度にやめて〜!と思った。
    だいぶ1作目からの内容が入り込んでくるので、知っているから読みやすかったけど、本書から読んだ人にはわかりにくいだろうなと思う。
    弁護側が不利な展開が続くので、残りのページで解決するのだろうかと不安なまま読み進め、収束の仕方はちょっぴり物足りなさを感じた。
    後書きにあった、著者の父親が言ったアドバイスが素敵だなと思った。

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    2026年03月26日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    百戦錬磨の警視正キャットと、AI捜査官ロックがバディを組んで未解決事件に挑む作品。
    刑事の勘と、データや確率を重視するAIのやり方がぶつかりながらも、少しずつ真相に近づいていく展開は、ミステリとしても純粋に楽しめた。

    印象的だったのは、ロックが「お悔やみ申し上げます」と人間に話しかけるシーン。
    それをキャットは、自分には理解できない感情に対して、ただ学習した返答をしただけだと不快感をあらわにする。

    けれどふと、友人たちが皆やっていることではないかとも思う。
    「あなたのことを思っています」というメッセージ。心から思っていなくても、言葉を選ぶことは普通にある。機械の言葉と本当に違うのだろうか、

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    2026年03月27日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    ★4.8
    めちゃ面白かった!

    効率化プロジェクトによりAIを導入する警察、そこには"人間の勘"と"AIの分析"が対立する。直感を信じる警視正とデータに基づくAIが未解決事件に取り組む話
    かなり近未来的なミステリーで現実と地続きに読めるのが面白い!

    500ページもあるし、リアリティのある警察物なのに飽きさせない細かい場面展開でずっと楽しめる
    あと人物描写もイメージとして湧き出てくるぐらい全員凄く上手く描かれてて無駄がないなと感心した!

    ただリアリティの追求とどんでん返し的な要素はトレードオフかなぁと感じるしょうがない部分もあったので−0.2って感じで

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    2026年03月26日
  • 瞬きすら許さない

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    タイトルから惹かれてしまう。
    ベテラン警視正キャットとAI捜査官のロックが試験的に失踪事件を追う。展開は予想できてもそれを上回る面白さだった。続編も是非。

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    2026年03月21日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    楽しい〜!
    これこれ〜こういうの読みたかった。

    途中ターミネーター2をみんなで見るとこがあって、キャットとロックをサラ・コナーとターミネーターに置き換えたらかなりしっくりきた。
    相棒はジョンじゃなくてサラ・コナーだったらみたいなifとしても面白い。ロックが言う言葉に感情などないと一蹴するキャットが後半考えを少し改めるのもストーリーの流れとして最高でした。

    事件が起きる予兆がそこかしこに散りばめられてて、被害者の共通点、映画の展開がしっかり物語で回収されているので安心して楽しめた。

    オコネド教授やハッサン、ブラウンの話は少ないがシリーズが続いてるからいずれ彼らの話もあるよね。

    キャットが

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    2026年03月19日
  • 瞬きすら許さない

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    人工知能による情報処理の無機質な描写がありつつ、ハードボイルドな警視正と対立と交流を深めていく
    映像化して欲しい

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    2026年03月18日
  • 瞬きすら許さない

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    相容れない、嫌悪の対象から、無二の相棒に変わる一歩目。

    未解決事件の捜査が連続誘拐事件に。
    色々な人物、色々な出来事、点が、線になっていく過程が凄くリアルで、ぞくぞくした。

    家族との向き合い方、病気との向き合い方、自分自身との向き合い方。
    登場人物、みんながみんな人間臭くて、いい。
    続編というかシリーズ化して欲しいし、なんなら映像化して欲しい。

    何かと話題になるAI。凄い。
    ホログラム投影で姿が見えるし、座るし歩くし、しかめ面もする。
    虚像だけれど、そこに存在している、不思議な感覚。
    だんだんと感情、ではないけれど対応力が上がっていくし、今後どう進化していくのか楽しみが止まらない。

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    2026年03月14日
  • 黒と白のはざま

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    レベチなおもしろさだった!
    前作『ザ・プロフェッサー』はエンタメ感の強いおもしろさだったけど、こちらはよりストーリー性があり感情が揺さぶられて泣けた。
    ちょいちょい前作の話が入り込んでくるので、順番に読めてより楽しめたと思う。
    ジムボーンは怖すぎるし、アンディの葬儀のあと密談していた最後の1人がわかった時は衝撃だった。
    ドキドキする展開でサクサク話も進むからストレスなく読める。

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    2026年03月11日
  • リッチ・ウォーターズ

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     やっぱりこの作家、ただ者じゃない! デビュー作『ザ・プロフェッサー』に始まるトム・マクマートリーの4作の後、その教え子である黒人弁護ポーセフィス・ヘインズ2作と、胸アツ作品ばかり叩き出してきたが、久々の新シリーズである看板弁護士ジェイソン・リッチの最新シリーズが1作目は少し世界が変わったかなと危惧していたところ、今年邦訳された第2作『リッチ・ウォーターズ』が半端じゃなく面白い。リーガル・サスペンスという枠の中でここまで、様々なバリエーションを連発してくれる作家はいないと思う。新シリーズ第一作で登場したアル中ヒーローの弁護士ジェイソン・リッチが、第一作で立ち直り、第二作は厚みも深みも増幅して、

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    2026年02月27日
  • リッチ・ウォーターズ

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    〜「おれたちはおまえのためにやってるんじゃない。自分たちのためにやってるんだ。そして二度とー絶対にだーおれに手を引けなんていうな。おれがだれなのか、わすれるな」
    「イエッサー、大佐」〜

    はい、胸アツ法廷サスペンスのロバート・ベイリーです!
    うん、まさに胸アツ!
    小学館の編集者をまず誉めたい
    「胸アツ」以上に、この法廷サスペンスを表現する言葉があるだろうか
    いやない

    もう、いちいちアツい
    ウオーーーーーーーーッ!なる
    アツいところはもう何回も読み直しちゃう
    だってアツいから

    そしてそしてもう一人のアツい男も登場!

    〜「彼は今も、プラスキで最も優秀な弁護士なのよね?」
    彼女は鼻で笑った「彼

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    2026年02月24日
  • ザ・プロフェッサー

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    2014年ビバリーヒルズ・ブック・アワード

    悪者が徹底的に悪く、原告側が窮地に落とされる
    けど諦めずにたち向かうところや、絶妙なタイミングでキーパーソンが登場するところがエンタメ感抜群でわくわくする。
    外国の名前が苦手すぎて最後まで人物紹介のページ確認しながら読んだけど、前半からこの本はおもしろいと確信できた。
    映画を観終わったような満足感。
    作中、随所に作者のアラバマ大学フットボールへの愛を感じる。
    あとがきはフットボールのことしか書いてなくて笑った。

    購入本

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    2026年01月21日
  • 弟、去りし日に

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    主人公が関係者に話を聞きに行く度に考え方が変わってくる。誰が敵で誰が味方なのかもわからず、自分が何に巻き込まれているかどうかも理解できないまま、進展がなくて足踏み状態がしばらく続くのに、不思議と苦にならずに読み進めることができました。
    人の話で考えが変わるのも、進展がなく足踏み状態なのも現実としては当たり前のことで。そういう意味ではとてもリアルに感じられました。

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    2026年01月08日
  • ラスト・トライアル

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    前作も前々作も良かったが、これは特に読みごたえがあった。
    最後の残り少ないページ数で果たして解決するのか心配になったほどw

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    2025年07月20日
  • 弟、去りし日に

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    日本語のタイトルが秀逸
    姪との出会いから
    弟と邂逅する
    終盤の展開は好き嫌いはあると思うが
    兄の姿に静かな感動を覚えた

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    2025年03月22日
  • リッチ・ブラッド

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    新シリーズ 今までとは異なるタイプに主人公 この辺の登場人物が完璧では無いところなどリアリティがあり特徴的 アクションも多くハラハラもさせられる

    満足するシリーズ展開 続編楽しみ

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    2025年03月14日
  • 黒と白のはざま

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    ひま師匠や一休さんやみんみんさんやシンタローさんのおすすめ本ですm(_ _)m
    ↑ちょっと学習しました。

    『ザ・プロフェッサー』の続編になります。

    2月の雪の降る中、枚方パークへ行った日、絶対待ち時間長いから、読むのに時間のかかる本を持っていこうと思いました。
    私は兎に角翻訳本を読むのに時間がかかるので、この本は最適なのではないかと♪
    あの日、屋外で待っている時間、時間はいくらでもあるのですが、寒過ぎて手がかじかみ、本を支えていられなくなり、読書は断念しました(-。-;

    やっと読み終わりましたー。何日かかっているんだか。。。

    一作目に続き、これまためっちゃ面白い!
    今回はケツの穴全開の

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    2025年02月28日
  • リッチ・ブラッド

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    クソ安心して下さい

    ロバート・ベイリーの新シリーズもクソ面白いです

    新たな主人公の名前は、ジェイソン・リッチ
    主要幹線道路に自らの顔写真を載せた看板を展開する凄腕の民事専門弁護士で看板(ビルボード)弁護士と呼ばれている
    しかし家族との間に問題を抱えアルコール依存症に陥り、法曹協会から入院を命じられたリハビリ施設を退院したところから物語は始まります

    えー!このクソ情けない奴が新しい主人公?そ、そんなはずないわー
    ロバート・ベイリーの主人公と言えば強い正義感と鋼の勇気を持ったヒーローやん!

    いやいや心配ご無用!リッチもなかなかやってくれますよ!
    脇を固める仲間たちもクソ魅力的な奴らばっかり

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    2025年02月23日
  • ザ・ロング・サイド

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    人気エンタメシリーズの完結編 シリーズの一貫した南部アメリカを舞台とした犯罪 アメフト 人種差別  裁判を題材にしたエンタメシリーズ

    前の作品を受け継ぎつつ新たなエピソード単体で面白く読んでるうちに前作のエピソードがジワジワと効いてきる おもしろーい

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    2025年02月15日