吉野弘人のレビュー一覧

  • ラスト・トライアル

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    前作も前々作も良かったが、これは特に読みごたえがあった。
    最後の残り少ないページ数で果たして解決するのか心配になったほどw

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    2025年07月20日
  • 弟、去りし日に

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    日本語のタイトルが秀逸
    姪との出会いから
    弟と邂逅する
    終盤の展開は好き嫌いはあると思うが
    兄の姿に静かな感動を覚えた

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    2025年03月22日
  • リッチ・ブラッド

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    新シリーズ 今までとは異なるタイプに主人公 この辺の登場人物が完璧では無いところなどリアリティがあり特徴的 アクションも多くハラハラもさせられる

    満足するシリーズ展開 続編楽しみ

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    2025年03月14日
  • 黒と白のはざま

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    ひま師匠や一休さんやみんみんさんやシンタローさんのおすすめ本ですm(_ _)m
    ↑ちょっと学習しました。

    『ザ・プロフェッサー』の続編になります。

    2月の雪の降る中、枚方パークへ行った日、絶対待ち時間長いから、読むのに時間のかかる本を持っていこうと思いました。
    私は兎に角翻訳本を読むのに時間がかかるので、この本は最適なのではないかと♪
    あの日、屋外で待っている時間、時間はいくらでもあるのですが、寒過ぎて手がかじかみ、本を支えていられなくなり、読書は断念しました(-。-;

    やっと読み終わりましたー。何日かかっているんだか。。。

    一作目に続き、これまためっちゃ面白い!
    今回はケツの穴全開の

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    2025年02月28日
  • リッチ・ブラッド

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    クソ安心して下さい

    ロバート・ベイリーの新シリーズもクソ面白いです

    新たな主人公の名前は、ジェイソン・リッチ
    主要幹線道路に自らの顔写真を載せた看板を展開する凄腕の民事専門弁護士で看板(ビルボード)弁護士と呼ばれている
    しかし家族との間に問題を抱えアルコール依存症に陥り、法曹協会から入院を命じられたリハビリ施設を退院したところから物語は始まります

    えー!このクソ情けない奴が新しい主人公?そ、そんなはずないわー
    ロバート・ベイリーの主人公と言えば強い正義感と鋼の勇気を持ったヒーローやん!

    いやいや心配ご無用!リッチもなかなかやってくれますよ!
    脇を固める仲間たちもクソ魅力的な奴らばっかり

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    2025年02月23日
  • ザ・ロング・サイド

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    人気エンタメシリーズの完結編 シリーズの一貫した南部アメリカを舞台とした犯罪 アメフト 人種差別  裁判を題材にしたエンタメシリーズ

    前の作品を受け継ぎつつ新たなエピソード単体で面白く読んでるうちに前作のエピソードがジワジワと効いてきる おもしろーい

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    2025年02月15日
  • ザ・プロフェッサー

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    確か土瓶さんがおすすめして下さったような、、、
    すみません。あまりにも長く積んでおいたので、どなたがおすすめ下さったのかわからなくなってしまいましたm(_ _)m


    おすすめ頂き直ぐに購入したのですが、翻訳モノは苦手意識があって、なかなか読めずにおり、やっとページをめくることが出来ました。


    これは、めっちゃ面白かった!!o(^▽^)o


    まず面白いのが、敵側が徹底的に悪い奴!
    これでもかってくらい憎らしい。
    ここまで悪い奴がいるのかってくらいの悪役。
    トラック運送会社の経営者も、トムを陥れた弁護士も、どちらもめっちゃ憎たらしい。
    何とかこいつらをギャフンと言わせたい!
    ギッタンギッタン

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    2025年01月26日
  • リッチ・ブラッド

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    プロフェッサーシリーズは未読なのでちょうどいいやと思って、この新シリーズに挑戦。
    めっちゃ面白い!
    表紙がもういいですよね。
    ソウルっぽい雰囲気を感じて、期待して読んだけど悪徳弁護士ではなかった。
    主人公リッチの評判と実像が結構違うし、人間的に未熟で家族関係も最悪、部下には慕われていて今後彼らの活躍がもっと描かれたらいいな。

    姉を助けることになるが作中ではとんでもないクズ人間だし、言動もひどいです。こんなやつ助けなくていいよ!って思うけど、姪たちの命のため立ち上がる。カッコイイです。

    三部作ですでに本国では完結してるので
    早く次が読みたいです。プロフェッサーシリーズのキャラも出てるらしいけ

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    2025年01月12日
  • 弟、去りし日に

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    不仲だった弟の変死と、ティーンエイジャーの少女たちを狙った連続殺害事件。一見、無関係の事件が実は深く関係している。ありがちな話だけど、ヴィクターの淡々とした語りが重厚感を与えていて飽きずに読めた。起きていることはグロテスクだけど、つくづく周囲に恵まれているな、というのが第一の感想。同僚、親戚、各州の保安官、誰も彼も協力的。さすがアメリカ。
    終盤は容疑者への拷問が続く。ここはかなり過激。さすがアメリカ。

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    2024年11月24日
  • ザ・プロフェッサー

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    作者初初読み。法廷ものが好きなので読んで見た。加害弁護士、被害弁護士共に自分の元教え子娘夫婦と孫を事故でなくした被害者が、事故を起こしたトレーラーの経営者から賠償金を取るための訴訟。相手の社長は人を殺してまでも裁判に勝とうとする極悪非道ぶり。白熱ぶりはなかったけど十分楽しめた。

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    2024年11月09日
  • 弟、去りし日に

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    吉野氏の訳が読み易いのかもしれないが、600ページ弱の作品も一気によめた。
    世間との交流を避ける保安官が10年以上も音信を絶っていた弟の轢死を知らされる所から物語は始まる。真面目で孤独なヴィクターが連続少女殺人事件と弟の死の関連性に着目し、、、と言う展開。読み進める内に、弟との絶縁の理由が明らかにされたりと、ミステリーもだが、中年男性の再生の小説のよう。しみじみ読ませて頂いた。

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    2024年11月01日
  • 弟、去りし日に

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    ネタバレ

    イギリスの作家、R・J・エロリーの邦訳2作目。一作目はかなり以前に集英社文庫から。

    十数年も昔に喧嘩別れした弟が、何度も車に轢かれて殺された。妻にも先立たれ、無味乾燥の日々を過ごすヴィクターは、弟の葬儀で初めて弟の元妻、そして姪の存在を知る。姪から弟の死の真相を探ってほしいと頼まれるが、自分の郡区域で少女の死体が発見され。。。

    孤独な男が、弟の死の真相を探りながら自分を見つめ直し、再生していく。ありがちではあるが、非常に良い作品。

    特に筆致が素晴らしすぎる。
    後で振り返りたくなる味わい深い文章。それでいて読みやすいため、厚さの割にすぐに読めてしまう。

    終わり方が若干強引かもしれないが、

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    2024年10月29日
  • 弟、去りし日に

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    めっちゃ、名作。
    雑なものが何もなく、足す必要があるものもない。
    文章も美しい。
    序盤ではハードボイルドな文体が、
    徐々に変化して、エモーショナルが垣間見られようになっていくのも素晴らしい。
    主人公がどう変わっていくのか、文体でみせていく。
    長らく日本での紹介がなく、今回16年ぶりで2作目らしいが、是非、他の作品も読みたい。
    イギリスの作家がアメリカを書く、それが絶妙なのだろう。

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    2024年10月07日
  • 弟、去りし日に

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    弟の訃報が届いたのは朝食後すぐのことだった。車で何度も轢(ひ)かれて殺されたのだという。保安官のヴィクターは、弟とは憎しみ合った末に疎遠になっており、悲しみは湧かなかった。だが弟の10歳の娘から、真相を調べてほしいと頼まれて……。姪(めい)との交流と真実を追い求める旅路が、ヴィクターの灰色の人生を切なくも鮮やかに彩っていく。一人の男の再生を描く、心震えるミステリ。

    引用したくなる台詞の宝庫。

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    2024年10月07日
  • 弟、去りし日に

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    ネタバレ

    アメリカ南東部、1992年を舞台に保安官が殺人事件を捜査する。
    分厚いですが展開が早くて読みやすいです。
    会話が多くやり取りがウィットに富んでいてずっと読んでられる。

    主人公の1人視点で、これまでの人生で起きたことのせいか、他人と距離を置いて生きており、終盤まで心の中ではウジウジしてる感じがちょくちょくあって可笑しい。

    殺人事件が2つ同時進行し、少女の殺人事件を調べつつ、弟の方は管轄外だし家族だから捜査は出来ないがそこに弟の娘が出てきて主人公に涙ながらに頼み、断れずにちょくちょく調べていくともう片方の事件と繋がっていて…?
    92年の設定もあり、今の便利なツールがひとつも無いから移動に次ぐ移

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    2024年10月06日
  • 悪魔が唾棄する街

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    少女失踪事件で騒然となるグラスゴーで、ロックスターのボビー・マーチが不審死を遂げた。捜査を行うハリー・マッコイは、さらに上司から家出した姪を探しだすよう命じられる。失踪事件との関連を疑うマッコイだったが…。

    シリーズ第3作。物語のまったく先が読めない分、楽しめた。巻末に広告がある、ショーン・ダフィのシリーズの続刊はどうした?

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    2024年06月15日
  • ザ・ロング・サイド

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    弁護士ボー。地元の高校フットボールスターが、メジャーデビューしようとしてる同級生歌姫を殺害したかもしれない件で弁護。

    法廷のシーン少なめ。それ以前のプロセス多め。面白かった。シリーズこれで終わりとは残念

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    2024年06月09日
  • 悪魔が唾棄する街

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    ネタバレ

    タイトルと表紙がめっちゃかっこよく進化した3作目!
    マッコイのキャラがどんどん深掘りされて、もっと感情移入して読んじゃう。
    毎回ボコボコにされるけど、今回は何回ボコられたのか、後遺症とか大丈夫なのかな。

    1の時はだらしない主人公だなと感じたけど、グラスゴーの街を見れば、マッコイが考える正義を成すために必要なものだと理解できるし、なにより権力に屈さない姿勢が応援できるし、かっこいい。
    早く次が読みたい〜!

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    2024年05月18日
  • 悪魔が唾棄する街

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    1作目は読んだ記憶ある。ハリー・マッコイが活躍するミステリー。兎に角全てに弱いマッコイが、少女誘拐事件、ロックスター不審死事件、そして色々、、嫌な同僚刑事とか幼馴染のギャングとか、彼の足を引っ張る様々な事件を身体を張りながら何とか解決する。敵も味方も全てのキャラがしっかりしててそれぞれ自分の仕事をしている。悪い同僚もしっかり描き込まれているので、主人公の腹立たしさも伝わってくる。

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    2024年05月19日
  • 闇夜に惑う二月

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    ネタバレ

    やっぱり2作目の方が面白さが増してる、今回はマレーとワッティーのどちらかとほぼ一緒にいるからチーム物感が増して前作とは印象がぜんぜん違う。
    事件も連続殺人事件の捜査でわかりやすいし、事件の顛末もショッキングでいい。
    マッコイとマレーの関係がやっと判明して、だからこんなにマッコイに目を掛けてんだなってわかった。
    前回よりパワーアップしてるところは憎まれ口の多さ(笑)
    けっこうキツイことを言ってるのに普通に聞き流すし、当たり前なやりとり感がかっこいい。
    クリント・イーストウッドの映画みたいでこの部分だけでめっちゃ満足した。

    ラストの1文は誰の言葉なんだろう、予想ではマッコイかな?と思ったけど違う

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    2024年05月03日