吉野弘人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
確か土瓶さんがおすすめして下さったような、、、
すみません。あまりにも長く積んでおいたので、どなたがおすすめ下さったのかわからなくなってしまいましたm(_ _)m
おすすめ頂き直ぐに購入したのですが、翻訳モノは苦手意識があって、なかなか読めずにおり、やっとページをめくることが出来ました。
これは、めっちゃ面白かった!!o(^▽^)o
まず面白いのが、敵側が徹底的に悪い奴!
これでもかってくらい憎らしい。
ここまで悪い奴がいるのかってくらいの悪役。
トラック運送会社の経営者も、トムを陥れた弁護士も、どちらもめっちゃ憎たらしい。
何とかこいつらをギャフンと言わせたい!
ギッタンギッタン -
Posted by ブクログ
プロフェッサーシリーズは未読なのでちょうどいいやと思って、この新シリーズに挑戦。
めっちゃ面白い!
表紙がもういいですよね。
ソウルっぽい雰囲気を感じて、期待して読んだけど悪徳弁護士ではなかった。
主人公リッチの評判と実像が結構違うし、人間的に未熟で家族関係も最悪、部下には慕われていて今後彼らの活躍がもっと描かれたらいいな。
姉を助けることになるが作中ではとんでもないクズ人間だし、言動もひどいです。こんなやつ助けなくていいよ!って思うけど、姪たちの命のため立ち上がる。カッコイイです。
三部作ですでに本国では完結してるので
早く次が読みたいです。プロフェッサーシリーズのキャラも出てるらしいけ -
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ネタバレイギリスの作家、R・J・エロリーの邦訳2作目。一作目はかなり以前に集英社文庫から。
十数年も昔に喧嘩別れした弟が、何度も車に轢かれて殺された。妻にも先立たれ、無味乾燥の日々を過ごすヴィクターは、弟の葬儀で初めて弟の元妻、そして姪の存在を知る。姪から弟の死の真相を探ってほしいと頼まれるが、自分の郡区域で少女の死体が発見され。。。
孤独な男が、弟の死の真相を探りながら自分を見つめ直し、再生していく。ありがちではあるが、非常に良い作品。
特に筆致が素晴らしすぎる。
後で振り返りたくなる味わい深い文章。それでいて読みやすいため、厚さの割にすぐに読めてしまう。
終わり方が若干強引かもしれないが、 -
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ネタバレアメリカ南東部、1992年を舞台に保安官が殺人事件を捜査する。
分厚いですが展開が早くて読みやすいです。
会話が多くやり取りがウィットに富んでいてずっと読んでられる。
主人公の1人視点で、これまでの人生で起きたことのせいか、他人と距離を置いて生きており、終盤まで心の中ではウジウジしてる感じがちょくちょくあって可笑しい。
殺人事件が2つ同時進行し、少女の殺人事件を調べつつ、弟の方は管轄外だし家族だから捜査は出来ないがそこに弟の娘が出てきて主人公に涙ながらに頼み、断れずにちょくちょく調べていくともう片方の事件と繋がっていて…?
92年の設定もあり、今の便利なツールがひとつも無いから移動に次ぐ移 -
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ネタバレやっぱり2作目の方が面白さが増してる、今回はマレーとワッティーのどちらかとほぼ一緒にいるからチーム物感が増して前作とは印象がぜんぜん違う。
事件も連続殺人事件の捜査でわかりやすいし、事件の顛末もショッキングでいい。
マッコイとマレーの関係がやっと判明して、だからこんなにマッコイに目を掛けてんだなってわかった。
前回よりパワーアップしてるところは憎まれ口の多さ(笑)
けっこうキツイことを言ってるのに普通に聞き流すし、当たり前なやりとり感がかっこいい。
クリント・イーストウッドの映画みたいでこの部分だけでめっちゃ満足した。
ラストの1文は誰の言葉なんだろう、予想ではマッコイかな?と思ったけど違う -
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1970年代のスコットランド、グラスゴーを舞台にした警察小説シリーズ第三作。本シリーズはノミネートされながらも受賞を逃してきたようだが、本作でついにエドガー賞優秀ペーパーバック賞を射止めたとのこと。シリーズのファンとしてはかなり気に入って読んでいるだけに嬉しいことこの上ない。また素晴らしいスピードで翻訳を進めてくれている吉野弘人氏にも感謝しかない。
70年代中期のグラスゴーの混乱、その中で起きる捜査のでたらめさ、犯罪の暗黒っぷり、など小説の舞台としては文句なしのシチュエーションを切り抜いて見せてくれるこの作家の目の付けどころにも感嘆するしかないのだが、何と言ってもジェイムズ・エルロイを思 -
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読書チャンネルを運営するYouTuberさんがお勧めしていたので、手にしてみた。
何らかの形で犯罪が描かれている物語が十篇。
舞台は文化や風景に馴染みのないアメリカだけども、どうしてか一篇ごとに胸を打たれる。むしろ、主人公に自分を投影しちゃって、読みながら苦しくもなった。
その理由は最後の一篇を読み終えて、解説を読み出した時、唐突に出てきた涙ではっきりした。
「なぜ今のようにしか生きられないのか、なぜ自分が最も望まない形でしか生きることができないのか、そんな思いを抱えている人にこそ読んでもらいたい一冊である」という解説者の言葉に心の蓋を開けられてしまった。
この短編集には、苦しくとも -
Posted by ブクログ
ダーティな訳あり刑事ハリー・マッコイを主役としたシリーズの第二作早くも登場である。お次の第三作も既に出版されたばかりなので、遅れを取っているぼくは慌てて本作を手に取る。500ページを超える長尺の作品だが、スタートからぐいぐい牽引される、心地良いまでの読みやすさだった。
アナーキーな印象の刑事マッコイに、年下なのに面倒見の良いワッティー、上司にはタフでハードでおっかないのだがどうにも面倒見の良いマレーという捜査トリオがとにかく良い。前作を引き継いで読んでゆくとレギュラー出演組の個性がそのまま増幅されるほどにシリーズの魅力にどんどんはまる。幼ななじみでギャングのボスのスティーヴィー・クーパー -
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「ケツの穴全開でいくわよ」
闘いの始まりを告げる鬨の声はいつだってこの言葉だ
今回ゴングを鳴らすのは、かつての麻薬中毒者で売春婦、現在はボーのアシスタントを務めるロナだ
うまいなぁって思う
のせられてるなぁって思う
だけど「血」は正直だ
カーっと熱くなる
さぁ、行こうぜボー!
こっちの準備はできてるぜ
主人公のボーセフィズ・ヘインズかつての背番号41は、いつだって怒りに満ちている
差別への怒り、不公平への怒り、そして不正への怒りだ
彼を突き動かすこの怒りは、もちろん作者であるロバート・ヘイリーの怒りであり、この世界を生きる俺たちの怒りでもある
だから熱くなる
だから涙が溢れる
「解決