西岡壱誠のレビュー一覧
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筆者の西岡 壱誠(にしおか いっせい)さんは、偏差値35から東京大学に合格した人です。
「いろいろな科目を通して、「理解力」という非常に根本的で基礎的な能力と向き合ったことで合格できたように感じている」と言います。
そして、「なぜ、東大の入試問題は、「30字」で答えを書かせるのか?」という問いに対して、「「要約力」=「理解力」を問いたいからだ」と答えます。
さらに、「要約」=「事実整理」+「言語化」+「情報解釈」だとし、「頭がいい」は方法だと言います。
この本の面白いところは、「事実整理」、「言語化」、「情報解釈」について、練習問題的に例題をあげて詳しく解説していることです。例題を解 -
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chatGPTが世の中にある以上、上手に使う術を身につけなくてはならないですね。。ということでジュニア向けのこの本を手に取りました。
本書は、2人の中学生に先生がchatGPTに対する心構えを説く形で、「ずるくなく、本当に役にたつ、身につくような使い方」を導いてくれています。
数学や英語の勉強への利用法や、中学生が読書感想文に利用するためにはこんなふうに使えば良い、という提案もあって、なるほどと思いました。
最近『#100日チャレンジ』(大塚あみ著)を読んで、本人のポテンシャル× chatGPTのすごい可能性(本人の可能性ともいえる?)を知って感心しました。ただし、chatGPTを使いこな -
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中学生向けとは知らずに入手。基本的な事が講義形式で書かれていて読みやすかった。今後の世の中がどうなるかわからないが、チャットgptを使いこなせる人と、そうでない人とで大きな差が出そうというのはわかる。ただ、チャットgptにかぎらず、本を読む人と読まない人でも差があるし、プログラミングできる人と出来ない人ととでも差がある、というように知的なツールは開かれているけれど使いこなせるかはその人次第というのは今までと変わらない。どちらかというと生成AIによってより今までリーチできなかった層まで学習機会を届けることが可能になったのかもしれない。いずれにしろ高度に知的になっていう現代社会においては、高度な情
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著者の身近にいる頭の良い友人たちの思考例を紹介している一冊。
日常生活における物事を関数で考えたり、数式にあてはめてみたり、
何気ない空模様や風景から、自然環境の因果関係を予測してみたり、
言葉の語源について考えてみたり、、、
そういえば、私が高校生の頃に、数字を見てすぐに素因数分解したり、
人の動きを関数に当てはめようとする友人、英単語の由来を毎回
自説で作り上げるクラスメートがいた。
我々が中高生のときに習った公式・定理・単語集は、昔の学者たちが
自然現象を見て発見したものが多かった。(そのように習った記憶がある)
だとすれば、周囲の自然現象を見て、ならった公式に当てはめてみるという
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えーとですね。皆さん、ご自分の作るノートはお好きでしょうか。私は、このほど、無事に社会人大学生として在籍していた大学の卒業研究を提出し、口頭試問を終えました。高校から大学に進学したあとの、第一回目の大学生活の頃も、就職してから夜間で通い始めた短大も、今回卒業を待っている大学でも、悪筆にも関わらず、自分のノートが好きでした。
試験の成績がいい時は、やはりノートも充実して書けていましたし、読むだけで講義の内容が蘇りました。逆に、全然出来なかった時のノートは、スッカスカで、板書にちょっとのメモしかない。自分のノートほど信頼できるものはなかったし、出来の悪さを如実に知らせる反面教師の役割も、担ってく