西岡壱誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
頭が良い人はどういう思考回路をしているのか、をわかりやすく噛み砕いて体系化してくれている丁寧な本。一気に読める。
日常的に知り合う「頭の良い人」に対して、漠然と「こういう感じで物事考えてるのかな〜」とうっすら感じていたことを、まさに言語化してもらった感覚。
ただ言語化するだけではなく、再現性が高い点も高評価の理由。
著者の言う「東大思考は誰にでもできる。東大生みんなが天才な訳ではない」という前提は、丁寧に解説された東大思考を踏まえれば確かにその通りかもしれないと思った。
が、やはりこういった解説を得ずとも自然とそういった思考回路にいきつくのは一種の才能なのではないか?と思ってしまう凡人なの -
Posted by ブクログ
東大生が日常から行なっている原因思考、上流思考、目的思考、裏側思考、そして本質思考。
結局はミクロとマクロを行き来するということに行き着くのですが、それぞれの思考法のやりかたが細かく説明されていて分かりやすいと思ったけど、思考法が5個あるのはややこしいなー
と思ってYouTubeの要約などを観ておさらいしました。
息を吸うように「要するに」と要約したり、「一を聞いて十を知る」をやってみたいです。
ちなみに「一を聞いて十を知る」は 1から10の情報をつくる行為ではなく、1に対する「ものの見方」を10持っている状態である。というのは知らんかったかも。 -
Posted by ブクログ
むやみやたらと読書スピードを上げるテクニック本の多い中、理解力に重点を置いた本。
いわゆる速読や瞬読は、いわば「飛ばし読み」に近く、必要な情報をピックアップするものであり、同じジャンルのものを高速に回し読みすることで効果を発揮するものと自分は解釈している。そうなると、深く読むことを前提とする小説などには不向きであり、自ずとビジネス書向けの技術となる。
こちらの本は、1冊の本からいかに本質を掴むかという内容であり、どんなジャンルでも対応できるように感じた。
(とはいえ、表紙読みや派生形として目次読みは速読に共通するので、予想して読むことの重要さが伺える)
読みっぱなしにしないようなテクニッ