【感想・ネタバレ】東大生の本棚のレビュー

あらすじ

東大生は、何を読んで「東大生」になったのか?

東大生100人へのアンケートでわかった勉強&仕事に役立つ読書習慣&ブックガイド!

□読んで終わりにしないコツは?
□たくさん読む? それとも、同じ本をくり返し読む?
□東大生は「マンガ」や「ラノベ」から何を学んでいる?

「読書」と「頭の良さ」には関連性がありそうだ――
そう多くの方が思っているかと思います。
実際に頭のいい人は、どんな本を、どのような方法で読んできたのかは興味があることです。

「頭のいい人」の代表とも言える「東大生」は、どんな本を、どのように読んできたのでしょうか。
それを、東大生100名に対する調査を元に明らかにしました。

著者は、現役東大生であり東大で44年続く書評誌「ひろば」編集長。
東大でも有数の本好きと言える著者が紐解く、東大生の「読解力」と「思考力」を育てた本の読み方・選び方をまとめます。

【読者特典】
「東大生100人に聞いた“読書”に関するアンケート結果」ダウンロードサービス付き!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やはり書評を書くなどのアウトプットは大事なんだなぁと実感。それを意識して本を読むかどうかで吸収できるか変わってきそう。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

 東大生の読書。つまり、賢い人の読書の仕方を学ぶことができた。
 読書する目的は楽しむことである。その際に読み手によって良い読書にもなるし、悪い読書にもなる。
 本書において、東大生の読書法としては、
・さまざまな視点から考察する
⇨感情は理解できないが、読書により追想することで擬似体験をすることができる
・アウトプットをしっかりする
・再読する。目的を持って読む。1回目パラ読み、2回目一行ずつ注意深く調べなら読み、3回目全体と部分読み
・本の穴を見つけて自分なりに考える。
などの読み方をしていることがわかった。
 今後、この本で学んだ視点において読書をしようと思えるきっかけになった。
 また、本書では東大生が幼い頃から大学生までの間で読んだお勧めの一冊をアンケートにより選出し、紹介している。
 紹介の仕方もわかりやすく、次の読書のための参考になった。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

どのように読めばもっと本に興味を持ち多くの得られるのか、複数の視点に立って読むことの大切を認識しました。
今後、本を読むときは、色々な視点にたって能動的に読むように意識したい。

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2021年02月01日

Posted by ブクログ

オススメの本で、ライトノベルやらマンガやらが結構出てくるのが意外だった。たしかにマスターキートンやら三月のライオンは名作だとは思うけど

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2019年04月08日

Posted by ブクログ

現役東大生のブックガイド的な本。
純粋にどんな本を読んているんだろうという興味から手に取った。
読み聞かせ…絵本しかしてなかったなあ。もうやり直せない。もし将来孫ができたときにしてみるか(笑)
Part2で紹介された本をいくつかは読んてみようと思う。自分だけで本を選んでいるとどうしても偏りがちになるので読書の幅を広げるのに参考になる。結構自分も読んでよかった本もあって、嬉しかった。
印象に残った言葉「既知と未知との往還」

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2019年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少子化と言われて久しい日本において、それでも東大に行ける人は一握り。とんでもない秀才である彼らが読んでいる本は、東大に行けない人には読むことすら難しい難解なものに違いない。これが一般的な外部の人間のイメージであろうか。もしくは、東大生と同じものを読めば、自分も東大生みたいに頭がよくなるかもと期待を込めて本書を手に取る人もいると思う。本書は、その期待をある意味裏切ってくれる。東大生だからといって、特別な本は何も読んではいない。一般的に読まれている本と何も変わらないが、その読み方に東大生ならではの特性が垣間見える。そして何より大切なのは本を楽しむことであると締めくくる。自身の読書の仕方を見直すいいきっかけになると思う。

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2019年01月13日

Posted by ブクログ

固い本ばかり読んでいるイメージが覆った。
頭の基礎能力が高いので漫画などのジャンルを問わずキチンと内容を捉えられている為ジャンルに固執する必要がないのかもしれない。

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2023年11月29日

Posted by ブクログ

東大生の筆者が東大生仲間に聞きながら影響を受けた本たちを紹介。

気になったもの

・キップをなくして 池澤夏樹
・地方消滅 増田寛也
・キノの旅 時雨沢恵一
・青い鳥 重松清
・魔王 伊坂幸太郎
・壊れかた指南 筒井康隆
・ニッケルオデオン 道満晴明
・暁の円卓 ラルフ・イーザウ
・ジェノサイド 高野和明
・ライトマイファイア 伊東潤
・先生はえらい 内田樹
・知性の磨きかた 林望
・ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書
・世界史で学べ! 地政学 茂木誠
・めがかボックス 西尾維新 暁月あきら
・白 原研哉
・木を見る西洋人 森を見る東洋人 リチャード・E・ニスベット
・ファインマン物理学
・荒巻の新世界史の見取り図
・はやげん 花園あずき
・やがて君になる 仲谷鳰
・春の呪い 小西明日翔
・エルサレムのアイヒマン ハンナアーレント
・読まずに死ねない哲学名著50冊 平原卓
・ハーモニー 伊藤計劃
・新・所得倍増論 デービッド・アトキンソン
・HELLSING 平野耕太
・寝ながら学べる構造主義 内田樹
・経済学の95%はただの常識にすぎない ハジュン・チャン

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2021年08月14日

Posted by ブクログ

本の内容ではなく本そのものに向き合う上で色々納得することが多かった。この本を読んだことでまた本との向き合い方が変わりそうだ。

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2019年09月20日

Posted by ブクログ

著者は本の紹介文を書くのが上手い。少なくとも何冊かは購入して読もうという気にさせられる。

それよりも重要なのは、著者には「本」に対する偏見が一切無いこと。所謂“読書”というと、とかく堅い本を想定しがち(文学で言えば純文学)だが、本書ではライトノベルや漫画も紹介されている。しかも、古典の重要さについてもきちんと触れている。

前半の実践法については特に目新しいものでなく、実践している人も多い(特に研究者、教師、評論家、ジャーナリストといった職業の人)だろうが、ジャンルに対する偏見を持たず良い本を紹介するという視点は大切だと思う。

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2019年04月07日

Posted by ブクログ

歴代東大合格者ゼロの無名校でビリ、その後2浪して東大合格をつかんだという、現役東大生の著者。
2浪の崖っぷちを救ったのは、読解力と思考力を鍛えたからだったという。

東大こと東京大学では、授業で本の感想をディスカッションしたり、授業以外でも、本の内容について話題になることもしばしば。
そのためには、課題として出される本はもちろん、みんなが読んでいる本、その分野の他の本も多読する生徒も多い。

もちろん、本は全く読まないという生徒もいるようだが、これまでに印象に残った本というのはあって、インタビューすると誰もが楽しそうに本について語る。読書を楽しんでいるように感じる。

この『東大生の本棚』では、小学生、中学生、高校生と年代に分けて、おすすめの本が紹介されていて、マンガやライトノベル、小説や参考書等もあり、ジャンルは多岐にわたっている。

紹介されてある本の中には、読んだことのある本も含まれていたけど、読んでみたいと思うような解説つきで、実際に何冊か注文し、積ん読が増えた。

一冊を通して繰り返してある読み方や本の選び方は、多くの登場人物の視点にたって読むこと、また、立場によって違う考え方が表現されている本を選ぶこと。

単純に善と悪ではなく、悪と悪であってもどちらにも言い分があったり、善と善でもお互いには否定しあっていたり、自分の知らない分野、思考力を広げてくれそうな分野に挑戦するのとを勧めている。

実際、本を読むと、自分では体験することもないようなことを疑似体験したり、先人の知識を吸収したり、小説の異空間を漂ったりと、人一人の人生では味わうことのできない経験と思いを巡らすことができる。本を読むことで、頭が良くなるということではなく、自分の世界が広がり、語彙が増え、言葉での表現力が増し、人の気持ちを察する感覚が育ち、人間として分厚くしてくれる。その根底には、読書を楽しむという娯楽要素があるのは言うまでもない。

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2019年02月07日

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