西岡壱誠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ基本的には他の読書術とあまり変わらない。
しかし、他の本と違うところはその方法一つ一つにイメージしやすい名前がついていること。
東大というネームバリューも含めて、タイトルや方法の名前によって取っつきやすさを産んでいるように感じた。
内容に関しては、インプットとアウトプットの方法が記載されている。
目的:本の内容を覚える方法を知りたくて
読書メモ
・装丁読み
→タイトルや帯は内容を伝えるヒント
・読む前に仮説を立てる
→目的、道筋、現状を考える
・取材読み
→読者から記者に(疑問、質問を持つ)
→情報を知識に
→追求読み(自分に落とし込む)
・整理読み
→本は魚(主張と説明、骨と身 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「自分の意見」というものをきちんと持つための方法。
事実+問題+自分+提案=意見
この4つの要素を順に踏まえて、どれかを欠くことなく、まとめあげること。
そのやり方として
事実:現状サーチ(出来事、数字、感情)
問題:ひとりブレスト(悩みの分化、価値基準、感想の多様化)
自分:じぶん色作り(立場、価値観、感情)
提案:意見組み立てパズル(推奨、改善、切り捨て/代替)
出る杭は打たれるとばかり何も考えないのではなく、自分なりに知見を広め、評価し、自分事とするなかで、対応を提示することの大切さが理解できた。
意見であるための4要素は、これまで意識することがなかったので参考になった。
意見を -
Posted by ブクログ
うーん、前半は面白く学びながら読んだのですが、後半は、読み流してしまった。のは、自分のものとして受け入れられていないからか?もしくは、自分には、そんな機会が無いからスルーだったからか。まずは”意見”の定義を知ることは、非常に学びになりました。そして、今まで”意見”を言えていなかった自分に気づき、すぐに活かそうと思ったのでした。
P25 「意見の方程式」は4つの要素が必須
1. 事実…客観的で、意見の論拠となるようなデータ
2. 問題…何が問題だと捉えているのか、
どこが解決すべきポイントなのか
3. 自分…意見を言う主体はどう考えているのか、
どういう価値観を持っているのか。
4. -
Posted by ブクログ
ネタバレ少子化と言われて久しい日本において、それでも東大に行ける人は一握り。とんでもない秀才である彼らが読んでいる本は、東大に行けない人には読むことすら難しい難解なものに違いない。これが一般的な外部の人間のイメージであろうか。もしくは、東大生と同じものを読めば、自分も東大生みたいに頭がよくなるかもと期待を込めて本書を手に取る人もいると思う。本書は、その期待をある意味裏切ってくれる。東大生だからといって、特別な本は何も読んではいない。一般的に読まれている本と何も変わらないが、その読み方に東大生ならではの特性が垣間見える。そして何より大切なのは本を楽しむことであると締めくくる。自身の読書の仕方を見直すいい
-
Posted by ブクログ
<目次>
序章 「ゲーム」で誰もが暗記の達人になれる!
第1章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<初級編>
第2章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<中級編>
第3章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<上級編>
第4章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<応用編>
おわりに
<内容>
今まで東大合格を出したことのない高校から、落ちこぼれで2浪したが東大に受かった現役東大生が送る、楽しみながら勉強できる(「暗記」と銘打っているが、実際応用編などはもう暗記ではない)勉強法の本。良い本だ。
初級や中級編は私も実際に実践している(生徒にやらせたりしている)話も載っている。た -
Posted by ブクログ
タイトルこそ学生向けだが、大人の自分が読んでも十分刺さる内容だった。特に「VUCAの時代を生き抜くために、学び続ける姿勢が欠かせない」というメッセージは、日々技術の変化が激しいエンジニアという立場に強く響いた。
学ぶことを単なる作業としてではなく、「どう楽しむか」「どう自分の未来に活かすか」という観点で考えさせられる点が本書の魅力だと思う。
また、読んでいて特に印象に残ったのは、AI時代における“学び方そのものをアップデートする必要性”。自分は近いうちに若手育成を任される可能性があり、ChatGPTのようなAIをどう学びの味方にするかを伝える機会も増えそうだ。本書の内容は、そのヒントになる部 -
Posted by ブクログ
東大の特異性を先に解説しておかないと、東大合格経験をもつ著者の狭いサンプル数からの視点や主観にしかならない。また、二浪して東大という苦労話は美しいがオーバーアチーバーだとすれば、この領域の人とアンダーアチーバーの人では随分と感覚も異なる。
「ものごとの本質を見抜くため」とあるので、では、東大視点は何が違うのか。傾向として、東大生は志が高く、人生の早い段階の成功体験や家庭環境により「東大は無理」と決め付けずに育ってきている。また、とある塾のアンケート結果によれば、受験勉強時間は一日10時間程度で、他の旧帝や慶應より2時間多い。
この事から何が分かりそうかというと、基本的に「実現意欲が高い」「 -
Posted by ブクログ
数学ができなかった理由がわかった
高校時代まで、というか大人になったら今でも数学には苦手意識がある。
単純な計算ならできるんだけど、応用問題とかになったらお手上げ。
しかも、なんでできないのか、これがわからない。他の科目だったら単純に単語を覚えてないとか、論理が読み解けないとかわかるんだけど、数学はずっとよくわからなかった。
で、本書をAIのリサーチで読んでると見つけたのが、この「数学よくわからん」に対する答えだった。
それは、応用問題が解けるかは、「基礎問題の組み合わせに分解できるか」にかかっているということ。
例えば、三角形の合同を証明する問題で、2組の辺とその間の角が等しいこ