あらすじ
勉強嫌いでも大丈夫! ゲームだからラクラク暗記できる! 偏差値35の落ちこぼれが奇跡の東大合格をはたした脅威の勉強法。努力不要!ゲームだから楽しく独学で覚えられる。大学受験、英語、資格試験……あらゆる試験勉強に使える暗記術を初公開!英熟語を一気に覚える「英熟語ポーカー」など24ゲームを収録。
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Posted by ブクログ
<目次>
序章 「ゲーム」で誰もが暗記の達人になれる!
第1章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<初級編>
第2章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<中級編>
第3章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<上級編>
第4章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<応用編>
おわりに
<内容>
今まで東大合格を出したことのない高校から、落ちこぼれで2浪したが東大に受かった現役東大生が送る、楽しみながら勉強できる(「暗記」と銘打っているが、実際応用編などはもう暗記ではない)勉強法の本。良い本だ。
初級や中級編は私も実際に実践している(生徒にやらせたりしている)話も載っている。ただ語り口がうまい(今も家庭教師をしているようなので)ので、うちの生徒にも読ませたい(ただし応用編の「英作文賛否両論ゲーム」や「1パラオンリー推論ゲーム」はかなり高度)。初球の暗記カードを作っての「神経衰弱」や「ババ抜き」は仲間とやると楽しそうだ。そしてこの本のえらいところは、その「仲間」。勉強は孤独なものではないと、さりげなく書いている。「おわりに」の部分にはお涙話も載っているが、これも仲間の話だ。この本を読むだけではダメで、如何に「勉強仲間」を作って、お互いに支え合えるかが、受験の合否を決めるのだ。それを感じた本だった。