西岡壱誠のレビュー一覧
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うーん、前半は面白く学びながら読んだのですが、後半は、読み流してしまった。のは、自分のものとして受け入れられていないからか?もしくは、自分には、そんな機会が無いからスルーだったからか。まずは”意見”の定義を知ることは、非常に学びになりました。そして、今まで”意見”を言えていなかった自分に気づき、すぐに活かそうと思ったのでした。
P25 「意見の方程式」は4つの要素が必須
1. 事実…客観的で、意見の論拠となるようなデータ
2. 問題…何が問題だと捉えているのか、
どこが解決すべきポイントなのか
3. 自分…意見を言う主体はどう考えているのか、
どういう価値観を持っているのか。
4. 提案…結局、何をすべきなのかという結論・アドバイス
この4つがきちんと入っているものは、意見になる。
事実には「客観性」と「具体性」の2つの価値が存在する。
この2つが担保できるからこそ、「正しさ」が生まれて
意見は違憲として成立する。
主観的に、自分の利益だけを考えて発現しているのではなく、きちんと「誰が見ても納得できる論拠」があると言えれば、それだけであなたの意見には信用が生まれる。
P112 感情が、一番人を動かしやすく、価値の高い物。 -
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ネタバレ少子化と言われて久しい日本において、それでも東大に行ける人は一握り。とんでもない秀才である彼らが読んでいる本は、東大に行けない人には読むことすら難しい難解なものに違いない。これが一般的な外部の人間のイメージであろうか。もしくは、東大生と同じものを読めば、自分も東大生みたいに頭がよくなるかもと期待を込めて本書を手に取る人もいると思う。本書は、その期待をある意味裏切ってくれる。東大生だからといって、特別な本は何も読んではいない。一般的に読まれている本と何も変わらないが、その読み方に東大生ならではの特性が垣間見える。そして何より大切なのは本を楽しむことであると締めくくる。自身の読書の仕方を見直すいいきっかけになると思う。
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<目次>
序章 「ゲーム」で誰もが暗記の達人になれる!
第1章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<初級編>
第2章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<中級編>
第3章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<上級編>
第4章 現役東大生が教える「ゲーム」式暗記術<応用編>
おわりに
<内容>
今まで東大合格を出したことのない高校から、落ちこぼれで2浪したが東大に受かった現役東大生が送る、楽しみながら勉強できる(「暗記」と銘打っているが、実際応用編などはもう暗記ではない)勉強法の本。良い本だ。
初級や中級編は私も実際に実践している(生徒にやらせたりしている)話も載っている。ただ語り口がうまい(今も家庭教師をしているようなので)ので、うちの生徒にも読ませたい(ただし応用編の「英作文賛否両論ゲーム」や「1パラオンリー推論ゲーム」はかなり高度)。初球の暗記カードを作っての「神経衰弱」や「ババ抜き」は仲間とやると楽しそうだ。そしてこの本のえらいところは、その「仲間」。勉強は孤独なものではないと、さりげなく書いている。「おわりに」の部分にはお涙話も載っているが、これも仲間の話だ。この本を読むだけではダメで、如何に「勉強仲間」を作って、お互いに支え合えるかが、受験の合否を決めるのだ。それを感じた本だった。 -
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偏差値35から東大合格を果たした著者が東大の入試の記述式問題の考え方から要約する能力の付け方について書いた一冊。
「事実整理」「言語化」「情報解釈」の3つを明確にすることがコミュニケーション力を高めるために有効だということが本書で理解できました。
事実整理するために相手の質問などに問いと答えで深掘りしていくこと、
言語化のためにインプットする時はアウトプットを前提にすることで質が高くなることや言い換えを考えることや自分の言葉にするために自分で問いを投げ掛けること、
情報解釈のために観察と想像をしっかりと行うことや先をしっかりと考えることなどが重要であると感じました。
また、アクティブリコールなど日頃の生活の中で実践できそうだと感じたものが多いという印象も受けました。
本書で学んだテクニックを活かせば相手の考えの意図を読むことができ、人間関係の向上にも繋がっていくと感じた一冊でした。 -
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地頭の良い人間とは、豊富な知識や情報を前提に、それらを動かして、知性に変えられる人間。
単に知識や情報だけを覚えている「静的」な状態から、知識や情報を膨らませ、結びつけ、応用する「動的」な「知性」(思考力、問題解決力、判断力、表現力)に発展させられてこそ、「地頭」は鍛えられる。
ざっと言うと、これが本書のエキスであるが、その詳細や「動的」な力を身につける方法について、記憶しておきたい内容を以下に列挙しておく。
•「意外なつながりを見出す力」、「概念を抽象化して、別の部分で活かす」ことが地頭力の一部
•動的な記憶・知識は、情報を繋げて、構造として理解しながら覚えたもので忘れにくい
•知識が繋がるということは、別の視点から見ることができるようになることであり、複数の選択肢が見えてくる
•「考えて、失敗して、また考える」というプロセス重視の学習法こそが“頭が良くなる行為”であり、知識を動的にし、確実に頭を鍛えることになる
•電車の中で、ノートやスマホなどに頼らず、頭の中でひたすら考えたり、思い出す練習をする「アクティブリコール」という学習法は「能動的に記憶を引き出す」ことになり、思い出す過程で知識同士が繋がり始める
•知識を動的にする、すなわち、知識同士を繋げ、応用し、新しい視点で捉え直す。そのためには「柔軟な発想」も必要で「実際の体験」によって知識を単なる暗記事項ではなく「自分ごと」にし、立体的な理解に深化させることも大事
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なぜ、東大の入試問題は、「30字」で答えを書かせるのか?は、タイトルから入試問題の解説書を想像して読み始めたが、実際には「頭のよさ」を支える思考のプロセスに焦点を当てた内容であった。
本書では、事実の整理、言語化、情報の解釈といった力をもとに、要点を短くまとめる方法が具体的に示されている。そして、こうした「要約する力」こそが深い理解につながり、その力を測るために東大の入試では短い字数での記述が求められていると論じている。
単なる受験テクニックではなく、情報を正確に捉え、自分の言葉で簡潔に表現する力の重要性を再認識した。日常の学習や仕事においても活用できる、汎用性の高い思考法が示された一冊である。