西岡壱誠のレビュー一覧
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簡単な算数を事例にして計算を速くしたり、計算間違いを減らしたり、数や思考に対するセンスを高めるために書かれた本。「東大算数」というようなタイトルがついているが、少しだけ頭をひねったり、コツを身につければ計算がしやすくなるというシンプルで平易な口調で語られるので、非常に読みやすかった。
既になんとなく実践しているものや、実際の場面ではそんな簡単にはいかないと思われる内容も多々含まれていたが、腑に落ちた点を以下に列挙しておく。
・幾つもの数字の足し算は同じものを見つけ、くくったり、数字の並びから対称性を見つける
・割り算において、割る前の数と割る数に同じ数を掛け綺麗な数にしてあら割ると計算が楽にな -
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【 東大生にはなれないが… 】
新しい考え方を発見!東大生の頭の中を覗き見させてもらいました。
物事の考え方が、東大生とでは違った理由がわかりました。
説明もとても丁寧だし、具体例をあげてくれているので、わかりやすくはあるのだけれど、いざそれを実践するかというと、正直難しいかも(だから東大生のような思考にはなれないのか)。
手に入れた情報や事実を、手に入れたままにするのが一般的な思考(ふーん、そうなんだ!で終わる人)。
手に入れた情報や事実を、頭の中で料理するのが東大思考(つまりどういう背景が隠れているのか、別の考え方はないのか、などと考える)。 -
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本を読みこむには5つの力が必要。
①読解力 カバーや帯から事前に情報を得る
仮説(読む目的、道筋、現状の理解度)を立てて読む。仮説は読みながら修正していく
②論理的思考力
記者になり、質問考えながらメモ取るすることで情報を、知識に変える
疑問を持ち自分で問いを立てる
③要約力
分かった気にならないように、読んだ内容を一言で言い表す
本当に言いたい文はどれか。章のまとめを書く
最初と最後、否定の後、問いかけに着目
推測読みで要約内容の確認をする
④客観的思考力
2冊同時読み 共通点や違いを考える
相違点の検証をする
議論が分かれる点を探す
⑤応用力
アウトプットする。感想で -
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読書をしてもあまり知識が定着しない。
知識を読書で得たとしても、活用できていない。
そんな悩みから本書を手にとりました。
この本は心掛け的な一般論が多く、私にとって目新しい情報は少なかったです。売り文句の「東大生ならでは」の視点や経験談を期待しましたが、そういうのも特に無かった。
良く言えば読みやすい、悪く言えば情報密度が低いため、サクサク短時間で読めました。
テクニックやHACKを求める私のニーズとは合わなかったのですが、この本に書いてある心掛けは実践できれば有益です。
私も「分かっちゃいるけどやってない」事が多々あるので、そこは素直に実践を試みたいです。
例えば、本を読み始める前に一歩 -
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仕事や資格勉強の際に役立つかなと思って手に取りました。ノートを上手に使って思考を整理するのが大事なのだと思いました。
確かに周囲の仕事ができる人を思い浮かべると、皆さん情報をうまく整理して会議を引っ張ってくれています。
そんな人達に少しでも近づけるよう、東大ノート術を実践していきたいと思いました。
印象的だった箇所は、予備校の先生とのエピソード。成績が上がる方法について「学んだことや聞いて理解したことを白紙のノートに書き出すこと。アウトプット前提で学べば、インプットの質が高まる」
とても大変な作業だけど、効果は高いと思うのでチャレンジしてみたいです。 -
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『ドラゴン桜2』にもかかわっている西岡壱誠さんの著書。
ちゃんと中身を理解して覚えて活用しよう、という趣旨なので、「タイトルや本の帯に書いていることから得られる内容を付箋に書こう」や「2冊同時に読んで、相違点を付箋に書こう」など、ちゃんとやろうと思ったらけっこう面倒くさい。
要約力の強化のしかたについては、1章ごとにその章の言いたいことを端的に表している一文を探して30字以内に書き直し、それを章ごとに繰り返してさらに1冊分として140字にまとめる、というもの。
普段の読書よりも大学のレポートや論文を書くときにいいやり方だなぁ、と思いました。
簡単にできるものとして、記者になったつもりで相槌を