スマホ認知症 思考力・判断力・集中力を奪われないために

スマホ認知症 思考力・判断力・集中力を奪われないために

ビジネス・実用
1,210円 (税込)

6pt

4.0

昨今、スマホの過剰使用で注意力・記憶力・思考力が著しく低下する「スマホ認知症」が問題になっている。「自分で考え、選び、生き抜く力」を親子で育てるにはスマホとどうやって付き合えば良いのか。
「合格までのスマホの付き合い方」を東大生100人に聞いた!「思考力・判断力・集中力」をスマホ依存で奪われないためにはどうすれば良いか?
「スマホ認知症」予防の具体的処方箋を指南した初の書籍。いますぐ実践できる方法を分かりやすく解説。

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スマホ認知症 思考力・判断力・集中力を奪われないために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ■粘り強く考える力を奪うスマホ
     「幻想振動症候群(ファントム・バイブレーション・シンドローム)」という現象は興味深い。スマホをポケットに入れて歩いているときに、「今、振動したような気がする」と感じて慌ててスマホを確認したけれど、実際には何の通知も来ていなかったというもの。実はこの現象が私たちの集中力に深く影響を及ぼしていることが近年の研究で明らかになってきた。
    ■子供たちは論理的思考ができなくなった
     「自分で考え、答えを出すことができなくなっている」という傾向。特にその影響が如実に現れるのが数学。
    ■近年の教育心理学や神経科学の研究では、語彙や概念を覚える際に、実際に「手を動かして書く」ことや、「声に出して読む」といった身体的な行為が、記憶の定着に深く関わっていることが明らかになっている。ある研究では、キーボードで単語を打ったグループよりも手書きで同じ単語を何度も書いたグループの方が語彙の記憶保持率が有意に高かったという結果が出ている。これは身体を使うことで脳内の複数の領域ー運動野、感覚野、視覚野ーなどが同時に活性化し、記憶が「経験」として統合されやすくなるためだと考えられている。
    ■大人は子供に失敗をさせないようにしすぎる
     「失敗回避」を求めるような傾向は実は生徒本人だけでなく、その親世代の影響も非常に大きい。
     「失敗させない指導」が長期的に見ると大きな成長の機会を奪ってしまう可能性がある。
     人間は挑戦の中でこそ成長する。「挑戦させたくない」という考えは「成長」を放棄することにつながってしまう。これでは子供はどんどん失敗を回避して楽な方に流れていってしまう。
    ■スマホに振り回されないための5つのルール
    ①上限ルール「使う時間の上限を決める」
     小中学生の間は平日は1日1時間以内、休日ででも3時間以内を上限に設定するのが理想。
    ②時間指定ルール「使ってはいけない時間帯は「夜」」
     寝る前30分〜1時間は脳のクールダウンに必要な大事な時間と言われており、スマホのブルーライトはメラトニンの分泌を妨げ眠りの質が悪くなることが科学的にも分かっている。
    ③併用ルール「食事中にスマホを弄っては行けない合理的な理由とは」
     食事中にスマホを見ていると咀嚼・消化・満腹感を司る脳の働きが阻害され過食や消化不良を招くリスクが高まることが報告されている。また、家族間の会話も減り、家庭内の心理的繋がりが薄れることにもつながる。
    ④通知ルール「あえて通知を見ない・返さない時間をつくる」
     通知は脳の集中力を奪う最大の敵。
    ⑤向き合いルール「自分でしっかりルールを作れるようにする」
     「親が決めるルール」を高校生に上がるくらいのタイミングで「自分で考えるルール」へ移行することが必要。
     セルフマネジメントの実践は社会人になってからも大いに役立つ。
    ■答えを与え過ぎないこと
     スマホ時代の学びにおいて最大の落とし穴は「すぐに答えが手に入る」という便利さに頼り過ぎてしまうこと。本当に大切なのは、その情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で問いを深め考え抜く姿勢である。親が意識すべき最大の勉強法は、「答えを与え過ぎないこと」
    ■進路を決める際にも「悩ませる」コミュニケーションが必要。「その道で本当に公開しないのか」「他にもこんな選択肢があるけど、どう思うか」と問いかけ子供に「思考の揺らぎ」を与えることが自立した選択につながる。
    ■不確実で予測不能な時代は「VUCA(ブーカ)」の時代と呼ばれている
    ・V:Volatility(変動性)
    ・U:Uncertainty(不確実性)
    ・C:Complexity(複雑性)
    ・A:Ambiguity(曖昧性)
    つまり「何が正解か分からない」「変化が激しく」「答えがない」時代である。
    ■「どれが正解か」ではなく、「どうすれば今の選択を正解にできるか」が大事。

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    子どもに与える影響の大きさに驚愕しました。
    便利なものであるが、その使い方をどのような指導するのか、、、
    親としての役割の大切さを学びました。

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    スマホが子どもに与える悪影響はこれまでの既知情報の上書きだったが親に向けて有効なアプリなど紹介しているのがよかった。しかし実際に親子でルール決定・評価・改善できる家庭は少数派だろう。
    子育ての難しさって、自分ち(内)と地域や学校など(外)との価値観の違いからくることが多いような気がする。どこまで周りに合わせるのかの兼ね合いに悩まされる。

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    最近の学生たちのリアルを見事に言語化している。少し前の学生たちを知らない保護者としたら、今が現実でしかないとしたら、比べようもない事実。気になる事象があったら、そのままにせずに、保護者や指導者が勉強する。その姿から必ず若者たちは見ている。
     小学生を持つ保護者さんに、子どもがスマホを持つ意味を知るために読んでほしい。

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

     東大生のスマホの関わり方を知りたくて、本書を読んだ。家庭にスマホ箱があって、家族全員ある時間になるとスマホを入れて、スマホ終了時間を作るというのは、良いアイデアだなあと思った。

    0
    2026年01月17日

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