山本知子のレビュー一覧

  • 空、はてしない青 上

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    エミルとジョアンヌ、様々な想いを抱えながら旅路を進む。ページをめくる手が止まらなくなった。美しい風景とともに。

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    2026年07月06日
  • 立ち上がる時 上

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    ダ・コスタ、池田理代子「ベルばら」以来のフランスブーム到来中w

    24歳のエレオノール(レオ)、と42歳の舞台役者・フランソワの年の差カップル。
    それぞれのモノローグが交互に現れ、物語は進む。

    始まりは衝撃。
    レオはジムを出たところで、フランソワの事故の一報を知る。
    病院へ駆けつけても、彼女はフランソと法的な関係ではない。
    枕元へたたずむのは、妻のイザ。

    フランソワはスクーターに乗っていて、バスにはねられ、
    下半身不随となる。もう歩くことも出来ない・・・
    その状況でも、レオはひたすらに、フランソワの元へ通い続ける・・・

    邦訳第一作の『空、はてしない青』も、若年性アルツハイマーの男性という

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    2026年06月11日
  • 立ち上がる時 下

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    下巻
    結末はそれしかないところに着地しており、絶望で終わるようなことがなくてよかった。
    しかしお金についての言い争いがなかったように記憶しているが、あの生活ではさすがにありえないのではないかというのが疑問点。読んでいる最中に引っかかり、大した仕事をしていないし、貯金も保険もそんなに多くなさそうな記述であったため、そこが最後まで疑問だった。

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    2026年06月03日
  • 立ち上がる時 下

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    CL 2026.5.27-2026.5.30
    突然の「喪失」に人は、否定し苦しんで苦しんで、ようやく受け入れられそうになりながらも再び後ろ向きになり、また新たな幸せにも気がついて。
    本当にこうやっていったりきたりで対処していくんどろうなーと思う。
    フランソワもレオも、未成熟で見えっ張りで、自分本位で身勝手でわがまま。決して献身的ないい人というばかりではない。いろんな人たちとの結びつきがあって、二人は再び人生を取り戻すことができるんだろうな。

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    2026年05月30日
  • 立ち上がる時 下

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    《絶望の淵に立たされた時、人はどう生きる力を取り戻していくのか》

    SNSで見掛けて気になった作品。

    パリを代表する舞台俳優・フランソワは交通事故に遭い下半身不随に。秘密の関係を経て彼と結ばれるはずだった若き恋人・エレオノールは未来の全てをなげうち、彼を支えようとするがー…。

    物語が始まる前のページから引き込まれた。
    「空、はてしない青」の読者なら、きっと「あ!」ってなるハズ。
    この名言、めちゃくちゃ好き。

    今作も設定がすごい…!
    法的に見ればレオはフランソワのそばにいる必要はないわけで、フランソワもレオにそれを強制することはできない。
    お互いに離れたければいつでも離れられる関係。
    夫婦

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    2026年05月12日
  • 海底二万マイル

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    よかったとこ
    ・品格と知性が滲み出るネモ船長の振る舞いがエレガントで魅力的であり、そんな彼を復讐鬼にした過去も知りたくなった
    ・短編だが海底での生活や探索、船内でのアクシデントや人間関係の描写など飽きさせない展開だった
    いまいちだったとこ
    ・特になし

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    2026年04月21日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーで余命2年と診断された、26歳男性のエミルが、家族や友人、元恋人への未練など全てを捨てて、掲示板で出会った見知らぬ女性のジョアンヌと2人で、人生最後の旅に出る、というお話。

    本屋さんでめちゃくちゃおすすめされており、あらすじ等は全く見ずに、読み始めた。病気もののフィクションは絶対最後悲しい結末になることがわかってるので、あらすじを知っていたら多分読まなかっただろうな。。でもめちゃくちゃ良い本だった。

    上巻は、エミルの視点で、所々過去の回想が入りながら、旅が進む。

    エミルがこれまでの人生を見つめ直して、今を生きるために過去を赦す場面がとても印象的だった。
    「もっとも偉大

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    2026年08月01日
  • 簡素な生き方

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    いわば幸福論の入門書のような一冊だと思う。
    難解な議論ではなく、シンプルな言葉と分かりやすい喩えを用いながら、人が生きるうえで本当に大切なものは何かを率直に語っている。
    この本は単なる禁欲主義を説いているわけではない
    。物質的な豊かさを全面的に否定するのではなく、それに過度に依存する生き方を問い直す姿勢が貫かれている。また、精神的な学びのためにお金を惜しむ必要はないと書かれているところにも、現実に根差したバランスの良さを感じた。
    「簡素であること」を自分の行動指針の一つにしたいと考えている自分にとって、この本の言葉はとても素直に胸に入ってきた。読み終えてすぐに、これは何度も読み返したくなる本だ

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    2026年03月14日
  • グラフィック版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    哲学を絵本で分かりやすく?解説。
    そもそも哲学を分かりやすく、というのが難しいんだけれど、それでもかなり噛み砕いてくれていた。

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    2026年03月11日
  • 簡素な生き方

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    これが100年前に書かれてるなんて。
    人間の根本的な考え方は今も昔も変わらないんだなって思う。
    人生に悩んだ時、ふと読み返したくなる本。下手な自己啓発本読むよりはよっぽど効果あると思う。

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    2026年02月11日
  • 簡素な生き方

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    割とどこかで聞いたことがあるようなことが、フランスらしい美しい例えで説明されている部分が多いとは感じたが、改めて幸福とは何で、何を優先して生きるべきかを考えさせられた一冊だった。ただ欲しいものが満たされれば良いというわけではないということ、苦しい時ほど当たり前のことを当たり前に行うこと、家庭を大切にすること、教育においては自由かつ尊敬の念を忘れないように育てることなどなど。「簡素」という言葉でまとめているところが綺麗な表現で、心が清らかになったように感じた。

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    2025年12月20日
  • グラフィック版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    上巻のときはイラストに気を取られ読みにくさを感じたが、下巻を読む頃には慣れた。メタ構造は原作も同じらしい。
    哲学の祖ソクラテスの偉大さにはひれ伏す。
    ソフィと同じく「アリストテレスってとんでもないバカよね!」とは思ったな。
    下巻では次から次に哲学者が出てきてちょっと置いてきぼり。
    薄っすら哲学を理解した気持ちを持てて心が豊かになった。多分気のせい。

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    2025年04月17日
  • ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった~食材と人類のウィンウィンな関係~

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    面白かった! 植物学・動物学の知識ゼロの私でも楽しめたから詳しい人が見たらもっと面白いだろうと思った。
    個人的に面白かったエピソードは植物の花に関するもの。キリスト教的価値観で花の受粉が性的なものとみなされ、受粉が18世紀まで認めてられなかったことが興味深かった。

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    2025年03月31日
  • ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった~食材と人類のウィンウィンな関係~

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    食材についての科学的知見、歴史等のトリビア。経糸としてフランク・バックランド(医者・博物学者にして様々な食材を試す科学者一家の息子)のエピソードが貫く。
    ・チーズはショウジョウバエの齎した酵母菌が光緒
    ・ヨーロッパのナス科植物はぺラドンナ等有有毒であったので、トマトやジャガイモが忌避
    ・ライ麦とオート麦は小麦の雑草。小麦はヒトと共進化
    ・クローブは龍涎香、ナツメグは麝香の薫
    ・七面鳥はインドを含むトルコ以外ではターキー、トルコではヒンディー
    ・カカオは南米の大型ゾウと共進化したが、約1万年前にゾウが絶滅すると固く大きなカカオを丸呑みし、種を播種してくれる動物がいなくなった。単性生殖で生き延び、

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    2024年12月24日
  • ぼくと数学の旅に出よう 真理を追い求めた1万年の物語

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    子供向けに数学史を解説した本。数式はほとんど出てこない。語り口がやさしい。内容は浅く広く。全面に数学の喜びに見ていて読んでいて楽しくなる本。

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    2024年08月07日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    パリオリンピックも始まるので、現代のパリを舞台にしたミステリーもいいかなと思い読む。

    帯にはコミカルサスペンスと謳ってあるが、タッチは軽いものの、そこまでコミカルではなく、むしろ一癖も二癖もあり、警察組織の中で落ちこぼれた面々の再生物語としての側面が強調されていたように思う。

    解明される事件の中身もズッシリしたもので中々衝撃的な結末を迎える。そもそもの事件の動機が少し弱く感じるがミステリーとしても楽しめた。

    二作目が出版されているようなので読んでみたい。

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    2024年07月27日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    フランスの作家ソフィー・エナフの長篇ミステリ作品『パリ警視庁迷宮捜査班(原題:Poulets grilles)』を読みました。
    ジャン=ジャック・フィシュテルに続き、フランスの作家の作品です。

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    フランスの『特捜部Q』!  スリリングで愉快な警察小説、開幕
    フランスで15万部突破! 「コスモポリタン」名物ライターがおくる、スリルと笑い満載の傑作!

    喧嘩っ早い性格がたたって停職処分を食らった警視正、アンヌ・カペスタン。
    復帰後の仕事として、新しく結成される未解決事件捜査班を率いることを命じられる。
    ところが、集まったのは、大酒飲み、ギャンブル好き

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    2023年07月21日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    ネタバレ

    ソフィーエナフの迷宮捜査班シリーズ第1作。
    裏表紙のあらすじにも書いてあるとおり、特捜部Qのフランス版、チーム版。

    高確率で相棒が負傷する死神や、兼業作家、ギャンブル狂、アル中など、問題児ばかりを集めた特別班が未解決事件に挑む。
    筋としては20年前の船乗りの殺害と、七年前の老婦人殺害。バラバラな二つの事件を追いかける二つの班が、どこで合流するか。間に入る一見無関係そうな話は何なのか。軽快なストーリーと問題児のキャラのおかげで楽しくサクサク読めた。

    ミステリ要素は薄めで、オチは結構アンフェアな感じもしたけど。爽やかな読後は良かった。
    死神のトレズ刑事が異常に警戒されていて面白い笑

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    2023年03月05日
  • NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方

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    皆、いい顔。楽しく幸せ。ここ迄くると、究極。誰にも出来て、でも、誰にでもは、出来ない。道は、幾つもあり、選ぶのは自分。さてさて…です。

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    2022年09月24日
  • 海底二万マイル【試し読み】

    購入済み

    古いだけではない魅力

    昔の作品を描いたものであり、少し今となっては古く感じる場面もあるかもしれませんが、海底での未知の怪物との遭遇などといったストーリーの進行はリアルに記されている上、話に登場している船の詳細な情報や図など、作品をより深く理解するための補助的役割があるページも載せられているので、楽しんで読むことができると思います。

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2022年09月01日