山本知子のレビュー一覧

  • パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツア―

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    シリーズ第2弾。
    カペスタンの元義父が殺害され、特別班は捜査に加わることになる。他の部署から情報を隠され疎まれつつも、独自の視点から真相に迫ってゆくのだが‥
    読みどころは特別班の面々の濃いキャラ立ち。そういう意味では独立したストーリーではあるが前作から読んだ方がずっと楽しめる。今回は自称中世の騎士とネズミがメンバーに加わってカオス。終盤の大活躍は面白かった。

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    2020年12月19日
  • パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツア―

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    パリ警視庁迷宮捜査班。懐かしのメンバーの活躍が心地良い。今回は被害者や容疑者がメンバーと近しい関係があり、前作ほど胸がすくような展開にならなかったのが心残り。にしても、メンバー一人一人に愛着を感じる。次回作、早めにお願いしたい。

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    2020年11月01日
  • パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツア―

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    カペスタン警視率いる、問題警察官たちの巣窟〈特別班〉の活躍を描くシリーズ第二作。

    今回は過去の迷宮入り事件ではなく、起こったばかりの殺人事件の捜査を命じられる。と言っても現場に着いてみればやはり〈刑事部〉や〈捜査介入部(日本で言えば暴力団対策担当と立てこもりやテロ対策の突入隊との合体?)〉に邪魔者扱いされ、捜査資料も古くて役に立たないものしか回してもらえない。
    しかし〈特別班〉には優位性がある。何しろ被害者はカペスタンの元夫ポールの父親で元警察官だったのだ。同時に何故起きたばかりの事件が〈特別班〉に回って来たのかも分かった。

    同性愛者であることを理由に組織を追われたルブルタンや書いた小説に

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    2020年10月31日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    フランス版『特捜部Q』と言われると読まないわけにはいかない。フォローしているレビュアーさん方のレビューを読んでさらに気になった。
    手にしてみると案外薄い。『特捜部Q』に比べれば三分の二程度か。だがメンバーは『特捜部Q』の倍以上いる。

    組んだ相手が次々怪我したり死んだりする通称〈死神〉トレズ、ゲイであるゆえにはじかれたルブルトン、書いた作品がドラマ化されるほど有名作家でもあるが仲間たちを小説に書きすぎたロジエール、アルコール依存症のメルロにギャンブル依存症のエヴラール、タレコミ屋のオルシーニにスピード狂のレヴィッツ、ボクシングのやり過ぎで落ち着きを失ったダクス。
    今作登場しただけでも八名だが、

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    2020年10月19日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    ネタバレ

    組織の奇人、変人、問題児ばかりを集めた体の良いお荷物置き場特別捜査班。
    とある捜査の過程で容疑者を射殺したことを過度の防衛行為として扱われ処分されたエリート女性警察官カペスタンはこの組織の責任者を任されることに。
    問題児達の過去を受け入れキラリと光る一芸をうまく利用しながら未解決事件の再調査に乗り出す。

    フランス版特捜部Qと名打たれるようにあるあるの警察物の設定、展開のシリーズもの。

    第1作目だけあって登場人物のキャラを説明するのに多くのページが割かれ土台づくりをしている印象。
    おもしろくないわけではないが、特捜部Qにはアサドという強烈なキャラがいるのが特徴的だがこのシリーズでは何がリーダ

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    2020年08月02日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    厄介者扱いされたメンバーでつくられた特別班が未解決事件を追う話。

    メンバーがちょっと多い上にフランス名なので覚えられないかなと思ったけどキャラひとりひとりにしっかりした個性があるので大丈夫だった。
    キャラと読みやすさやテンポの点では良かったけど、謎の部分は大した驚きもなく案外すんなりと犯人が捕まった感はあった。
    終わり方は爽やかな感じで良かった。

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    2019年10月28日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

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    キャラクターは抜群でワタシのお気に入りはもちろんエヴァ・ロジエール。ロジエールが警部で売れっ子小説家なのをもう少しいかして欲しい。あと、パリのことが分からないので地図つけて欲しい。ちょっとあざとい登場人物紹介に☆は3。でも一気読みするくらいにはポップで面白かった!

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    2019年08月21日
  • ぼくと数学の旅に出よう 真理を追い求めた1万年の物語

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    数学の面白さを様々な手法で伝えている著者が、数学の歴史を語ります。
    口語で綴られ取っ付き易く、なるべく数式に頼らない努力を感じました。
    数学の黎明から今に至るまでを浅く広く扱っていますが、数学への興味がないと少々難しいであろう印象を受けました。
    ゆっくり読み進めていただきたい一冊。

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    2019年05月03日
  • 簡素な生き方

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    タイトル通り物欲や名声などの欲望が過剰となってしまい世の中のシステムが複雑になり人々は幸福になりづらくなってしまった。
    そんな世界で幸せを手にするためには自分の生活様式を簡素にすることが大切だというのが個人的に解釈した内容。
    昨今言われているミニマリストなどに近い考えではあるが本書は多くの欲望を否定しているわけではなく、どんなものでも過剰になってしまうことのない分別が大切だと説く。古来からの日本文化に通じるところもあり非常に美徳のある考え方だ。
    本書の内容は幸福なライフスタイルを考える上で非常に本質的な内容であり参考にするべき考え方は多分にある。
    しかし翻訳のせいなのかいまいち内容が頭に入って

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    2017年07月27日
  • 貧困の発明 経済学者の哀れな生活

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    富める人たちのために発明される「貧困」。その貧困のなかから一人の美しい少女を「引き上げ」ようとするところから話が始まる。
    描かれる享楽、セックス、ドラッグ。「貧しい人たち」は誰なのか。どうすれば抜け出せるのか。終わらないまま、日々が続いていく。

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    2017年05月01日
  • パリ警視庁迷宮捜査班

    nao

    購入済み

    映像化を狙っているのかなー
    海外ドラマのノベライズを読んでいる感がどうしても拭えない
    これに音楽と映像を付けて出せばいい感じでしょ!どう?みたいな
    ミステリーの批評サイトで高評価だったので読みました
    この話が気に入った人には申し訳ないですが、正直ガッカリでした
    捜査側のあれこれや、犯人側の事情を見せるのでも、もうちょっと何とかならないのかー…全然感情移入できないぞー…うまく言葉に出来ませんが、私は連続ドラマの一話目を見せられているようで、はっきり言って面白くなかったです
    あと、私は犬好きですがここに出てくる犬は御免ですね、ちゃんと躾ましょうね

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    2019年09月27日