山本知子のレビュー一覧

  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上下巻からなる長編なので読むのに気力はいるが、ほんとうに読んでよかった。胸がいっぱいになり、読んだあとは悲しみなのか感動なのか、涙があふれてきた。
    アルケミストが出てくるのも親近感。
    上巻では正直「ふうん」という感想だったので、まさか下巻を読んでこんな気持ちになるとは思わなかった。母親の立場でも気持ちが分かるから余計に…
    読んだあとは家族がより一層愛おしくなった。

    0
    2026年10月30日
  • 立ち上がる時 下

    Posted by ブクログ

    立ち上がるということは、過去をなかったことにするのではなく、傷や後悔も抱えたまま前へ進むことなのだと感じた一冊。
    思い通りにならない現実の中でも、自分を信じて一歩を踏み出す姿が心に残った。

    0
    2026年10月29日
  • 立ち上がる時 上

    Posted by ブクログ

    悩みや葛藤を抱えながら前を向こうとする姿に胸を打たれた。
    登場人物たちがどのような選択をし、どこへ向かっていくのか、下巻への期待が膨らむ一冊。

    0
    2026年10月29日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    登場人物たちの葛藤や選択を見届け、希望とはただ待つものではなく、自分で歩き続ける中で見つけていくものなのだと感じた。
    何気なく見上げている空も、以前とは少し違って見えてくる余韻の残る一冊。

    0
    2026年10月29日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    果てしなく広がる空のように、人の心も無限にあるのだと感じた。
    思い通りにならない現実や葛藤を抱えながらも、それぞれの想いを胸に前へ進もうとする姿が印象的。
    彼らが見上げる空の先に何が待っているのか、下巻で見届けたいと思った。

    0
    2026年10月29日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    海外作品は世界観に慣れるまで時間がかかるので読むスピードが遅いのだけど、これは不思議とすぐに世界に入り込めてスムーズに読み進めることができた。自然の風景のうつくしさや丁寧な食事の描写がすごく素敵。恋とかそういう煩わしいものを飛び越えた唯一無二の関係性を築いていくのを見てバディものの良さってこれだよなあと思った。旅の終着点がどうなるのか、下巻もたのしみ。

    0
    2026年10月29日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーと診断され、余命2年を宣告された26歳の男性であるエミル。彼はすべての柵を取り払うかのようにキャンピングカーで旅に出る。ネットで同行者を募集(事情は詳らかにしたうえで)したところ、ジョアンヌという29歳の女性が応募してきたので一緒に旅に出ることとなった。設定だけでもワクワクしてくる。上巻ではエミルの病状はそれほど悪くならないので、周りが見る分には二人は幸せそうだ。ただし、ジョアンヌの背景が明かされないままなので、そのままハッピーエンドというわけにはいかなそうであり、これからの二人に訪れることが気になっているところで上巻は終わる。

    0
    2026年10月26日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    爆泣き。
    上下巻長いなーーーーーと思いながら買ったんだけど、買ってよかった。
    時の流れは残酷だとこれほどまでに思う本があったかなあ。

    0
    2026年10月26日
  • 立ち上がる時 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     同著者の『空、はてしない青』がとても好きだったので読んだ。
     事故により下半身不随になったフランソワとそのパートナー・エレオノールが、苦難から立ち上がり続ける話。
     絶望からの希望、その後にまた絶望、という展開が何度も繰り広げられ、心の中がかき乱されっぱなしだったが、その度に立ち上がるフランソワとエレオノールの姿が印象に残った。最後に、フランソワが事故前のように演劇の舞台で文字通り「立ち上がる」と言うのも好きだった。

    0
    2026年10月22日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    もしジョアンヌがレオンと出会わず、ブルートムも授からなければ。エミルとの約束を破ってまで最期にエミルの母親に会わせることはなかっただろうなと思う。それ以前に、奇妙な旅の誘いにノコノコ着いて行ったりなんてしなかったはずだ。
    過去は今に繋がっており、また今も未来に繋がってる。それを強く思わずにいられなかった。


    「その子をとらえて離さなかったのは、特別な色やその動きじゃなくて...・もしかしたら、ただそういったものが映し出す無限の広がりや深さだったのかもしれないよね」
    「だって、空と水の共通点はそこだよね?」


    きみが言うように、過去や未来の不安のなかでばかり生きていると、すべてのもののなかに、あるいはほとんどすべてのもののなかに美しさがあるってことを忘れてしまいそうだよ。

    0
    2026年10月22日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    気付いたら没頭してた。
    涙が止まらなかった作品とは知っていたが、本を読んで涙が出るまでに至らなかったことも多いので、どうなるかと思っていたが、涙が溢れた。
    アルツハイマーになると自分のことをわからなくなる事は聞いていたが、エミルの相手を思う優しさがここまで自分に響くとは思っていなかった。
    良かった。

    0
    2026年10月19日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    26歳の青年エミルが余命宣告されて物語は始まる。

    若年性アルツハイマーにより記憶を失いながら短い余命を病室で迎えるのではなく旅をする。そう決断してキャンピングカーでフランスの自然や人に触れエミルが成長しながらも死に近づいていく。

    派手な部分はないがしっかりとドキドキした。
    一緒に旅をすることになったジョアンヌによって情景が鮮明になりまるで旅をしているかのようだった。死を感じさせる文は多いのにずっと重い気持ちにはならず少し前向きになった。

    エミルの女性の好みは悪い。

    0
    2026年10月18日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランスには行ったことないんだけど、エミルとジョアンナと共に旅をしていたようでした。私は親でもあるので、エミルの両親が最期の時を共に過ごせたことにホッとしたし、ちゃんと両親に居場所を連絡したジョアンナの勇気に感動しました。ジョアンナにも辛い過去があったけれど、それを乗り越えて幸せになれそうなラストで、本当に良かったです。

    0
    2026年10月17日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    若年性アルツハイマーで余命は長くても2年と宣告されたエミルは、病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。同行者を掲示板で募集し、現れたジョアンヌと名乗る小柄な若い女性と、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することに…。
    雄大な自然の中で2人が少しずつ心を通わせていく様子が描かれていきます。きっと過酷な運命が2人を襲うんだろうけど、読み進めずにはいられません。
    引き続き下巻にいきたいと思います。

    0
    2026年10月15日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいてとても気持ちがいい小説だった。二人の旅の風景が目に浮かんで来るようだった。

    エミルは旅を通じて自分と向き合っているように見えた。過去のこと、恋人のこと、家族のこと、病気のこと。悩んだり苦しんだりしているけど、最後には自分で決断している事は凄いと思った。

    ジョアンヌはまだ謎が多いけれど、自分の芯を持っていて強くて、チャーミングでとても素敵だなと思った。

    二人の旅がどういう結末を迎えるのか、下巻を読むのが楽しみで仕方ない(自分は毎日少しずつ読み進めているので、物語を楽しむ少しの時間が人生の幸福の時間になっている)

    0
    2026年10月14日
  • 立ち上がる時 下

    Posted by ブクログ

    上巻から一気読み。下巻では子供を作る決心をする2人とその過程での葛藤、エレオノールとフランソワ両者の立ち直りを描いており、最後はまさに心身共に「立ち上がって」いたのですっきりとした読後感だった。
    自分が強く希望したわけではないのに子供を持つ、というのはかなり精神的にも肉体的にもしんどいだろうなと思ったら案の定で、不安定になっていくエレオノールには共感した。上下巻通して人の心の機微をかなり細かく描いており、登場人物が作者の意図通りに動かされているのではなく、自ら意思を持って動いていると感じるリアリティがあり、登場人物全員に少しずつ共感できた。
    「空、はてしない青」の方が評価が高いようなのでそちらも読んでみたい。

    0
    2026年10月13日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    ジョアンヌとエミルは瞑想をしたり
    ノートに旅のこと、小さな出来事を書き綴っていく。

    ジョアンヌには辛い過去があった。
    彼女はそのことを抱えたままエミルと旅に出た。
    2人が徐々に打ち解けていくエピソードも無理がなく
    旅先で出会った人たちも魅力的。

    上巻の1ページ目から魔法をかけられ
    下巻のラストまで途切れることなく
    読み進めることができた。

    私のように海外文学が苦手な人も
    優しさに溢れたこの本なら大丈夫。

    2026年 本屋大賞 翻訳小説部門第1位
    納得の小説でした。

    0
    2026年10月14日
  • 空、はてしない青 上

    Posted by ブクログ

    エミルは若年性アルツハイマーと診断された。
    余命は2年。

    この病気は、脳幹に大きなダメージを与える恐れがある。
    両親は臨床試験を受けさせようとするが
    エミルは家族には内緒で最期の放浪の旅に出ることにした。
    同伴者を求めてネットに書き込みをする。

    29歳のジョアンヌから返信が来た。
    2人の旅が始まる。

    海外文学は苦手で、ほとんど読まない。
    『空、はてしない青』は
    1ページ目から魔法にかけられたように
    読み進めることができた。

    ラストはどうなるのか。
    下巻へ。

    0
    2026年10月12日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    エミルとジョアンヌの旅が終わった。
    トムとジョセフとエミルが天国で出会えているだろう。
    ジョアンヌのお腹の新しい命がが女の子なのも素敵。

    0
    2026年10月10日
  • 空、はてしない青 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「赤い水玉の白いワンピース」で星5。

    これは、恋愛小説じゃなかった。

    終盤は涙。
    エミルは死んでしまうのだから、泣く覚悟はしていたけれど、思っていたのとは少し違う結末だった。

    上巻では、ジョアンヌが謎めいていて、期待感が膨らむ。先を読み進めたい衝動にかられ、星5。

    下巻では、次第にジョアンヌの物語が明らかになっていく。種明かしをされてしまうと、もしかしたらイマイチだったかも...なんて、がっかりしかけた。
    アルツハイマーの解像度が気になったり、ジョアンヌの積極的な感じにちょっと引いてしまったり。

    それなのに、最後まで読んで、やっぱり星5。

    いい小説だった。

    母親の愛に目を向けてくれて、ありがとう。

    0
    2026年10月09日